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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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1.  ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 《ネタバレ》 
妻投稿■私自身はずっと前に給料ゼロ、腎臓破裂級暴力、性的虐待が当たり前な職場に勤め、HIVになって放り出された口である。なんでそんなことが起こるのか。それは私が知的障害であり、それとは別の意味でも馬鹿だからである。私みたいな馬鹿を助けるメリットが世の中にない以上、本来私は相手の欲望を満足させることでしか生き残れない。しかし、今旦那は私の「私が6時間飲むのがずれただけでウイルス抗体が出来て死にいたる」薬を飲ませるために、あるいは私の友人の職場内強姦で生まれた女の子の学資保険を払うために本業の農業とは別にアルバイトをしてくれている。旦那のほかにも、いろいろ助けてくれるルームメイトがいる。この映画を見て、私はいろいろ劣っているのに、なんでこんなに「生きる」事に恵まれているんだろうと思った。■私は自分に「生きる権利」があるから、生きていると思っていた。でもこの映画を見てわかった。私が生きているのは周囲の人という運がよかっただけだ。■人権の尊重なんてものが都市伝説という昨今、主人公の出した生存手段の結論は、私なんかよりよっぽど強い人じゃないと出せない結論だが、とにかくその方法でもどの方法でも、主人公が自分が生きることを肯定できればいいと思う。人間は自分が生きることを肯定するために頑張っているのだから。■と、ここまで書いたのだが、上司がただのイカレポンチみたいに描かれているのがいまいち。暴力にしろパワハラにしろ、相手を絶望させ、完全に言うことを聞かせるために巧妙に用いられる計画行動だと思う。周囲が「尊厳を一切認めない」世界で、自分の尊厳を信じるという行為は組織や社会に対する許されざる犯罪行為であり、故に非常に難しい。これを映画では描ききれていない。カンバスはいい映画なので非常に残念。
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-26 06:35:06)
2.  ブタがいた教室 《ネタバレ》 
妻投稿■一応食べ物を扱う仕事をしているので、沖縄出身の同僚と予備知識なしで見ました。■で、結論。この映画、①こういうやり方で「命の大切さ」なんて学べるわけがない。②そもそも「命の大切さ」なんて学校で学ぶ事ではない。③そもそも「命の大切さ」なんて人間の作った幻想であり偽善であり傲慢でしかない…という点で三重に間違っていると思います(「映画」というより「教育方針」というべきかな(^_^;))。私自身その同僚の実家に行ったとき一緒にヤギやブタを潰した事はあるけど、「生き物を殺す」という行為は決して、この映画みたいに清潔な教室で清潔な服を着た子供たちが先生のご指導のもとで生殺与奪を決定する事によってなされるものではなく、「そうせざるを得ないから」するものだと思います。■私は「人間だか動物だか微妙なポジション」にいる(かもしれない)知的障害者なんで、生きていて「人間の生を生きる」権利があるのかないのか微妙な事件や罪悪感に遭遇する事もあるけど、でも「人間だけに生きる権利がある」というのは傲慢な話で、「全ての動物には自分や仲間に危害を加える他生物を殺す権利がある」というのが私なりの正解です。だから「他生物を殺す」という業は実は物凄い返り討ちのリスクやストレスや恐怖を感じることで、そこを清潔で安全な教室で「かわいい」「かわいそう」というコンセプトで「生殺与奪」を議論させることが「命の大切さ」を教育する事だと本気で考えている事に、私は逆に物凄い肌寒さを覚えます。■こういう教育、少年犯罪やモラル低下を憂慮してなされるもんなのでしょうけど、私は今少年犯罪や大人の世界のいじめやリンチで問題なのは「命の大切さ」というより「支配」だと思います。「支配」そのものは社会を円滑にするために必要だと思うけど、人間は「支配」というものの「楽しさ」を覚えてしまった厄介な生き物です。この映画は支配をする相手にどんな必要や感情を抱くかで処遇が決まる・・・やばいですよ。
[DVD(吹替)] 4点(2010-01-04 22:42:44)
3.  仏陀再誕 《ネタバレ》 
妻投稿■「すいている」という理由でマイナーな映画をよく映画館で見ていた私とお母さんですが(蓮如物語とか)、この映画もご多分にもれず宗教映画とはつゆ知らずに(皆さんのレビューで初めて知った)、「おっ、掘り出し物のアニメに出会えたかなフフフフ」というノリで見た。■感想はズバリ「あれはなんだったんだ」が多すぎる。とはいうものの「わかりやすい」だけが名作ではない。観客が自由に想像することで名作になる作品もある。とりあえずあの背後霊とufoと花が何だったのかを考えてみた。お母さんの荷物持ちで映画館に来ていた旦那は、それぞれをウルトラQに出てくる「悪魔っ子」「バルンガ」「マンモスフラワー」だと解釈していた。私はウルトラマンは見てもウルトラQを見るほどマニアックではない(はず)なので、「これはメフィラス星人じゃん!!」と主張。大バトルになった。■でも3人が映画館を出たときには、確かにこういう共感があった。「侵略されたね」「うん、侵略されていたね」。それが映画の中の人たちだったのか私たち観客自身だったのかはわからない。でもひとつわかったこと。こういう頭を抱える映画は大勢で頭を抱えた方が楽しい!(←3人とも奇特な面子ばかり故真似した場合の意義は保障しかねます(^_^;))
[映画館(邦画)] 6点(2009-12-31 19:52:19)(笑:1票)
4.  プロジェクトBB 《ネタバレ》 
ジャッキー・アクションに限りがあるかな。■その1、トランポリンのシーンは、ジャンプの最中に敵を叩き上げて慣性の法則を使ってはるかかなたに吹っ飛ばすアクションが欲しい。■その2:ジェットコースターのシーンはクレヨンしんちゃんの栄光の焼き肉ロードを見習ってほしい。ただ鉄の塊が動くだけではなく、コースターが上がって行って恐怖が大きくなる瞬間とこんな所に追い詰められたピンチ感が、その後高速で動きだすコースターと一緒にハラハラドキドキのアクションに繋がるという「アクションの舞台をアクションに組み合わせた」演出は、ジャッキーは得意なはずなのに、その部分が何か物足りない。■その3、マンションのベランダから落ちそうになるシーンが多すぎる。あれは1回でいい。■いろいろ文句言ったけど、この映画は面白いです。赤ちゃんはかわいいよね。でもデカイ・・・。
[インターネット(字幕)] 7点(2009-02-18 09:52:21)
5.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画は確かにアメリカ(軍)のために作られていることは間違いない。でも勘違いされている事が多いけど「アメリカのために作られている」=「アメリカ万歳」ではない。この映画が作られたのは2001年。2009年の今ではイラクやアフガンで当たり前になっている民衆に憎まれ、ゲリラに包囲され、それでも実は敵の方が近代装備のアメリカ軍の10倍死んでいる「不正規戦」だが、2001年より前に誰がこんな戦争を想像しただろうか。多分1999年にタイムスリップしてアメリカ人に戦争は「どんなイメージ?」と聞いたら「ニンテンドー」「諸手を上げて自由主義の到来を歓迎している市民」「ランボー」とか言うだろう。先進国が途上国を搾取する貿易システムからすればあり得ないこうした幻想をこの映画は見事打ち破り、同時多発テロに興奮気味なアメリカ人に警告しているのだと思う。■映画で「なぜ戦うのか」という問いが提示されるが、アメリカ国民は戦争に勝っている時には自国兵士が世界を救うと勘違いし、負けそうになると「兵士たちは戦争中毒である」と勘違いする身勝手さが示唆される。でも実際前線で戦う兵士は勝っていようが負けていようが「仲間の為に」戦うしかないのだ。■■それからこの映画を評価する人もしない人も「ホテル・ルワンダ」を強くお勧めしたい。1993年のソマリアで幻想を打ち砕かれた西側諸国が見せる1994年のルワンダでのヘタレぷりを見れば、皆さんがそれぞれブラックホークダウンで感じた事が深くなると思う。■追記:海賊をやっているソマリアゾンビより山賊をやっているコンゴゾンビの方が私は怖い。
[DVD(吹替)] 9点(2009-01-02 04:13:11)(良:2票)
6.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
韓国の友達も出来たし旦那も韓国で迷子になって韓国の警察に助けられたので、韓国は身近な国ですが、国がある日2つに分かれ、殺し合い、味方同士でも殺し合うという悲劇を映画で知った今、韓国の友達が出来る事はとても素晴らしいことだと思いました。竹島や歴史問題で相容れない考えはあるけど、価値観の違いを乗り越えて人々が仲良くなることが許されるなんてホントにホントに素晴らしいですよ。でも頭蓋骨が砕けるまで人を殴ったり、首つり死体や黒こげ死体がたくさん出てくるのはリアルで気持ち悪いし、戦争の狂気と死の恐怖を表現するには浅はかかな。この点は殺戮描写のほとんどないホテル・ルワンダの方が秀逸だと思いました。兄弟愛もラストはスター・ウォーズの最終章そのままでしたしね・・。それを差し引いても今を生きる私たちが平和のために何を大切にしていくべきか、そしてすることが許されている素晴らしさはメッセージとして十分伝わってきたので8点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-25 23:04:26)
7.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
人生の意味とは他人から与えられるものではなく自分で自分に与えるものだと思う。これだけが一個の人間に保障された唯一だと思う。なぜレプリたちはそれを人間に求めたのか。それを創造主や社会に求めても裏切られることは分かっているはずだ。僕にとってはこの辺が重要で、僕の認知能力の不十分さのせいかもしれないが、映画では不十分だった様に思う。そこを僕にも分かるように丹念に描いてくれたら僕にとっても平均点9点以上の映画になったはずなのに・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-03 00:31:31)
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