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1.  波紋
たいへん面白い  筒井真理子の独壇場だが 脇が重厚でより引き立つ  何がまともで、何がいけなかったのか 何処からおかしくなったのか 震災、介護、宗教、隣人猫、半額客・・・ 小さな波紋は大きな波になり自分の周りから広がり 夫や息子も波を避け、結果、遠くに追いやった  信じる物は救われるというが、吟味は必要 本人が信じたものは心のよりどころとなりえたのか 同じ所をぐるぐる回っているだけじゃないのか 自己満足の極地  戻ってきた夫には無理だったが 息子や彼女が語る正論に観ているほうもハッとなる  本音を言い張る波紋上の演出の凄み 要所で響くクラップ音が布石だったとは  晴天なのに雨の降るラストは心を洗うようだった。
[映画館(邦画)] 8点(2023-06-07 15:10:40)
2.  バビロン(2022)
ちょっとビックリ!  ”ファースト・マン”以前は未見で しっかりした作品を作る監督かと思っていたが 観ているこっちがしっかりしないといけない映画だった。  3時間、結果長くは感じないけど 引き込まれるパートと退屈なパートがあり ところどころで長くも感じる。  しかし、なんと下品な映画か! 万人に評価されることを完全に拒否している 監督さん何に挑戦しているのか、底知れなさに感服。  カメラワークなど特筆ものだし サイレントからトーキー移行時のエピソードも面白い (サイレント撮影時、現場で音楽を演奏してるけどそうなの?)  思いの丈をぶつけたラストは必見 凄いものを観た。  映画って当てるとこうなるのか、マイケル・チミノを連想した。
[映画館(字幕)] 7点(2023-02-17 14:41:57)
3.  鳩の撃退法
これは面白い!  かなり複雑に入り組んだストーリーながら 目の前で起こっている事についていくのに必死 あっという間の2時間。  途中、ちょこちょこ入る回想、検証シーンもさることながら これは伏線回収できるのかと不安になりながら 観終った後も、これでいいのか?いや、いいんだろう、多分? と、自分で思い出しながら何度も楽しめる、感慨深い作品。  感動は無いけど、映画としてこの形に作り上げた製作陣に脱帽 小説原作らしいけど、本の方はどんな形の構成になってるのか興味が湧く。  役者は皆、とても上手だった、 メガネのチンピラとウェイトレスの女の子が印象的。  今年で一番楽しめたかも、DVD出たらまた観てみたい。
[映画館(邦画)] 7点(2021-09-03 14:05:38)
4.  ハクソー・リッジ
本年度の代表作になるという噂を耳に挟んでいたので、気合十分での観賞  見るまで気が付かなかったが サイレンスに次ぐ信仰モノのアンドリュー・ガーフィールド節 あの少しヘラヘラした感じが逆にマッチしたか  ディアハンター、プライベート・ライアン程ではないが、突然の戦場描写に緊張感UP  ワラワラと湧いて来る日本兵を完全悪に演出したのは 製作国一方向からの視点であり 展開を鑑みて、そこに尺を割く必要はなく、これで良いと思う 戦地で、一時的優勢状態からの一夜を入れたことにより、殊更緊張感が増した 艦砲射撃の凄まじさや、手榴弾の描写などリアルで衝撃的 テーマからすると、まとまりの良い出来になっていると思う  不満なのは、冒頭で「実話です」と表示して ラストで事を成し遂げた彼が、安堵し天にも上る演出をした後 エンドクレジットでの御本人達登場は、一気に引いた  実話であっても、ドキュメンタリーではないので いろんな脚色を施して映画という作品にしたのだから そのまま終われば良いものを あれでは「本当か?だったら日本側にも言いたいことがあるぞ」と 作品の余韻が台無しになったと思ったのは私だけだろうか?
[映画館(字幕)] 7点(2017-07-03 17:27:37)
5.  ハラがコレなんで
気風の良い女の子が我が身の不自由を省みず奮闘し、吹き溜まりの人々に元気を与え小さな問題を一つ一つクリアしていく。「粋」という言葉を連発しながら・・・ と、まあ脚本段階でエピソードは結構面白そうだっただろうが映画にするには+αが無いと成り立たない、TVドラマ程度の話になってしまったのが残念。 それでも「OK!」と言うまでの間や、脇役キャラの立て方、子役の演技などには十分見所がある。 総合的な評価は上がらないだろうが、それでもまだまだ若い才能、定期的に自分のやりたいように作品を発表してほしいものだ。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-06 09:49:38)
6.  半次郎
私の唯一得意な日本史、幕末。 命がけで成し遂げた倒幕、維新。しかし新しい世の中になったとき一番不要になったのが立役者である武士(士族)であった、剣を取り血を流した彼らは結局、策略を巡らす政治家にはなれず、倒幕時には同士である仲間と袂を分かちお互いを討つ事になる。 幕末好きのきっかけは竜馬だが、あのとき他の目線から倒幕、維新はどう映っていたのか、このあたりなかなか映像にならないが、大きな時代の変化に翻弄される人々の話には興味がそそられる、たった150年ほど前の事なのに・・・ さて、「半次郎」だが薩摩目線で丹念に描かれておりストーリーには好感が持てる、西南戦争に至る経緯などが弱い気がするが現場ではあんなものかもしれない、西郷の苦悩が伝わりにくいが心では伝わっていたのか、また西郷の演技ちょっとへたじゃね・・・などなど、やや名作になりにくい演出が目立つが幕末好きには及第点か。 事実、悲惨な西南戦争から1年後大久保も暗殺されたわけだし、ある方向から見た時代の物語としては感慨が深かったです。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-26 08:10:04)
7.  ばかもの
予告や予備知識で想像していた話とかなり違ったが特に問題は無い。 かなり手堅い作りになっていて逆にメリハリがいまひとつ、カメラは内田有紀にやさしい撮影で、内容のわりにリアルなエロさや惨さは表現できてない、乳や腕を見せろとは言わないがもう少し現実感のある映像があれば引き締まったのに。故意だとは思うが主役の2人以外はほぼ無個性で多少ひねったラブストーリーに留まったのが残念。 それでも成宮寛貴の演技力には唸るものがあり、彼の代表作になった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-26 10:56:18)
8.  パレード
非常に実験的。 詳細を語らないので想像のみで観客を引っ張るにはチト演出がキツいように思えた。舞台劇のようだが映画でしか表現できないシーンもあり映画としては成立している、しかし多くのシーンである室内が暗く画質の荒さが気になるような照明はいただけない。 話は以外に面白く、犯人探しよりも人間関係を重視し、ラストに関係を逆転した上であの見下すような目から窓以外黒で引いて行き、タイトル、は結構凄い演出。 嫌だけどもっとベタに演出したら当たった映画かも。  
[DVD(邦画)] 6点(2011-03-30 09:05:28)
9.  パーマネント野ばら
菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、偉大な3女優のための映画。 皆本当にいい顔をする、菅野、小池などはシーン毎に一瞬別人か?と思うぐらい、いろんな顔をする。子役のビンボな子の顔も良かった。 説明がないので設定がちょっと解りにくいが、方言や携帯が出てこない事で土佐の田舎の港町80年代ぐらいか?(スロットは古くはなかったが) ラストシーン後にそれまでの登場人物達のやさしさに泣ける。 小さなコミュニティで起きたプチファンタジー、ATGの映画にこういう雰囲気よくあったなぁ~最近あまり見ないなぁ~なんて思っちゃう感じの映画、悪くない。
[DVD(邦画)] 6点(2011-01-25 09:55:29)
10.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
コメディなので吹替えで観ました。 たしかに笑えるけど、ラストがあんなにアッサリだとは思いもしなかった。もうちょっと謎解きに意外性がないとつまらないと思う、アメリカらしいと言えばそうだが、このあたりは日本のこじんまりした佳作(キサラギ、アフタースクール、悪夢のエレベーター、運命じゃない人・・など)のほうがしっかりしてるなぁ~残念!
[DVD(吹替)] 5点(2011-01-09 15:25:18)
11.  ハート・ロッカー
悪くはないが肝心のストーリーが弱い、前半のドキュメンタリー風なブレブレ映像で臨場感を出したのは良いが、現場以外のカメラはちゃんと固定されメリハリがない、観ている側の立ち位置をあまり考えてないような映像。事実がどうかは解らないがあれだけ完全防備のいでたちで指だけ無防備な所がすごく気にかかった。 話自体は新しくはない、ベトナム物で既出の戦場でのみ自分の存在価値を認識し通常社会で充実感を見出せない、だからまた戻っていくのだ・・・というものだが、くどくなくサラリと演出したのは良かった。 特筆できるのは砂漠での戦闘シーン、ここは非常に緊迫感があり見応え十分、夕暮れになり「今日はもう終わろうか」みたいな台詞が妙にリアル。 しかし全体の出来はとても普通な映画だと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 10:45:12)
12.  ハゲタカ
思っていたより面白かった。この手の映画は映像に派手なものがないので、話が良くないと全然ダメになっちゃうけど、ギリギリセーフ。金を拾うシーンをラストに重ねたのにはちょっとグッときた。今の日本を憂いている話に最近よくお目にかかるが、私もその通りだと思うし何も出来ない自分に寂しさもある、他から変えられることに慣れきった日本に一石を投じる台詞や行動に目を見張る。アニメ「東のエデン」など今を変えていくと言うテーマには心ひかれます。
[DVD(邦画)] 5点(2010-02-11 17:08:49)
13.  パプリカ(2006)
観ている間は面白い、ただ全体にこじんまりしていて深みが無いので観終わった後にインパクトが薄い。もう少し違う切り口であと10~20分ぐらい長いと凄い作品になったかも、最近よくあるアメリカのアクション映画みたいにあっさりしてた(映像ばっかり凄くて話はペラッペラ)登場人物がやたら小難しいことをしゃべるので途中で字幕有りに変えて観ました。しかしアニメ作品としてはこれからを期待させるものなので次回作に期待。
[DVD(邦画)] 5点(2009-08-24 14:39:42)
14.  ハッピーフライト(2008)
観てから10日ほど経つのだけど、確かに映画館では面白かったです。田端智子と平岩紙の地上部隊や管制塔の会話&アナウンスなどに笑いがたくさんあったし退屈はしなかったが、その後に2往復ほどANAを利用することがあり、座席に座って考えると、この映画ってちょっとヤバいんじゃないと思うところがふつふつと沸いてきた。実際、防ぎようのないトラブルではなくて、あんなにドタバタしていては飛行機は飛ばないんじゃないかと・・逆に心配になった、スパナや鳥や機長の負傷の件などANAのイメージアップにはなってないんじゃないか?私は全然良いと思わないウォーターやスイングよりは面白いと思うが、実際の企業を巻き込んじゃダメだわ、リアリティが違う方向に行っちゃってた。架空の路線を題材にするなら架空の航空会社でよかったんじゃないかな。
[映画館(邦画)] 5点(2008-12-05 11:26:48)
15.  パコと魔法の絵本
私はたいへん楽しめました。大筋は事前情報のままですが、この映画は「楽しもう!」と思って観たほうが正解でしょう。前半の音入りドタバタギャグ、登場人物全員に見せ場があり、それぞれ流れを邪魔していない、中盤からの泣かせもベタだけどOK!、最後がちっと・・・だけどこの監督は下妻、松子のときも思ったが、「ここで終わっちゃえ」と思ったところで終わらず、「この後もう1ひねり」と思うと終わっちゃう。それも計算なのか?私にとって3匹目のドジョウは居たけど、次はどうなのかな?自分でハードル凄く上げてる気がする。ともあれヒットして次回作の資金を貯めてくれと思う次第です。 小池栄子の怪演にシビレタ・・・
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-17 11:29:56)
16.  パンズ・ラビリンス
予告編での予備知識からは想像できないダーク・ファンタジー。「ミツバチのささやき」や「エルスール」などにちょいちょい影を落とすスペインの内戦について調べちまったよ、それほど内戦とは根深いものなのか。少女の目に映る世界とは、現実から死の危険をもってしても逃げ出したいほど荒廃しているのだろう。シーンの繋ぎに物陰を多用したり、途中話がバタバタ進むところがちょっと不満だが、CGなどは良く出来ており全体としては非常に満足。 ※子供は見ないほうが・・・トラウマになるぐらいグロいです
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-21 09:08:47)
17.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 《ネタバレ》 
退屈ではないけど、映画としてはどうかな?映画館で観てたら結構凹んでたハズ、DVDで良かったです。ラストもちょっとマズイと思う、タイムパラドックスが無茶苦茶すぎるしね、全体を見ないで各シーンだけを見て楽しむ映画。
[DVD(邦画)] 4点(2007-12-31 16:21:11)
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