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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1882
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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41.  ヒプノティスト-催眠- 《ネタバレ》 
雪深い北欧の大都市、ストックホルム。とある家族が何者かによって惨殺された。父親も母親も果ては幼い女の子までもが、凶悪なナイフによって血の海へと沈められた。しかし、神のご加護か長男の少年だけがわずかに息のある状態で発見される。被害者にして、唯一の目撃者でもある彼だったが、意識不明の昏睡状態でとてもじゃないが事情を聴くことなど適わなかった。業を煮やした刑事ヨーナは、天才的な催眠技術を持つ精神科医エリックに少年の無意識下の記憶を探って欲しいと依頼する。だが、犯人と思しき謎の人物が今度はエリックの家族へとその非情な刃を向け始めるのだった。これまで豊かな自然描写を背景に、理不尽な現実へと翻弄される市井の人々の機微を瑞々しく描き出してきたハルストレム監督が、いままでとは全く正反対な作風へと新たに挑んだサスペンス・スリラー。冒頭の「ハルストレム、あんた、こんなに血糊なんて使ったの生まれて初めてちゃうの?」ってくらい凄惨な殺人現場の描写からちょっと無理してるっぽい感じがして不安に駆られながら観てたのだけど、すぐにいつものように淡々とした人間ドラマが展開されていきました(笑)。やっぱり彼のセンスはこういうジャンルには合ってないって!催眠術を駆使した背筋が凍るような恐怖を描いたサスペンスなのか、人生の岐路に差し掛かった家族の葛藤を描いた人間ドラマなのか、うーん、なんとも中途半端っす。ハルストレムって昔から好きな監督なんだけど、今作は残念ながらぎりぎり及第点かなーと言わざるをえないレベルの作品でありました。相変わらず、映像は綺麗でしたけどね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-06 23:01:58)
42.  ビトレイヤー 《ネタバレ》 
ロンドンで暗躍する、天才的な犯罪者スターンウッドを過剰なまでの情熱でもって追う刑事マックス。ようやく逮捕の機会に巡り合った彼は、上司の命令を振り切って丸腰のまま深追いしてしまう。だが、案の定そんな無謀な行動は返り討ちに遭い、逮捕どころか脚に障害が残るほどの重傷を負う羽目に。3年後、失意のなかに生きるマックスの元に、スターンウッドの息子が怪我をした状態で空港で発見されるという情報が舞い込んでくる。3年前の無念を晴らすために、パートナーであるサラと共に行動を開始したマックスだったが…。そんないかにもオーソドックスな犯罪ドラマだと思って観ていたら、中盤、マックスとスターンウッドが愛する人を殺されるという事態に直面し、追う者と追われる者、刑事と犯罪者、傷を負った者と負わせた者という、お互いの立場を超えて協力し合うという熱い展開にはなかなか惹き込まれました。ただ、いかんせんそこに至るまでが長過ぎる。ブルーを基調としたセンス溢れる映像とかスローモーションを多用したシブい演出とか光るものは多かったけれど、そんな冗長なストーリー展開に難ありでそこまで楽しめませんでした。うーん、残念。この監督の次回作に期待ということで。
[DVD(字幕)] 5点(2013-12-29 22:12:33)
43.  101日 《ネタバレ》 
世界規模の核戦争危機が徐々に現実味を帯び始めた近未来。テレビでは、素人夫婦を何組か一部屋に閉じ込めてその様子を覗き見趣味的に観察するという低俗な番組が始まっていた。最初こそ低視聴率で出発した番組だったが、絶望的な現実から少しでも逃避しようとする人たちの心を次第に惹きつけてゆく。人類滅亡の危機が究極的に高まってゆく世界を尻目に、そんな閉ざされた部屋の中では相変わらず能天気な夫婦たちのやり取りが繰り広げられていくのだった。こういう作品って普通はその部屋の中の人々をクローズアップするものだけど、これはそれよりもその周りの世界でひたすら混乱へと追い込まれていく人々を対比的に描き出したところがなかなか斬新。それに徹底的に時間軸をばらばらにして、一見テキトーに再構築したように見せながら、実は綿密に考え抜かれて組み上げられているこの編集にもセンスを感じました。全く期待せずに観たせいか、何処の国の誰が創った映画なのか皆目分からない作品だけど、けっこう面白かったっす。めっけもん。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-15 10:42:41)
44.  HICK ルリ13歳の旅 《ネタバレ》 
パパは酒浸りの駄目男、ママは愚痴ばっかりの浮気性、片田舎でそんな家族とともにどうしようもない生活を送っていた13歳の少女ルリはそんな自分を変えるために、着の身着のままで衝動的に家出し、ヒッチハイクでラスベガスを目指すことに。若いエネルギーに満ち溢れたルリが出会った一癖も二癖もある大人たちとの行き当たりばったりな旅を描いたロードムービー。なのだけど、ストーリーの不自然な部分や登場人物(特にルリ)の行動原理が理解不能でいまいち乗り切れず。もっと丁寧に描写してほしかったなー。でも「キックアス」のヒットガール役で、僕のロリコン魂に火を点けたクロエちゃんの惜しげもなく披露されるお宝映像の数々に、彼女のニンフェットな魅力に次々とやられちゃう作中のロリコンたち同様、今回も完全にノックアウトされちゃいました。ホットパンツ姿でソファに寝転がるクロエちゃん、サイコーっす!!ということで+1点(笑)。この監督って確実にロリコンだよね。だってルリが途中で意味不明に黒髪へと変えられベッドに縛られるシーンなんか、「こんなクロエちゃんも見てみたい!」という監督の願望だけで撮られたとしか思えないもん。 あ、それでこんなにストーリーがテキトーなのか(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-24 09:18:15)
45.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ 《ネタバレ》 
平日の深夜に酒でも飲みながら何も考えずにバカ笑いしたいなら、こんなにも最適なアニメはないってくらい最高なあの『鷹の爪団』が奇跡の映画化、そしてなんと今作で第三弾!いやー、日本には本当に馬鹿が多いのですね(笑)。そして、2では少しおとなしめだった、あのどうしようもない馬鹿馬鹿しさが今回はちゃんと復活しておりファンとしては嬉しい限り。赤字ミサイルが命中すると絵がとんでもなく雑になるなんて、なんてステキな攻撃!個人的に、僕はあの女に目覚めた大家さんが大好きなので、今回はあまり彼女の活躍(というか肉食)が見られなくて、ちょっと残念だったけど、やっぱり面白いわー。レオナルド博士も最高だし!でも、この映画に高得点をつけると、他の大真面目な映画にちょっと申し訳ない気もするので、ちょっぴり控え目に6点で(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-10 12:52:33)
46.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ 《ネタバレ》 
超馬鹿馬鹿しくてくだらなくてハチャメチャでそれでも最高に笑えて、そしてあと一歩で破綻してしまうぎりぎりのラインでちゃんとストーリーとして纏まっていた、あの前作が大好きだったので、今作も期待して鑑賞。うーん、さすがに一作目のあのクオリティを二作目まで維持するのは難しかったみたい。ちょっとギャグもすべっているのが多かったし、あんまり楽しめなかったなー。もっと女の部分が燃え上がった大家さんの大活躍を見たかったわい。クライマックスで、覚醒した吉田ネオのアクションシーンに予算を使い過ぎて、どんどんと雑になる総統はちょっと面白かったけど。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-18 19:58:06)
47.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
何の前知識もなく「とある数学者のよくある伝記映画じゃろう」くらいの感覚で観たものだから、途中のあのあっと驚く衝撃の展開にはかなりびっくりさせられちゃいました。テレビの前で「えぇー!!」と、食べていたポテチを撒き散らしそうになったくらい。そして、統合失調症からくる幻覚に悩まされる主人公のお話にどんどんとのめり込んでしまって、最後は素直に感動。それにこういった何が現実で何が幻覚なのかという、自分のアイデンティティが根底から揺らいでしまうような映画が個人的に大好きなもので。特に、主人公が嵌り込む不毛な妄想の世界がリアルで不気味に陰鬱に、そしてときには妖艶に描かれているのも良い感じ。でも、これって実話なんですよねー、もし自分がこんな世界に嵌り込むことを思うととっても怖いです。ナッシュがノーベル賞を取れて本当に良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-13 20:26:42)
48.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~ 《ネタバレ》 
吉田戦車の不条理ギャグ漫画が大好きな自分は、この馬鹿馬鹿しい低予算のアニメも昔から大好きだった。でも、大人になって日々の忙しさに忙殺されているうちに、この『鷹の爪団』のこともすっかり忘れていたのだけど、最近たまたま同じ作者による島根県の自虐カレンダーが売れているというニュースを知り、「あぁ、懐かしい……」と思わずこの作品をツタヤでレンタル。うーん、馬鹿馬鹿しい……(笑)。良いですね、このまったく意味なんかない下らない面白さって。大人社会のストレスで圧殺されかかっていた僕の心が、大分癒されました。吉田くんのひねくれ方って大好き。そして、大家さんの燃え上がる女の部分に大爆笑。まぁ、社会の大多数の大真面目な人たちには全く受け入れられないだろうけど。ぜひ、宮崎駿さんに観てもらってその感想を聞いてみたい(笑)。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-13 17:34:53)
49.  ヒミズ 《ネタバレ》 
ずっとその才能は充分にみとめるのだけど、自分とは合わないなぁと常々感じている監督の新作。でもこれはいただけない。自分とは合わないながらも、この作風が好きな人の気持ちは分かるとこれまで思っていたのだけど、この『ヒミズ』だけは単純につまらないというのが率直な感想。もうほとんど意味のない映像が何の関連性もなくブツ切りに繋ぎ合わされているだけで、まるで下らないロックバンドのPVレベルの映像を延々と見せられたような退屈極まりない映画だった。それだけならまだ許せたのに、そこに無理やり311を絡ませるところなど、自分の才能の枯渇をそれで無理やり隠そうとしているかのようにさえ思えて、僕はとても嫌悪感を覚えてしまった。
[DVD(字幕)] 3点(2013-05-04 01:02:07)
50.  ピースメーカー 《ネタバレ》 
ボスニア紛争を背景にした社会派アクション映画。エンタメ映画として楽しめる要素をちゃんと押さえていながら、それでも当時の社会についても深く考えさせてくれる。冷戦以後、超大国の影響力が急速に薄れてしまった世界でまるでたがが外れたように頻発する地域紛争。試行錯誤する欧米社会が〝平和の使者〟面をして、行った軍事介入とそこから派生する憎しみの連鎖が果たして何を生み出してしまったのか。その後の911テロのことを考えれば、この映画がどれだけ深い問題を扱っていたかがよく分かる。ま、そんな堅苦しいことを抜きにしても、ジョージ・クルーニーの男らしい格好良さとか、ニコール・キッドマンの若々しい美しさとか、単純にアクション映画として観ても充分に楽しめる良質の娯楽作品。
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-02 14:15:36)
51.  ヒート 《ネタバレ》 
『ゴットファーザーⅡ』以来の、アル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロという世界でも最高峰に位置するであろう二大俳優の競演という奇跡のキャスティングで撮られたハードボイルド・アクションの傑作。もう冒頭からの二人の円熟の演技合戦が最高です。思えば、このころが二人の俳優としての最後の頂点だったのではないだろうか。そしてまさにどんどんと〝ヒート〟していくストーリー、徐々に高まっていく緊張感、その臨界点に達したところで唐突に暴発する白昼の銃撃戦!もう、堪らないっす!!それ以外にも、まだ若手だったころの(そして太っていなかったころの)ヴァル・キルマーなどの脇役陣も素晴らしい。もう、男の男による男のための映画!大好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-30 17:10:00)
52.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
もう映画の神様が現場に舞い降りてきたんじゃないかってくらい、奇跡の完成度を誇るサイコ・サスペンスの古典的名作。それまでシュワちゃんやスタローンやインディジョーンズとかのアクションエンタメ、あるいはゾンビ系のホラー映画しか観てこなかった当時の僕に、ガツンと強烈な衝撃を与えてくれたことを今でも鮮烈に覚えています。主人公は、まだ幼さが残りながらもその心に抱えたトラウマから強い正義感を持ったFBI訓練生、クラリス。そんな彼女に、女性を次々とさらってきてはその皮を剥ぎ、死体を河に捨てるという残虐な猟奇殺人犯バッファロウビルの捜査の過程でとある指令が廻ってきます。それは、かつて自分の患者7人を無残にも殺しその肉を喰らったとして獄中にあるかつての天才精神科医レクター博士の意識調査をしてほしいというもの。軽い気持ちで引き受けたクラリスでしたが、暗鬱な地下牢の奥深くに待ち受けていたのは、社会のちっぽけなモラルや常識など一切通用しない恐るべきモンスターだった…。画面の端々にまで横溢する不穏な空気感がとにかく素晴らしく、おどろおどろしいそんなストーリーを見事に盛り上げてくれています。そして、何より特筆すべきは、やはり“クラリス=ジョディ・フォスター”“レクター博士=アンソニー・ホプキンス”という奇跡とも呼べる見事なキャスティングでしょう。特に、レクター博士という強烈な〝悪〟を体現してみせた、希代の殺人鬼を見事に演じきったホプキンスは映画史上屈指の名演!これ以降、似たようなサイコ・サスペンスが量産されるのですが、いまだレクター博士を超えるようなキャラクターは一向に出てきていません。この世の中には、世間では常識と信じられているモラルなど一切通用しない暗い世界が隠されていて、そこには必ずといっていいほど男の歪んだ性欲が絡んでくる。もしかしたらこの社会を形作る源泉なのかも知れないそんな男たちの性欲に決然と立ち向かうクラリス、彼女を父のように見守りながら勝利へと導く社会から超越した存在であるレクター博士…。正義と悪の定義を根底から覆してみせるその深いストーリーは、混迷する現代社会にあっても一向に色褪せることはありません。映画史に残る唯一無二の名作として語り継がれるのも納得の素晴らしい出来だとあらためて思います。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-29 14:39:31)(良:1票)
53.  ピアノ・レッスン 《ネタバレ》 
もう、もろ17世紀のヨーロッパの小説だとか絵画だとか音楽だとかの持つ雰囲気を奇跡なまでに二時間の映画に纏め上げた秀作。それでいて画面には一向に古さが感じられない。それが監督のセンスなんだろう。特に、指を切られたあと、一人森に佇む主人公の姿は印象派の絵画のように素晴らしい。あと、マイケル・ナイマンの繊細で美しいサントラも忘れられない。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-27 13:41:56)
54.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
あの時には狂気さえ帯びる男の激しい情熱を徹底的に映像化してきたスコセッシが、どうしてこんな子供向けっぽい大作映画を撮ったんだろう。と、疑問に思いながら鑑賞。結論から言えば、長くハリウッドで多くの映画作品を撮り続けてきた彼が、そんな映画への愛を一度総決算してみたような作品でした。十年後、百年後にはもしかしたら消えてなくなってしまうかも知れない、それでも自分の作品を観に来てくれる観客のために映画を撮り続けた自分へのエールのようなものを感じます。ただ、彼の持ち味が充分に活かされていたとは言い難く、なんとも平凡な作品へとまとまってしまったことが残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-24 18:41:18)
55.  ヒラリー・スワンク ストーカー 《ネタバレ》 
ひたすら既視感満載の映画。冒頭から、どこかで見たことがあるような画面展開とストーリー、そしてステレオタイプな登場人物たち。新しさといったものが何処にも一ミリも感じられませんでした。最後のクライマックスも、主人公は実は脱出してなくて背後に隠れていて、そしてあの電動工具で止めを刺すんだろと思ったら、笑っちゃうくらいその通りに。それでも、あのストーカー髭男の気持ち悪さだけはそこそこ記憶に残ったのでこの点数で。
[DVD(字幕)] 4点(2012-12-18 19:27:03)
56.  127時間 《ネタバレ》 
ダニー・ボイルもそろそろ巨匠の貫禄がついてきて、このような佳品を作れるようになったのかと感心してしまった。アウトドアが好きなノーテンキ男が誰も知らない岩場に腕を挟まれて、ただ独りぼっちで五日間を過ごしたという事実を、「よしどう面白い映画に仕上げてやろうか」という監督の余裕の遊び心見たいなものを調所に感じて、しかもそれがちゃんと面白いんだからさすがです。でも、やっぱりあの腕を切るシーンが必要以上にグロくてなんだか映画のなかで、そこだけういているような気がしたので少しマイナスで。
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-21 18:35:10)
57.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 
過剰なまでのエロ・グロ描写。下品極まりない。けっこう、その手のお下品映画は好きな方なのだけど(ロドリゲスとか特に)、でもこれは個人的には嵌まれなかった。千切れたペニスをピラニアが食べるところを画面いっぱいに大写しされるところなど、観ていて辟易。これはもう個人的な趣味の問題になるのだろうけど、もう少しクールな映画のほうが好み。
[DVD(字幕)] 5点(2012-10-21 20:26:32)
58.  ヒア アフター
さすがにイーストウッドも年を取ってしまったのか、死を変に神秘主義的に描き出したどちらかというと退屈な作品。これまでのイーストウッド作品は、その重厚なテーマをなるだけ宗教色を排除して描くところが魅力だったのだけど、これはちょっと宗教色が濃すぎてげんなりしてしまう。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-26 16:12:01)
59.  BIUTIFUL ビューティフル(2010) 《ネタバレ》 
二時間半という長い物語なのに、その悲惨なあまり幸せとはいえない環境にめげず必死に生きる人々のエネルギーを生々しく描くことで、一気に見せきる監督の手腕はさすが。でも、ちょっと神秘主義に流れすぎているのではないか?
[DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 21:25:31)
60.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
世間的には高評価だし、大好きなティム・バートンの映画だから評価したいのだけど、僕にはこの映画の良さがいまいち分からなかった。ファンタスティックなお父さんのホラ話の映像もどうも魅力的に感じないし、ストーリーもあまり好きではない。自分のなかで、もうティム・バートンも終わったなぁと思っていたのだけど、次作で見事な復活を遂げ、いまはそれが嬉しい誤算だったと単純に喜んでいます。
[DVD(字幕)] 4点(2012-05-01 12:46:31)
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2492.60%
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