61. ハーレーダビッドソン&マルボロマン
《ネタバレ》 もっとお気楽映画かと思えば、あっさり友達がいっぱい死んじゃう最悪な映画。そのくせ、中途半端にコメディだから笑えない。主演の二人が楽しそうなだけで、話もアクションもいまいち。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-12 13:52:20) |
62. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
《ネタバレ》 当時の若者の戦争への思いが、上層部の中途半端な対応で変な方向に爆発してしまう。終盤の銃撃戦がむごく、むなしい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:18:47) |
63. バウンド(1996)
《ネタバレ》 ○なかなか先が読めずサスペンスとしては佳作。○映画における同性愛の要素は微妙だが、B級の雰囲気やスタイリッシュな演出はハマッていた。○にしても、ジーナ・ガーションにはもっとブレイクして欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-10 22:51:45) |
64. ハチ公物語(1987)
○何となく知っているハチ公だが、こんな話だったとは知らなかった。とは言え、脚色のほうも大分されているみたいだが。ふーんと言う感じでそれほど感動はしなかった。○小さい頃のハチはえらくかわいいが、大きくなってから愛嬌が極端になくなった気がする。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 22:35:35) |
65. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 ○テンポが良く、設定こそ面白いのに、脚本よりこの力に頼った結果、中途半端な映画となった。途中からの展開に違和感があり、方向性が分からず、オチも微妙。もう終わりか、と言う悪い意味で早かった。○軽快なコメディ映画と思いきや、暴力描写がかなりリアル。予告編に騙されて行ったカップルが可哀相だ。○ブラッド・ピットはアホ青年役を好演。この役だと20代に見える。とは言え、映画の本筋とは関係がないのは残念。 [映画館(字幕)] 4点(2009-05-10 22:00:31) |
66. バスター・キートンの華麗なる一族(キートン半殺し)
《ネタバレ》 今回は、知らず知らずのうちに見知らぬ女性と結婚してしまうという反則級のオープニングです。結婚して彼女の家に行ってからはタイトル通りキートンが半殺しの扱いを受けます。後半反撃に出るキートンの階段シーンは見ものです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 21:08:55) |
67. パニック・ルーム
《ネタバレ》 ○結局何の映画って感じ。デヴィッド・フィンチャーが監督にしては内容が浅過ぎる。○ジョディ・フォスターの胸元が気になって仕方ない。それにフォレスト・ウィッテカーはやはり良い人です。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 20:55:19) |
68. 張り込み(1987)
《ネタバレ》 気軽に観られるお気楽映画としての位置づけであればそこそこの作品。設定こそベタで、まとめ方も強引ではあるが、笑えるところはある。特に自宅に電話がかかってくるシーンは面白い。リチャード・ドレイファスのコメディは始めて観たが、なかなかのはまり役で新鮮だった。もちろん、マデリーン・ストーもこの上ない美人で、お色気シーンもあり、この手の作品で重要な役を映画初作品ながら見事に演じていたのではないか。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-26 23:50:28) |
69. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 ○大統領が暗殺されるってイデオロギーの塊みたいな映画かと思えば、ただのエンターテイメント。確かにテンポもあるし、緊迫感もあって特に暇することなく観られた。○とは言え、都合が良過ぎる。葛藤を抱えるシークレットサービスの前に、たまたま捕らえられた大統領が乗った救急車に出くわすとは。映画にしてはお粗末な脚本。○キャストは豪華。シガニー・ウィーバーの使い方が贅沢すぎる。彼女に見せ場ないし。 [DVD(字幕)] 4点(2008-12-02 16:37:09) |
70. バットマン(1989)
《ネタバレ》 意図的ではあろうが、ジョーカーばかりが目立つ作品。どこにでもあるヒーローモノとは違う暗い雰囲気を持っているが、その意図は中盤以降の陳腐な展開で崩れ去った。バットマンも出すタイミング、頻度、演出が伴っていないせいか、ものすごく影が薄い。 [DVD(字幕)] 4点(2008-11-22 14:37:52) |
71. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
《ネタバレ》 伝えたいテーマは分かるのだが、これはどう観てもエンターテイメント。見事にパターンにハマった展開なのだが、そこまで悪くもない。ただ、やや中だるみしてしまったのと、悪との差をはっきりさせ過ぎたのは残念。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-26 16:14:22) |
72. ハンコック
《ネタバレ》 ○総じてそこそこの楽しさのあるいつものウィル・スミスの映画という印象。○前半は楽しかったのだが、中盤のどんでん返しから面白くなくなった。話の展開がハチャメチャで無意味にシリアス。意味が分かりません。○妙に手振れを意識した撮影が気がかりだった。もっと普通に撮れば良かったと思うのだが。○続編を作れるような終わり方をしているのも好きじゃないな。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-21 08:30:20) |
73. ハーヴェイ
この映画でのジェームズ・スチュワートはまさにはまり役。ほのぼのした雰囲気にぴったり。彼の演技を楽しむだけの価値あり。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-08 23:14:12) |
74. 馬鹿息子
後のキートンを見慣れているせいか、あまり笑いどころのないコメディと言うよりドラマな作風がしっくりこなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-02 10:21:43) |
75. バルカン超特急(1938)
《ネタバレ》 評価ほどの面白さを感じられなかった。まず、邦題が「バルカン超特急」とあるだけに、前半のホテルのやり取りを無意味に感じてしまった。登場人物の出し方などなかなか上手いとは思うが、サスペンスミステリーという雰囲気ではなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-18 12:44:39) |
76. 麦秋(1951)
《ネタバレ》 小津監督特有の映像的ゆとりが全体を覆い、伝統的結婚が影を潜める時代を見事に映し出している。結婚したくなければしなくても良い、そんなこんなで28歳。家族みんなが心配するのを他所に、本人はのんき。途中までは「晩春」にも似たような展開であったが、終盤は意外な展開。誰にも相談せずにあっさり別に結婚を決めてしまう紀子。個人として、子供としての独立が人間関係、家族関係の希薄を暗に意味するこのシーンは何とも切ない。母親が納得しきれないのはわからないでもない。結局は本人次第となってしまった個人の時代を見事に描写した素晴らしい作品。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-17 11:50:17) |
77. 晩春
《ネタバレ》 ワンシーンが長い上、二時間以内という上映時間。なのに、特に退屈することもなければ、あっさりした作品というわけでもない。時代が時代なので全て共感できるわけではないのだが、最後は紀子を娘のように思ってしまった。なんら意外性のない話だが、あの状況、あの時代でそう考える人がいるのも不思議ではない。そして、小津監督の画への凝りはここでも最大限に発揮されている。風景一つをとっても素晴らしいと言える。圧巻はラストの波。「人間生活の歴史の順序」と言っていたシーンとリンクする。どこかこじんまりしていた話だが、ここで大きく花開いて終わる。何とも素晴らしいエンディングだった。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-11 23:26:25) |
78. 巴里のアメリカ人
《ネタバレ》 ○率直な感想としては、あまり面白くなかった。○ストーリーといえるストーリーも無く、ひたすら歌やダンスでは飽きてしまう。○後の「雨に唄えば」の方が遥かに面白い。 [DVD(字幕)] 3点(2008-02-25 16:54:39) |
79. ハムレット(1948)
《ネタバレ》 ローレンス・オリヴィエの熱意は感じるが、少々退屈した。さすがに長過ぎる。城内を縦横無尽に動くカメラワークは素晴らしい。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-24 23:41:22) |
80. 巴里の女性
《ネタバレ》 当時のブルジョアの皮肉を込めながらも、恋愛映画。意思が固まったかと思っても、他人の一言でコロコロ意見の変わるジャンや、自分勝手なマリーに共感できないのが一番痛い。そして、恋愛がうまくいかないからといって死なないでほしい。ラストはうまく締めているが、ジャンの母が一番かわいそうだった。監督をしながらチャップリン自身が出演しなかった唯一の作品として観る価値はあるが、話自体がそれほど面白くなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-21 23:04:08) |