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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4685
性別 男性
年齢 41歳

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21.  天地明察 《ネタバレ》 
暦というものが権威や文化、常識と一体化し、科学的知見によってそれを変えることの困難さを痛感させられる。こういった話は、科学が発達した現代にも通じるものがあるんじゃなかろうか。そしてまた安井算哲という実在の人物がいたことを知らなかった自分としては、その人物像においても興味深かった。岡田君はこの人物を実に「気持ちのよい男」として演じていたように思う。素敵な笑顔、純粋さと生真面目、腕を振って快活に歩く姿。彼の恋人役の宮崎あおいもやはりいい演技だったように思う。文字通り、彼にとっての「太陽」のような存在であり、あのとびきりの笑顔を見せてくれるから、安井算哲は孤立奮闘して頑張れたのだな、なんて思わせるほどのものである。ただ、不満な点も多々ある。複数の暦の違いや専門的な知識がわかりにくいのと、なにより誰も年を取っているようには見えないので、「月日が経っている」という感覚に乏しい。新しい暦を作る計画の旅路も、それほどの困難さが伝わってこないし、途中出てきたチャンバラも、どことなく作風に合っていないような印象だった。良い点と悪い点が混在しているような作品だったので、とりあえず6点をということにしておきます。
[DVD(邦画)] 6点(2013-02-20 21:39:25)
22.  ディスコード -DISCORD- 《ネタバレ》 
ハリウッドのホラーというと、全編に渡って 音楽が鳴り響くタイプのものが多いですが この作品はそういう付随音楽みたいなのはほとんどなく、 静かなトーンでリアルな雰囲気を作り出しています。 それ故に、突如挿入される衝撃音の効果はなかなかのもの。 そしてなによりも、幽霊の見せ方や、身体が浮いて霊に 持っていかれるような超常現象の見せ方などが とても巧く、映像的なセンスを感じさせます。 下からアレが出てきて対決する展開は良くも悪くも予想外で その点は賛否ありそうですが、毎年数多く制作される B級ホラー映画の中でも本作は群を抜いた出来であることは 間違いありません。この作品で長編デビューを飾ったという 監督さんは、これから要注目だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-17 11:24:08)
23.  デンジャラス・ラン 《ネタバレ》 
CIAで実は黒幕だった~という流れはよくあるタイプだし、彼女とのシーンもあっさりしていてあまり心揺さぶれるものがないんですが、デンゼル・ワシントンがこういう役をやらせると実に巧い。彼の力量でこの作品は底上げされているようなものです。骨太で男らしいアクションもそれなりに見ものでした。最初は新米職員と凶悪犯の関係だった二人が次第に変化していき心通わせるまでの一連の流れが見どころ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-01-10 22:01:20)(良:1票)
24.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 
皆さんおっしゃるように、前半と後半でだいぶ違ってきますよね。原作は、ローマ人が日本の風呂にタイムスリップするという内容なので、たぶんこの作品の前半がそのコミックに忠実で、後半は映画用の創作ということなんじゃないかな。というわけで、この前半は文句なしに楽しいです。日本の風呂にタイムスリップして、日本独自のアイテムに逐一驚く様は見ていて楽しい。特に、自動で動く仕組みを「何人もの奴隷がやっているんだ」と思うアイデアが良い。そして、浴場でのおじいちゃんたちのキャラが、いかにもおじいちゃん的で良い。また、ローマ帝国の広場やテルマエなど、これまでの邦画ではなかったような規模のセットを見せてくれ、これまた目に楽しい。ただ、これだけ忠実に映像世界を作り上げているのに、たとえば洗濯機に入った人形でタイムスリップを表現するとか、そういう意図的なチープさが個人的に不満だった。後半は笑いもなくなり、やたらとメロドラマ的な感じになるのだが、失速感は否めないもののワンアイデアだけで一本作る難しさもまたあったのだろう。星空の下で語り合う中、体がだんだん透けていって、ふと消えてしまう、そのへんの切なさも良かった。もう少しラブ要素が強くても良かったかもしれない。 あ、そしてなにより主役を務めた阿部ちゃん。阿部ちゃんがいなければ、この作品は成り立たなかったであろう。彼の筋肉美と熱演に拍手を送りたい。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-11-22 22:55:05)(良:1票)
25.  ディヴァイド 《ネタバレ》 
これはなかなか良かったと思います。 とは言っても、 人にオススメできるような作品ではありません。 右を向いても左を向いても、どこにも希望が転がってない。 すべてが絶望に満たされた世界を描いているので、 観ていて気分も暗くなります。 でも、ちゃんとエンターテイメントしてるんです。 救助が来た!と思ったら、謎の防護服に身を包んだ集団に 少女が連行され、皆殺しされそうになる意外性。 あるいはまた、防護服連中は外で一体何をしているのか? という推理性。 そしてまた、どんどん壊れ行く仲間たちで起きる 恐ろしいイザコザのサスペンス性。 なにより特筆すべきは、登場人物たちが少しずつ病んでいく、 そのリアルで迫真な演技ですよ。 皆さん本当に見事。丸坊主2人組なんて、 演技の後に「はいカットです~」てかけ声かかってちゃんと 素面に戻るのかしら?て思うぐらいいい演技してる(笑)。 主役の女の子も熱演でしたし。そしてやっとのこと、 あの閉鎖空間から出たと思ったら、 人っ子一人いない一面死の世界。 あの描写にはやられましたね。この後、エヴァはどうやって 生き延びていくのだろう?ていう風に、 物語の先を想像させるラストでしたね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-18 21:11:50)(良:1票)
26.  ディア・ブラザー 《ネタバレ》 
これは本当に素晴らしい作品でした。 実話だと言うことで、より一層感動しちゃいましたね。 揺るぎない兄妹愛に胸をうたれ、 どんな困難があっても諦めずに兄を信じ続けた その心意気にジーンときます。  兄ケニーが突然逮捕され、裁判にかけられるのですが、 そこで兄の血液型が0型なので犯人に間違い無しという、 今では考えられないような内容の裁判をしてる事に驚く。 80年代初頭は、まだこういう感じだったんですね。 今でこそ当たり前ですが、当時はDNA鑑定が一般的でなく、 ケニーが刑務所に入れられ、ベティ・アンが奮闘する中で、 初めてこの最先端の鑑定方法に巡り会う。 この展開が見ていて実に鮮やか。 後半は、ケニーの鑑定結果がシロであり、 実は供述が強要されたものであることが 明らかになっていくわけですが、この展開というのも 観客としては胸をほっとなで下ろすというか、正義は 勝つんだというカタルシスが存分に味わえていいですね。 もしかすると、ケニーはクロなんじゃないかという 展開も考えられたので、尚更です。 そしてそれによって、娘の誤解が解け、二人は 抱き合って再会を果たす。もうね、これが実に感動的。 目頭熱くなっちゃいました。 TSUTAYA限定レンタルだなんてもったいない、 多くの人に見てほしい傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-15 01:39:41)
27.  デビルズ・ダブル -ある影武者の物語- 《ネタバレ》 
原作はラティフ・ヤヒアの自伝ということだそうで、実際のところどこまでが事実なのかは知る由もありませんが、もしここで描かれていることが本当なのだとすれば、ウダイは絵に描いたような外道であること間違いありません。そしてフセイン打倒がイラク国民を解放したと断言してもいいぐらい。ただ、この映画のフセイン自体は外道に描かれてるわけでなく、息子のやりたい放題に腹を立てる一人の父親として描かれています。特筆すべきはなんといっても、主役を演じたドミニク・クーパーの一人二役っぷりですよ。いやほんと見事。顔は全く一緒なんだけど、声のトーンとか仕草とか表情なんかでまるで別人同士を演じてる。ストーリー全体としては、ウダイの外道っぷりを延々と見せつけられるという構成で、ラティフの苦悩とかが逆に描き足りていないかなという気もしないではないんですが、政治的なドラマよりも本作はエンターテイメント性が強く、監督もリー・タマホリですから一つの娯楽作として楽しむのが一番でしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-24 23:25:35)
28.  テイク・シェルター 《ネタバレ》 
見終わったときは、「え?なんじゃこりゃ!?」って感じだったのですが、他の方のレビューを見て、なんとなくですが言いたいことがわかってきました。確かに、自然災害とかスーパーナチュラルなものは副次的なもので、やっぱりメインは家族ですよね。一つの家族の愛とすれ違い、それを描きたかった。勿論、人類は有史以前から未知のものや自然について、畏敬の念や恐れを持ってきたわけですから、サブテーマとしてそういうのもあるにはあるんだろうけど。旦那さんのほうは、周りから変な目で見られても、家族のために大金をはたいてシェルターを作る。家族のためにやってるわけですよ。嫁はんのほうは、意味不明なことに大金使われてそれを怒る。そして旦那の精神の心配をする。これもまた家族のためにやってる。両方とも家族のためにやってる。だけど真っ向から対立。最後の最後に、二人が解り合う。そういう象徴的なシーンなんだね。夢のシーンはそれなりに見応えあるし雰囲気は出てるけど、派手なスペクタクルやサスペンスフルなことがあるわけではないので、中盤かなりかったるいのもまた事実。
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-20 19:46:25)
29.  TEST10 テスト10 《ネタバレ》 
期待せずに見たのですが、 これは思わぬ掘り出し物でしたね~。  ミミズとかネズミとかゴキブリとか 死骸なんかが出てくるので、そういうのが 苦手な人は駄目かもしれないけど、どれも 適度な気持ち悪さが出てて効果的だったと思います。  この作品の良いところは、あくまでも 現実の範疇におさめている点。いや勿論、 皮膚を傷つけるとすぐに傷口が治るってのは SFなんだけど、でもそのSFの範囲内できっちり 収めてるからリアリティのある恐怖になってる。 人間を食べちゃうなんてのは、他の映画だとゾンビ化して 描かれちゃうことが多いけど、この作品は全てが 「副作用」の産物として描かれているからね。 おかしくなった被験者は、そのままヤク中の 比喩だととらえることが出来る。  傷がすぐに治る夢の技術を扱っていたのに、 そのせいで銃弾を取り出せず 絶命してしまうという皮肉な展開も秀逸。 見せ方も巧いし、他の数多の数ある B級サスペンス映画群の中では 頭一つ抜きん出た秀作です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-13 14:34:32)
30.  デッドボール 《ネタバレ》 
いや~、ずいぶんとぶっとんだ作品でしたね~。 最初のキャッチボールで天高く飛び上がってミッキーカーチスに殺人ボール喰らわす時点で唖然としてしまった。 B級であることをむしろ正々堂々と訴え、おもいっきりアピールしていく。こういう作風は決して嫌いではなく、むしろ応援したい部類。 星野真理もよくこんな映画に出たもんだ。 野球対決かと思いきや無茶苦茶な展開でさすがにあきれてしまったけど、 グロシーンは手づくりながらも凄く頑張ってて、頭の後ろから鼻に指を突っ込んで目にイッチャうシーンなんて ほんと馬鹿馬鹿し過ぎます。 対戦相手の女子群がもう少しお色気アピールしてくれればもっと良くなったと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2012-03-24 17:44:14)
31.  デンデラ 《ネタバレ》 
ちょっと他に類を見ないような作品でしたねぇ。出てる人がみんなばあさんばっかりだから、興行的に考えるとこんな映画は作れそうにない(笑)。傑作とは言いがたいけど、駄作とも呼びたくない。個人的には「意欲作」と言いたいです。なんの生産性もないばあさんたちが、ただひたすらに生きようとする。リーダーの「人間はなんのために生きるのか」と自問する下りは印象深い。ただ、それではなにか深い内容が込められているのかと言うとどうもよくわからない。面白かったとは思うのだが、その面白さというのは、ばあさん達が色々と「自虐的」なことを言ったり行ったりするその様が失笑的に面白かっただけで、それが深いものがあるかというとない。天願監督は、父親の今村昌平に作風がどんどん似てきてるように感じるけど、やっぱりこのコミカルさは天願監督の作家性なのだなと感じるわけです。ちなみに、熊の襲撃シーンはかなりローバジェットで、色々と頑張ってる感は伝わってくるもののかなりしんどい。
[DVD(邦画)] 7点(2012-02-15 19:43:23)(良:1票)
32.  デビル(2010) 《ネタバレ》 
う~ん、、、最初の逆さまに映し出される街並みの映像から 「お、これはちょっと期待出来そうだな」とは思ったものの、 見終わった感想は自分にはそりの合わない作品だなと思っちゃいました。 誰が犯人なのかという、サスペンス的な要素と悪魔というオカルトを融合したような内容で、低予算なりには頑張ってるしオリジナリティもあるかなとは思うのですが、結局のところ、ああやって悪魔の仕業なんだと言ってしまえばどんな設定も許してしまうようなね、それだったらなんでもアリじゃないの。話の巧みさがなくなっちゃうじゃないの、て思うわけです。 まぁ、この映画の悪魔は、悪い奴っていうよりも人を悔い改める為の使いみたいな感じで、ラストも救いのある終わり方でその点には好感は持ちましたけどね。
[DVD(字幕)] 4点(2012-01-28 19:18:35)
33.  デビルクエスト 《ネタバレ》 
全然期待してなかったけど、意外や意外、けっこう面白かったです。特に、RPGとか中世の雰囲気が好きな人にはもってこいの作品かもしれません。謎の女が、魔女なのか人間なのか~という展開で観客も謎解き気分で楽しめるし、実は悪魔だったという展開はなかなかの鮮やかさ。吊り橋や終盤の肉弾戦など勢いもあり見応え抜群。もちろん、B級映画なので、狼のCGや悪魔のCGは正直微妙ではあったけど、その悪魔に頭突きを喰らわしたりして、B級としての楽しさを邁進しているように感じ好感すら覚えました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-01-18 22:55:14)(良:1票)
34.  ティンカー・ベルと妖精の家 《ネタバレ》 
なんだかんだいって、3作目まで見てしまいましたね(笑)。 CG自体はちょっと手抜きな気もするが、 ストーリーはこのシリーズで一番面白かったと思う。 女の子とティンカーベルとの友情の芽生えもそうですが、 ずっと妖精の存在を否定してきた学者のお父さんが最後には娘を信じ、 二人で妖精たちとお茶を楽しむラストは実に微笑ましい。 子供向け(特に女の子)アニメとしてはまさに良作。
[DVD(吹替)] 6点(2011-08-07 22:45:54)(良:1票)
35.  掌の小説 《ネタバレ》 
16ミリフィルムで撮ってるのかな、、、。全体的に、レトロ感を出していて、雰囲気自体は決して嫌いではないんだけれど、内容がいまいち理解出来ない。もの凄く好みが分かれる作品だろうとは思う。
[DVD(邦画)] 5点(2010-09-05 08:53:04)
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