1. ドリーム
《ネタバレ》 素晴らしい完成度の映画でした。1960年代の世界に、このような事実があったことを知れて素直に嬉しいです。 宇宙船計画の舞台裏で、努力と奮闘を重ねる黒人女性3人の姿が勇敢であり美しく、幾度も感涙しました。 人種差別が根強く残る州での肩身の狭さは納得させられましたし、そのような逆境下でも屈せず、仕事面や家庭面で幸せを掴んでいく彼女たちの誇らしく感じられ、勇気づけられました。 [映画館(字幕)] 8点(2017-10-15 15:45:11) |
2. 塔の上のラプンツェル
《ネタバレ》 憎すぎるほどの幸せなハッピーエンド、最高のカタルシスを感じながら鑑賞終了しました。 塔の上だけで18年近くを過ごした主人公が、ユージーンとの出会いをきっかけに夢を掴んでいく過程に心が震え、涙腺が緩みました。PIXAR特有の小動物キャラ(今回はカメレオンと馬)も相変わらず魅力的で、しっかりと笑いどころもありました。 特に、ラプンツェルが18年ぶりに帰郷するKingdom Danceの曲が流れるシーンや、ランタンが王国から一斉に放たれるシーンは、鳥肌が立つレベルに印象的で良かったです。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-10-06 19:30:30)(良:1票) |
3. 東京喰種 トーキョーグール
《ネタバレ》 アニメーション原作を観た後での鑑賞だったが、原作に忠実で良かった。 主演の窪田正孝はじめキャストの役のはまり具合も良く違和感ないし、迫真に迫るリアルで重厚な雰囲気が作品から伝わって、すごく丁寧に作り込まれている印象を受けた。登場人物全員は出ておらず、続編はあるような構成で、敢えて話を広げすぎずにとどまった点は評価したい。 [映画館(邦画)] 6点(2017-08-26 20:49:16) |
4. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 焼却炉と、おもちゃ引き渡しのシーンは格別で涙腺が緩む。 何年も遊んでもらえないおもちゃの気持ち、無くなったら新しいものに買い替えられるおもちゃの気持ち。 そんな負の気持ちが到る場面に漂っていて切ないし、おもちゃ界での格差なんかも見え隠れする。1・2で感じたコメディ要素は薄れ、「結局おもちゃってなんだっけ」と考えさせられるメッセージ性のある作品だった。 [DVD(字幕)] 7点(2017-05-28 08:39:10) |
5. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 序盤の展開が胸躍っただけに、尻すぼみ感ある残りが惜しいかも。 映像美はあるものの、『インセプション』を彷彿とさせる既視感。 奥行きを求めて、続編に期待。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-01 05:19:03)(良:1票) |
6. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 一見、性格や考え方も合わなさそうな、ミカエルとリスベット。 そんな彼らがmacbook pro片手に、難事件を解決しようと捜査するのが現代的でかっこいい。 真犯人が分かってから死亡するまでの時間が短くてあっけないのが残念。 ミカエルへの攻撃の手をもっと残虐で冷酷なものにすればもっと盛り上がったと感じる。 最後のリスベット「らしくない」恋の感情が芽生えた点は、賛否両論あるが、個人的には彼女なりの一つの内面的な成長だと捉えた。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-03 16:03:39) |