1. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 50年近く前の映画だが、語り草になるわなと納得の出来。 音楽の使い方もなんか好き。 やはり衝撃のラストシーンが印象に残るが、それ以外のシーンも隙がないし、 ストーリーも引き付けられる。 実話モノだし、結末が有名すぎるので、なんか余計に破滅へ突き進んでいるのがせつなくもある。 初見で予備知識の無い人が観たら最後の蜂の巣にされるところはどんな気持ちで観てたのだろうか? その気持ちで観られないのが、悔しかったりもする。 [地上波(吹替)] 9点(2015-12-07 22:02:26) |
2. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 うーーーん。だめだろ。これ。 宮崎駿が引退を宣言し(制作発表されたのは、それ以前のものだけど)、 これからの日本のアニメ界を背負っていくクリエイターの作る作品が、 この似非ジブリ様なストーリーで、それでいて大衆に受け入れられてるのは、 自分にとってはとても気持ちが悪い。 もちろん、ジブリとは違う視点、切り口な部分も見受けられ、それ踏まえれば0点ではないのだけど、そうじゃないだろ?と言いたくもなる。 宮崎駿の亡霊(死んでいないけど)に憑りつかれたまま日本のアニメは衰退に一途に・・・。 そんなことを思ってしまうのはオーバーだろうか? [地上波(邦画)] 0点(2014-01-14 22:46:13)(良:1票) |
3. オーシャンズ12
お祭り映画とわりきってしまえば、色々突っ込むのは野暮なのか。 まぁでも、お金を獲る劇場公開映画だしね。 まぁ、色々言われるのも仕方ない。 ただで地上波放送で観た俺がとやかく言える資格もないが、 なんで、こんなんヒットしたんだろう。 ミーハーが悪いとは言わないけど。 [地上波(吹替)] 5点(2013-12-24 23:08:25) |
4. オーシャンズ11
《ネタバレ》 公開当時から観たい映画だったのだが、タイミングがなかなか合わず気付けば10年以上経っていた(苦。 流石に10年以上経っていると、良さを見つけるのが難しい。 豪華キャスト頼みの映画にしか感じず、群雄劇としてはそれほどのものでもない。 公開当時に観れば、多少印象も変わってたんだろうけど、 やはり旬な映画は旬なうちに観ないとダメだな。これは、俺にも落ち度がある。 だから評価は甘め。 [地上波(吹替)] 5点(2013-12-09 22:25:11) |
5. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
《ネタバレ》 前2作は良かったのですが、今回は、まぁ、普通でした。 六ちゃんの結婚、芥川家の分岐点と、一応物語の主軸はあったのですが、 先読みしやすい話だったし、淳之介との別れはアレで良かったのでしょうか? 一応、つき放すことで愛情を示したというシーンなのでしょうけど、 しっくりくるラストではなかったし、また続編作るつもり?? みたいな匂いが。。。まぁ、良い作品が出来ればよいのだけれど、 あんまり引き伸ばしても駄目な気がする。 [地上波(邦画)] 6点(2013-02-20 21:47:36) |
6. 大洗にも星はふるなり
《ネタバレ》 酷評の嵐のようですが、自分は嫌いではないです。 こういうくだらない台詞のやり取りだけというシナリオはけっこうダラダラと観てられるので。 キサラギのような感じにしたかったのでしょうが、色々と滑ってしまい上手く行かなった感は拭えませんし、登場人物の人数の割に結構中身がスカスカですが、まぁこういう男だけの閉塞感が生むしょうもない空間というのは、観てて微笑ましいというか、 妙な共感を持ってしまいます。 狙いはわかるのですが、色々と惜しい作品ですね。 大学生の演劇サークルの作るコメディ舞台の域を出ていない。 [地上波(邦画)] 6点(2012-12-08 00:54:22) |
7. 踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル<TVM>
《ネタバレ》 劇場版1作目のために作られたSPドラマ。 歳末警戒SPがかなり良い出来だったし、劇場版の公開も目前に控えていたせいか、 こちらはやや粗めなストーリー。でも、もうファンの期待が高まりすぎてて、もう勢いが止まらない感じだったのを思い出しました。 ちなみに青島が潜入捜査から帰ってきて制服を作るシーンで劇場版の署内窃盗事件で捕まる正名僕蔵さんが、ちゃっかり制服を作りに来ていますw [DVD(邦画)] 6点(2012-11-18 16:12:04) |
8. 踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル<TVM>
《ネタバレ》 今作に、まだブレイク前の仲間由紀恵や伊藤英明も出ていますが、 連ドラ版も見直すと阿部サダヲ、小池栄子、水川あさみとかも出てるんですよね。 結構、連ドラから15年以上経っているので、今活躍中の俳優さんたちが、こんな役で! みたいな驚きもあるので見直すのも面白いのかもしれません。 これの後の秋の犯罪撲滅SPでは宮藤官九郎が出ていたり、大人計画が世間に認知され始めた頃だったんだなぁ、なんてことを懐古してしまう。 冒頭の病院でお花を渡したい女の子を、ミスしたフリをして通してあげるシーンだけで青島という刑事のキャラクターを見事に描いていて、 刑事からお巡りさんになり、湾岸署に戻されて、そのあと各部署をたらいまわしにされる青島を軸に小さな事件が一つの事件に繋がっていくという後の劇場版4作と見比べても実は一番見応えのある作品が今作だとも思います。 [DVD(邦画)] 8点(2012-11-18 15:56:47) |
9. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
《ネタバレ》 まぁ、良かったんじゃないですかね。 批判めいた所を探せばキリがないし、ラストと銘打ったわりに、まだまだ続けれそうな感じの終わり方は勿体無いという意見には賛成。 でもシナリオのつくりは、いままでの劇場版と比べたら大分仕上げたと思いますよ。 肩透かしに全力を注いでいた印象が強かったですからね劇場版に関して言えば。(特に2作目)。 「批判なんて胸に秘めたくらいがちょうど良いんだ」 ・・・なんてな。 ってところです。 [映画館(邦画)] 6点(2012-10-09 15:58:01) |
10. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 前作に引き続き、相変わらずベタで良い。 2作目で多少、捻ることも覚悟したが、もうベッタベタの良さが潔くて良い。 昭和という時代の話なのだから、妙な捻りはいらないよね。 女の子可愛かったのに、その後見掛けないな。 子役として売れるよりは、一時期休養挟んで大人になってから、女優に戻った方が良いとか、よく聞く気がするが、そのパターンなんかな? 演者も前作に引き続き良い。唯一、須賀健太が成長しすぎて10歳に見えない点だけ、アレだが入れ替えはできないし、仕方ない。 近い将来、「昭和の日本」という資料として小学校の社会の教材として使える。 っていうか、授業でもう使っている先生とかいるんだろうな。 [地上波(邦画)] 8点(2012-02-05 09:57:28) |
11. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 ここまでベタを押し通せば、それはそれで芸ですね。 キャストも脇役に至るまで奮闘が光っていて、日本アカデミー賞を当時独り勝ちしたのも、今となっても頷ける出来。 CGやらVFXやらが、わざとらしいというか、恩着せがましくなるくらいの、俳優陣の演技でした。 映画に「技術」は大切なファクターかもしれませんが、 良い本と良い演技があれば、それだけで映画は成り立つ。 日本映画も捨てたもんじゃない。 [地上波(邦画)] 7点(2012-02-01 00:16:25) |
12. おくりびと
《ネタバレ》 導入というか、前半がなかなか面白かったのですが、 後半は、かなり型に嵌るというか、ありきたりな展開の話というか、 いわゆる「良い話」で終わってしまった。 それが、悪いわけじゃないんだけど、 納棺士になるまでが、わりとコミカルに描いていたので、 単に「良い話」で終わらせるのは、ちょっと勿体無い気がしました。 後半の展開は王道過ぎて、たぶん観る前に「こういう話なんだろうなぁ」と予想した通りの話で、ここまでくると捻りがなさ過ぎて寂しい。 [地上波(邦画)] 6点(2012-01-19 23:31:45) |
13. 王手
浪速のロッキー赤井秀和。 ほぼ自伝のような映画「どついたるねん」が好きな人には、この映画も楽しめると思います。 若き頃の赤井秀和は演技こそ粗くても、その眼光だけで観る者を惹きつける何かがあったように思います。 ちょっとだけ残念なのは、大きな山場が最後の名人戦よりも、ところどころ(特に平安泰将棋)先に来てしまっててラストが唐突に終わった感じがあったところか。 まぁ、それも人それぞれの好みによるかも。 [地上波(邦画)] 7点(2011-03-21 23:19:20) |
14. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
まぁ、これはこれでってことで。 和久さんが死んでいても、室井さんの出番はアレっぽっちでも真下が物語に絡まなくっても、雪乃さんがまったく出なくなっても。 結局、次回作作っても、文句を言いながら観に行くんでしょ? もう素直に踊る大捜査線を認めるしかないじゃない。 どんなにつまんないという前評判聞いても、多分僕は何度も足を運ぶでしょう。 評価が高いのは無闇にドラマ版を観てない人も引き込もうとする強引さが3作目は薄れていて、ついてこれないなら、もういい!これはファンのための映画なんだ!という想い的なものが見えたからです。 シリーズものですから、ここまで割り切って突き進んでくれていいんじゃないですかね? もっともっと振るい落としていってくれるんなら、今後も続編はアリだと思います。 商業的な面があるので、そうはいかないのかもしれないですが。 [映画館(邦画)] 7点(2011-01-02 20:00:57) |
15. おっぱいバレー
おっぱいを見るために頑張る少年達。 かなり青春チックで好みのストーリーだし、ダメ部員として学校内で笑いものにされた子達の奮闘するベタベタな展開は大好きです。 ただなんか、70年代ミュージックの使い方がマッチしてるとかしてないの域を飛び越えてクドくて食傷気味に。 キャロルならキャロルで固めてくれれば、気にならなかったんだろうけど、あまりにいろんな曲を乱雑に織り込んでくるので、気になって最後の方は映画のテンションについていけなかったのが残念。 脚本は頑張ってたけど編集でやりすぎた感じがある。 [インターネット(字幕)] 6点(2010-05-23 22:20:50) |
16. オールド・ルーキー
《ネタバレ》 実話モノということですが、なんかごめんなさい。中途半端でしたね。 ディズニーじゃなくて普通の製作会社でやったほうが絶対良くなると思います。 ディズニーにしては前半のくだりが地味すぎるし、 そうかと思えば球を投げるときの速球感を出そうと過剰気味の音響。 別に前半が地味でもいいし、音響をやってもいいんだけど、 なんか中途半端な演出が気になってしまった。 主人公にかかる毒素もなんか、とってつけたかのような安っぽいチームメイト妬みであったり、嫁の軽い反対があったり、これが実話っぽいといえば、そうなんでしょうけど。 [DVD(吹替)] 5点(2009-12-31 14:35:10) |
17. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 お祭りというのを言い訳にし、ちょっとやりたい放題だった第2作。 冒頭から湾岸署の面々が訓練でSATに勝ってしまったりとか。 いきなり「踊る大捜査線」の概念をぶち壊し、なんか出てくる登場人物一人一人の動きがアメリカンコメディの真似事っぽくて完全に失敗作の典型というか、駄目な続編の習慣をモロなぞっちゃってるのが、痛々しかった。ドラマは好きだったのに。 派手なドンパチやってる日本の刑事ドラマとはまったく別路線で人気を博した本作が、こっちの路線入ってきちゃってどうすんの? 点数も1点や2点にしたいところですが期待度満載で劇場へ足を運んだ自分の戒めであえて3点。ミーハーでごめんなさいだよ。 [映画館(邦画)] 3点(2009-10-24 22:54:05) |
18. 踊る大捜査線 THE MOVIE
今となっては、ここで終わっておけば良かったのになぁ。という感じですかね。 まぁ、やれる範囲で派手で良かったんじゃないでしょうか。 ドラマの方でもありましたが、戒名を決める会議は、やはり笑ってしまう。 がんばれ吉田副警視総監身代金誘拐事件て。 大筋のストーリーは、もう少し頑張りようがあったと思いますが、小ネタの遊び方のバランスはこの頃が一番良かったかな。 現にしばらく小ネタに懲りすぎて、「なんじゃこりゃ」みたいな邦画がこれ以降しばらく乱発した点でも、この映画のパワーを否定できない。 単に「こうすりゃ売れるのか?」という路線を真似られただけかもしれないけれど。 [映画館(邦画)] 7点(2009-10-18 10:49:08) |
19. 踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル<TVM>
《ネタバレ》 踊る大捜査線の番外編、で本編、未登場の内田有紀主演。 作品自体は悪くない出来です。映画ではないし特番のドラマとしては、ちゃんと作ってあります。所々、交通の教本映画っぽい所もありますが。 映画化が控えてたので、内田有紀を無理矢理、映画へ押し込むための特番なのかなぁ? と最初思ってたんですけど、これ以降、内田有紀は何の説明もなく湾岸署から姿を消すので、一体なんだったんだろう・・・?と今となっては思います。 [地上波(邦画)] 6点(2009-10-15 21:02:11) |
20. 親指さがし
《ネタバレ》 ホラーと言うよりサスペンスですね。 テンポが悪いのが、残念ですがストーリーは中々の出来。 途中、脱落しかけたのが嘘かのようにラスト周辺では、それなりに引き込まれるので、 そんなに悪い評価では、ないです。 行方不明になった娘は、さすがにあんなわかりやすいところ、警察も発見できるだろ。とか、8年経った死体というかミイラが、なんか「?」の出来だとか、そこをツッコミ出すと、もっと低い評価になっていくのは、仕方ない気はしますが、そこの部分は、作り手の伝えたい部分では、ないと思うので、あえて自分は見てみないフリです。 [DVD(邦画)] 4点(2009-07-12 15:01:38) |