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眉山さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  バベル
言わんとしていることはなんとなくわかります。不条理というか運命のいたずらというか、妙なつながりが思わぬ事件を生むことも、なくはないでしょう。国家やメディアが大騒ぎするわりに、たった1台の救急車すらなかなか来ないというのも、さもありなんという感じです。 しかし、肝心のつながりが首の皮一枚ほどに薄いので、どうも散漫な印象です。特に日本パートなんか、中東と中米のついでに箸休めとして呼ばれた感じで、ほぼ独立したドラマと言っていいんじゃないでしょうか。こういうオムニバス映画なら、かなり前に見た「クラッシュ」のほうがずっと練られている気がします。 ただし、日本パートやエンディングで流れるピアノとストリングスの音楽が良かった。全編に渡って映像も音楽も乾いた感じですが、この曲にはしっとり湿気がありました。と思っていたら、この曲だけ坂本龍一だったんですね。さすがです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 20:06:53)
62.  バーディ
悪い作品ではないと思いますが、正直なところ退屈。過去と現在の2つのストーリーがパラレルに進行していくわけですが、いずれも変化がなさすぎます。過去のストーリーは、鳥好きの青年がずっと鳥好きであると強調されるだけ。〝ドラマ〟といえば、猫に食われそうになるシーンと、窓に激突するシーンぐらいでしょうか。飽きます。 また現在のストーリーも、一方がまくしたてて一方がまったく無視するだけ。一向に進展しません。まるでラーメンズのコントのようでした(もちろんラーメンズのほうが、ずっと緻密に計算されていて笑えます)。 で、やっとストーリーが動き出すラストシーン。たしかに意外でしたが、この一瞬のオチのために2時間を費やしたのだとしたら、笑う前に「長いわ!」とツッコミを入れたいところ。やっぱりラーメンズのコントのほうがおすすめです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-15 03:13:55)
63.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
ブレブレのカメラのせいで臨場感はありましたが、ストーリーは平板な感じ。いくつかのエピソードが無機的に並んでいる印象です。“敵”の様子がほとんど描かれないのはまだいいとしても、主人公の心の内や素性も描かれていません。なぜ、あれほど超人的なクソ度胸を身につけているのか。それが使命感なのか病気なのか趣味なのか。一方でふつうに家庭を持ち、ふつうに人としての喜怒哀楽も持っているようなので、余計に不思議に見えます。というわけで、何かオチがあるようでない、かといって 「to be continue」と言われてもあまり見る気がしない、徒労感の残る作品です。  
[インターネット(字幕)] 5点(2014-11-27 04:25:38)
64.  バンド・オブ・ブラザース<TVM>
あの手この手を繰り出しながら、10時間を飽きさせることなく見せた、という点では評価できます。しかし、これを“リアル”と評するのは違う気がします。むしろ、ちょっとした違和感、もっといえば嫌悪感を禁じえなかったのは私だけでしょうか。この作品は、アメリカの数々の戦争の歴史の中で、Dデイ→強制収容所解放→ヒトラーの山荘制圧という、もっとも輝いていた時期とエピソードだけを切り取っています。タチの悪い「プロジェクトX米軍編」という感じです。結局、残る印象は「アメリカってすばらしい」「アメリカこそ正義だ」ということだけ。特に井の中の蛙である米国人の多くは、そう思うことでしょう。しかし、それがウソであることを、私たちは知っています。だから私は、“続編”に期待します。同じコンセプトの「広島・長崎に原爆を落とした部隊編」や「ベトナムに枯葉剤をバラ蒔いた部隊編」や「イラクのモスクを空爆した部隊編」を。もちろん被害者の様子も“リアル”に描いてネ。
5点(2004-12-24 14:37:11)(良:3票)
65.  ハイ・クライムズ 《ネタバレ》 
いかにもB級なお話。ヒロインがドアップになって涙を流すシーンが散見されますが、どれも水道水にしか見えないんだよなぁ。どうせ観客を騙す気なら、いっそモーガン・フリーマンがすべての黒幕でしたとかにすればいいのに。 あとどうでもいいが、妹をセクシーキャラにするなら、もう少し美人を起用してほしかった。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-04-05 01:46:35)
66.  バイオハザードIV アフターライフ
ものすごく野暮を承知でツッコミを入れさせていただくと、冒頭の渋谷の見慣れた光景に激しい違和感。だって前作でアメリカは砂漠化していたはず。だとすれば世界経済はすでに壊滅状態のはずで、トーキョーだけ安泰とは考えられません。ついでに言わせていただくと、地下にあれだけ巨大な構造物があるなら、半蔵門線はどこに行ったのでしょう? それはともかく、お化け屋敷のようにワッと脅かしてナンボという、ただそれだけの作品でした。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-05-25 01:41:44)
67.  パワー・ゲーム
ゲイリー・オールドマンが出ているからという理由だけで期待して見たのですが、見事に裏切られました。だいたい最初から「共産党宣言」みたいな一人語りがあってイヤな予感。結局、イケメンで見事な肉体美を持つ主人公には、何一つ共感できませんでした。緊張感もないし、いろいろうまく行き過ぎるし。特に終盤、老優2人を前にした余裕綽々の表情には、むしろムカつくばかり。 いっそ主人公抜きで、ゲイリー・オールドマンとハリソン・フォードによる大人の「パワー・ゲーム」を見たかったかなと。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-04-10 02:58:28)
68.  ハングマン(2017)
アル・パチーノ以外、見たことのある役者は1人もいません(少なくとも私の場合)。21世紀以降のアル・パチーノ主演作品にはこういう傾向が顕著ですが、おそらくそれは、後進のチャンスを広げるために自ら広告塔になってやろうという気概なんじゃないかと勝手に解釈しています。 で、この作品ですが、やたらグロテスクでオドロオドロしいのはおおいに結構。しかし、結局最後までそれ〝だけ〟でした。オチの弱さが致命的。力投するアル・パチーノに報いることができず、「完投負け」を付けてしまった感じです。 ちょっと異質なのは密着取材する記者の存在で、「警官がどれだけの犠牲を払っているか世間は知らないから」という理由はなかなか立派。ちょうど今、「反黒人差別デモ」で悪者にされがちな警察ですが、そこに一石を投じる感じです。ただしその密着ぶりは、雀卓があれば余裕で囲みそうなほど。それはそれで問題ではないかと。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-06-21 03:25:30)
69.  幕末純情伝
幕末の経緯をある程度知らないと、何を騒いでいるのかさっぱりわからないと思います。デタラメのフィクションなので、ある程度知っていてもさして参考にはなりませんが。 遠い昔に読んだ原作では、龍馬はもっと無様で、だからこそもっとカッコよかった覚えがあります。ケンワタナベの龍馬はふつうにカッコいいだけ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-05-15 01:18:14)
70.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
いちいち小賢しいセリフ回しが鼻につきます。終盤の唐突な戦闘シーンも、無理やり感が漂います。だいたいイーストウッドの「アウトロー風でありながら国家に忠誠を誓う海兵隊軍曹」というキャラ自体、分裂気味というか、美味しいとこ取りというか。 要するに「カッコいいオレ」を撮りたかったのでしょう。典型的日本人の私から見ると、中高年でなおこの旺盛な自己顕示欲は羨ましくもあり、ちょっと冷ややかに見たくもあります。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-10-12 21:10:40)
71.  パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
これは失敗作でしょう。セリフにやたらと「悪魔的」だの「反社会的」だのと散りばめていますが、肝心の主人公の言動からそれが伝わってきません。本当に狂気なのか計算づくなのか、天才なのかズボラな女たらしなのか、どうも描き切れていない感じ。終盤になって急に純愛話になりますが、薄味です。 まあ主人公を演じたのは稀代のバイオリニストらしいので、その演奏を聞けただけでもプラスと捉えておきましょう。
[インターネット(字幕)] 4点(2019-05-25 01:28:08)
72.  パッチ・アダムス 《ネタバレ》 
大学医学部の「道徳」の時間(なんてものがあるかどうかは知りませんが)に教材として見せられそうな作品。たしかに主人公は偉いと思いますが、とにかく「感動させよう」「泣かせよう」という演出が鼻につきます。それに、最終的にだた1人の悪玉となった学部長が気の毒で気の毒で。〝ヒューマン攻め〟はタチが悪いです。 無償の病院を設立したとのことですが、そこにはきれいごとでは済まされないしがらみや問題が多々あったはず。大学卒業後、その中で悪戦苦闘する姿をもっと見たかったかなと。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-03-26 01:38:12)
73.  バトルフロント
雰囲気が暗すぎます。ジョークの1つもありません。殺伐として閉鎖的な田舎の息苦しさが伝わってくるだけ。こういうステイサム映画は、暴力ばかりがクローズアップされるため、見ていていささか辛いものがあります。 唯一の〝売り〟は「スタローン脚本」でしょうか。あの立派すぎる体躯で机に向かい、パソコンまたは手書きで脚本をカリカリ書いている姿を想像して、ようやくちょっとだけ笑えました。(実際にはせいぜいアイデアを出す程度で、書くのはゴーストみたいな人だと思いますが)
[インターネット(字幕)] 4点(2017-08-15 23:30:48)
74.  バックドラフト
音楽は重厚なのに、ストーリーはきわめて陳腐。特に、これ以上はあり得ない安直な“オチ”に脱力してしまいました。デ・ニーロの存在感も薄いし。よくある警官アクションものを消防士に置き換えるというアイデアに陶酔し、炎のシーンを何度か撮るだけで満足しちゃったという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-25 23:02:25)
75.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
やっぱり軽~い娯楽映画ですね。J・デップが主演だからけっこう期待したんですが、ディズニー映画に深さを求めた私がアホでした。それと、ヒロインがヒーロー顔負けの活躍をすると引いてしまうのは、私だけでしょうか。
4点(2005-03-13 05:20:14)(良:1票)
76.  博士と狂人
すごく惜しい感じ。素材としてはけっこう面白そうなのに、いろいろ盛り込み過ぎて、一方では説明不足で、見ているうちに小さな「?」が積み重なっていきます。 まず博士について。そもそも「博士号を持たない言語学者」という設定がよくわからない。そこそこいい暮らしをしていたようですが、どうやって食ってたのか。今なら電波芸者にでもなれば稼げるかもしれませんが、当時は誰がカネを払っていたのか。奥さんの描き方も中途半端。弟子らしきスタッフについては素性もまったくわからない。 また狂人について。なぜ元米軍医がイギリスにいたのか。中盤以降、施設の所長は何を思い、どういう治療を施そうとしたのか。別に被害者妻との交流もいいけれど、やはり描き方が中途半端でもったいない感じ。 結局、ショーン・ペンのせっかくの熱演が気の毒に見えてくるだけ。制作方針をめぐって訴訟問題にまで発展したそうですが、その混乱ぶりが映像画面から滲み出てくるようです。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-09-07 22:52:13)
77.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
さすが、よく練り込んである脚本だと思います。「豪雨」でいろんなドラマを生み出すとか、頭いいなぁという感じ。 しかしストーリーとしては、嫌悪感だけが残りました。善良で温厚な富裕一家を、まったく良心の呵責なく笑顔のまま騙し続けられるという、その神経がわからない。貧乏人なら金持ちにどんな仕打ちをしてもかまわないってことですかねぇ。これはある種の逆差別、人権侵害じゃないかと。 結局、富裕一家を破壊して逃げて、特に反省の色もなし。被害者である富裕の奥さんや子どもへの言及どころか、登場すらさせません。別に良識人ぶるつもりはありませんが、モラル意識が違いすぎてついて行けない感じです。 欧米ではやたら受けがよかったようですが、ひょっとしたら、サル山でも眺める感覚で、「東洋人なんて野蛮人だよね」「我々は欧米人でよかったね」という優越感に浸らせるに十分な作品だったからではないかと勘繰りたくなります。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-01-31 01:52:59)(良:5票)
78.  ハンコック
キャラ設定にかなり無理があるような。神だか天使だか知りませんが、それを言い出したらもはや生物ではないわけで、いったい何の物語を見させられているんだろうという気分になります。 それはともかく、あれだけ傍若無人に街を破壊されたら、都市の経済財政はかなり厳しいでしょうねえ。市民は〝ヒーロー〟の活躍を怒ったり讃えたりしている場合ではなく、早晩軒並み貧民になるでしょう。そうするとますます犯罪が増えて、そのたびにまた街を破壊されて…。つまり、この物語には最近流行の「持続可能性」がないわけで、もう気の毒で見ちゃおれんという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-08-03 03:09:45)
79.  パーフェクト・ワールド
私には合いませんでした。時代のせいもありますが、とにもかくにもチェーンスモーカーなのが気に入らない。しかも至近距離に子供がいるのに。その無神経さだけで、主人公には早々に嫌悪感が募るのみ。 だいたい、子供がなぜ主人公になついたのか、そのプロセスがよくわかりません。宗教的戒律を無視させることを「自由」だと考えているとすれば、ずいぶん浅薄で傲慢な発想でしょう。イスラム教徒に向かって「本当は豚肉食いたいんだろ?」と言っているようなものです。そういうアメリカンな自由主義観が、いかにもイーストウッド的ではありますが。 それに主人公がやっているのは、行く先々で善良な市民を騙し、脅し、カネやモノを奪っているだけ。自称善良な小市民の私としては、共感のしようがありません。 そして終盤のクドいことクドいこと。「はよ撃ち殺さんかい」と、自称善良な小市民の私は願うばかりでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-01-19 02:50:16)
80.  張り込みプラス
一緒に張り込む女性検事が、観る者に現実を思い知らせます。そう、仕事で組む女性というのは、だいたいこういうレベルなんです。われわれの住む世界にはアン・ハサウェイもスカーレット・ヨハンソンもいません。しかしそんなことを再確認するために、わざわざ映画を観る必要もないわけで。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-24 00:51:07)
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