101. ハモンハモン
情熱的=本能的なのかもしれない。悪くはないと思うが、好きになれない映画だ。救いはペネロペの魅惑的な美しさのみ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-11 22:13:13) |
102. はやぶさ 遥かなる帰還
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的な帰還は、私たちに大きな感動を与えてくれた。その映画なのに感動はいまいち。科学の専門用語が飛び交うのは仕方がないし、映画の中の技術者たちも一生懸命に取り組んでいるのもわかる。しかし科学に疎い私には、それが何なのかがわからず、感動できないのだ。あれだけの配役陣を揃えたのだから、的外れな素人っぽい人が登場しても良いと思うし、「例えてみたら、~のようなものだ」というような砕けた説明が入っても良さそうなもの。映画はまじめすぎたと思う。 またそのまじめで堅い部分を解きほぐすのが人間ドラマの部分なのだろうが、これがもうひとつピンと来ない、第一あの町工場はどう関わり合ってくるのだ? 事業仕分けによって消えそうになったプロジェクトだけに、成果をもっと前面に出しても良かったのでは・・・。 [映画館(邦画)] 5点(2012-02-21 14:34:22) |
103. 花嫁はギャングスター
ヤクザ映画は嫌いなのだけど、思わず見てしまった。それほどおもしろい。多少見苦しい点はあるが、そこは目をつぶって。クールなシン・ウンギョンに免じて・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-10 11:22:10) |
104. バージンブルース
「ジンジンジンジン、血がジンジン」なつかしいなあ、バージンブルース。女子寮に押し入った泥棒さんと仲良くなるのかと思いきや、脱サラの借金を抱えた中年ダメ親父と・・・。自称バージンだし、万引き犯で追われてりゃ仕方ないかと思いつつ旅をする。 灰色の浪人生活の憂さ晴らしだろうか、そういえば、この時代はここいう映画が多かった。秋吉久美子はそういう映画を代表する女優とも思える。 この映画では野坂さん自身による「黒の舟歌」を拝むことができる。 [映画館(邦画)] 5点(2011-09-22 07:56:29) |
105. ハリー・ポッターと賢者の石
内容も何も知らず、ただ人気あるシリーズだからということで見たが、主人公らと近い年代が見ればそれなりに楽しめる映画だと思う。私にはこの1作だけで十分だった。 [映画館(字幕)] 5点(2011-08-20 05:53:50) |
106. バニラ・スカイ
最初に見たのは、オリジナル「オープン・ユア・アイズ」より前、そのときは斬新に感じたしおもしろかった。その後、オリジナルを何度か見て、改めて「バニラ・スカイ」を見るとまた想いが変わってくる。 この両者の違いは、オリジナルとリメイクの違いだが、私には欧州風と米国風の違いのようにも思える。謎がより科学的でSF風に、幻想的なものがより現実的世俗的に表されているように見える。そしてどちらが優れているかではなく、どちらが好みかの問題だろう。私の場合はどちらかというと「オープン・ユア・アイズ」かな。 この映画の方は、ハリウッドリメイク版らしく、米国のなじみのある顔がたくさん登場するのも強みだし、ポール・マッカートニーらの音楽もいかにも米国的、いやキャメロン・クロウだ的かもしれないが・・・。 ペネロペはこの映画でも美しさは健在、トム・クルーズならずとも参ってしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-19 08:44:16) |
107. 張込み(1958)
《ネタバレ》 この映画は途中までは本当に退屈である。張り込みを始めてから5日6日と日にちだけが過ぎていき、殺人の容疑者はいっこうに現れない。毎日が判で押したような後妻高峰秀子の生活、ここで私のように退屈だと感じる人は刑事にはまったく向かない人であろう。 刑事というのはとても地味な仕事で、テレビドラマのような格好いいことはまったくないのが普通である。こつこつと聞き込み足で稼ぐ、あるいは映画のようにじっと張り込んで待つ、これが刑事の仕事である。その張り込みですら、旅館で他の職業人に化けてというのは異常だろう。実際は建物の陰や空き地その他の吹きさらし、暑さ寒さや雨露を凌ぎながらということになる。そういう現実ではなく、非常に都合の良い映画である。 また昔は他人の家の中をのぞき込んでも、まったく問題にならなかった。警察権力すなわち国家権力イコール正義だったのである。だが今ではどうだろう、本当に問題にならないのだろうか。警察は正義という名の前に、何でもできるというのが未だに残ってはいないだろうか、またそれが捜査の行き過ぎや冤罪を生み出してはいないだろうか。 この映画は清張特有の人間の心理より、警察権力そのものが問われているように私には思えた。 話がそれたが、旅館で男(刑事)が二人何もせず昼の日中からごろころとしている。知らぬ者がみれば怪しむのは当然であり、地元の警察を呼ぶが、うまいこと言って切り抜ける。この辺にも警察どうしの馴れ合いを感じさせる。 容疑者役が田村高廣というのもまったく凶悪犯には見えないし、高峰秀子と二人きりの姿を見ると、心中の心配はまったくないし、大石先生と磯吉君を思い出す。 またラストの「若いんだ、やりなおせるさ」という言葉すら「刑事に何がわかるのか」という空々しささえも感じる。後に「砂の器」や「鬼畜」の名作を描いた野村芳太郎監督だが、ここではまだ松本清張映画の第1作目で力は十分出し切れなかったのだろう。 [ビデオ(邦画)] 5点(2011-05-11 18:25:51) |
108. 初恋(1951)
《ネタバレ》 ワンコインDVDを買って鑑賞したが、オードリーファンでないかぎり勧められない。ローマの休日より前の彼女の出演作は、「オードリー・ヘプバーンの・・・」というタイトルにはなっているが、ほとんど端役でこの映画が何とか準主役というところである。 彼女は、女優になる前はバレリーナを目指していただけに、踊っているシーンも安心してみることができる。 [DVD(字幕)] 5点(2011-02-12 19:12:25) |
109. 晴れた日に永遠が見える
昔見たときは結構おもしろい映画だと思ったのに、見直してみると存外つまらない。ストーリーがわかってしまっているからと理由もあるが、予知能力の使われ方が物足りない。イヴ・モンタン、バーブラ・ストライサンドと歌の上手い(本職の歌手)主役を配しながら、ミュージカル映画としてもパッとしない。ところで ジャック・ニコルソンの役は必要あったのだろうか。 [映画館(字幕)] 4点(2014-05-24 21:44:15) |
110. ハッピー・フライト(2003)
えっ、こんなのでスチュワーデスになれるの?からスタートして、よくぞ国際線になれたものと思うが映画だからいいだろう。だが今ひとつストーリーは好きになれないし、マイク・マイヤーズのコメディはちょっと苦手。 [DVD(字幕)] 4点(2012-10-18 21:47:59) |
111. パッチギ! LOVE&PEACE
主役アンソンとキョンジャの兄妹などキャストが変わってしまったからだろう、前作と比べ役者が見劣りするし魅力を感じない。パワー不足だし、それどころか同じ監督が作ったようにさえ見えない。在日朝鮮人(韓国人)の問題を扱っているのだから、もっと鋭く描いてほしかった。 [DVD(邦画)] 4点(2012-05-18 16:11:29) |
112. バルカン超特急(1938)
《ネタバレ》 どこが良いのかよくわからない映画。ご都合主義というか、ヒッチコックらしくない。ミセス・フロイ失踪の謎解きあたりまではおもしろかったが、その後は列車もストーリーもあらぬ方向へ、まるで米国西部劇のような撃ち合いとなる。安物のスパイ映画になってしまったのが惜しまれる。 暗号のメロディも結局何だったのかわからずじまい。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-05-25 13:52:30) |
113. パッセンジャーズ
《ネタバレ》 大規模な飛行機事故生存者のPTSDであれば、グループセラピーだけでなく、EMDRや行動療法などの専門的な方法や、もっと飛行機会社あげての対策をするはずだ。 しかし映画の中の治療は専門性もないし、治療対策も大がかりにやっているとは思えない。また第一、クレア自身が医師にもカウンセラーにもまったく見えない。 初めから破綻しているわけだが、彼女がその方面は素人で映画が彼女の夢であれば頷ける。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-04-18 07:49:34) |
114. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ちょっとふざけすぎだし中身のない映画だ。どこがおもしろいのかわからない。不死身になったゾンビの海賊と戦うなんて、馬鹿らしい。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-23 21:19:32) |
115. パンツの穴
青春映画には違いないが、とても爽やかとは言えず品がない。途中目を覆うようなシーンが多数、これでは若者に勧めることはできない。その上ストーリーも安易で、ビールを中学生に出したりするなど問題も多い。一番笑ったのは糞合戦にUFOが登場するシーン、金八先生もトンだところに使われたものだ。救いは女の子たちのかわいさだったが、菊池桃子も評判の割にいまいち、個人的にはむしろ友人大石麻衣役の矢野有美の方が、もっとかわいいと思うが・・・。 [映画館(邦画)] 3点(2012-08-05 06:30:39) |
116. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
《ネタバレ》 前作はミイラ復活の斬新さとコミカルなアドベンチャー映画としてまずまずだったが、続編はとたんにおもしろくなくなる。 神秘的な要素だったのが俗っぽくなり、アクションは派手でオーバーになる。主役の二人が結婚し8歳の息子が加わるのは良いが、スコーピオンキングはいかにも粗野だし、前作で活躍の場がなかったアナクスナムンも、ミラという生まれ変わって登場するも現代風で魅力半減。 終始ドタバタで、派手な撃ち合い、殺戮が増えるのも好きでない。 [DVD(字幕)] 3点(2011-10-23 05:29:18) |
117. バーバレラ
昔々若かりし頃、悪友からジェーン・フォンダの○○○が拝めるというので一緒に見た映画。友人はとてもはしゃいでいたが、私はがっかりだった。よくまたくだらない映画ができたものと感心した。 [映画館(字幕)] 3点(2011-07-26 15:36:18) |
118. パール・ハーバー
初めの方は若いパイロットと看護婦のロマンスで悪くはなかったが、やはりタイトル通り真珠湾攻撃からの戦争映画になってしまった。とたんに映画の表現も荒っぽくなって、雑になってしまった。特に目立つのは日本側の描き方が非常にお粗末なこと、そして最後はなんと米国万歳になってしまった。 戦争は戦争自体が悪いのであって、正義のための戦争など存在しないはず。しかしこの映画では常に米国が正しく、米国に逆らう国はすべて悪という表現にも思える。 [DVD(字幕)] 2点(2012-01-12 19:34:20) |
119. パルプ・フィクション
関係のないようなエピソードをつなぎ合わせて、あっと言わせる手法には一目はおけるが、見終わった後「おもしろかった」以外には何が残るのだろうか。 暴力を肯定しているような設定も嫌だ。 [DVD(字幕)] 2点(2011-02-07 08:16:12)(笑:2票) (良:1票) |
120. バイオハザード(2001)
《ネタバレ》 最初の方だけSF的な雰囲気と謎に満ちていて期待されたが、レーザー光線?で身体が切り落とされるシーンからついて行けなくなった。ゾンビが出てくるともう嫌でたまらなくなり、主演のミラ・ジョヴォヴィッチにつられて見たのがまずかった。最後の方ではストーリーもどうでもよくなり、早く終わってほしいと思ったほど、私が見る映画ではなかった。 [DVD(字幕)] 1点(2012-08-17 21:52:33) |