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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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41.  おばあちゃんの家 《ネタバレ》 
うーん、韓国映画はどうしてマジメな映画を撮ると教育映画風、なんでしょうねぇ。これまた学校の体育館で見せられる系シネマ。それにしても凄まじいクソガキさ加減。段々と素直な良い子になってゆくと思うじゃないですか。ところが、ちょっと良い子になった?と思うそばからクソガキリターンズ。そんな状態が1時間半弱の映画で延々と1時間10分ほど。見てる間あばあちゃんが可哀想でクソガキにイライラして、そして気が付けば終わってしまうという、私にとっては癒しも涙もない、イライラ映画になってしまったのでした。靴におしっこかけちゃうとか、靴隠しちゃうとか、新しい靴をダサイって言って履かないとか、多くのエピソードを投げ出しただけで回収していない状態なのも気になれば、シーンとシーンの間が飛んで、今はどういう状態?って考えさせられるのも不親切だなぁ、と。そういう、散文調な方がリアルなのかもしれませんが、やっぱり映画としてのドラマティックな展開は欲しかったな、と思いました。ちなみに私のおばあちゃんは二人とも既にこの世の人ではありませんが、二人ともごく近所に住んでいました。父方のおばあちゃんは孫多すぎで(11人かな?)、兄弟の中では放任気味、愛情薄めだった父の子だったのであんまり相手にされず(孫に対しても贔屓ってあるのね)、母方のおばあちゃんは更に孫多すぎで(こちらは孫12人かな?)、毒舌パワフルおばあちゃんで叱られてばっかりと、おばあちゃんってステキ、って世界にゃ生きてませんでしたなぁ。
[DVD(字幕)] 5点(2006-11-13 01:31:28)
42.  同い年の家庭教師 《ネタバレ》 
くはー、気が付けば『彼女を信じないでください』とこの映画でキム・ハヌル嬢にすっかりコロリっと惚れてしまいましたよ。この映画でクォン・サンウが「田舎娘」ってバカにしてますが、なんつーか野暮ったさがええのよね。もちろん、最大の魅力はなんつっても毎回表情崩れまくり、かわいい顔して変幻自在の顔面演技にありますが。中でも困り顔が最も似合う女優です。それはさておき、でも映画はいまいちでした。前半はサンウの態度が悪いばかりでスッキリしない展開にイライラ、中盤、家庭教師話が展開しだすと面白くなってきますが、後半の恋愛話はなんでそんなにダラけた展開になるの?って感じになって、そしてクライマックスはハチャメチャ。一体なんであんなドタバタ&アクションが必要だったんだか意味不明だったりします。かと思うと唐突に終わっちゃうし。番長だのヤクザだの女子高生だののエピソード、もう少し整理しちゃって主役二人に絞った方が良かったんじゃないかと思いました。アクションシーンを脱力系で締めくくるハヌル嬢の一撃は最高でしたけど。
[DVD(字幕)] 5点(2006-11-08 00:54:11)(良:1票)
43.  オーメン(2006) 《ネタバレ》 
前作は面白いとは思いませんでしたが、一流のスタッフとキャストの仕事ぶりもあって大作の風格を漂わせていました。大したアレンジもされずにリメイクされた今作は、前作のシネスコからビスタへと狭まったのに合わせたように演出も雰囲気も演技も音楽も萎んでB級の空気が漂い、なんだか軽くなったモンだなぁ、と。しかし、これで本来の「オーメン」って映画に相応しいレベルになったと思ってしまったりもして。元々結構ヘンな設定じゃないですか。ワンワンの子供だったり、世界を支配しようとしてるワリに悪魔一派の行動がセコくて一貫性がなかったり。その点、大マジメにベテランが仕事するだけの題材かなぁ?みたいな疑問は、今回抱かなくて済みましたからね(一部のベテラン俳優も元から仕事選ばない人だったりしますし)。この監督さんの作品にある、疑問ありなカメラワークは今回も健在でしたし、安直スプラッタに走ったりもしてますけど、B級ホラーとして割り切って見る分にはアリでしょう。前作に比べてクライマックスがあまりにあっけなかったり、かと思うと前作の表現をそのまま頂いてたり、っていうのはちょっと不満でしたが。それと、現実の出来事とヨハネの黙示録を結びつけて、それを悪魔の仕業にしてしまうのはよろしくないかな。ヨハネの黙示録をよーく読めば、悪魔のせいにしちゃえば済む預言じゃない事は判るハズですからね・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2006-06-11 23:37:32)
44.  踊る大捜査線 THE MOVIE
「ファンのためのお祭り映画」なので、これはこれでアリなのかなぁ、と。私自身、ドラマのファンでしたし、ドラマを知ってる友達みんなで見に行って、それはそれは楽しい思い出になりましたよ(レインボー最中買ったりして)。だけど、じゃ、これが映画でござい、と言われると、うーん・・・。テレビとの違いはビデオ撮りからフィルム撮りに替えただけ、って感じの世界で、演技できていない連中が映ってたり、構成の糸が途中でぷっつり切れてたり。勿体付けた長い、不要なショットがある一方で詰め込み過ぎなエピソード、結局スペシャルから引っ張っておいて未消化なエピソードに溢れ、和久さんは納得できない意味不明な行動に出る、と。テレビでは通用しても、映画じゃ通用しないものもある、という事が判ってない感じがして仕方ありませんでした。1点はファンとしてのオマケ。
[映画館(字幕)] 5点(2003-11-28 22:47:19)
45.  おかしなおかしな石器人
恐竜のコマ撮りアニメと巨大目玉焼きが面白かったくらいで、原始人が女の子をめぐって放浪の旅に出る本筋の話は、そーんなに楽しめなかった印象があります。言葉が全部原始人語のため、字幕なしで楽しめる映画ではありましたけど。それにしても最大の謎は、こんな映画の主演がリンゴ・スターだって事で・・・。この映画が製作された時期の事を考えると彼の心理はビミョーだ・・・。
5点(2003-11-28 21:37:29)
46.  オーロラの彼方へ
デートムービーにこの映画を選んだのは、完全な安全牌だ、って思ったからなんですけど、失敗でした。感動的な映画の予感は、後半の、ごちゃごちゃした展開によってかき回され、そのラストシーンは、えーと、それで納得しなさい、と?という感じになってしまい、盛り上がらず。やっぱムリしないで、私らしいセレクトの映画見に行けば良かったんだ(おバカ映画とかボンクラ映画とか)、と思った次第でございます。デートで映画を見るな!というご意見もございましょーが。
5点(2003-11-28 21:23:43)(笑:1票)
47.  オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
最初の5分間のためだけにあるような映画ですが、某映画雑誌で公開前にモロにネタバレしてたので、ガッカリしちゃいました。映画ファンの楽しみを削るような誌面作りをするのはやめて下さいませ。さて、日本人に媚びてハズした、みたいな印象の3作目ですが、「デラックス」の幼稚さに比べれば、多少まだ見られる感じがしました。ヘンなコーヒー出てこないですしね。でも、全体的に精彩を欠いた印象を受けるのは、マイケル・ケインに対する遠慮からなんでしょうかねぇ。70年代ネタなんかは、個人的には、もっとちゃんとやってくれ!ってイライラしました。肝心なゴールドメンバーにキャラクターの魅力を感じないですし。
[試写会(字幕)] 5点(2003-11-28 21:15:00)
48.  狼たちの街 《ネタバレ》 
法も無視した集団ハットスクワッドの活躍を描く!と思ったら、なんだかそこはあんまり登場せず、殺人事件の裏に潜む巨大な陰謀を暴く!と思ったら、意外にセコい真実にびっくり。FBIをボコっちゃうトコだけはエキサイティングでしたけどね。覆水盆に返らず、って物語は見終わってモヤモヤ~っとした気分を残すばかり。デイブ・グルーシンの音楽が自己主張激し過ぎて、浮きまくっててうるさい、というのばかりが印象に残る映画でした。あ、あとジェニファーのおっきな・・・
[映画館(字幕)] 5点(2003-11-28 15:23:38)
49.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
ホラーが苦手な(ワリには見てますが)私が、学校の友達のつきあいで嫌々見に行った映画。せっかくの大スクリーンな有楽座なのに、私の好きな前の方じゃなくってみんなに合わせて後ろの方で見たせいもあってか、ちっとも恐くなくて「あー、はいはい終りましたね、結局努力は全然無駄だったってコトね」って印象しか持ちませんでした(今でも記憶に残る、遠くから見たシネスコスクリーンに大映しになる銃弾)。首コロコロ~ってしても、なんだかお人形さんだよね、みたいな印象でしたし、串刺しも「なんか背中のトコに棒が立ってるだけじゃない?」って思いましたし。なんつーか、冷めまくり。今見れば、もしかすると全然違った印象を受けるのかもしれませんが、どうも初見の印象が悪くて・・・。悪魔がやる事のセコさとか、ダミアン出生の秘密とか、どうもB級っぽくてピンと来ないんですよねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2003-11-22 20:25:31)
50.  オズランド 笑顔の魔法おしえます。 《ネタバレ》 
 昭和の頃に作られた映画です、って言われても納得しちゃうような古臭~いセンス、それはもちろん、舞台の遊園地に漂う昭和感だけが原因ではなくて。   仕事に向き合います、って映画なのだけど、信じられないくらいにインチキ、ハリボテな部分が多いのよね。実際にはそんなことあり得ないわ!ってツッコミ入れるしかないような、大きな引っかかりの数々。それが醒める要因になって、なんかとても空疎なものを見せられているようなカンジになって。  緊急車両を園内に入れないとするならば、園内でそれに十分に対応できる設備、体制が整っていなければならない訳だけれども、そんなの無し。もしお客さんに何かあったらどうするわけ? お客さんがどうこうって言っていながら、お客さんの方を全く向いてない映画なのね、これ。   ディズニーリゾートにもチラっとだけ触れつつ、それを表面的に豪華なモノとして扱い、こちらは人を、ナカミを描きますよ的な。でも実際にはディズニーリゾートの何も見てないし研究もしてない、ひたすら怠惰な映画なのよね。  年に5~6回ディズニーリゾートに行くのだけど、お客さんみんなが純粋に積極的に楽しんでる、その姿こそが魅力なんだと思うのね。そのためにあらゆる努力をしてる。だから遊園地を描く時に最も大切なのって、お客さんの表情じゃないかしら? ところがこの映画ときたら、お客さんはモブ、あくまで従業員ばかりが目立つような世界。もっとお客さんの「顔」を捉えようよ。   いい加減な部分は他にも色々。クライマックスだって、気球乗る事まで計算してた? 一人で気球を操る事も? 気球がアトラクションに衝突する危険性は考えなかった? そこにかかってる冒頭のエピソードも含めて、従業員だけで完結していてお客さんの方を全く向いてないじゃない。  アイドルのワガママを聞くのだって、あれじゃブラック労働推奨状態だし。  もうあらゆる事がインチキ臭くて、もっと真剣に題材に向き合ってくれないかな、って思ってしまったわ。ちっとも「仕事」に向き合えてないわよ、この映画。   西島秀俊のキャラってこの映画にとって最も重要な筈なんだけど、そういうキャラに至って、そしてそういうキャラであることの何が具体的に良いのか、それが見えてこないし。  「笑顔」っていう単純なキーワードだけで引っ張っちゃってるみたいで。その具体的な例を示す、魅力的な人に思わせるためのエピソードがまるで欠けてて。   熊本の復興にひと役買う映画、なのかもしれないけれど、だからって質はあまり重視しなくてもいいというものでもないわよねぇ。  今、この時代に作られることの意味、残念ながらそれを感じ取ることができない映画。
[映画館(邦画)] 4点(2018-10-28 19:09:05)
51.  奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール 《ネタバレ》 
 この監督の作品の常で、薄っぺらいです。時代の上っ面をすくい取ってペラペラと軽薄に流れてく、でも、それはそれで1つの個性なんで、それを上手く活かせばいいと思うのですが、鈍重なんですよね。薄っぺらさを武器にできてない、マトモにあろうとする重力に足を引っ張られちゃってる?みたいな。   編集部が舞台で、リリー・フランキーが登場、もうこの監督はそれしかないんか?っていうか開き直り?みたいな状態で、そのマンネリっぷりのせいもあってか面白くないんですよね。妻夫木くんの自爆自虐妄想演技を見ても「またこのパターンかぁ」と。虎屋やYOKUMOKUとかの小ネタくらいしか笑えないっていう。  ハナシは『ジュエルに気をつけろ』なわけで、アレも大した映画じゃなかった気がするんですが、アレを超えてる訳でもなくて。水原希子嬢をシンボリックに描いて男のダメっぷり、ガキっぷりを笑うような話、でも希子嬢がひたすらエロティシズムメインの男目線(おっさん目線)でしか描かれていないので、そんな彼女が男を手玉に取る姿は結局ちっとも女性を尊重できてない似非フェミ映画になっちゃってる感じで。  クライマックスの3人の男の回想なんか、説明的でクドいばかりで、あー、さっさと先進んでくんないかなぁ、と。センチメンタリズムに走るラストもありきたりでクドく。   奥田民生に特に思い入れはありませんが、奥田民生は流れるものの、奥田民生というキーワードを映画の内容に上手く反映させている感じでもなくて。  相変わらず安藤サクラが良い、語るべきところはそのくらいだったかなぁ。   で、後は映画の内容とは関係ないハナシ。製作発表よりも前の事、スタッフの方がウチの店をこの映画のロケに使わせて、と依頼に来たのですが(舞台の地理的にも正しいですね)、店長(=私の叔父、そしてついでに義弟)が断っちゃいました。残念よねぇ。ウチの店なんてあと十何年も続きはしないでしょうけれど、映画は製作された時の時代感覚と共に何十年(あるいは何百年?)って残ってゆく、そこに記憶されてゆく訳で、そういうのってステキなのにね。
[映画館(邦画)] 4点(2017-09-20 19:36:18)
52.  おとうと(2009) 《ネタバレ》 
なんだか山田洋次と言うよりも、昔のテレビの木下恵介アワーみたいなタッチの世界。弟のダメさ加減ばかりが描かれていて、そもそも弟とどういう繋がりで現在に至っているのかがまるっきり描かれないので、どうにもこうにもドラマを受け止め様がないんですよね。弟に魅力的な人間味なんてモノは感じず、人に迷惑しかかけない、ひたすら不快なだけの存在で。その上、後半になると何故か突如としてホスピスを描く事に凝りだし、そこがそんなに重要なの?って感じでいびつな印象になって。ヘンな映画。それでもクライマックスに大きく心動いてしまうのは、でも、ただそういう経験をついこの間したばかりだからに過ぎない気もしないではなく。映画の流れだけで、ダメな男が一人死にましたってだけで、実のところ悲しいか?と。あそこは、そういう経験をしてきた人達の記憶に頼って(あるいはもっと悪く言えばテレビの鶴瓶ってタレントに親しんでいるからこそ)成立してるんじゃない?って感じがして。一族に一人はいるようなタイプって部分も含めて、観客の経験・記憶をアテにしているような、だからこそ、それなりにトシ行った人間向けって感じの、とすれば志が低い映画だなぁ、と。状況をポロポロと散らかすばかりで、きちんと物語が紡がれてないじゃん。こんなんでいいの? 人の死を描く映画に過敏に反応する状態な今は厳しくなりがちではありますが。
[映画館(邦画)] 4点(2010-02-18 15:48:20)(良:1票)
53.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
映画としては散漫で構成が悪く、それぞれのエピソードに流れがきちんと存在していないためにダラリとクライマックスに突入しちゃったな、って感じがします。特撮はまあよく出来てる方だけど、敵戦闘機のヘンにアップになったショットが多用されてるのはなんでかな。戦艦の映画かと思ったら甲板の映画だね、こりゃ、とか。えーと、まあ、そういう映画的なアレコレは書いて問題ナシでしょうが、中身に関してアレコレ書きづらいというか、こういう映画って中身について批判を許さない、みたいな雰囲気が漂ってるのがどうもねぇ。でも、思った事ハッキリ書きましょう。ヒロイズムとセンチメンタリズムでコテコテの、古臭い戦争映画。なんにも進歩してません。今の日本の繁栄は、大戦で犠牲になった人々の歴史の上に成り立っている、それはもうなんの否定もしません。ですが、彼等の死がこんな形で尊いものとして純化されてパッケージされて、それで思考停止しちゃってちゃダメだと思います。少なくともあれだけの犠牲を出さなければ今の日本はなかった、なんて事は決してない筈です。大和や各戦地、空襲や広島や長崎、多くの犠牲者が出たからこそ、今、繁栄してるって訳じゃないでしょう。戦争そのものを見つめないで、戦後から見た、何もかも過ぎ去ったものとしての視点でしか成立してないのが日本の戦争映画なんじゃないでしょうか。なんつーか、結局気持ちをどこにもぶつけられずに自分の胸をどんどん叩くようなものでね。60年経ったって、なーんにも解決なんてしてやしない。
[DVD(邦画)] 4点(2006-09-10 01:23:27)(良:4票)
54.  On Your Mark CHAGE & ASKA
忘れました。えーとどれどれ。昔書いた映画ノートを引っ張り出してみる、と。なになに、「宮崎駿のエゴをそのまんまワザと映像化してみせました、って感じがしてしまって、嫌。悪意に満ちているというか、なんでこんなにエゴイスティックになれるんか?って。うーん、偽善じゃなく独善、かな。」だって。そんな映画でしたっけ?天使な少女と男二人の描き方に嫌悪感抱いたのかな? まあ、この過去の文章のままの点数付けとく、って事で。
[映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 23:46:34)
55.  王立宇宙軍 オネアミスの翼
リアルな人間=つまらない人間、ではない筈なんですけどねぇ。主人公のリアクションの薄さが、なんとも退屈過ぎ。延々ぼ~っとしててボソボソ喋って、時々発作的にアクティブになる、と。ちいとも感情移入できませんわ。一生懸命優等生ぶってる物語とメッセージ(最初のモノローグからして全身痒くなります)、そしてこれ見よがしのデザインに抵抗を感じます(細かいコト言うと、シロツグが使ってた、あのカミソリのデザインは人間工学から離れすぎててリアリティのかけらもありません。そりゃ出血もするって)。そこに無理した背伸びが感じられて、拒絶反応を示しちゃう私。作画は非常に高水準で、音楽もいいだけに勿体ない・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 23:13:06)(良:1票)
56.  オースティン・パワーズ:デラックス
前作のジェネレーションギャップネタが殆どなくなってしまい、幼児レベルの下ネタとベタなパロディばかりになってしまってガッカリ。「2」になるといきなりガタッとセンスが落ちる映画、っていっぱいありますが、これもそんな映画の一本。某コーヒーチェーンネタは笑えましたけど。
[映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 21:01:30)
57.  オーシャンズ11
これだけのスターを揃え、きらびやかなベガスを舞台にしておきながら、スーパー35の粒子の荒い映像に、やたら発色の悪いフィルムって、どうなんでしょ? もっと目に眩しいくらいの色彩を出すべきなんじゃ?っていうのは素人考えなのかなぁ。それにスター映画なのにアップが少なくて、スターの表情をしっかり捉えた画があまり見られないのも、勿体なくて仕方ないです。仲間が集まってゆくまでの楽しさも、強奪のシチュエーションの面白さも描かないつもりなら、せめてスターを綺麗に見せてよ、と思うばかりの私でした。
[映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 15:32:41)
58.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
初日の六本木は老若男女で溢れていて、つくづく日本人は日常的にアニメに親しんでいる民族なんだなぁ、と。この映画はそんな日本人のアニメを見る能力「アニメ力」に安易に依存してしまっている気がしてなりません。茶色のトレスラインの花畑寝ころびによって一発で『魔女の宅急便』のオープニングに繋がるイメージ、『トトロ』のさつきとメイのように庭を駆けめぐり、みんなで大きな口を開けて笑う、それは監督のジブリコンプレックスと言うよりも観客の既視感、既に成立しているアニメというものに対するイメージに依存しながら映画を運ぼうとしているように思えるのです。そういう判りやすいアニメの文法をあえて無視して脚本や演出に目を向けると、この映画、隙間だらけという感じ。人の心の移ろいが悉く点で描かれていて、その流れは「観客に備わったアニメ力によって行間を埋めておいて下さい」という甘い作りになっている感じがします。母の子を育てる意志も、雪の人への心の目覚めも、雨の野性への目覚めも、村の人々が家族に向ける善意も、転校生の雪を信じる意志も、全部が隙間だらけで、それが善良なるアニメ文法の映像によって描かれる事で観客側で自動的に善良なる方向へ補完されてめでたしめでたし、みたいな。それでいいのか?と。誰かに褒めて貰いたいのかな。そもそも誰に見せたかったんでしょう? 先生に褒めて貰いたくて自分の言葉を失った作文みたいな映画だと思いました。
[映画館(邦画)] 3点(2012-07-22 00:24:03)(良:6票)
59.  俺たちフィギュアスケーター 《ネタバレ》 
男同士でフィギュアのペア、ってとっても面白そうな題材ですし、ネットでも評判がとてもいいですし、劇場ではかなり笑いが湧き上がってましたけど、私には合いませんでした。最初の方でゲ○ネタが出た時点で「嫌な予感がする」って感じでしたが、終わってみれば映画全体が汚いというかグロテスクな印象がしてしまって。何がいけないって、中盤に登場する北朝鮮のビデオの部分。アレはブラックな笑いのシーンなんですけど、私にはアレを楽しめる神経がありません。あのシーンでショック受けた上で、映画を見ている最中にどれだけ色々と真剣に考えてしまったか。当事者にしてみれば凄い悲劇な上に、大イベントの最中、ジョンイルの前で失態を見せた以上はタダでは済まないのだろうな、なんて。それをやらせて平然としているコーチの視点を考えたり、英語を喋れない日本人ネタが出てきたりで、東洋人を見下すアメリカ人の上から目線を感じてしまい、ただのおバカコメディゆえの無責任、無神経さにうーむむ・・・。まあ、おバカ映画をマジに捉える方が悪いんですが。ウィル・フェレルものは私にとって地雷っぽいです。ちなみにラストは『超能力学園Z』を思い出しました。
[映画館(字幕)] 3点(2008-01-07 23:15:02)(良:1票)
60.  オトシモノ 《ネタバレ》 
Jホラーの出がらし状態でした。もうね、やってる事が毎度お馴染みの例のアレ、って説明だけで済んじゃうような映画。呪いのビデオや呪いの着メロの代わりに呪いの定期券があって、「リング」の貞子が立ってて「呪怨」の伽椰子と少年がずる~りずる~りしてますって状態の、安易に持ってきました感が非常にお手軽。しかも恐怖シーン自体は少なく、恐怖っぽいかも、ってシーン(「弟切草」の意味なし館内移動シーンのような)とコケ脅しシーン(古典的な、物語に全く関係のない嚇かし系)が大半を占めるので、短い映画ながらダレ場たっぷり。でも、クライマックスだけは定番から外れて、この映画独自の展開になります・・・が、映画として単に壊れちゃいました、って暴走しちゃってるだけだったり。一連の事件の元となる筈の存在が、全然事件との繋がりが見出せない、訳の判らない状態で、それで何をどう納得しろと言うの?って感じ。取って付けたような友情物語は、そもそもそこに至るまでの友情が描かれていないのでドラマとして成立してませんし。でも、この映画最大の問題は銀のこし調の画風で全編を統一したために、役者の顔色が全員とっても不健康な色に映り、登場人物全員幽霊顔というとんでもない事態に陥っている事ですね。沢尻エリカは肌がフラットな白にトンで目だけが真っ黒という状態ですし、色黒系な若槻千夏や板尾創路は土気色。ホラー映画であっても女優は美しく撮るべきだと思うんですけどねぇ。こんな映り方では女優陣にとってこの映画は将来、忘れたい黒歴史にしかならないんじゃないかなぁ。
[試写会(邦画)] 3点(2006-09-26 01:00:51)(良:2票)
080.32%
1220.87%
2421.67%
31234.89%
431912.67%
548419.23%
654521.65%
745518.08%
829811.84%
91827.23%
10391.55%

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