1. ヘルドッグス
<原作未読>雰囲気が洋画に近い。岡田准一、北村一輝、吉原光夫など濃い顔がぞろぞろ出てくるというのも理由の一つだが、元々は海外ロケを予定していたらしく、それに近い場所を探して撮ったためであろう。そして派手に銃をぶっ放すアクションシーンも邦画でなかなか見られない迫力だった。主演の岡田も相変わらず凄いアクションで魅せてくれるが、ヤクザ組織で登りつめていく兼高はファブルとは違いギラギラしていて渋かっこいい。酒向芳、大場泰正など原田組と言える面々にもだんだん愛着が湧いてくるもんだ。唯一、攻めた配役となった坂口健太郎は好青年、良い人感が抜けきらずサイコ役としては物足りない印象もあるが、かわいい弟分として見ればまあまあ。で、やっぱり影のMVPは中島亜梨沙か。ようやるわ。 [映画館(邦画)] 7点(2022-09-20 20:10:15) |
2. ベイビー・ドライバー
《ネタバレ》 これはお洒落な映画。音楽に造詣が深ければ8点だけど、そうじゃないので7点。とにかく最後のミッション、郵便局襲撃だ。金は奪った、あとは逃げるだけ…となってからの怒涛の展開! 銃声さえも音楽の一部になっていて、こだわりを感じる。ラスボスはジェイミー・フォックスでもケヴィン・スペイシーでもなくジョン・ハム。いや~しつこい。なぜだか分からないが、80年代、90年代の古き良き時代の洋画を思い出した。最後に関してもあれがベストだろうと思う。構想22年とか言ってたけど、それに見合うあっぱれな出来だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-18 23:01:36) |
3. 別離(2011)
凄い…。宗教的な面も上手く取り入れ、活かしてはいるが、柱は普遍的なテーマであり、世界中の映画祭で高く評価された事実がそれを表している。人は皆、時に嘘をつきながら生きてきた。その嘘によってむしろ事態が悪化したり、誰かを傷つけ罪悪感に苛まれたり、正直に言えなかったことを悔いたり…。ここまで深刻ではないにせよ、身に覚えがある感覚。だから多くの人がこの映画に引き付けられるのだろう。こんな人間ドラマが見たかった。ありがとう監督。そして俳優たち。素晴らしい映画です。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-04-17 17:33:54)(良:1票) |
4. ヘルプ 心がつなぐストーリー
人種差別は許せない。でも、あの復讐も許せないよ…。それ以外は良い映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-08 22:06:58) |
5. ペントハウス
《ネタバレ》 笑おうと思って観始めたけど、年金のような切実な問題を面白おかしくできないよ…。みんな深刻な顔してたし、別ケースだが自殺未遂者まで…。でもエディ・マーフィが仲間に加わってからはそれなりに楽しい雰囲気に。仲間が揃ったら下見などを行って、いよいよ決行。計画自体はお粗末なものだが、それなりに順調に行くのはコメディだから仕方ないか。あまり場当たり的ではカタルシスを得られないが、みんなが逮捕された後、そこを少しばかり補う展開が。1000万ドルを没収されても平気な男が、なぜ4500万ドル程度の車にこだわったのか? 本当の狙いが暴かれてスッキリ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-18 18:32:25)(良:1票) |
6. ペリーヌ物語
《ネタバレ》 テレビシリーズは未見。1877年のパリ、両親を亡くしたペリーヌが祖父ビルフランを訪ねるも、いかにも厳しく、冷たそうな老人だった。もともと母から「歓迎されないかも」と聞かされていたため、ペリーヌは孫だと名乗り出ることができず、偽名を使いビルフランが経営する工場で働き始める。英語が話せたペリーヌは通訳として重用され、徐々にビルフランから信頼を得ていく。ペリーヌがビルフランの屋敷に泊まるようになってからの日々、「本を読んで差し上げましょうか?」と言われた時のビルフランの喜びようが何ともほほ笑ましい。普段は厳しい人が見せる柔らかい表情は余計心に残る。息子エドモンが死んだと知り、落ち込むビルフランをペリーヌが励ますエピソードも感動的だ。ビルフランはフランソワーズの言葉からオーレリィ(ペリーヌ)の正体に勘付き、フィリップ弁護士に調査を依頼するが、ペリーヌと初めて会った日、驚きの表情を見せていたフランソワーズがちゃんと伏線になっているのは素晴らしい。「神よ、この幸せをあなたにどうやって感謝すれば良いのでしょう」…ビルフランの涙にもらい泣きした人はきっと数え切れないことだろう。いやあ、本当に良かった。ただ、作画レベルはお世辞にも高いとは言えないので、劇場用に全部描き直すくらいの気概がほしかった。自分のデビュー当時の演技を再現してみせた鶴ひろみの技術はさすがプロといったところ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-03-28 14:47:49) |
7. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 オリジナル版のいじめっ子はアメリカ人でアメリカのカラテ道場に属し師匠もアメリカ人。要するにカラテと言ってもパチモンだと割り切れる。リメイク版は舞台そのものを中国に移し、いじめっ子も中国人、その師匠も中国人… 本場カンフーを背負ってる訳だから、あまり悪く描いたらダメなんじゃないかと思うんだけど、オリジナルに忠実に「勝たなくていいから怪我をさせろ」だの「負傷している足を狙え」だの、やってくれましたな。中国人がそれでいいなら別にいいんだけど、カンフーの理念はそんなものじゃないだろうとちょっと残念に思ったり(詳しくは知らないけど)。まあ、しかしドレの成長物語としては十分面白い。ジャッキーもいい師匠ぶり。もちろんジャッキー自身のアクションはファンサービス程度。戦うといっても声変わりもしてないようなガキんちょが相手じゃ話にならないからね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-26 18:38:21) |
8. ベスト・キッド(1984)
《ネタバレ》 スポーツ×青春×東洋の神秘? ラルフ・マッチオ、パット・モリタ、共にハマっていて楽しめた(マッチオが当時22歳~23歳だったのは驚き)。ミヤギがダニエルに下働きばかりさせるのは基礎体力を付ける為かと思っていたが、カラテの防御に繋がる動きだとは意外性があって面白い。そうして身につけた動きで勝ち進んでいくのは実に爽快だった。そして勝ち負け以上に大事なものがあるという教えも、実際に日本人が大切にしてきた精神だから、ついつい嬉しくなってしまう。人種や文化、年齢差を越えた友情、感動的でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-19 16:02:08) |
9. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
切なくも温かい、そんな印象です。技術的な面では、40代半ばのブラピがちゃんと青年に見えた。お見事。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-14 19:00:57) |
10. 平成狸合戦ぽんぽこ
人間を殺した時点で冷めた。それに長い [地上波(邦画)] 4点(2006-11-13 12:09:31) |
11. ベイブ
楽しくてほほえましい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-01 20:39:33) |
12. ペイチェック 消された記憶
豪華キャストの割りに安っぽい感じを受けた。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-14 14:30:17) |
13. ベン・ハー(1959)
スケールに圧倒されました。 10点(2005-01-20 16:20:51)(良:1票) |
14. 北京ヴァイオリン
点数付けの難しい映画。 6点(2005-01-19 21:01:09) |
15. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 今さらだけど、モーゼ役=ライアン・オニールとアディ役=テイタム・オニールは実の親子でしたか。最後の場面なんて演技以上のものがあった気がします…(先入観は無し、エンドロールで気付いたから)。二人の旅はまだまだ続く… あぁ~ いい映画を見た。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-01-15 12:05:22) |
16. HELL ヘル(2003)
悪くはないと思いますが、他人に薦めるほどではないので6点です。 6点(2004-11-01 16:15:49) |
17. ベイブ/都会へ行く
面白かったです。 7点(2004-09-11 09:01:42) |
18. ペイバック
タバコがかっこいい。 7点(2004-02-18 17:27:24) |