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フィンセントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 202
性別 女性
自己紹介 閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*)
良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆

ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw

★好きな俳優★
M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw
さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。

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1.  バイオハザード(2001)
この映画に関してはゲームの世界と比べられることが多いのが残念だ。  バイオハザードのゲームをしたこともなく、またする予定もないゾンビ映画好きな私から言わせていただければ、今作は「エイリアン」シリーズの1と同質の面白さを堪能できた。すなわち【これから何が起きるのか?】のワクワク感と、敵(「エイリアン」でいえばエイリアン、「バイオハザード」についてはゾンビ)に関してよく分かってない主要キャラが混乱の中で取り乱しながら次々とやられていく展開、そして天下無敵のスーパーヒロインの存在だ。  なおかつバイオシリーズでいえば私は今作が一番好きなのだが、それはミラが一番若いからでもある。 蒼白に近い色白の顔に、ブルーダイヤのような青い瞳が、ホラー映画特有の青白い画面にとてもなじんでいて、ホラー映画なのに美しいミラにほれぼれできる美しい映画でもある。 2作目以降は、アリスがどんどんアクション的にパワーアップしていくということで仕方ないが、筋肉隆々になっていくし、服装は戦闘モードで茶色系ばかりだし、顔も髪の毛も土ぼこりでススけていて”ほこりと汗まみれのアリス”であるのに対して、潜在的戦闘能力を秘めつつエレガンスを兼ね備えるアリス像は、実に個性的でグっとくるものがある。  さらにそんな美しいミラだけでなく、レーザービームで体をみじん切りするコーナーや、クイーンのホログラム等、全体的にスタイリッシュなイメージが多いことも高ポイント。2作目以降の大型の銃器や戦闘機まで登場してドンパチが繰り広げられる騒々しいイメージではなく、とぎすまされ洗練されたイメージが、ミラの透き通るような美しさとあいまって、今作を唯一無二の美しいホラー映画に仕立てあげている。  ゾンビ映画では、サントラはこれといって印象に残るものはないのだが、今作は、ダニーボイルの「28日後...」「28週後...」と良い勝負の、秀逸なサントラも擁していて、ミラの魅力と、ストーリー展開、映像と音楽、すべてにおいて印象深い素晴らしいゾンビ映画であることは間違いない。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2017-08-14 09:35:29)
2.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
「内容が理解不能」という趣旨の批判も多い作品だが、宮崎はそもそも内容など重視していない人であることを忘れてはならない。 以前NHKスペシャル「終わらない人~宮崎駿」の中で彼は  「ストーリーなんてどうでもいい。場面を見て『あ~すばらしい』って。それがいい映画だから。自分が好きだった映画はみんなそうだったから」と発言していたが、「ハウルの動く城」はまさにその通りである。  ”印象的なシーン”を数珠つなぎにした作品、それが「ハウルの動く城」。 それはまるで、ガンコおやじがいとなむ、メニューや価格が決まっていない独善的な料理屋のようなものだ。 その店の方向性やガンコおやじとソリが合わない客がいたとしても、その店の価値、存在意義そのものに何の変わりはない。  しかしあえて言おう。私はストーリー的にもこの映画が大好きである。 メッセージ性もある。それは  「自己肯定観って大事」ということ。  否定的な人達の意見として多いのが ”なぜソフィーは老婆になったり若返ったりするのか?”だが  彼女はそもそも<老婆になる呪い>にかけられたのではなく<自己否定している時に老婆になる呪い>をかけられたということを理解しなくては。  ケバい母親や、モテモテの姉が登場する意味が分からないという批判もあるが、彼女達は 「ハデな服装なんて私には合わない」「私なんてどうせモテない」というソフィーの自己否定感をより際立たせるために、対比として登場していることを理解しなくては。 (だからこそ、鑑賞者が「ソフィーって母や姉と大違いの劣等感の塊なんだな」と理解した後は、彼女達は用済みであり、後半には一度も出てこないのである)  そしてソフィーが老婆になったり若返ったりする理由は <自己肯定観が強まる時や、眠っていて自己否定の意識そのものを本人が感じていない時だけ若返り、自己否定観が強まると老婆になる>なのである。  もっと細かく言えば、自己肯定には<素直に恋をしている時>という事も含まれる。  サリマンの前でハウルをかばう時や、「未来で待っててー」等、全力でハウルを意識しているときだけ若返るのはそれが理由だ。 ハウルがソフィーに花畑を見せた時にも若返るのは、男から花を贈られて素直にときめいている証拠。 しかし直後に「ソフィーはきれいだよ!」とハウルが言った途端、老婆に戻ってしまう。(「私、どうせきれいじゃないし」という自己否定が出た証拠)  中盤で若返りと老婆が頻繁に繰り返されたのは、自己肯定観の不安定さの証拠であり、後半になったらほぼずっと若返りしていたのは、自己肯定観がしっかり根付いてきたという証拠である。   ハウルの存在も、ソフィーが自己肯定観を育てていく上で必要不可欠。最初はぎこちなく関わっていたマルクルやカルシファーも、彼女の揺れ動く自己肯定観とのせめぎあいの中で、次第に心を通わせていくのは微笑ましい。 カブも、終盤で壊れ行くハウルの城のブレーキ役として役割を果たす上で、脇役ながら重要キャラであるが、彼の魔法が解けるためにも、ソフィーの自己肯定観が必要だったことを思えば、ソフィーが自己肯定観を得たことで  【みんな、ハッピーエンド】となり、実に上手にまとめあげられたストーリーである。  また、カブが王子に戻ることは、ソフィーの自己肯定観が自分自身だけでなく、周囲をも助ける力になるという事を示している。   このエピソードは、我々が自己肯定観をもっともつべきだし、それが自分だけでなく周囲の力にもなるというメッセージだ。  ちなみに突然90歳になったソフィーがあっさり状況を受け入れるのは不自然だという批判もあるが、彼女はそもそも、恋するトキメキも若々しい快活さもない、おばあちゃんみたいな性格であるのだから「ちょっとやそっとのことには驚かない」のは当然なのである。  ソフィーは、老婆になってもすぐに気持ちを切り替え世捨て人になる自分を「年をとるメリットだ」みたく感じているが、老婆になる呪いはあくまでも、見た目だけで、性格は若いソフィーのまま。 私は老婆までは行っていないが、少なくとも10代だった頃よりあきらかにハラが座っていて、ちょっとやそっとのことでは大騒ぎしない(そういうことにパワーを使うのは無駄と悟っている)ので、ソフィーの落ち着きっぷりに何も不自然さを感じない。  批判者は、そこに注意しつつ再鑑賞してみは?
[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-07-21 08:46:39)(良:3票)
3.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
数年に一度開催されるミラジョボ祭り第三弾。  ほんとにもう、話を書いているポールさんはミラジョボを裸にさせたがります。1では冒頭のシャワーシーン、2では医務室での紙切れ2枚でサンドイッチ場面、そして3ではクローン製造機の場面。3の公開時にはポールはすでにミラを嫁にしていたので、映画で脱がされ私生活でも脱がされ、ミラジョボはとても忙しそうです。  それはそれとして、1と2がどちらかというとヒンヤリ感が漂っていたのに対し、3は真夏のジリジリ感がいっぱいです。1と2が全体として暗く怪しげな映像であったのに対し、3は明るくて怪しげさを排除しています。 元気におひさまの下をうろつきまわるゾンビたちはどこかキュートで、アンブレラ社仕込みの青いパジャマ姿のゾンビは、カメラや携帯にはしゃぎ、おもちゃがうまくいかないと赤ん坊のようにカンシャクを起こします。箱詰めされていたコンテナから飛び出してきた青パジャマのゾンビたちは今にも枕投げをしてしまいそうなほど快活で無邪気です。  ポールはシリーズが”みんな何だか似てる雰囲気”にならないよう、ミラジョボ祭り3回目ではガラっと雰囲気を変えてきました。3回目ではひたすら<カワいいゾンビ>を見せてくれます。  ところで私の中で、今回の作品で一番かっこよかったのはカルロス。自爆で仲間を助ける直前に一本のタバコを発見し一服、ゆったり煙をはきニヤリしてからのドッカーンは、「スラムドッグ$ミリオネア」で主人公の兄貴がお札風呂で逝った場面と1位2位を争そう”かっこいい最後”です。  ゲームを楽しんだことがある人にとっては邪道かもしれませんが、バイオシリーズはポール主催のミラジョボ祭りとしてとらえている私にとっては「今回はミラをそう料理してきたか」と、普通に楽しめました。  「ゲームと違う~イメージ違う~」となげいて損した気持ちになるより、ポールにとって数年に一度のバイオシリーズは、愛する妻の記念アルバムの1ページ1ページだと開き直ったもん勝ちです。 ミラの瞳がアンブレラ社のマークにカチっと切り替わったりするために、彼女の湖のように深く澄んだブルーアイズがドアップになる場面だって、ポールによる「オラの嫁の瞳は世界一美しいんじゃ」という嫁自慢にほかなりません。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-17 11:26:46)
4.  ハイスクール・ミュージカル2<TVM> 《ネタバレ》 
小学生の娘がお気に入りのディズニーチャンネルではハイスクールミュージカルもそうだし、現在だとティーンビーチムービー、新エピソードはもう出なったがシェキラ!とか天才学級アントファームとか、とにもかくにもティーンの男女が歌って踊る作品がテンコモリである。 で、私てきには、年齢的に、若者のそういった底抜けに明るいハイスクールライフとか軽くて耐えられないジャンルで、「ザックエフロン!?顔がよけりゃいいってもんじゃないよ!高校生役?ティーンとか生理的にムリ!」と思っていた。しかししばらく前に「ヘアスプレー」を見て、「歌って踊るザックええやん!」と、いやほんと、食わずもの嫌いはだめだねと、反省して、ていうかすっかりザックのファンになってしまって、数年前には「ちまたでウワサのハイスクールミュージカル、あれだけは一生絶対に見ることはないだろう」と思っていた作品をいそいそと鑑賞した。はっきりいって、ハイスクールのティーンどもが歌って踊るディズニー映画は、物語の中身についてあーだこーだ言う必要はないのではないかと思った。直感で、そう、右脳でもって、本能的に「イイイイィィィ~!!」って、楽しんだもの勝ちだ。(ということは、歌とか踊りに興味がない人はもうすでにアウトということになるが。)    歌、踊り、私てきには100点満点である。しかしほんとに、ディズニーってアニメでも実写でも、どうしてこうも、音楽がすんばらしいの!?今までほとんどのディズニー映画は見てきたけど、ハズレってのがないのだよね。お気に入りの歌の数の多い少ないの差はあれ、「このディズニー映画の音楽は、どれをとってもいいものが1つもなかった」っていうことは皆無だった。ディズニーおそるべし。 思うのだが、ディズニーのミュージカル映画って、1回見たら、あとはもう、歌って踊る場面だけ見たくてそれ以外の場面は飛ばして見るとか、そういう人多いのではないのか?少なくとも自分はそうなのだけど。  そう思えば、ディズニーのミュージカル映画っていうのは、歌って踊るシーンを盛り込んだミュージックビデオが、ストーリーでつながれたものだと言える気がする。つまり、中身とかはどうでもいい、感動とかそういうのもどうでもいい、とにかく見て聴いてココチいいミュージックビデオ集なのだ。  
[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-09-06 19:29:24)
5.  バイオハザードII アポカリプス
TVのレポーターが平野ノラに見えて仕方ない。カチっとしたスーツ、太い眉、やせぎみの頬骨のはった顔つき。 学校の教室で子供ゾンビに集団で襲われるときに「おったまげー!」とか言い出しそうだ。  レポーターだけでなく、ノリの軽い黒人運転手、カウボーイな狙撃手、停職中の女性警官(ジル)とその相棒、元アンブレラの隊員・・・と、一挙にいろいろなキャラクターがワラワラと登場し、さらに敵陣もゾンビに加えて、リッカーやら、元マットのネメシスやらが登場し、ゾンビVSアンブレラ隊員というシンプルな構成だった「1」の続編は、イッキに”バイオハザード祭り”の様相を呈してきた。  良くも悪くも、にぎやか。  それゆえ、面白くもあり、まとまりがなくなりつつもある。  バイオハザードのゲームをしたことのない私としては、こうしたさまざまなキャラの登場と、学校や墓場や実験室といったいかにもゲームゲームした場面がやつぎばやに訪れてはそこでドンパチが繰り広げられる作品は、純粋に”ゾンビ映画”を楽しむにはちょっと適してはいない気がした。  つまり、ゲームを見ているような感覚にさせられるのは、映画作品としてはどうなのかと。  面白い場面のツギハギであるがゆえに、見終わったあとで、おなかがいっぱいにはなるが、ストーリーとしてどうだったかと言われるとそこまで絶賛というほどでもない。  そうなってくると、気になりだしてしまうのが、つっこみどころだ。  教会のステンドグラスをバイクで突き破って登場するアリスは超カッコイイが、そこにリッカーや助けを求めて緊急事態な人達がいるとどうして分かっていたのかなとか。  死体がうまっている墓場にわざわざ入ってくんなよとか。  Tウィルス開発者の博士をみせしめで撃つとか、あんた小ボスのくせに上の承諾とらんでいいんかいとか。  とはいえ、「これはゲームの映画化だ」と割り切って自己暗示をかけて見れば、純粋に楽しめることは楽しめるわけで、今作はそのように”割り切り”が大切なものだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-14 10:44:00)(笑:1票)
6.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 
えっ…これってバッドエンド?  トム・クルーズは、「夢から覚めて現実を生きるのだ」って言ってビルから飛び降りましたが、その後真っ暗の画面で  「open your eyes…」って女性の声がしましたよね。  あれってペネロペの声ですけど、もう彼女は150年前の人で既に死んでるわけで、トムに声をかけられるわけがない。   冒頭でキャメロン・ディアスが「open your eyes…」って自分の声を録音したのをトムの部屋で自動再生させていたのと被らせていて面白いなと思いますが、キャメロン・ディアスが言っていたのは純粋に朝起こさせるためのものだったのに対して、ラストシーンでペネロペが囁いていたのは、結局トムは現実世界で生きることは不可能で契約通り永遠に冷凍保存状態のまま夢を見せられ続けることになっていて、”夢からさめる”選択をしたトムを、夢からさめたという形で結局夢の世界に沈める(そして、目覚めるにあたって、愛しいペネロペの声で起こす)っていうことなんだと思います。   おそらく、あの夢の継ぎ目の場面に戻されて、それ以降の悪夢は消去。今度こそ修理済みのシステムで、ペネロペと幸せになる夢を見るのではないかと。   どんな災害でもこのシステムは壊れないということなので、永遠に目覚めることができず夢だけ見せられ続けるなんて、ちょっと想像するだけでオソロシイ。  現実逃避のツケは大きいという教訓と、チャーミングすぎるペネロペがズルい作品。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-31 17:29:27)
7.  ハイ・クライムズ 《ネタバレ》 
ラストのモーガンフリーマンとの未来をにおわせる終わり方はちょっと…どうなのか?  あれだけ子供を欲しがってた彼女が、事故で流産して、あげくに夫の正体を知って、夫を失って…そして旧姓に戻って第二の人生を歩むにあたって、助けてくれた弁護士と共同で仕事をするっていうのは設定としてはいいと思う。  でもそれなら、彼女がその弁護士と将来的には仲良くなって子供も授かって、幸せをつかむかもっていうイメージのハッピーエンドのほうがいいのではないか。  そうしないと、あれだけ子供欲しがってたり、子供流産して嘆いてきた名演技が、意味がなくなる。   となると、弁護士役は、彼女に近い年齢でイケメンでなくてはならない。  じゃぁこの映画で、この弁護士役をモーガン以外にやらせてもこの映画はおもしろくなるか?  といわれると、いや、それは無理でしょう。  そんなジレンマ映画。
[DVD(字幕)] 5点(2020-06-08 11:16:25)
8.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
飛行機事故は人的ミス?爆発?どっちなのか真相解明…という映画のようにミスリードを誘いつつ、アンハサウェイ死んでましたっていうのは無茶。  死人の主人公が見ていた世界を長々と描く作品はけっこうあって、最後に「はい、死んでましたー!」っていうオチに至る作風はけっこう好きなんですよ。  あのオーストラリア女優が出てるアレとか、ハゲてもかっこいいあの俳優が出てるアレとか…(ネタバレ禁止なのであやふやにしておきます)   主人公に充分感情移入したところで「死んでましたー!」って言われると「ええっ・・・そんなぁ!」って感情がかきまわされるのがたまりません。   でもね、この映画はダメ。下手にサスペンスタッチで飛行機事故の原因追及の方へ意識をミスリードされて、主人公に感情移入をする場面がひとつもないまま、彼女はとっくに死んでましたって言われても…「あ、彼女死んでたんですね」っていう程度。   最後の最後で、姉が出てきて妹のメモを見てる場面も、 ケンカ別れして以来会ってないないってことしか聞かされてないコッチとしては、何を表現したいのかさっぱりです。
[インターネット(字幕)] 3点(2020-09-27 18:39:56)
9.  バースデイ・ガール 《ネタバレ》 
ニコールキッドマン出演で、WOWOWでの紹介では「異色サスペンス」とあったので、ヒリヒリするようサスペンスを期待したものの   ふたをあけてみれば、ダメンズとグルになって主人公からオカネをまきあげようとした美人局の下世話な物語というだけであった。   ニコールにどこかそれでも人情的なものがあればよかったものの、だまされて傷ついた主人公に追い討ちをかけるようなアクタイをついたり、自分にほれてるのをいいことに、都合次第で主人公をいいように扱って、人として完全にアウト。  ユーモアとかがあって、憎めないところがあるとかいうこともなく、もうとにかく、「迷惑な女」キャラ200%なので、嫌悪感しか感じられない。   一方の主人公も、パっとしないし、いやそのパっとしないという”非モテ”の要素が味になってるなら好感度が上がるのだが(たとえばジャック・ブラックみたいな)、本当にパっとしなくて、TVのニュースで「女性関係がうまくいかず引きこもり家であやしいDVDを500枚所持していたロリコンの犯人」の像にありがちな風体で、主人公は主人公でまた、激しい拒否感を覚えた。   ヴァンサンカッセルも、とことんヤなヤツで、ヤなことしかヤらなかさないしで、手の付けようがない。  これも、ヤなやつならヤなやつで、徹底していれば気持ちがいい(たとえば「イングロリアスバスターズ」のクリストフヴァルツみたいな)のだが、ヤることの悪さがチンピラレベルでチープすぎてガッカリなのである。   ということで、     ♪どーのーキャラ見てもーきーらいだなー   (ちょうちょのメロディで)
[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-03-31 18:36:33)
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