1. 福田村事件
これ、実話なのね。キツイなあ。 ただ、自分は事件を全く知らなかったから、前半の男女関係がどう後半につながるのかわからず、唐突に事件が始まった感がぬぐえない。 水道橋博士の悪役っぷりが唯一の救い。 れいわ新選組で議員になった人だから、本人の主義主張と真逆の役だろうに、見事な悪役っぷり。 昔なら、こういう、人の話に耳を貸さない人はいただろうなあと思わせる。 [DVD(邦画)] 3点(2024-07-15 03:20:28) |
2. フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
《ネタバレ》 ナニコレ? エロに期待できるのは最初のうちだけで、男がクズすぎてどんどん腹が立ってくる。 契約、契約って何十回も出てくるけどさあ、中身は人権無視の性奴隷契約じゃん。 こんな公序良俗に反する契約は、たいていのまともな国なら無効だよ。 「さっさと風俗行けよ。オマエの言う契約は”オプション”って名前で売ってるから」って何回も思った。 それとも何か?売春婦や同好の士とのプレイは偽物で、素人の学生を一から調教しないと本物じゃないってか。 悪趣味すぎるわ。 なんだか「エロを期待して映画を見る下衆に冷や水をかける」のが目的の映画とさえ思える。 それは大変申し訳ありませんでした、って気持ち。 [ブルーレイ(字幕)] 1点(2018-08-04 21:25:15) |
3. ブレードランナー 2049
・未来の香港とか秋葉原みたいな都市。 ・SFらしい見事な風景、マシン。 ・色っぽいお姉さんがたくさん。 ・セリフが理屈ぽくって話がわかりにくい。 うん、本家本元のブレードランナーの雰囲気もこんな感じだったと記憶してる。 だったらいい映画か? 悪いけど、全然ダメ。 なんだかよくわからない話のまま2時間近く続くから、いいかげん退屈する。 本家本元はここまでダラダラしてなかったよ。 自分は本家本元のファンじゃないけど、好きな人の気持ちはわかる。 でも、この映画が大好きって人の気持ちはわからないなあ。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2018-07-30 22:49:19) |
4. プロメテウス
《ネタバレ》 映画としての出来は、実はそんなに悪くないのかもしれない。 映像美もあって、中盤からはかなり緊張感持って見られるし。 だけどさあ、全編ほぼ「エイリアン」の焼き直しなんだよね... ほぼ同じシーンが何回も出てきて、萎えることこの上なし。 SFなのに、新しいアイディアが無いに等しいってどういうこと? しかも、「エイリアン」と違って登場人物に全然魅力がない。キャラが立っていない。 悪役は憎たらしくないし、主人公はカッコよくない。 これを「エイリアン」を撮ったリドリースコット本人がやっちゃうかねえ。 自分は「エイリアン」を公開当時に見て、物凄い衝撃を受けた一人。 だからこそ、余計にこの映画のアラというか、安直さが許せない。 リドリースコット、この映画に出てくるワガママなヨボヨボ社長、それからアラ探しの自分。 この映画のテーマは「老兵は死なず。ただ老害をふりまくのみ。」ということかと思わされてしまいましたとさ。 [映画館(字幕)] 5点(2012-09-02 08:12:38) |
5. ファイト・クラブ
有名な映画だけど、なぜか見る機会がなく、今回、初めての鑑賞。 でも、残念ながら突飛な話についていけなかった。 カルト宗教の話みたい... 体をいじめてから洗脳するのも、カルトの特徴だし... 自分は好きになれなかった。 とりあえず、最後まで退屈せずには見られたんだけどね。 [DVD(吹替)] 4点(2012-06-17 20:32:54) |
6. 武士道シックスティーン
剣道命の主人公の言動が突飛すぎて、ついていけない。 あんまり突飛だから、「またマンガが原作か」と思ったけど、後で調べたら違ってた。 ってことは、じゃあ、この映画がヘタなんだ。 もう一人の主人公だけが、その剣道命の主人公と仲良くなりたがるのも、全然わからないし。 それに、ミニスカの制服着たまま剣道対決なんてシーンなんてのもあって、オタクじゃない自分は引いてしまう。 それまで、格闘技としての剣道をそこそこ真面目に描写しているから、余計そう思う。 美少女二人、友情、スポ根、マンガ「エースをねらえ!」っぽい展開。 売れそうなものをたくさん揃えて企画したって、魂が入ってなきゃ、ただの駄作。 [DVD(邦画)] 3点(2012-03-11 21:09:25) |
7. フライトプラン
若い頃、遊園地のお化け屋敷って好きじゃなかった。 ちっとも怖くないから、ショボさだけが目に入っちゃうから。 「初デートで初めて手を握り合い...」なんて妄想が実現しなかった恨みもあるw。 でも、結婚して、子供が小さい頃に行ったお化け屋敷は楽しかった。 入る前、子供が「怖くないかな~」って不安そうな顔で言って、自分が「お父さんがいるから大丈夫だよ~」って言う。 で、出てきた後、子供が「全然怖くなかったね!」で笑顔で言うのが楽しかった。 遊園地のお化け屋敷って、むしろ怖かったらいけないんだってことに気付いたもんだった。 え?何が言いたいのかって? この映画は、「見る前は怖そうだったけど、全然怖くなかったね!」って、見終わった後に笑顔で語り合いのできる映画だっていうこと。 自分は楽しめた。公開時に映画館で見たかったなあ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-12-11 02:53:17)(良:3票) |
8. プラトーン
公開当時なら9点つけてたと思う。 それだけの迫力や衝撃があった。 ところが、今見るとダメなんだよなあ。 戦場の最前線にいて、まさにこれから敵と戦うっていうのに、味方同士で反発ってありえないと思ってしまうから。 「全員死にたいのかよ。上の連中は何してる」ってツッコんでしまう。 この映画は40年以上前の話なんだし、アメリカにとって負け戦のベトナム戦争なんだし、といった予備知識くらいはあるんだけど、やっぱり物語に乗り切れない。 これは多分、自分が年取って、「戦争とは」とか「組織とは」とかに固定観念ができてしまっているからだと思う。 そして、この映画の監督さんにも戦争への固定観念があって、それと相容れないんだろう。 とにかく、自分が年取ったとか思ってしまう時点で、今見て面白い映画じゃなかった。 ちょい残念。 [DVD(吹替)] 5点(2011-07-03 05:37:07) |
9. フレフレ少女
この映画のことを全然知らなくて、見始めは、「応援団とは、また難しい題材を選んだなあ」と思った。 だって、自分もそうだけど、「応援団?昭和の化石でしょ」って感じだから、共感できそうもないと思ったから。 でも、最後まで見たら、この映画は応援団がテーマではなく、新垣結衣のためのアイドル映画とわかった。 セーラー服、メガネ、特訓、学ラン、恋......全部、新垣結衣を見せるためにある。 じゃあ、映画としてはダメダメかっていうと、そんなことはない。 確かにベタベタなストーリーだし、今風に無理なコメディシーンを入れてるから、ツっこみ様はいくらでもある。 でも、見終わった後、新垣結衣が好きになり、自分も誰かを応援したいなあと思った。 こういう前向きな思いを抱かせる作品は貴重。 この作品は、何も新しくないけど、アイドル映画として傑作。 もっと早く見たかったなあ。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-23 03:25:23)(良:2票) |
10. ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
この作品は原作既読。 その原作のおいしいところをうまく料理して「あるあるある~」という感じで楽しく見られる。 だから、ちっともブラックな会社には見えない。 むしろ、小さいけどいい会社に見える。 ま、半年であれだけ起きるのは珍しいのかな。 なお、原作の発表時期と異なり、今(2010/11)はもっと就職状況が厳しくなっていると思う。 「中卒ニート」を「正社員」として雇う会社は、その後の定着率に関わらず、その行為だけで良い会社に今はなってると思う。 [DVD(邦画)] 5点(2010-11-21 20:34:32)(良:1票) |
11. ブラックホーク・ダウン
《ネタバレ》 アメリカ軍のソマリア介入と、撤退原因になった戦闘の話は知っていた。 しかしこんな物凄い白兵戦だったとは、全く知らなかった。 ただ、戦闘の所期の目的はあっという間に終了し、後はただひたすら撤退することが目的に変わっているため、ちょっとストーリー的につらい。 この感じなんかの映画と似てるなあ、などと鑑賞中にも考えてしまった。 そして分かった。これは「八甲田山」と同じなんだと。 訓練と実戦、雪山とアフリカという違いがあるものの、実話であること、目的達成までの障害を過小評価し、多数の死者を出したこと、話の大半が撤退であること、など多くの共通点がある。 「八甲田山」ははっきりと作戦失敗を表現しているが、こちらは実話から日が浅いせいか、そこまで割り切れておらず、どうにも奥歯に物の挟まった感じがする。 しかし、映像の迫力は圧倒的で、それだけでも一見の価値はある映画だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-06 04:02:52) |
12. フラガール
遠い昔行った常磐ハワイアンセンターは、ちっとも楽しいところじゃなかった。 やたら食べカスが落ちていて、その上を裸足であるかなきゃいけないのがとにかく辛くて、こんなの楽園じゃなくて地獄だと思った。 噂は聞きつつも、今までこの映画を見なかったのはそのせい。 今のスパリゾートは、また行きたくなるいい所なんだけどね。 それでも土足ゾーンと裸足ゾーンが昔同様に一部混在していて、足が汚れる。 あー嫌だったのはこれだーと懐かしくなる。でもまあ許せる範囲。 えっと映画の話。 富司純子さんの出ているシーンは説得力があって引き込まれる。 でも後半やたらとお涙頂戴になって、かなり引いた。 最初の方で松雪に「絶対泣いちゃダメ」とか言わせといて、そりゃないでしょ。 [DVD(邦画)] 5点(2007-09-22 04:38:54) |