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1.  日の名残り 《ネタバレ》 
冒頭、エマ・トンプソンの気品と迫力溢れるモノローグで、一気に作品に引き込まれる。職務に忠実であることを至上命題とする(しかし、それに嫌味がない)執事と、理知的でありながら自然に内面を表している女中頭の、無言の心理攻防戦。本を取り上げようとするシーンの一瞬の接近がもたらす官能性と、ホプキンスの冷たい一言にエマ・トンプソンが涙するシーンがもたらす感情の重さ。これこそ名演だと思う。さらには、音楽や美術や照明関係の充実も素晴らしく、まさに作中の使用人たちのような職人芸の誇りを感じさせる。つまり、この映画そのものが、私たちにとってのダーリントン・ホールなのだ。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-23 00:49:41)(良:3票)
2.  ひみつの花園 《ネタバレ》 
ここはもっと引っ張っても笑えるのにと思う部分もあったりして、全体として逆にいろいろ切り落としすぎではないかとも思うのだが、余計な贅肉がごちゃごちゃついているよりは遙かに好感が持てる。ライバルの女性(?)も最後は(期せずして)ハッピーになったりとか、天然無表情な主人公も実は最後にはきちんと挨拶ができるようになっていたりとか(逆にそこを強調しないのも良い)、細かいところの職人的こだわりも心地よい。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-02 00:15:49)
3.  ビヨンド・サイレンス 《ネタバレ》 
例えば、父と娘の会話の場面で、会話の切れ目に父の視線が反れると、娘は手をちらちらさせて、父の視線を自分に向けさせる(そうでないと手話が見えない)。そのような描写の1つ1つがしっかりしているところに感嘆するし、しかもそれは日常生活の前提にすぎず、さらにクラリネットというエッセンスに寄りかかることなく、日々の一歩一歩を地道に描いているところが良い。ラストシーンも、突然栄光に包まれるのではなく、あくまでも薄暗いステージであるところがいいですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-01 23:47:41)
4.  ピアノ・レッスン
ホリー・ハンターの、ほとんど目だけですべての心の動きを表現しきった演技(それも、もともと感情を外に出さない人物という設定なので、非常に難易度が高いのだが)が素晴らしい。これだけでも見る価値ありです。それだけなら単にどろどろじめじめした話で終わってしまうのだが(それもそれで結構好きなのだが)、音楽も映像も的確な表現で全体として1つの世界を形成しているのが良い。残念なのは、夫と不倫相手の人物設定にほとんど差異が見られなかったこと。
[映画館(字幕)] 7点(2004-08-01 01:47:11)
5.  ヒート 《ネタバレ》 
最初に見たときは、平坦で異様に長いという感想しかなかったのです。しかし、数回見て良さが分かりました。全体に特徴的なのは、「ちょっとした手がかりで瞬時に状況を判断して行動する」という演出が多用されていること。僅かな物音で仕事を中止するデニーロ。銀行前で車に乗る寸前、視界の端の動きで即座に銃撃に対応するヴァル・キルマー。アシュレイ・ジャッドの一瞬の手の動きだけですべてを察知するヴァル・キルマー。騒ぎの中で道端に止まっている車を見ただけで、デニーロの存在に勘づくパチーノ。そういった地道な(それでいて格好良い)積み重ねがあるからこそ、カフェ対決や街中の銃撃戦などのメインの場面も光ってきます。そうそう、港湾の倉庫地でデニーロの作戦を(そして実力も)看破するパチーノというのも忘れがたいですね。これこそがプロの闘いです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2003-07-07 02:58:57)
6.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
原作に負うところ大とはいえ、あのガラス越しの対面はやはり名シーン。会話の背後に思索と背景をぎゅうぎゅうに詰め込んで、ぎりぎりのところで言葉が対決する。無駄な動作を一切断ち切った静寂が引き起こす恐怖感。そのような表現方法を映画という手法で提示したところに意味がある。中盤もじわじわとしたスリルを滲ませながら進行するが、収束の描写がちょっと安直だったのは残念。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2003-02-21 00:21:16)
7.  秘密(1999) 《ネタバレ》 
この種の和製ミステリは、映画になると、扇情的な部分が幅を占めてグシャグシャになることが多いので警戒していたのだが、意外に悪くなかった。原作の肝の部分を上手く拾い上げて一本の筋でまとめているし、大きな脱線はしていない。台詞にしてしまうとかなりの説明を要するはずのオチの部分も、手際よく一瞬でまとめている(ただ、あそこまで分かりやすくなくてもよかったのではないかという気もするが・・・)。広末・小林・岸本というキャスティングも、原作の世界にフィットしていると思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-13 01:12:23)
8.  日蔭のふたり
ストーリーはかなり凝っているので、じっくりと時間をかけて表現すればひたれる世界になったのであろうが、2時間に押し込んでしまったために、あまりにも慌ただしく必要最小限の描写になったのは残念だった。なので、ただ2人がくっついたり離れたりしているだけという印象を受けます。やりとりの間に出てくる言葉だけではなく、それを裏付ける2人の「生活」をきっちりと追ってほしいところでした。それでも、(例のシーン以外にも)印象的な場面はいろいろあったので+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2008-08-29 03:57:03)
9.  美女と野獣(1991)
まさに直球ど真ん中のハッピーエンドアニメ。余計なことをしていないのがよい。たまにはこういうのを見て、基本を思い出さないといけない。
[DVD(字幕)] 6点(2003-02-09 00:08:23)
10.  陽だまりのイレブン 《ネタバレ》 
邦題からすれば、ジーコの下にサッカーチームが集い、修練と挫折と再起を経てさらに一致団結して・・・みたいな爽やかスポコンの流れを想像しますが、全然違っていました。まず、そもそも原題は「ジーコの冒険」。まだこっちの方が内容に近いです。しかし実際の中身はさらにぶっ飛んでいて、何か変な科学者とその手下が登場し、ジーコをコピーして二人にしてしまいます(!)。もうこの時点でまともなスポーツものというのはありえないのですが、その後「コピーすると性格が両極に分裂する」という都合の良い設定を生かして、厳しい指導と楽しい指導のそれぞれが展開される。ただ、このどちらも指導として間違いではないというか、実は両方必要である、というのがミソです。よって最後は、敵役チームのメンバーも合流して、みんなでサッカーをしよう、で美しくまとまっています。というわけで、中身はむしろ少年探偵団系(?)なのですが、ジーコの二役という貴重なものが割とたくさんみられたり、中心人物的な女の子(男の子としてチームに潜入)もキュートだったりして、それなりに見所もあります。
[DVD(字幕)] 5点(2021-08-06 01:05:23)
11.  陽のあたる教室
 良心的な作品だとは思いますが、展開が単調で話の山場がないので、途中で飽きてしまう危険性があります。心に残る作品ではあります。
5点(2003-02-09 20:29:18)
12.  ビバリーヒルズ・コップ3 《ネタバレ》 
一番の弱点は、善側も悪側も両方とも「頭を使ってない」んですよ。すべてが行き当たりばったり、ここぞというところでは、登場人物によってではなく、脚本家によって助けられている。かといってコメディに徹しようとしても、最初にボスの殉死という重たいスタートから入っちゃってるから、それもできない。だから、すべてが中途半端で面白くないんです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-02-07 00:35:50)
13.  ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分
発想は悪くないのに、ネタが貧困すぎて内容がついていっていません。もっと視点の違いを明確にしておかないと、ラストの意味合いも薄くなると思うんですけど。それと、ケビン・ベーコンは見るからに一癖も二癖もありそうな感じで、この種のストレートなラブコメには合ってないですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-01-24 03:36:06)
14.  人妻(1999) 《ネタバレ》 
前半は何とも安直かつ陳腐なメロドラマで、後半まったく別の話になってきたのはちょっと目新しかったのですが、それだとこの邦題は全然違いますよね(それに、収束部分はやっぱりありがちで安直)。グレッチェン・モルの脱ぎっぷりも報われていません。ジョセフ・ファインズの女たらしぶりははまっていて面白かったので4点。しかし、君は本来こんなB級作品に出ている場合ではないと思うが。
[地上波(字幕)] 4点(2007-10-07 03:04:58)
15.  ビッグムービー 《ネタバレ》 
設定はすごく面白いはずなのに、ネタがついていっていない感じ。大体、マーティンがやっていることが滅茶苦茶なのだから、マーフィの方はそれを「一般人の立場から」受けてこそ面白さが引き立つはずなのに、精神的に不安定になって宗教(?)に逃げ込むという受け方では、仕掛けが仕掛けになってません。主演二人の演技も、お互いに遠慮したのか、何となく腰が引き気味になっています。
[DVD(字幕)] 4点(2007-05-11 02:09:24)
16.  秘密と嘘 《ネタバレ》 
ビデオパッケージの紹介文からは、「まず実の母に会いに行って、そこからいろいろな人との間でドラマが始まっていく」みたいな展開のように読めたので、なーんにも起こらない前半1時間に唖然。母以外の人に会うのはもっと経ってから。でも、実際のところ、「会った後・知った後」にそれぞれの立場でどうするのかが本当のドラマなんじゃない?これでは結局何も説明していませんよ。登場人物で、キャラクター的に魅力ある人が1人もいなかったのも難点。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-30 23:57:13)
17.  ビッグ・ダディ 《ネタバレ》 
しつけのできてないガキは大嫌いなので基本的イメージは良くなかったが、ネタがたくさん盛り込まれていて、一応退屈せずに見ることができた。ただし、法廷の場面は無理矢理盛り上げすぎで、かえって興ざめ。レイラ役の女優さんは初めて見ましたが、なかなか魅力的ですね。
[DVD(字幕)] 4点(2006-05-07 01:45:52)
18.  秘密の絆
シリアス系っぽい作りをしていながら、登場人物の行動がほとんど全員馬鹿そのものでしかないので、まるっきり中身に乏しい。しかし、リヴ・タイラーはともかく、ホアキンやジェニファー・コネリーのあんなアホな役なんて、今となっては逆に貴重かも。点数は、唯一まともな行動回路を持っていた主人公の母親に対して。
[地上波(吹替)] 3点(2006-03-28 01:41:33)
19.  ビーン
悲しいくらい笑えない。喋らないという設定にする必然性も感じない。
3点(2005-01-04 20:37:32)
20.  ビューティフル・ピープル
試みとしては面白いのですが、あまりにも描写が雑で、誰が何をしたい話なのかほとんど理解できませんでした。
3点(2004-12-18 03:25:47)
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