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1.  ブラック・スネーク・モーン 《ネタバレ》 
煽情的なポスターが観る前から大きなミスリードを呼ぶ不思議な作品。 内容は至極真面目、神の力を借りて人生をやり直す人達の物語。 決してご家族向けでは無いですが、敢えて思春期のお子様と一緒に家族で観るのも一興かと思います。 サミュエル・L・ジャクソンはもっと「歌う」映画に出演して欲しいと思える程、 その声とブルースの音調が絶妙に合っている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-05-06 11:52:54)★《新規》★
2.  プライベイトレッスン(1981) 《ネタバレ》 
早送りで観たら5分で終わってしまう映画(=観るポイントは極々限られるという事。判るね、ご同輩達)、 なんて書くのは元も子も無いので・・・ 公開当時は同級生の間で物凄い騒動になっていた本作。 当時はゴールデンタイムのTVで女性の裸が普通に放送され、新聞広告も今では信じられない様な写真が大胆に使われていた時代。 思春期真っ盛りの私はTVや新聞にいちいち煩悩を刺激されまくっておりました。 ただただ、懐かしいとしか言えません。 4点はシルヴィア・クリステルのボディダブルを演じた方に捧げます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-03-28 14:57:08)
3.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
芸達者一堂に介しての人生譚、終始地味な展開ですが見応えは有りました。 妙に若いジョン・マルコビッチが何だか可笑しかった。 KKKの描写はいつ観ても辛いです。 アメリカに奴隷制が有った時代に、本作で描かれた様な白人と黒人が協力して難局を乗り切る様な話は実際に有った様です。 この様な作品をほぼ定期的に制作し世に送り続けるアメリカ映画界、私はこれらの流れは『奴隷制と言う酷い事をしてしまった事への反省』と言う大きな自省の思いがアメリカ人に有るからと思っています。 翻って、勝ち戦=自省など無用の第二次世界大戦に関してはこの手の内省的な作品は殆ど見かけません。 (こういう意味で「プライベート・ライアン」って実は物凄く画期的な作品だったと思います) これがベトナム戦争になると途端に内省的な作品が増えるのも興味深いです。 戦争って何なんだろうと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-21 09:05:52)
4.  ファイナル・カウントダウン 《ネタバレ》 
初鑑賞です。 【前置き】 思い込みと言うのは恐ろしいもので、私は同タイトルのあの名曲が劇中でいつ派手に流れるのか期待しておりました、が... あの名曲とこの映画は全くの無関係だったのですね... 【本題】 皆さん思われる事は同じ様で、劇映画の形を借りた壮大な海軍宣伝映像ですね、これは。 それなりに胸熱の艦長スピーチを経て全軍出撃!『よっしゃ、日本軍がコテンパンになるのは複雑だがしょうがない、割り切って楽しませて貰おうか!』と思っていたら、まさかの途中で引き返す展開に唖然。 映画とは言え歴史を変えてしまう事への良心の呵責からなのか、はたまた大人の事情があった為なのか、真相は別として腰砕け感が半端ない終わり方でした。 3点はアメリカ海軍の往年の名機達に献上します。 スカイホークも観たかったなぁ。  
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-12-20 17:28:02)
5.  フェイブルマンズ 《ネタバレ》 
率直に言って退屈だった。 鉄道模型撮影や母親の浮気が判るシーン等、所々に興味深いシーンは有るものの、 全体的にスピルバーグの独り言を延々と聞かされ続けている様な作品。 Wikipedia等に記載されている映画業界に入り始めた頃のエピソード等、映像化すれば面白くなりそうに思えるのだが・・・ 「超有名監督の作品」と言う事も有り、世の中全体でバイアスが掛かっている様な。。 全くジャンルは異なるが、『巨匠』リドリー・スコット監督の「プロメテウス」を観終わった時の感覚に似ている。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-10-12 15:43:28)
6.  ブラックアダム 《ネタバレ》 
予想以上に面白かった。 ここまでの無敵キャラはそうはいない。 冒頭の殺しまくりのシーン、お子様は大丈夫かな... 私はDCもマーベルも映画でしか観た事が無いにわかファンなので、コミック含めた両世界のキャラクターにはそれほど詳しくない。 だから双方の世界で総じて似た様なキャラクターが登場するのは、映画化前のコミックの段階からDCとマーベルで互いに競って同類のキャラを登場させていた影響なのだろうかと思った。 特に本作の場合は同じ様な能力(魔力、巨大化、風、羽根)を持つキャラが大挙して登場したので余計にそう思えた次第。 それにしても・・・ おまけ映像で登場したヘンリー・カヴィル、彼がDCでスーパーマンを演じる事はもう無いそうで、本当にもったいない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-12 10:58:23)
7.  二ツ星の料理人 《ネタバレ》 
所謂パワハラと言う奴は、いじめと一緒でした方は「大した事ない」と一生思い続け、された方はそれが嫌な思い出となり自分の言動に一生影響する。 本作の主人公は相当腕の立つシェフらしいが感情の起伏が激しくかなり強引な行動が目立つ奴。 こいつが序盤に仕事が上手く進まないイライラを思い切り他の調理人にぶつけるシーンがあるのだが、19年前に自分自身が受けたパワハラを思い出して気分が悪くなり、正直な所観るのを止めよいうかと思った位。 だが、私はブラッドリー・クーパーの演技を観るのは好きなので頑張って踏みとどまった。 ストーリーの流れは絵に描いた様な主人公の再起~挫折~再出発を主軸としたもので、途中から殆ど想像した通りに話が進んでいく。 元ライバルシェフや元カノ等、周りの人たちがいい人過ぎるのがかなり気にかかるが、様々な出来事を経て主人公が「改心」するラストはそれなりに爽快な気分にはなった。  蛇足1 ノーヘルでバイクに乗るのは止めましょう。 蛇足2 LGBTに関するエピソードが盛り込まれているが、押しつけがましい感じ少々あり。 蛇足3 シエンナ・ミラーが物凄く綺麗に・魅力的に撮られている。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-07-18 11:55:37)
8.  ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー 《ネタバレ》 
マーベルが作ったもう一つの「ABYSS」。 誰が新ブラック・パンサーになるのかは、質問する事が野暮に思える位の既定路線。 これがマーベルなりの禊の仕方なのだろう。 ルピタ・ニョンゴの可愛さに免じて大甘の6点献上。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-07 11:20:58)
9.  フォーガットン 《ネタバレ》 
宇宙人よ、結局お前さんは地球で何がしたかったのじゃ? 観始めは昨年話題となった名作「ファーザー」の様な記憶障害ものかと思ったらまさかの・・・ 2点は「バコーン!!!」の映像表現に対して。 拡げた風呂敷はちゃんと畳みましょう。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-01-10 17:44:57)
10.  フェアウェル 《ネタバレ》 
これ、ギャグですよね? 引っ張って引っ張って引っ張って... オチがこれかい怒!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-03-01 15:50:17)
11.  ブラック アンド ブルー 《ネタバレ》 
見えてくるのはあくまでも表面的な北米分断の一コマ。 行間に北米の現状に対し見て見ぬフリをしている政治家たちへの製作者の怒りが垣間見える。 一応は勧善懲悪的な幕切れを迎えはするが、実は何も解決出来ていない事に気が付き暗澹たる気持ちになる。 骨太なクライムアクション、観て損はしない。  不愉快極まりないチンピラ警官の最期があっさりしすぎているのが減点要因。 あそこはもっと執拗に描かないと。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-16 13:21:06)
12.  ブラック・ウィドウ
そうか、そうだったのか・・・ フローレンス・ピュー扮するエレーナがスカヨハの後継者になるのか・・・ すみません皆さん、皆さんのレビューを読むまでこの伏線に私は「全く」気付きませんでした。 作品自体はテンポ良く進む気軽に観るには丁度良いものだと思います。 アベンジャーズ系は「エターナル」と言う新機軸の物語がこれから劇場公開されますが、 スパイダーマンやファルコン等の今も続いているシリーズとの連携・融合はどうなるのか気になります。 エレーナの華麗なる再登場、楽しみです。 オリガ・キュリレンコファンの私としては、本作での扱いは横に置いておいてこちらも再登場を お願いしたい次第です。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-04 11:03:57)
13.  ファーザー 《ネタバレ》 
アンソニー・ホプキンスのアカデミー主演男優賞獲得も納得の重厚な傑作である。 以下、私のプライベートな事を記述する事をお許し頂きたい。 私が本サイトにレビュアーとして登録したのは2008年、実に13年も前の事だ。 時間だけは万物に平等なので、私自身の生活・環境も相応に変化している。 所謂、「人生の荒波に揉まれた」と言う事なのだろう。 私の父は私が4歳の時に病死した。 以来、独り立ちする22歳までは母親が私も含む子供3人を女手一つで育て、大学まで行かせてくれた。 私自身も社会人となり、金を稼ぐ事の大変さを身を持って知って以来、母には感謝しか無い。 そんな母は3年前から認知症を患っている。 子供に取ってある意味親は絶対的な存在だ。 今も思い出すのは、夜遅くまで内職していた姿。 いつも気を張り頑張っていた姿。 そんな母が認知症を患い、元気だった頃には想像もしなかった姿を 目の当たりにするのは、人生観が変わる出来事だった。 私は常々、何故母はこんな言動をするのだろうか?と思いながら接しているのだが、 本作のアンソニー・ホプキンスは認知症を患った側の立場を、 半ば恐ろしさを感じさせる程の演技で擬似体験させてくれる。 本作で表現された事が認知症患者の全てを語っている訳では決して無く、 まだまだ甘いと思われる方も大勢いるだろう。 でも私は、今正に身内が認知症で色々な思いを抱えながら日々を生きている方々は勿論、 まだ実親が高齢では無い年代の方々にも本作を是非とも観て頂きたいと心から願う。 ハッキリ言って救いは無い物語だ。 でも、人間としてこの世に生を受け生活しているならば、 決して目を背けてはならない世界が本作には有る。
[映画館(字幕)] 9点(2021-09-30 10:16:38)(良:4票)
14.  フリー・ガイ 《ネタバレ》 
煎じ詰めると何とラブストーリーに属すると思える本作、想定外に良い映画。 製作総指揮にも名を連ねたライアン・レイノルズの拘りが随所に迸っていて微笑ましい。 似たような着想の映画は何だかんだ多く有るが(アバター(!)、サロゲート等々)、 終始明るい雰囲気で進むのが良い。 観て良かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2021-09-02 14:53:53)
15.  ブラック・クランズマン 《ネタバレ》 
驚くべき事に実話がベースの本作、時折ユーモアを交えた構成で最後まで飽きさせない展開。 根底に流れるのはスパイク・リー監督の怒り。それも「紅蓮の怒り」と言っても差し支えないほど、それは熱い。 本作の締めはBlack Lives Matterを主とした実際に起こった出来事の実写フィルム。 本作がアカデミー脚色賞しか受賞できなかった事は勿論、未だにアメリカで「黒人初の〇〇」等の表現が無くならず、 誰あろう黒人の皆様からそれらの言葉が肯定的に出てくる所がその病巣の深さを裏付ける。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-25 13:00:11)
16.  ブライトバーン/恐怖の拡散者 《ネタバレ》 
なかなかの拾い物。 こういう発想、有りそうで無かった。 成長した少年が世界制覇していく様子も観てみたい。 任務完了したら親玉が巨大な宇宙船に乗って表れるのだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-14 12:03:20)
17.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
「人類初の月面着陸を成し遂げた男の英雄譚」を期待して観ると肩透かしを喰らう。 そう言った点では、日本に於ける本作の宣伝の仕方には大いに疑問を感じている。 描かれているのは旦那さんがテストパイロットをしている一組の市井の夫婦の物語だ。 その描き方は多分に第一人称の視点が多く、この手の映画(ライトスタッフやアポロ13等)に有りがちな勇壮な音楽と共に主人公の様子を描写する、 劇映画らしい高揚感を誘うシーンは殆ど観られない。 恐らく監督さんは過去一連の宇宙開発物の映画を研究し新しい視点を盛り込みたかったのかと思うし、 本作に関してはその試みは充分以上に成功していると言えるだろう。 圧巻はアポロ計画の前に実施されたジェミニ計画の中で、本作の主人公であるニール・アームストロングが搭乗したジェミニ8号の描写。 それは記録映画として残されている「栄光に満ちた宇宙旅行」とは程遠いものだった。 空中分解しそうな位に手作り感満載の狭くて汚い宇宙船に乗り(乗ると言うよりは無理やり押し込められるに近い)、 宇宙船の内部は狭くて視界も限られ、華やかな宇宙開発での仕事場とはとても思えないものだった。 ましてや自分の尻の下では膨大な量のロケット燃料が炸裂している正に死と隣り合わせの環境。 発射時の振動や騒音は一般人の想像を遥かに越えており、そんな現場の状況を知ってか知らずか徹頭徹尾冷静に交信してくる地上管制官の声とのギャップがすさまじい。 アポロ計画に移行してからも派手な演出は一切無く、唯一カタルシスを感じるのは月面到達のシーン位だろうか。 それも殆どが無音であり、テルミンで奏でられる音楽も勇壮なものでは無く寂寥感を感じさせるもの。 慣れないと息が詰まりそうになる様な描き方だ。 亡くなった娘の形見を月面のクレーターに遺し一筋の涙を流すライアン・ゴズリングの描写が史実に沿ったものなのか真偽は判らないが、 ここに至るまで彼の寡黙な佇まいが徹底して描かれていたが故に、私に取っては十分有りな印象的なシーンだった。 極め付きは地球に帰還してからの描写。 着水シーンも、大統領と握手をするシーンも、パレードのシーンも何も無く、有るのは検疫所で黙って見つめ合う夫婦の姿のみ。 私には極めて感動的だった。 惜しむらくは、月面着陸前に当時の大統領が発した「米国の代表」と言う言葉を否定し、「我々は人類の代表」と正すシーンが無かった事。 これがあれば完璧だった。  余談 アポロ11号搭乗員で指令船に残るマイケル・コリンズを演じていた役者さん、「何処かで観た事あるな・・・」と思っていたら、 なんと「刑事ジョン・ブック 目撃者」で印象的な演技をしていた子役:ルーカス・ハースだった事が判り驚いた。 時間は皆に平等だ。
[映画館(字幕)] 9点(2020-03-02 12:40:11)
18.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
作品の中身云々の前に、まずはこの様なマニアック極まりない題材がこれだけの大作映画となり、こうして劇場公開された事に感謝したい。 私の様なモータースポーツ好き達に取って、ルマン24時間耐久レースに於けるドラマは数多く有り各年代毎にそれぞれ話題に事欠かないのだが、 中でも本作で取り上げられた1960年代後半のまさしく「フォード対フェラーリ」の物語は、 カリスマ性充分な絶対王者たるフェラーリに挑むその姿、なかでも当時のアメ車らしからぬモダンなデザインのフォードGT40の姿とあいまって、 リアルタイムで体験していない年代でも伝説の如く常に語られている。 これを映画館の大スクリーンで観賞出来るとは、車好き・モータースポーツ好きに取ってこれ以上の幸せがあるだろうか? 一般受けが難しい事は判りきっている筈なのに、本作の制作にGOを出した人達には感謝しか無い。 肝心の映画の中身そのものは、残念ながら10点満点ではない。 8点の中身は主演陣の熱い演技と、クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズと言う、今迄あまり日の当らない どちらかと言うと不遇の扱い・日陰者的存在だった稀代のレーサーの一人にスポットライトを当てた事に関して。 この手の物語りには主人公と相対する強力なライバルの存在が不可欠だが、本作の場合は題名の通り フェラーリが本来その役目を担うべき所だが、フォード経営陣が主人公達の直接のライバルの様な位置付けであり、 肝心のフェラーリは下手したらイタリア政府から訴えられるんじゃないかと思える位に良い所無しのケチョンケチョンな扱い。 なので物語の構造としては及第点しか与えられない。 おりしも、日本時間2/10に発表されるアカデミー賞作品賞に本作がノミネートされた、 欧州列強にアメリカ企業が挑む姿がアカデミー会員の心の琴線に触れたのだろうか。 作品賞獲得は正直難しいと思うが、受賞の有無に関わらず私はIMAXの大スクリーンでもう一度、 フォ-ドとフェラーリのユノディエール(ルマン・ブガッティサーキットの数kmに渡る直線)での チキンレースを堪能しようと思っている。
[映画館(字幕)] 8点(2020-01-27 13:31:27)(良:1票)
19.  フライド・グリーン・トマト 《ネタバレ》 
何の前触れも無く、実はエグいシーンが突然出てくる変な映画。 ・バーベキューが美味い! って、本当は!? ・ボロくそに殴られるメアリー・ルイーズ・パーカー 等々 原作を読めば楽しみ方も変わるのかと思うけれど、私には今ひとつ楽しめず。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-09-30 17:08:01)
20.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
【2019/7/25投稿】 ルトガー・ハウアーが逝ってしまった。 30年前に名画座で奇跡の様な邂逅をして以来、本作を何度観たことだろうか。 貴方は歳を召されても独特の渋さを武器に幅広く(大企業の役員、サッカーチームの監督等)映画に出演されていましたが、 私に取って貴方は常にロイ・バティーそのものでした。 貴方が亡くなられた事はとても悲しい事ですが、私は明るい気持ちで貴方を見送りたいと思います。 何故なら、貴方は1982年に既に永遠の命を得ているのですから。 心から哀悼の意を表します。 "I’ve seen things you people wouldn’t believe.   Attack ships on fire off the shoulder of Orion.  I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate.  All those moments... will be lost in time,   like tears in rain...  ...Time, to die."   【以下2008年投稿】 新宿バルト9で鑑賞。 他レビュアーの皆さん同様、エンドクレジットが終了するまで席を立つ人がはほんの僅か。濃密な一体感を伴う時間を満喫。 小生、本作を劇場で鑑賞するのはこれで10回目。その殆どが飯田橋や新宿の名画座であり、手持ちのDVD(ディレクターズカット版)も映像はそれほど鮮明とは思えず、実は今回一番期待していたのはデジタル上映のクオリティとはどんななものか?と言う点。 結果としては期待を遥かに上回り地球を数週してしまうかと思える位の衝撃。 2019年のロスを俯瞰で見る導入部から、映像・音声の綺麗さに感動。始まって数分で感涙するなんて生まれて初めての事です。それにしても、他の皆様と同様感じたのは、一つ一つのシーンに盛り込まれている情報の多い事!!  本作の普遍のテーマ「命とは?」という題材に思いを馳せたのは勿論、ルトガー・ハウアーという俳優は芸達者だなあと関心させられた次第。 バルト9での上映は終了してしまった様ですが、出来ればもう一度デジタル上映で、残念ながら未見の皆さんに本作を最高のクオリティで観る感動を味わって欲しい。作品の内容・製作者達の思い入れに、やっと時代が追いついたのかも・・・ なんて思います。 学生の頃、姉に強く奨められたのが本作を知るきっかけですが、これは本当に名作です。 (ちなみに私はデッカード=レプリカント説には個人的に反対。余計な話に思えます。ですから、5枚組DVDの中で監督自ら説を肯定する様なコメントをしていたのは驚きでした) 
[映画館(字幕)] 10点(2019-07-25 09:20:24)(良:1票)
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