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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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41.  フランシス・ハ
全く予備知識もなくそれ程期待して見たわけではなかったのですが、これが実に面白い映画でした。 夢と現実の狭間で悩みながらも日々を精一杯生きる27歳のフランシス。 少々不器用で喜怒哀楽が実に分かりやすい。何度も挿入される、彼女が走っているシーンが印象的。 フランシスの一生懸命が小細工無しにガツンと伝わってくるかのよう。 そんな躍動する彼女と一体感がある音楽もとてもいい作品です。 ちなみに本作はモノクロ映画です。僕は現代のモノクロ映画も結構好きなのですが、 彼女の衣装に部屋に、ポップでカラフルな色があっても良かったかなという気もします。 演じるグレタ・ガーウィグがとにかく魅力的。彼女を見ているだけでも飽きない。 これからももっと色んな映画で色んな個性的な役柄を演じる彼女が見てみたいですね。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-13 23:13:30)
42.  フレンチアルプスで起きたこと
見る前の想像をいい意味で裏切られた、笑えない状況下のコメディとしてよく出来た作品です。 それなりに可笑しくもあるのですが、(2日目の夜に夕食を一緒にとったカップルのその後とか) 作品に漂う気まずい空気。コメディでもあり、主人公夫婦の心の中を、ある出来事を発端に表面化させたサスペンスでもある。 スキーリゾートにやってきた4人家族。楽しそうな1日目。 でも2日目。食事中に起きたある出来事。この時、僕もパパの行動に一瞬「あれっ!?」とは思ったんですけどね。 この1点を一緒に食事をするカップルを巻き込んだりしながら最後まで見事に引っ張り続けました。 でも、似たテイストの作品としてはポランスキーの「おとなのけんか」のようにもうちょっと楽しく笑える要素があっても良かったと思います。 考える間もないあっという間の出来事。とっさの判断。こんな時皆さんはどうなると思いますか・・・? また、そんなことがあった後、皆さんはどうしますか・・・?作者から問いかけられているかのようでもありました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-15 21:39:33)
43.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
サリー・フィールド演じる、夫を失い生活に行き詰っても2人の子どもと夫が遺した家を守っていかなければならない女性。 ダニー・グローヴァー演じる、綿の栽培の技術が買われて雇われることになった行き場の無い流れ者の黒人。 ジョン・マルコヴィッチ演じる、戦争で視力を失い、家族から厄介者扱いされ、下宿することになった青年。 まずは本作で2度目のアカデミー賞を受賞した主演サリー・フィールドの素晴らしさを堪能できる作品ですが、 今ではすっかり大物になった、当時はまだキャリアがスタートしたばかりの ダニー・グローヴァーとジョン・マルコヴィッチの好演も見逃せない作品です。 世界恐慌の不況の真っ只中。誰もが自分が生きていくのに精一杯の時代。 夫を失ってしまった女性、黒人、障害を抱えた青年。 1人1人は弱者でも、困難を乗り越え彼らが助け合って生きていく日々の描写が感動的。 現れてくれるな、と思いながら見ていましたが、やはり現れてしまうクー・クラックス・クラン。 これも避けては通れないアメリカのかの地の現実の1つか。 唯一不要に思えたのはエド・ハリスとエイミー・マディガン、後に現実の世界で夫婦になる2人の不倫のエピソードでした。  冒頭で命を落とした者も、町を出て行かざるを得なかった者も、登場した白人と黒人が皆、穏やかな表情で顔を揃えている。 この教会のラストシーンには何とも言えない温かさと愛に満ちていました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-01-11 21:26:49)
44.  ファミリー・ツリー
アレクサンダー・ペインらしいちょっとホロ苦さのある、苦味のあるコメディ。 決して軽い話ではないと思う。先立つ妻の浮気に、広大な土地をめぐる一族の様々な思惑。 それら重さのある要素をハワイの大らかさに実に旨く包み込ませています。 末っ子に母の運命を説明するシーン、土地の処遇についてマットが一族に説明するシーン。 重くなりがちな、話がややこしくなりがちなシーンも台詞を廃し、そっとさりげなく見せてしまいます。 偏屈な妻の父親が娘に別れを告げるシーンも良かった。マットと娘達(&姉のカレ)が病室の外からその様子を静かに見守る。 ハワイ音楽も巧く空気を和らげるのに一役買っています。 主要キャストが皆、それぞれに素晴らしい仕事をしています。 ジョージ・クルーニーはどんな役を演じても巧いなあと思う。いい円熟味も加わってきました。 長女を演じたシェイリーン・ウッドリーも好演。そして見逃せないのが彼女のカレの存在。 最初登場した時には、なんだこのアホな男は?と思ったけど、終盤までずっと家族と一緒にいる。 普通、フクザツな事情のある家族旅行にまでついて来るか?と思ったけど、 この男もコミカルな存在もまた、本作には欠かせない重要なピースとしてとても巧く機能していました。 奥の方でその様子を微笑みながら見ている。そんな感じでこのカレにも一緒にいて欲しかったとも思えましたが、 1つのソファーで、1枚のブランケットで3人がくるまってテレビを見る3人の姿に希望が感じられるラストでした。
[DVD(字幕)] 8点(2015-12-15 22:36:06)
45.  フレンチ・キス 《ネタバレ》 
メグ・ライアン主演で自らも製作に名前連ねているラブコメの佳作。 いつものメグ主演のアメリカン・ラブコメとは趣が異なる、 異国でのラブストーリーと色んな追いかけっこがあるちょっとしたドタバタ・イン・パリも楽しい。 前半のメグはご機嫌ななめで大声を張り上げるシーンも多く、今ひとつかな?とも思ったのですが、 それだけにケヴィン・クラインと恋に落ちる後半のメグが余計に可愛く感じられます。 フランスからはジャン・レノとフランソワ・クリュゼが登場。2人ともいい味を出しています。 ケヴィン・クラインの役もフランス人俳優でも良かったのでは?という思いもあるのですが、 (例えばクラインの役がジャン・レノだったらどんな感じになっていたかな?) 本作のケヴィン・クライン、ちょび髭をはやし、コミカルで怪しげな風貌ですがそれでいて男の魅力も十分醸し出す。 やはり巧いしいい俳優だなと思います。 前半の早い段階で主要登場人物が顔を揃えた時点で大方のストーリーは誰にでも分かるお話ですが、ラブコメはこれでいい。 最終的に誰と誰が恋に落ちてどんなハッピーエンドになるか。 見る者の期待通りのハッピーエンドに至るまでを安心して気分良くストーリーが楽しめて、ヒロインが魅力的ならばそれで十分であると思わされる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-29 10:57:06)
46.  プリンセス・ブライド・ストーリー
どう見てもゾロにしか見えないようなキャラクターが登場し、 ゾロのような剣での決闘シーンもあり、冒険活劇として面白くなりそうな序盤。 しかし次第に作品の動きが少なくなるのが残念。 気は優しくて力持ちキャラのアンドレに、 色んな映画で忘れた頃に脇役でお目にかかるウォーレス・ショーンに、 孫に物語を読み聞かせるピーター・フォークらがいい味を出しています。 特にピーター・フォークは出しゃばり過ぎず、 作品の舞台となる中世のファンタジーの世界の邪魔をせず、 しっかり孫との掛け合いを楽しませてくれます。 爆笑とはいきませんがほのぼのとした笑いがある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-02 23:18:16)
47.  ぶどうのなみだ
この監督さんの「しあわせのパン」と同じく北海道を舞台にしたのどかな人間模様が織りなす独特の世界観。 本作と「しあわせのパン」を比較すると、徹底的にゆる~くコメディタッチにまとめた「しあわせのパン」の方がまだいいと思う。 本作の場合は微妙に重くシリアスな内容を盛り込みましたが、 これも登場人物の過去と今などが仕込み不足のせいもあり、 特にエリカが去った後半は退屈に感じられました。 現実味の薄いゆる~い人々が織りなすゆる~い世界観の映画は僕は嫌いではないので、 本作も大泉洋が主演なんだから、もっとコメディタッチでゆる~い映画にしてしまった方が良かったかな。 ほぼ2時間の上映時間がとても長く感じられました。
[DVD(邦画)] 3点(2015-06-28 13:20:04)
48.  ふしぎな岬の物語
原作未読です。 人生、日々の暮らしは何も大したことは起こってないようでも、 生きている以上、誰にもいつかは訪れる大切な人との別れなど、やはり生きていれば色んなことがある。 淡々と綴られていきますが、そんな日々と人生の描き方にいい味わいがある作品です。 企画から携わったという吉永小百合さんらしさが出まくりのおとぎ話異風の前半も、 吉永さん演じる喫茶店の女主人とまわりの人々の、 重さもありますが様々な事情が明らかになる後半も良かったと思う。 それにしても、出てくる人はいい人ばかり。泥棒さんでさえもね。 ずっとこの土地で昔から一緒に支えあって暮らしてきた、気心が知れた人々が織りなす人情や温かみのある人間模様。 僕は社会人になってから、故郷を離れ、20数年の内に4回転勤を経験していることもあり、 本作のような作品の舞台設定には憧れます。最近仕事で辛い出来事がありましたので、特にそう思うのかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2015-06-16 22:30:02)
49.  二つの世界の男 《ネタバレ》 
1953年の作品。まだ東西を隔てる壁が築かれる前のベルリン。 前半は兄を訪ねてロンドンからベルリンを訪ねてきた妹の兄妹に兄の妻、 この3人以外は得体の知れない人物が次々に登場する。 そして何か深い事情を抱えているかのような兄の妻。 中盤以降、少しずつ戦争と東西冷戦に人生を変えられてしまった登場人物が抱える事情が明らかになっていきます。 終盤のスリリングな脱出劇と、そこに挿入されるメロドラマ。 脱出劇のテンポは少し落ちるのですが、ジェームズ・メイソンのシブさとクレア・ブルームの可憐さ。 2人の魅力を十分に味わうことができます。  まだ街にはがれきの山が至る所に残り、 街にも、人々の心からもまだ戦争の傷跡が癒えないベルリン。 東側の街の至る所に掲げられているスターリンの肖像画・・・。 そこからは戦争と、戦後の冷戦下の東西陣営の様々な思惑が交錯し、 それに翻弄され続けた当時のベルリン市民の置かれた状況が垣間見えてきます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-30 22:55:39)
50.  ファイナル・カット(2004) 《ネタバレ》 
僕の中ではサスペンスの似合わない人、ロビン・ウィリアムス。 本作ではいつものロビンの陽気な姿は無く、奇声を発したりもしないし笑いもしない。 しかし本作のロビンの静かなる熱演はさすがに見る者を引きつけるものがありました。 作品としては、そもそも人の記憶って記録していいようなものなのか?その目的が死後の記憶の追悼上映会・・・? 作品としてはこれでは弱いし、人の記憶の記録についての問題提起としては、 それに反対する勢力としてデモ隊が頻繁に登場しますがあまり意味があるとは思えず、全く盛り上がらずでした。 ロビンの熱演もあって、彼の過去の記憶に対する苦悩に関してはまだ見応えがありましたが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-13 21:48:23)
51.  ブラジルから来た少年
オリヴィエとペック、2人の名優が顔を揃えながらも未公開に終わっている作品です。 やはり製作当時、その内容が問題視されたのでしょうか。 敢えて地味な作風となっていますが、 その分ナチ・ハンターと元ナチスの狂気の科学者を演じるオリヴィエとペック、 名優2人の存在感が引き立っており見応えのある作品となっています。 中でも見どころは大熱演を見せる、悪役が似合わないペックの怪演でしょう。 一方オリヴィエは「マラソンマン」では本作とは逆の元ナチスの博士という役で実に不気味な雰囲気を醸し出していました。 オリヴィエとペック、このキャストが入れ替わっていたらどんな作品になっていたでしょうか? それも見てみたかった気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-18 15:36:33)
52.  フルートベール駅で 《ネタバレ》 
アメリカに今も根深く存在する人種差別。そのやりきれない事件を怒りを抑えるかのように静かに淡々と告発する。 かつては罪を犯し、刑務所に服役した過去を持つ。 しかし子煩悩で、母親や祖母思いの一面。 勤め先を解雇されそうになっても、安易に悪の道に戻ろうとせず、何とかもう一度働けないかと店長に談判する。 買い物に来た白人女性に見せる陽気で人懐っこい一面。 1人の妻子ある黒人の若者オスカーの、事件に至る大晦日から新年を迎える1日を淡々と実に丁寧に描いています。 作品の大半を占める、黒人青年の何気無い1日の描写が効いている。 そんな1日の終わり、新しい年が明けた矢先に起こった事件。何ともやるせない思いが残る。 病院で彼の無事を家族や友人が祈っている。本作を見る者も同じ思いで祈る。しかし・・・。 撃った白人警官は11ヶ月で刑務所を出所したという。 撃った側と撃たれた側、これが逆だったならどうなっていたのでしょうか・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-10 22:06:21)(良:1票)
53.  フライトプラン 《ネタバレ》 
搭乗前に娘が迷子になりかけたりしました。その時はすぐに娘は見つかったものの、 ひょっとしたらこの子がいなくなるお話なのかな・・・?なんて思っていたらその通りのお話でした。 でも、本作を見ている人は全員娘を見ています。 搭乗前に迷子になりかけるというちょっと意味深な出来事もあっただけに、 僕は絶対娘は機内のどこかにいるはず!と思って見ていました。 どこかに行くはずが無い空の上。でも見つからない。この前半のミステリはなかなか面白かったです。 その前半と比較すると後半に犯人が誰なのかが明かされ、 真相が明らかになっていく肝心なところで尻すぼみに面白くなくなってしまっているのが残念です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-21 22:02:14)
54.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
アレンのコミカルなヨーロッパ巡りは小休止。(あるいは終了?) アメリカに帰ってきた本作は久々に笑いの要素は控え目、 人生の分岐点を描いた少々シリアスな人間ドラマ。これもアレンお得意のパターン。 アレン映画独特の味わいのある色調に、相変わらず音楽がいい。 ケイト・ブランシェット演じるジャスミン。 “虚栄心”という言葉が真っ先に思い浮かぶ人物像。 かなりイタイお人柄ではあるのですが、 このジャスミンという女性を絶妙のバランスでどこか憎めないキャラクターに仕立て上げています。 また、ジンジャーとのあまりにも違う幸せへの価値観の違いや、 シリアスさのあるドラマの中に登場する男どもの、 少々なさけなくもコミカルなキャラクターもいいですね。 自身の監督作で何人もの俳優にアカデミー賞を獲らせてきたアレンですが、本作でケイトが主演女優賞を受賞。 相変わらず自ら脚本を手掛け、年1本ペースを貫く。 まだまだその手腕に衰え無し、その健在ぶりが嬉しい。
[映画館(字幕)] 7点(2014-05-28 21:33:46)
55.  42~世界を変えた男~ 《ネタバレ》 
序盤のジャッキー・ロビンソンと、ブルックリン・ドジャースのリッキー会長が初めて出会うシーンが印象深い。 ジャッキーに我慢を求める会長に対し、ジャッキーは「やり返す勇気の無い選手になれと?」と反論する。 しかし会長は「やり返さない勇気を持つ選手になるのだ!」と説く。 実際にあったやりとりなんでしょうね。この精神が彼の支えの1つになったのでしょう。 世界を変えた男、ジャッキー・ロビンソン。彼の闘いの日々の描写には当然厳しい表現も含まれます。 しかし共に世界を変えたもう1人の男であるリッキー会長との関係や、明るく前向きなレイチェル夫人との2人3脚ぶり、 次第に打ち解けていくチームメートとの関係の描き方がよく、スポーツものとしての熱さも巧くミックスされた感動作に仕立て上げられています。 終盤にベンチの上から、ジャッキーが多くの白人や黒人の子ども達にサインをねだられている。こんな何気無い1つ1つのシーンが素敵です。 100年をゆうに超える歴史を持つメジャーリーグベースボール。MLB好きにとっては古き良きボールパークの佇まいもたまらない。 本作でも、他の野球映画を見ても、いかに野球が時代を超えてアメリカ人に愛されてきたのかが伝わってきますね。 アメリカ映画らしい良さを随所に感じる作品でした。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-05-01 16:17:26)(良:2票)
56.  ファインド・アウト
主演アマンダ・セイフライドがほとんどずっと出ずっぱりの作品なので、彼女をお目当てで見るのにはいいんじゃないでしょうか。ミステリー・サスペンスとしては、怪しさのある男たちが登場するのですが、事件にはほとんど絡んできません。特にアマンダと連絡を取り合う新人刑事はもう少し使い方があったのでは。出ずっぱりのアマンダに常に緊張感や追われる状況を作り、アマンダに立ち止まらせないのでテンポのいい作品となっています。本作に登場する警察は、相談者の悲痛なSOSにも全く耳を貸そうとせず、かなり腹立たしい存在に描かれています。アメリカでは今、失踪事件や行方不明事件の増大が社会問題になっているのだという。警察の事件と向き合う姿勢なども含め、そんな事件に対する問題提起という意図もあったのでしょうか。それは警察署に何人もの被害者女性の写真が届くラストからも強く感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-27 22:20:05)(良:1票)
57.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
レネーの体を張った役作りには拍手!なんですが、ラブコメでヒロインのキャラに魅力が感じられないのは辛い。誠実男のコリンと軽薄男のヒュー。この両極端の男を演じる2人は前作と変わらず持ち味が出ていて良かったのですが。微妙に迫力の無い2人の取っ組み合いも笑ってしまいました。さて先日、原作の第3弾が発表されたというニュースを目にしましたが、何と、マーク・ダーシーが亡くなってしまっている設定とのことで・・・。ヒューさん演じる男が復活するのか、新たな男が登場するのか、どんなお話になっているのでしょうか・・・?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-12-08 00:06:11)
58.  フェア・ゲーム(1995)
サスペンス映画としてのストーリーを期待して見る映画ではないですが、アクション映画としては頑張っていると思います。本作の大きなウリは元スーパーモデルのシンディ・クロフォード。お色気の方も少々ご用意されています。ド派手なアクションシーンとシンディで誤魔化しているという感じもするのですが、怒涛のように展開されるアクションシーンを見ている内にあっという間にエンディング。と言うことは、尺も短いしそこそこ楽しめる映画だったのかなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-30 22:13:50)
59.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
作りは結構雑だとは思うのですが、いいお話でしたね。 こういう映画は、まず悪い人間が出てこないのがいい。強いて言えばFBIの連中がそうなんですが、「少しはハラハラの要素も必要なんじゃないか」という程度にしか感じられず、作品の邪魔をあまりしていないという意味では良かったのかも。  ジェイミー・リー・カーティスの恋人が登場した時は「おいおい…」と思ったのですが、メル・ギブソンとの仲が深まって恋人との関係がギクシャク、なんてことにならないのも良かった。  作品自体とは何の関係も無いのですが、非常に残念だったのが邦題。ラストがバレバレじゃないですか…。普通に「フォーエヴァー・ヤング」でよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-17 17:31:29)(良:1票)
60.  ブルース・ブラザース2000
僕の大好きな映画の1つ、「ブルース・ブラザース」。その続編だけに、もうジェイクことジョン・ベルーシが居ないだけに、今まで見ていなかった作品です。  冒頭から「ジェイクは残念だったな…。」と、もう既にジェイクはいないことを惜しむ台詞が何度も挿入される。だからこそ冒頭だけじゃなく、生前のジェイクが残した事情に対する弔い合戦のような、もっとジェイクが感じられるストーリーが見たかったな…。ハチャメチャ度もパトカー消費量も前作と比べると控え目でした。  とは言え、前作と変わらぬ音楽愛は健在。ブルースやソウル、R&Bの危機がエルウッドより語られた直後に登場し、作品の大トリもつとめるゴッドファーザー・オブ・ソウルことJBをはじめ、本作も音楽界からの超豪華な顔ぶれが見せてくれるパフォーマンスはやはり楽しかった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-14 22:37:49)
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