Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  エイトメン・アウト
昔からMLBが大好きで、アメリカの野球映画も大好きな僕としては、 野球映画はどうしても点数が甘くなりがちになります。 しかし本作は・・・。 これほど試合シーンに心が躍らない野球映画も無いでしょう。 本作と同時期の名作「フィールド・オブ・ドリームス」でも触れられたブラックソックス事件。 本作はよりブラックソックス事件とは何だったのか、 そしてアンラッキー・エイト達に何があったのかを、 そもそもの事の発端から永久追放までを描き出していく。 所々で挿入される純粋なファンの子どもの視点が悲しい。 野球映画にはどうしても点数が甘くなると書きましたが、 本作はそれとは全く異なる感情が湧いてくる野球映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-21 21:38:01)
2.  エージェント・スティール
クライム・アクションコメディとして、ユルユルのサスペンスとまずまずの笑いドコロでソコソコ楽しめる作品です。 主演カート・ラッセル(久々に見たけど、ちょっと年とりましたね…)を筆頭に何気に豪華なキャスト。 特にケネス・ウェルシュ、テレンス・スタンプといった大ベテランがいい味を出しています。 スタイリッシュな感じの見せ方も含め、テンポがいいというか、急ぎすぎなくらいにどんどん展開が変わっていく。 90分の作品なので気が付けばもう終わりという感覚ですが、コン・ゲーム映画としてのオチはしっかり決まりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-27 21:09:31)
3.  エージェント:ライアン
ジャック・ライアン・シリーズ第5弾は”エージェント”ライアンの誕生譚。 良くも悪くも普通のスパイ・アクションなんですが、 CIAはあんなに簡単にエージェントとして採用するのか?婚約者にあんなに簡単に正体をバラしてもいいのか? スパイものとしての緊張感の薄さと共にこうした?が随所に気になります。 ロシアVSアメリカの金融情報戦という、いい意味での地味さはジャック・ライアンものらしくて良かったと思います。 アクションは普通の出来でしたが、悪役ケネス・ブラナーは凄味もあり、役者として流石というところを見せつけます。 監督としても俳優としても一流の映画人であるブラナーですが、彼がこの手の映画で監督も担っているというのが意外でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-16 20:11:49)
4.  エージェント・マロリー
B級アクションサスペンスと言うには凄いキャストです。スタイリッシュです。このあたりはさすがソダーバーグです。 主演がアメリカでかなりの人気を誇る格闘家ジーナ・カラーノ。格闘シーンではさすがの身のこなしを見せてくれます。 危害を加えにくる男どもをボコボコに叩きのめす。しかし、その見せ場は少ない。スタイリッシュにこだわりすぎたのでは。 折角こういう人を主演に起用しているのだから、怒涛のアクションの連続で女スパイの活躍を描くアクション映画にした方が良かったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-11 23:13:12)
5.  エバースマイル、ニュージャージー
強い風と乾いた空気。埃っぽく荒涼とした南米パタゴニアの大地を1台のバイクが力強く疾走する。 その姿は、歯の健康を普及させる財団から派遣されパタゴニアの村から村へと巡回する、 使命感に燃える若い歯科医師の信念そのもののように見える。 この歯科医師の熱き使命感と、うまくいかない無力感。地元の人々との微妙な距離感。 時折笑えるエピソードを挿入しながらも、 荒涼とした風景も相まってどこか隙間風を感じさせる独特の空気感があります。 この旅を続ける意味を失ってしまっても、新たな生きる意味を見出し、再び走り出す。 どこまでも続く平原の中の一本道をバイクで駆け抜ける力強いラストシーンが印象的です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-02-12 13:58:55)
6.  エンド・オブ・ザ・ワールド(2012) 《ネタバレ》 
地球最後の数日間を描く静かなるSF。 小惑星が地球に接近し衝突する派手な描写も、最後の時が近づき混乱する世の中の様子を描くでもない。 その時が来るのを待つしかない淡々とした人間模様。スタンリー・クレイマーの「渚にて」を思い出す作品です。 自暴自棄になり暴動を起こす者もいるかもしれない。 今までやりたくても出来なかったことを最後にやってみたいと思う者もいるかもしれない。 でも、案外大切な人といつも通り過ごしその時を迎えるのかもしれないな。 長らく連絡を取り合わず疎遠になっている父親がいるならば最後に父の元を訪れて和解し、 一緒に酒でも酌み交わすのかもしれないな。 スティーヴ・カレルとキーラ・ナイトレイ。2人が出会い、クルマで旅に出てからは、 結構普通のロードムービーでありラブコメ。終末SFであるのを忘れそうになってしまうのですが、 キーラ・ナイトレイの魅力が出まくっていて、いい女優さんだと再認識。 疎遠になっていた父を演じたのはマーティン・シーン。終盤に来ての彼の登場は作品を引き締めます。 写真、手紙、ハーモニカ、レコード・・・。1つ1つの小道具が効いています。 自宅に戻り、TVをつける。最後のニュース放送が終わる。そして最後にかけたレコード。 流れてきた曲はウォーカー・ブラザーズの名曲「太陽はもう輝かない」。見事な選曲。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-06 21:25:28)
7.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
エベレスト登山に至るまで。ベースキャンプでの人間模様。隊員達の今回のチャレンジに参加するまでの事情も様々。 まるでピクニックの前の晩のような明るい表情の面々。それだけに後半の絶望的な状況が非常に辛い。 それにしても、ベースキャンプの人ごみが信じられなかった。あんなにエベレストを目指す人でごったがえしているなんて。 プロの登山家なら、またチャレンジも出来よう。瞬時にシビアな決断を下し、登頂目前でも身の危険を感じれば断念することもあるだろう。 しかし、仕事を掛け持ちして必死に資金を貯めて、2度とチャレンジ出来ないかもしれない隊員が頂上までもう少しの所まで来ている。 そこで瞬時にシビアな決断を下せなかった隊長。それが取り返しの付かない悲劇を招く。 こうした山と人間を描いた映画としては、嵐の中1箇所にとどまりひたすら耐えている時間が長く動きは少なく、 それぞれの位置関係なども分かりづらい面もありましたが、命の危険と隣り合わせのエベレスト商業登山への問題提起としては十分すぎるほど辛い映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-17 23:27:48)
8.  映画 深夜食堂
原作もTVドラマも全く見ていない、予備知識ゼロの状態での鑑賞です。 どこか昭和の空気を感じさせる、小さな店がひしめく路地のセットや「居酒屋兆治」を思い出すような店の雰囲気がいい。 寡黙な店主と1日の仕事を終えてふらりと店に顔を出す常連たちの日々の暮らしの中にあるドラマが3話。 ナポリタン、とろろご飯、カレーライス。他にも卵焼きとかウインナーとか。凝った逸品が出てこないのも、何かいい。 3話からなるオムニバス形式ですが、3話目が釈然としないので鑑賞後の後味は微妙。 僕にも月に何度か程度ですけど顔を出すカウンターだけの小さな店があるので、こういう雰囲気はたまんないですね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-17 23:22:41)
9.  映画と恋とウディ・アレン 《ネタバレ》 
アレン・ファンの僕にとっては実に楽しい映画でした。 また、1人の人間を取り上げたドキュメンタリーとしても見応えのある作品となっています。 ジョーク作家、スタンダップ・コメディアン、そして映画の世界へ。 アレン・ファンにとってはお馴染みの彼の経歴を、実際に当時のアレンの姿をふんだんに盛り込みながら見せてくれる。 経歴は知っていても実際に彼のスタンダップ・コメディアンとしての若かりし頃の姿を見る機会はなかなかありません。 それだけでもアレン・ファンにとっては楽しい映画であり、貴重な映画であると言えるでしょう。 作中でアレンは言う。「人はなぜ苦しみながら生きるのか?自分の存在や孤独とどう向き合うのか?答えの出ない問題をいつも考えている」と。 彼が映画作家として大きな転機となった作品として、 「アニー・ホール」(僕の好きなアレン映画の1つです)が取り上げられていますが、 以降現在に至るまで、その答はまだアレンにも見つかっていないようです。 アレンさんには申し訳ないですが、この先もずっと彼にはこの答えを見つけてほしくない。 その答が見つからないうちはまだまだ面白い映画を僕たちに見せ続けてくれるでしょうから。 また、作中でジョシュ・ブローリンはこう言っています。 アレンの映画に出て、「映画学校の学生に戻った気分だよ。誰もが彼に褒められたいと思っているんだ。」と。 アレンが重鎮であることを感じさせますが、当のご本人からはそんな雰囲気は感じられません。 これもこの人の魅力なのかなと思わされました。 そして作品が終わりに近づいた頃、アレンは実に嬉しいことを言ってくれます。 「誰もが年をとるけど、完全に引退するまでは愛を語ることができる。僕はまだロマンスが過去のものになる年齢に達していないんだ。」 実にアレンらしい言葉ですね。まだまだ僕たちに楽しい映画を見せてくれるはずだと、この言葉にとても嬉しくなったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-03 22:07:35)
10.  エクスペンダブルズ2
ハリウッドの筋肉番長スタローンのもと、ハリウッドが誇るアクション野郎が結集した豪華競宴第2弾。 前作より面白く見所も多かったと思います。 前作では取り合えずご出演程度だったシュワちゃんやブルースもしっかり戦場に登場し参戦してくれるのが嬉しいじゃありませんか! 特にスタローン、シュワ、ブルースの3人が揃い踏みで機関銃を撃ちまくるシーンは感動です。 新たに参戦のチャック・ノリスもいい味出まくりです。 過去の代表作を使ったちょっとしたギャグの挿入も嬉しい御配慮です。 見終わってふと思った。奴らは正確には何の組織に雇われて、何の組織と戦ってたんだっけ? そんなもん、関係無いゼ!ハリウッドのアクションオヤジがいつまでも強いところを見せて暴れてくれる。 それだけで十分な映画もあるのだ!
[CS・衛星(吹替)] 7点(2014-12-13 15:11:13)(良:1票)
11.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
実在のギャングスターを描いた映画で度々登場したミッキー・コーエン。 ショーン・ペンのコーエンはちょっとスマートでしたが、スマートな中にも流石の迫力を醸し出します。 ストーリーは色んな意味で「アンタッチャブル」を思わせます。 アンチャッブル側、ギャング側、それぞれの登場人物の個性や時代の雰囲気、音楽などやはりアンタッチャブルはいい映画だったなあと思わされます。 とは言えジョシュ・ブローリンの、エリオット・ネスと比べるとちょいワルでとびきりタフな隊長像は様になっていたし、ラストのコーエンとの一騎打ちはなかなかの迫力でした。 ただし、最後の“バッジ”はちょっと余計だったかな。 オマラ巡査部長、途中はタフさではハリー・キャラハンにひけを取らないな、なんて思いながら見ていたら、全く同じ締めでしたから・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-23 22:15:10)
12.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 
仕事で会社に大損害を与え、クビに。挫折のどん底にあった男が人生をもう一度再生していくストーリー。  こんな辛い時、やはり人の優しさに触れたいと思うし、家族や身内っていいものだなと気付かされます。オーランド演じる主人公の男が心の傷を癒し、人生を再出発するまでの全編を通して流れる、穏やかで優しい空気がいい。  そこに流れる音楽。やはりキャメロン・クロウの映画の音楽のセンスはいいですね。その中でも、スーザン・サランドンが舞台でジョークを飛ばし、名曲”ムーン・リバー“が流れる中、決して巧いとは言えませんがタップダンスを踊るシーンにはジ~ンときました。前半の長電話のシーンも、2人の会話を挿入曲がかき消しますが、その挿入曲と2人の電話をしている様子を見ていると2人の心の距離が縮まっていくのが分かるようです。  終盤のプチロードムービー的な展開も良かった。ちゃんと助手席のミッチにもシートベルトを締めてあげる。こんなさりげない優しさもいいですね。旅の最後には誰が待っているのかバレバレなんですけど、こういう映画にはこんなベタなハッピーエンドがいいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-03 21:29:04)(良:1票)
13.  エントラップメント
不二子ちゃんの年齢はそのままに、ルパンにだけ年をとらせたという感じでしょうか。  キャサリン・ゼタ・ジョーンズのお美しさは言うまでもないですが、70歳近い年齢にしてショーン・コネリーのこのシブさ。親と子ほどの年の差がありますが、そんなに違和感がありません。騙し騙されの展開の中に、程よくロマンスの要素も挿入されていて、これはこれで良かったのではないでしょうか。  最後のどんでん返しは、見る者に「くっそ~!最後はそう来やがったか!」と思わせる程ではなかったですが、その後の駅のホームのラストシーンはロマンスとして見れば素敵なラストだったと思います。  最後になりましたが、体クネクネ、艶めかしい赤外線の舞いを見せてくれたキャサリン、ありがとう。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-22 19:37:34)
14.  永遠の0 《ネタバレ》 
原作を読んでいないので、戦争末期の上官と部下、2人の祖父の関係とそれぞれの思いが見えてきた時はやはり感動しました。  原作から省略されている部分もあるのだろうけど、家族のために生きて帰ることにこだわっていた宮部がなぜ特攻に志願することになったのか。その心の軌跡も十分感じることができたし、敵艦に辿り着くこと無く特攻機が次々に撃ち落とされていくシーンは、戦争の虚しさを感じざるを得ないと共にその迫力は映画ならではものであり、映画館で見て良かったと思えました。  2人の孫がもう1人の祖父の実像に迫ろうとする中で出会う、かつて宮部の戦友や部下であった老人達を演じるベテラン俳優陣、特にヤクザの親分役の田中泯の凄味のある存在感。別れ際にかつての戦友の孫と抱き合うシーンは、彼が宮部をどう思っていたのかが伝わってくる感動的なシーンでした。本作の最終番で語られる、終戦間もなくの時期に宮部の妻が襲われた際に、日本刀を持って助けてくれたという男。これが誰だったのか明確な答えは出されませんが、それで十分ないいエピソードの挿入でした。  2人の孫に全てを告白する、今年お亡くなりになった夏八木勲さんの姿にも感動しました。もう1人の祖父の実像に迫ろうとするミステリーでもあり、戦時中と今、時を越えて繋がる男の友情や家族愛のドラマでもある。2時間半近い長尺ですが、長さが気にならない中身の濃い映画でした。
[映画館(邦画)] 8点(2013-12-26 20:23:05)
15.  88ミニッツ
「お前の命はあと88分だ。チクタク…。」こういう時間制約モノって好きなんですが、リミットは1時間半足らずしかなく、バタバタしている割には刻一刻とリミットが近づいているという切迫感があまり感じられませんでした。とりあえず次々に怪しい人物を登場させますが、バタバタしている間に終わってしまったという感じです。こういう映画は見る側にも推理する余裕の部分も、もうちょっと欲しいですね。本作にしても今のところ僕が見たパチーノの最新作「陰謀の代償」にしても、どうも最近のパチーノは作品に恵まれていないと言うべきか、作品選びが適当と言うべきか分かりませんが、パチーノファンとしては残念な作品が多いですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-10-31 22:02:59)
16.  エレベーターを降りて左
オッシャレ~な雰囲気がアメリカン・ドタバタコメディとは一味違う、軽妙なフレンチ・ドタバタコメディ。  パリのお洒落なアパルトマン。登場人物がただひたすら隣同士の2部屋を行ったり来たり。ドアが開くタイミングと閉まるタイミング、訪問者がエレベーターを降りてくるタイミング、小道具が出てくるタイミング。これがほんの少しずれる。そのズレがもたらす誤解。それが延々と続く。ただそれだけですが、あなた達一体何やってるんですか?という、このただそれだけがこんなに面白い。  そしてエマニュエル・べアール!本作より彼女がもっと綺麗な映画は他にもありますが、最もキュートな彼女が見られるのはこの映画です。何にも悪意は無いのですが、どんどん話を泥沼化していく天然キャラ・小悪魔を演じる彼女が見事なコメディエンヌぶりを見せてくれます。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-10 23:29:17)
17.  エーゲ海の天使
これも戦争映画・・・なんですよね。とあるエーゲ海に浮かぶ島に派遣されたイタリア兵と島民のちょっと可笑しくもあり物悲しさもある人間模様。  何が可笑しいって、戦争中の任務遂行中の部隊の兵士達が途中からは誰一人銃を構えてもいないし誰一人軍服すら着ていないのですよ。勿論敵との銃撃戦も敵の爆撃もありません。  徹底的にのんびりとユルい描写からは戦争中の部隊を描いた映画ということを忘れてしまいそうです。島の美しい風景にユルい音楽も本作の不思議な雰囲気にとてもよく馴染んでいます。  この映画は反戦を声高に訴えたりはしませんが、イタリア兵達と島民の牧歌的な人間模様からは、何となく平和の尊さを感じてしまいます。好きだなあ・・・。こういう大らかな映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-25 20:47:20)
18.  エーゲ海の誘惑
エーゲ海のとある島にやって来た大富豪の令嬢と売れない画家の男という新婚の2人に島で出会った女、この3人の奇妙な三角関係を描いた愛憎ドラマ。結構エロくも綺麗な映画なんですが、ちょっと美しく描こうとしすぎましたかね。1920年代が作品の舞台ということでしたが、台詞で20年代であることの説明はあるものの、作品の空気からは時代があまり感じられませんでした。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-02 21:02:09)
19.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
最近はこの手の映画をあまり見なくなったのですが、この超豪華な顔触れにそそられやっとこさ鑑賞しました。クライマックスの戦闘シーンは編集に難があり誰と誰が誰に向かって何してるのか非常に分かり辛いし、ストーリーも含めいい加減な映画です。それでも肉食系アクションオヤジのドリームチームの健在ぶりを観させてもらっただけで十分と思える映画です。僕が一時アメプロにハマるきっかけになったスーパースター、ストーンコールド・スティーブ・オースチンの暴れっぷりも嬉しかったです。  しかし、一番感動したのは序盤のスタローン、シュワ、ブルースの揃い踏みだ。シュワがスタローンに向かって「こいつはジャングル好きだからな」そしたらスタローンは「奴の狙いは大統領のイスだ」と返す。笑った。「今度メシでも食いに行くか」「いつだ?」「1000年後だ」「急だな」笑った。 本当にこの人達は死なないんじゃないか?と思わされる。実際に任務で死なない消耗品の面々。映画の中で体を張ってきた彼らの「俺達はまだまだ消耗なんてしてないゼ!」という心意気が伝わってくるようだ。彼らより若い自分が「疲れたなぁ・・・」とか愚痴っている場合ではない。消耗品たちよ、ありがとう。  
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-01 20:37:24)(良:1票)
20.  英国王のスピーチ
バーティとライオネル(敢えてこう呼ぼう)が2人っきりで部屋の中にいる。2人の関係に常に一定の距離感と緊張感を持たせつつも、台詞の中に込められたユーモアのセンスが素晴らしく、1シリング硬貨やプラモデルといった小道具の使い方も巧く、実に味わいのある笑いを生み出します。この緊張感と可笑しさのバランスが絶妙でした。この2人を演じるコリン・ファースの感動的な名演技は言うまでもなく、ジェフリー・ラッシュもまた賞賛されるべき素晴らしい演技でした。  初めて2人が出会った時の距離感のある関係から、その距離感を少しずつ詰めていく過程が、感動の味付けや音楽や演出は抑え気味ながらもユーモアを交えながら丁寧に積み重ねられていき、最後は実にいい感動があります。演じる2人の繊細かつ可笑しさのある演技も充分に堪能できます。  この2人のそれぞれの家族の関係とその温かみのある描き方にも家族の素晴らしさを十分に感じさせてくれるし、王である夫を支える妻を演じたヘレナ・ボナム=カーターも見事な好演でした。本作のように地味ながらもいい映画が本年度アカデミー賞の重要な4部門(作品・監督・脚本・主演男優賞)を受賞したことをとても嬉しく思います。
[映画館(字幕)] 9点(2011-03-01 20:48:20)(良:2票)
000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527313.00%
646622.19%
757027.14%
841119.57%
91617.67%
10351.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS