1. ピアノ・レッスン
入植時代のニュージーランドを舞台にした独特な雰囲気を持つ愛憎劇。マイケル・ナイマンの音楽が素晴らしい。始まってからすぐ浜辺から家に行く間に道が悪く立ち往生しているシーン、マリオ族が言う台詞が日本語で「待て待て、あんなとこは生きて通れねえ」に聞こえることでも記憶に残る。驚くべきはその言葉があまりにもそのシーンにあっていたということ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-26 11:12:29)(良:1票) |
2. ヒマラヤ杉に降る雪
寒々としたちょっと暗めの独特の雰囲気は結構好きです。イーサン・ホークのなんとも煮え切らないところがじれったさを感じる。工藤夕貴と鈴木杏の演技は個人的には気に入っている。起伏が少ないストーリーは評価が分かれるところかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 02:10:04) |
3. ビバリーヒルズ・コップ
ハチャメチャになり過ぎず、コメディのバランスがちょうど良い感じの刑事もの。エディ・マーフィーの魅力が最大限に引き出された作品だと思うが、ローズウッドとタガードのコンビがまたいいキャラをしている。リラックスして楽しめる作品。 [映画館(字幕)] 7点(2010-09-07 01:44:06) |
4. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 犯罪者にプロファイリングさせる発想はなかなか面白い。アンソニー・ホプキンス演じるレクターの頭が良いのはこの作品の鍵ではあるが、逃走を許してしまう警察の監視体制はなんともお粗末。せめて監視カメラや複数の監視員を置いときなさいよ、奴は頭の切れる危険人物なんだから。顔の皮剥ぎ取るような凶器があの部屋にあったのがあまりに不用心、顔の皮かぶっているのに気付かないマヌケな警察や救急隊員。クラリスは単独捜査しちゃうし、犯人追っかけるよりそこは救出が先なんちゃうん?クラリス声出し過ぎ、犯人に居場所教えてるようなもの。もう絶対絶命・・・と思ったらクラリス素早い反応!というよりそこまで追い詰めながら、犯人とろい・・・まあ、相当ドキドキさせられました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-06 23:19:02) |
5. 陽のあたる場所
なんだか見たことあるストーリーだなと思ってたら「青春の蹉跌」だった。「青春の蹉跌」はこの映画の原作「アメリカの悲劇」と実際に起きた事件をベースに石川達三が書いたそうな。つまり映画版「青春の蹉跌」は、モンゴメリー・クリフト→萩原健一、エリザベス・テーラー→壇ふみ、シェリー・ウィンタース→桃井かおりに置き換えた日本版「陽のあたる場所」というわけか。どちらがお勧めかというと、甲乙つけがたいんだなこれが。でも「陽のあたる場所」を先に見てたら「青春の蹉跌」は単なるリメイクにしか見えないかもしれない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-07-30 22:42:21) |
6. ビッグ・ウェンズデー
ジャン・マイケル・ビンセントの筋肉もいいが、ウィリアム・カットの方が理想かな?なんの話や!まあ、男のあこがれ。作品としてはそれほど面白いものではなかった。 [映画館(字幕)] 5点(2010-07-27 22:21:40) |
7. ひまわり(1970)
ヘンリー・マンシー二の曲が大好き。広大なひまわり畑も好き。リュドミラ・サベーリワが美しい。でも内容は少し物足りなさを感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-26 20:59:05) |
8. ピクニック(1955)
《ネタバレ》 オールドミス教師が教職とは思えない暴言を吐いてしまいます。そんな女性と成り行きで結婚せざるを得なくなったボーイフレンドがなんともかわいそう。美男美女のダンスシーンは確かに良いが、それだけといった感じの作品。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-25 12:18:02) |
9. 美女と野獣(1946)
人を追って動く蝋燭を持つ腕などの美術や、逆回しや様々なトリックを駆使して不思議な世界を演出するアイデアが素晴らしい。コクトーの映画は「オルフェ」がシュール過ぎてわかりにくかったが、この作品は理解しやすく登場人物の心理の変化もつかみやすい。「野獣」のメーキャップもこの時代にしてはがんばっているので、モノクロの映像ではほとんど違和感はない。 [DVD(字幕)] 8点(2010-07-20 00:34:36) |
10. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 父親の話がファンタジーっぽい作り話だと思っていたら、葬式の時、父の話に出てきた登場人物が集まって来て真実であったことを知る・・・ってことですか。つまるところ単なるファンタジーとしか思えず、自分としては覚めてしまいました。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-19 01:19:15) |