1. ほしのこえ
《ネタバレ》 1人で作ったという前知識なしに観たので、人物画の酷さが気になってダメだった。 セリフをユニゾンさせる手法がこっぱずかしくて良いですね。 [DVD(邦画)] 4点(2013-08-25 09:50:15) |
2. ボス その男シヴァージ
《ネタバレ》 なげえ!雑!!頭わるっ!!! だけど、面白い!!! こんなしょうもない映画久々に観た。序盤一時間くらいはふざけてるばかりで話がまったくすすまないんだもの。笑わせかたも雑すぎて幼稚過ぎて、ほぼ(好意的な)失笑。 だけど、たまにその雑に放たれたジャブの連打がみぞおちに入り、爆笑してしまったりするから悔しい。 例えるならば、「マンネリ化してきたドリフが、めっちゃ金かけて作った壮大なコント」である。 なので、ストーリーにはそんなに突っ込んじゃダメ! インドの全身で感じれば、それでよろしい! インドにかける想いが伝わってくる社会派コメディでしたよ(本当に!)。 [映画館(字幕)] 8点(2013-01-20 16:04:19) |
3. ぼくのエリ/200歳の少女
《ネタバレ》 無音で雪が降る静かなオープニングから示唆されるようにとても静かな映画。 時折流れるBGMも至極穏やか。そんな静かな雰囲気と雪原の風景の中で挿入される残酷なシーンの怖さは、洗練されすぎててある種芸術的。 ラブストーリーの要素も強くありながら、全く体温が感じられなかったのは自分だけだろうか。オスカーとエリの間には連帯感のようなものは見えたが、これを一つの初恋物語だと言われると首を傾げざるを得ない。互いが孤独の時にたまたま寄り添っただけで、いわゆる恋の喜び的なものが描かれていないからだろう。なんだか大人の不倫を描く時に使われるような描かれ方なのだ。そんなギリギリのラインで描かれる2人の関係性がなんだか判然としない。 判然としないまま、熱烈に盛り上がるわけでもないところがこの映画を印象付ける特長でもある『体温の低さ(冷たさ)』なのである。 なので、心に訴えかけるというより脳に訴えかけるドライな作品だったと感じた。 演出が抑えられている分、人によって感じ方が違ってくる良作だと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2010-07-15 23:27:31)(良:2票) |
4. ホノカアボーイ
《ネタバレ》 初期寅さんを観たりしてると忘れがちだが倍賞千恵子ってもうおばあちゃんなのね。 ハキハキとしゃべるし、喋り方は若い頃と変わらない。素敵なおばあちゃんだわ。 スローライフものと思いきや、シリアスな部分もあり、なおかつ暖かくて粋な映画だった。 蒼井優の出番は冒頭5分程度で、ふかっちゃんの出番は一瞬。 以上二名の素晴らしい女優を脇に追いやり、ヒロインの座をつとめられるばあちゃんは千恵子さんだけ! [DVD(邦画)] 7点(2010-06-26 08:33:41) |
5. ボルト
《ネタバレ》 バズ・ライトイヤー的なキャラクターだったボルトが、自分の無力さを知り身の丈にあった生き方を覚えるという少しひねたストーリーを採用するとは、ディズニーも脳天気な夢と希望だけでヒット作を作ることに限界を感じているのだろうか。 しかし、その甲斐あって凄く面白い。ゆかいな動物たちにはかなり笑わされたし。能力があるのがヒーローなんじゃなくって、誰かが困ってる時に助けてやれるのがヒーローなんだ。って思わされた。 [DVD(吹替)] 9点(2010-05-03 00:18:37) |
6. ボーイズ・オン・ザ・ラン
………見終わってしばし呆然。こんなのってあり? 現時点で、今年ナンバーワン邦画だ。 鑑賞翌日に、漫画喫茶で原作読破しました。 何とかネタバレなしで感想を。 まず、素晴らしかったのがキャスト陣。 原作以上に気持ち悪くオドオドして気持ち悪く、明日なき暴走を見せる生々しいどうしようもないヘッポコオーラを見せた峯田くんは素晴らしかった。 そして、純真無垢な笑顔、軽蔑の表情、やさぐれた表情、無感情な相手へ接するときの話し方、その他複雑な感情うずまく一筋縄ではいかないヒロインを演じた黒川芽以は堂々と演じており、そら恐ろしささえ感じた。 その他、脇役にも全く隙はなく、配役がまさにパーフェクト。 個人的には超大絶賛な一本だが、決して万人には薦めない。 かなり笑える部分も多く、笑い声も結構あがっていたが、笑いのシーンはほとんど汚い下ネタ。それを差し引いても、この映画からは吐き気がするほどカッコ悪い男の、臭~い我慢汁の匂いがプンプンするのだ。 「恋なんて楽しいわけねーだろっ! 苦行だ! 恋なんてクソだっ!!」 と時には言いたくなるような気持ちを抱えたモテない男にこそ響く、果てしなく痛々しい恋の物語。 決して目を背けないでください。 [映画館(邦画)] 10点(2010-02-02 11:36:27)(良:3票) |
7. ホステル
《ネタバレ》 グロいグロいとのふれこみだったんで、少々ビビリながら鑑賞。たしかにソコソコぐろいけど、そこまでドきつい感じはしなかった。なかなか話が始まらない前半も、徐々に不穏な空気になっていくタメの感じが悪くない。 館での出来事は、緊張感があり、怖いながらもところどころぬけてて笑ってしまえるところもある。きっちりと悪いヤツラに落とし前つけるところも気持ち良い。密室で拷問を延々と見せられるような映画だったらどうしようかと思っていたが、サスペンス性、アクション性もあり、案外面白くできの良い映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-26 01:59:34)(良:1票) |
8. 僕らのミライへ逆回転
《ネタバレ》 絶対に面白くないだろう超低予算いいかげん自主映画が何故か大人気になるという不可解さなどなんのその。みんな凄く楽しそうだ。楽しそうではあったが、観てるこっちは、その楽しさについていけず置いてかれたような気分。なんだか羨ましくなって妬んでしまったのかも。 とは言え、ラストの上映会あまりの素晴らしさに、なんだか凄い名画を観たような気にされてしまいました。まさに映画好きの作った映画ですね。 そういえば、物語のきっかけとなった電磁波は中盤以降完全に忘れられてましたね…。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 01:56:03) |
9. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
《ネタバレ》 序盤は緩めのコメディで、中盤から終盤にかけてのシリアス展開にちょっとビックリしながらも真剣に観て固唾を飲んでいると、そんな思いをぶち壊す怒涛のクライマックス。 普通、コメディで120分は長いとは思うのですが、ストーリーの展開のさせ方に無駄がなく、良い時間の使い方をしてます。前半部が、後半部への徹底した前ふり(伏線)となってるトコロも楽しい。コンビものポリスアクションにホラーテイストがかき交ざり、コメディとしてのツボもキチンと押さえています。欲張りながらもバランスが良い、丁寧な作品。 グロに遠慮しない姿勢も好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-26 14:26:43)(良:1票) |
10. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 ルワンダの内戦、虐殺を描いた痛々しい実話。眼を背けたくなるような非道の数々。民衆を巻きこむな! 国内の動乱に他国が介入することは、なかなか難しいし、外側からでは本当の事がわからない。下手な軍事介入は、余計に自体がこじれて泥沼化させることもあったりする。一時無理矢理解決させたところで差別意識が消えなければ、また同じことが繰り返されてしまう。だから自分の国の問題は自分達で解決するのが一番良いとは思うんですが、やはりこんな一方的な虐殺だけは……。 劇中でも描かれていた通り、実話だとわかっていてもこれを観た観客達は「怖いね」と言ってディナーを続けるでしょう。だけども、知ることが全ての第一歩。こういうテーマを取り上げ、観た人を無関心から関心に変えたりする作品は決してなくなってはならない映画のスタイルの一つ。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-31 16:56:14) |
11. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
《ネタバレ》 導入部の恐ろしいゲーム感覚の虐殺のヘヴィーさに面くらいましたが、掴みとしては最高。シリアスすぎて、笑顔のないジャッキーは寂しいがこのガチっぷりにつられ、かなり真剣に観させられてしまいました。落ちぶれた状態から徐々に力を取り戻してくるジャッキーと同様にこちらも話が続くにつれどんどん熱中していくことになります。 顔が良くて金持ちで運動神経が抜群でオタクって、最強じゃないか。こんだけ恵まれてたら親が厳しいだけじゃグレないでしょ、とも思いますが、今までにないタイプの敵役なので、なかなか新鮮。二時間強の尺を一息たりも退屈させないド派手で肉体派のアクションは今まで見た中でもトップクラスの面白さ。こんなの見せられたらそんじょそこらのアクションは見れないっす。 [DVD(字幕)] 9点(2009-03-22 19:16:33) |
12. ボーン・アイデンティティー
記憶喪失アクションサスペンス。とは言ってもアクションとしては地味だし、サスペンスとしては面白みがない。目新しい部分がほとんどなく、テンポもイマイチで熱中できない。かと言って、それほどけなすところもない。アクション俳優としての認識がなかったマット・デイモンですが、意外と動けるんだな、ということは確認できました。続きの方が評判の良いという珍しい1作目ですが、続きを見るべきか否か…。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-23 23:05:04) |
13. ホワット・ライズ・ビニース
なんかストーリーに魅力を感じることが出来ず途中からひどく退屈になってしまいました。びびるのは音にだけだし。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-18 14:43:17) |
14. ホワイトアウト(2000)
日本が頑張ってハリウッドの真似事をした感じ。まぁ、それなりに頑張ってるとは思うんですが、これだったらハリウッドの派手なアクション見たほうがいいでしょう。 ストーリーもイマイチ面白くないし、色々中途半端。 [DVD(邦画)] 4点(2008-09-18 14:41:00) |
15. 炎のメモリアル
火災のシーンは迫力もあるし、二つの時間軸をテンポよくみせていくので飽きさせません。ただ、主人公の人生だけを追っているので、それをとりまく人々のキャラがトラさんでさえ薄いのは少しもったいなげ。でも、迫力があってかっこいい消防シーンが良いので割といいです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-18 14:30:23) |
16. ホテル ビーナス
《ネタバレ》 青のセピアのおささえた映像、おさえたテンションで心に影を持った人達が集まるホテルビーナスでの生活を描いた映画。おさえた映画の割には長いので多少のダルさは感じます。ストーリーもいかにも日本人が好きそうな感じで、音楽の使い方も多少あざとい。でも決して悪くはないし、しっかりとした映画だと思います。無意味に香取慎吾とか出すなよなー。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-18 14:27:13) |
17. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
田舎での駐在さんと少年達の化かしあいを描いた規模の小さい青春コメディ。テレビドラマで十分と言えなくもないような内容ですが、とにかく楽しげで、キャストの勢いと登場人物たちをないがしろにしない幅広いフォローが気持ちよく、巧くまとまっていています。シリーズ化しても気軽に楽しめそう。それにしてもイッチーは演技の幅が狭いなぁ。 [DVD(邦画)] 8点(2008-09-15 14:22:49) |
18. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
蒼井優目当てにみたら、高橋克実のかっこよさに惚れた。内容は平凡でした。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-10 17:26:20) |
19. ぼくは怖くない
《ネタバレ》 ある少年が大人達に穴に閉じ込められた少年を発見してしまうという話。どんな謎や展開が あるかと思ったら最後までほとんど淡々としてました。前半の方はこれからどうなるんだろうという期待感があったものの、中盤はなかだるみし、後半は別に特別なことは起こりません。なんかジメジメした映画です。背景は半端なくキレイです。嫌いではないです。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-10 17:19:22) |
20. 僕のスウィング
音楽は良いんですが、ストーリーと巧く結びついてないため、どっちつかずで退屈しっぱなしでした。 [DVD(字幕)] 3点(2008-09-10 17:16:56)(良:1票) |