1. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
観ました。別に“実写日本映画歴代1位”って踊り文句に騙されて観たんじゃないんですが、たまたま暇が出来たんで“潰し”に観ただけ。でも意外でした。この夏立て続けに観た映画の中では一番です!(「HERO」が面白く感じないなど、最近映画を観る基準がおかしくなってるんであてにはしないように。) 1作目での感想でも述べましたが、一番気に入ったところは“背伸びをしない”ところでしょうか。TV版から映画版へなった途端に、派手な爆発シーンやカーチェイス、銃撃戦。そう言った無理な演出をしないところが好きです。今回の一番のポイントゲットは、“泣かせ”のつぼを突かれたとこですね。やりたいことが何か、作る側が明確に理解している所為でしょう。岡村以外にムチャなキャスティングもなかった気がしたし、巧くまとまっていて興行通りこの夏一番です。 10点(2003-08-30 12:27:13) |
2. 狼たちの午後
“銀行強盗ものの決定版”って印象で観たんだけど・・・・・ふ~ん。やっぱ事実に基づいて作るとこうなるんだろうか? アクションとかヒューマンとか、感動とか、映画の醍醐味を見せるって感じの厭らしさじゃなくって、とにかくシンプルに“素の人間”ってのを表現した作品のように思えます。 9点(2002-10-27 09:29:17) |
3. 男と女(1966)
撮影も担当しているクロード・ルルーシュ。映像センスも音楽も全て素晴らしい傑作。でも、内容は無さ過ぎ。またそこが凄い? 9点(2002-10-04 22:02:53) |
4. オンリー・ユー(1994)
この作品の評価は、間違い無く“マリサ・トメイ”を素敵だと思うかどうかに左右されるでしょう。因みに自分は最高に楽しい映画でした。テーマは“運命”。ヒロインの名前からして“フェイス”ですから。そのままやん。なるほど、私に本命が現われないのは、運命の人を追い求め過ぎている所為かな・・・・・? 9点(2002-10-04 22:00:46) |
5. O嬢の物語 第二章
前作とは全く関係無いストーリー?だと思いますが、前作のかろうじて存在していた芸術的雰囲気を払拭し、完全にポルノしている気がします。その点が批評家に不評を買っているとか。やってることは、ロリコンに同性愛にSMに近親相姦・・・・・と。勿論、満足の一品ですが・・・・・? 9点(2002-03-15 12:24:30) |
6. On Your Mark CHAGE & ASKA
これってもしやあのテスト的(実験作品とも)に作ったって言うあれ?でしょうか?劇場作「耳をすませば」の冒頭で流れてた奴。まずこれを作品として観ていなかったんで、何と表現して良いか分かりませんが、チャゲアスのテーマに乗ってなかなかの作品ではあります。実は親友のDVD野郎がこれを持っていて(しかし持っていたのはLD)、つい最近も見せられ(?)ちゃいました。でも後半に登場するそれまでのシーンの反復は、7分弱の作品ゆえに観ていてどうかと思いましたが・・・・・ 9点(2002-01-29 12:36:16) |
7. オーバー・ザ・トップ
単なる腕相撲(失礼!アームレスリング)の映画。これだけのネタで一本映画を作るところは恐るべし。コンボイを邸宅に突っ込んだり、帽子を後ろにして“オーバー・ザ・トップ!”まさにスタローンだし、スタローンでしか成り立たない映画。個人的には単純明快でまあまあ良い映画だと思ったんですが、当時の館内は客がまばらでしたね・・・・・ 9点(2001-11-30 21:34:58) |
8. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
アニメとして観れば最高水準です。しかし当時の世相が求めていたものが少し違っていたような。その辺はエヴァの監督でもある庵野監督には、少し時代が早過ぎたような気もします。・・・って、実はこの作品を製作するために設立されたのがGAINAX(エヴァを製作した会社)で、監督は山賀博之と言う人で、庵野秀明はスペシャルエフェクトアーティストに留まっています。しかしキャラクターデザインを貞本義行が担当しているため、エヴァと共通の雰囲気を醸し出しているのでしょう。はっきり言って庵野監督だったら良い作品にはならず、意味不明で終っていると思います。☆この作品、私の周りの反応はイマイチでしたが、個人的には及第点です。坂本龍一の音楽は作品とは関係無く最高でした。 9点(2001-04-30 15:42:15) |
9. 俺たちに明日はない
ラストシーンの衝撃ばかりが話題になって、一体どう言う映画なんだろうって思って見た。まずジーン・ハックマンが出てたことにビックリ。それとニューシネマと言いつつ、作りは今見ればおとなしめだなってこと。しかし前半のコミカルな逃走劇とは打って変わって、後半の落ちぶれて行く姿は、この主人公がやはり犯罪者なんだと言うことを如実に表現されていて共感した。 9点(2001-02-19 19:49:29) |
10. オーメン(1976)
こんな映画にグレゴリーペックが出演していること自体凄い。それほどこの映画が普通のホラーでないことを窺い知ることが出来る。ストーリーもオーソドックスにまとめ、本作より3年前に作られた「エクソシスト」以来続いていた亜流作品の中では、群を抜いた存在である。 9点(2001-02-13 12:14:11)(良:1票) |
11. オースティン・パワーズ:デラックス
意外でしたね。よほど面白くない作品だと予想していたのですが、案外それほどでも。1作目がかなり引いていた自分にとって、この2作目はそこそこ良いんではないでしょうか?☆まず一人ボケ気味だったマイク・マイヤーズも、今回はヘザー・グラハムとミニミニと言うつっこみ役を得て、少し磨きが掛かったような。話の展開も前作よりテンポが良いような。どれも及第点を越えている気がします。息子との絡みも最高。かなり期待せずに観た所為でしょうか?しかし最後の方は支離滅裂ですね。やってる本人たちも理解して演技しているんでしょうか?「スターウォーズ・帝国の逆襲」をモジってますが、公開が重なった「エピソード1」を意識してのことでしょうか?巧いと言うかくだらないと言うかなんと表現して良いか分かりませんが、とにかく巧くも面白くもありませんが愉快なんでヨシとしました。 8点(2001-12-06 12:42:42) |
12. 追いつめられて(1987)
邦題の通り、確かに逃げるシーンはなかなか緊迫していました。一つの殺人事件から、思いもしない展開に・・・大作では無いかもしれないけど、それなりに楽しめました。 8点(2001-04-18 12:11:47) |
13. オープン・ユア・アイズ
(↓)私も一番可愛そうなのはヌリアだと思った。別に悪女って訳でもないのでは。明らかに悪いのは男の方だと思う。そのことがあってかこの男が救われてもどうかと言う気がした。それとかなり強引な結末で映画としてのまとまりを放棄していると言うか、しかしそれ故に他の作品にはない貴重な作品でもある。 8点(2001-02-15 12:10:22) |
14. オールウェイズ
個人的には「ゴースト」よりこちらの方が好きです・・・が、オープニングの仲間たちとの馬鹿騒ぎだけ個人的にはだるかった想い出があります。 8点(2001-02-08 19:49:33) |
15. 乙女の祈り
“乙女の祈り”と言うタイトルを聞けば上品なイメージを受けるかもしれないが、その期待をことごとく打ち砕く作品。とにかく主人公の2人、ブッサイク。これがこの映画の第1印象。しかもこの二人、決してまともな普通の子ではない。相当、頭がおかしいって感じ。しかしそれがこの作品の狙いであり、ずばり狙い通りの作品に仕上がっている。 8点(2001-02-03 11:27:21) |
16. 大いなる遺産(1998)
古典を現代に持って来たことに、多少無理があるのかもしれない。しかしそれなりに感動出来るセンスのいい作品である。でも、グウィネスの高校生は、どう見ても無理があるのでは・・・? 8点(2001-01-23 12:30:33) |
17. 男たちの挽歌
個人的に“ヤクザ映画”もチョウ・ユンファも苦手なんですが、これは別かな。今思えば、やはりジョン・ウーなんだと。 7点(2002-10-04 21:56:16) |
18. O嬢の物語
ある批評家がこれって芸術的に・・・って言うのを聞いて、一応、観て確認してみようと・・・って言う言い訳はこれぐらいにして。☆女性のヌードは一応出てくるけど、あまりイヤらしいのを期待しない方が良いかもね。Mとして目覚めさせられる女性を描いているんだけど、それだけって感じが。嫉妬やライバル出現に、最後はその女性を導いて行ってって・・・ん?肝心なところで終ってしまうのが個人的に不満でした。そう、その手を期待した人には消化不良なのでは? そう言う人には是非、続編を・・・・・ 7点(2001-11-12 12:23:50) |
19. おあずけ
はっきし言って、幼い桜井幸子観たさで観たんだけど・・・・・一応、満足ですかね。だって最後はパンツ丸見せですから。狼男がテーマみたいですけど、そんなの何処かに吹っ飛んでました。主人公に“ボク”って台詞を言わせるところからも観られる、最初からロリロリに作ろうとする姿勢は凄いです。でもねえ。どうにかならなかったんだろうか? あまりにも幼稚な映画。その割りには子供向けではないと思うんですが、一体何を狙ったんでしょう? 7点(2001-10-29 21:08:10) |
20. お葬式
こう言ったノウハウを教える映画としては、先駆者的価値のある作品だと思います。一方、こんなタイプの映画に賞を与えた当時の映画関係者も立派です。 7点(2001-06-05 12:21:37) |