1. TOKYO!
《ネタバレ》 ゴンドリー映像目当てで観たが、「エターナル・サンシャイン」でも感じたように、ゴンドリーの作風は長編だとシュールさがくどくて逆に野暮ったい印象になってしまうので、PVぐらいの尺が丁度良く楽しめる、ということを再確認した。カラックス作品は一見ホラーな不条理物で、前衛芝居を観るような新鮮さとわけ分かんなさが面白かった。あまり期待していなかったジュノ監督作品が、意外にも映画としては一番楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-31 00:38:33) |
2. トランスフォーマー/リベンジ
《ネタバレ》 ロボットやらブロックやらが大好きな小学生男子が「すっげー!!」とか良いながらCGの完成度に驚愕しつつワーワー観るのに丁度良い単純なストーリーに加え、登場する女子がやたらと肉食系という「男子向けサービス」が豊富に盛り込まれたまさに中2男子あたりにぴったりな内容。今回はじいちゃんロボットやスケベ心で寝返ったチンピラロボットなど、脇役のキャラがなかなか面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-21 13:42:50)(笑:1票) (良:2票) |
3. トム・ヤム・クン!
勢いで付けたようなタイトルに全く期待しないで見たが普通に面白かった。タイの人々にとっては文字通り象は大切な物の象徴なのでしょう。愛する象を助けるのだ!なんて一見カワイイお話と見せかけてハードな肉弾戦をこれでもかと見せるあたり、激甘と激辛が渾然一体となったタイ料理のような癖になる複雑な味わい。夏場にみんなでビールでも飲みながらワーワー観たい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-15 15:32:57) |
4. トランスポーター
まあまあ、細かいことはいいじゃない娯楽作品なんだし。私はお洒落で格好良くて好きです。ベッソンが幼稚って意見に反論はしないがそこがいいんだってば。同じ馬鹿アクション映画でも、脳みそまで筋肉でできていそうな熱血で一本調子のヒーローがバンバン正攻法で敵を片付ける純粋アメリカンな作品よりも、ところどころに入るお洒落キック的演出が愉しいベッソン映画が私は好き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 13:54:41) |
5. トリプルX
《ネタバレ》 深く考えずツッコミを入れつつ観るのが楽しい笑えるアクション大作。目立ちたがり&怖いモノ知らずで無鉄砲な悪ガキがそのままでっかくなった感じのヒーローは、悪ぶってても意外と不良になりきれない良い子だったりするところがリアル小学生っぽくて可愛い。雪崩のシーンはあり得ない豪快さで単純に面白かった。最終兵器の潜水艇は超高速アメンボみたいな情けない姿に爆笑。さらにここぞと言うところでボン!と現れる星条旗パラシュート。笑いどころ満載でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-11 00:57:29) |
6. トランスフォーマー
CGを駆使したド派手な戦闘シーンや変身シーンを子供と一緒にキャーキャー言いながら観るのは楽しいけれど、大人の鑑賞に堪えるドラマがそこにあるかといえば、笑うしかない・・・。ま、むしろ子供にとってはその方がややこしい心理描写に悩まされず映像の面白さに没頭できていいのかもしれない。日常会話が擬音だらけの小学生男子あたりが鑑賞最適齢と思われる。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-05-22 11:10:28)(笑:1票) |
7. となり町戦争
コメディなんだかシリアスなんだかどっちつかずで中途半端な印象のまま終わってしまった。まさに平和ボケしてる日本人が無理に作った戦争映画という感じが否めず、やるせない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-05-11 01:54:32) |
8. 閉ざされた森
どんでん返しの末にたどり着く、思いがけない後味の良さ。良い意味で予想を裏切られてかなり面白かった。時に世間で高評価の作品の難解さに辟易し、頭の回転の悪さを自覚している私がこれは初見で大丈夫だったので、その点で評価が低いのが不思議。シンプルなアクション好きには面倒くさい映画なのかも知れません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-04 20:05:31) |