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1.  真夜中のゆりかご 《ネタバレ》 
警察の妻、どうしょうもないバカですな。自分の可愛い子なら自己判断してないで少ない可能性にかけても救命呼べよ! それもせず「引き離さないで、離したら自殺するから」とか、救いようのないアホで自己中。母親失格、勝手に死んでくれと思いました。だいたい旦那の「後悔してない?」くらいで激おことか、まともな女じゃないし、「子供を引き離したら自殺する」とか、旦那に対して「子供が全て、あんたとの生活は無価値」と言ってるも同然。こんな基地外女が、別の子と交換されて「私の子を返せ!」と発狂しない保証ある? 発狂しなかったぜ…やっぱただの自己中女だ。死んだ我が子がヤク中の家で糞まみれで放置されても、トイレで吐いてお終いかよ! 生きてる他人の子でとりあえず自殺せず落ち着くわけね。お前の我が子への愛はそんなもんなんだな。  ヤク中夫婦の旦那、赤ん坊に死なれてそんなに騒ぐくらいなら、もう少しマシな子育てしろ。夫婦二人ともヤク中とはいえ、子供すり替えられて気付かないとか救いようがないと思ったが、奥さんは気づいたみたいでしたな。この女を警察は助けてやれよ! 赤ん坊は救ったともいえるが、ヤク中にされた女から勝手に子を奪う権利はない。警察、基地外妻に振り回されんな!  警察の妻だけは地獄に行って欲しいと思ったが、その後も他人に迷惑かけまくり。死んでも許せん自己中基地外女でした。  で…不愉快な展開を見守っていたら、警察の妻の基地外行動選択の理由に納得がいく真実が浮かび上がる! なかなかの展開でございました! というか、一緒に生活してる旦那さんは気づかないとダメじゃ〜ん! ここがご都合的で7点以上にできない。けれど「よそん家のDVも気になるけど、あなたはちゃんと自分の子を守れてる?」というテーマは良いです。  物語の終わり方は良かったです。収束の仕方次第では怒りの0点になりそうでしたが、ちゃんと締めてくれたので良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-04-22 20:20:34)
2.  マエストロ! 《ネタバレ》 
アマチュアのフルートの女の子の出来過ぎた設定とか、ベタベタな演出とかいくつもあるのに、いろんなシーンでポロポロ泣けてしまいました。こういう体験ははじめてで「都合よすぎる設定でもベタでも冷めずに感動するって出来るんだ!」という不思議な発見が出来ました。TEDでコンサートの指揮についての講演があったのを思い出しました。いくつかの名指揮の映像を紹介してくれて、講演のラストに究極の指揮の映像が流されたのですが、それはもうほとんど指揮者は指揮棒を振っていないのです。楽団と指揮者の心持ちが一体化したような中で起きた奇跡のような表情と、その音楽に身を委ねる動き…。この映画を手がけた人達はもちろんそういうのを知っているはずで、この映画でも西田敏行の指揮はそういう感じに近い状況に出来上がってました。紆余曲折あってたどり着いたホールでの演奏で適当に締めくくられるのかと思っていたら演奏が始まって緊張させる展開。まんまとのせられました。で、2日目の展開で「さすがにそれはないわ!」と…あのホールをリハ含めて一日借りるのにどれだけのお金が必要か、昔そういうところに近い仕事経験あるので「その大金たった一人のためにどこから工面するの?!」という現実が覆いかぶさり「うわぁ、やっちゃったよぉ! これで一気に冷めて引いちゃう展開?」と危ぶみました。が、とりあえずまだ終わろうとしない物語を最後まで見守ろうとつきあううちに、会場費の現実をとりあえず気持ちの外に追い出せるくらい、この映画が伝えようとしているところがズーンと入ってきて、シラケることなく泣けてしまいました。この力技すご過ぎ。「きっとあの指揮者は会場費に何か解決策を持ってるんだ」とこちらで脳内補完してしまいました。もちろん、そういう風にしなくてもいいだけの話の持って行きようがあればあって欲しいですが「お前ら、人ひとりのためにどれだけ本気で全力で音楽(自分で選んだ仕事)やれるんだ?」「命かけてんのか?」みたいなところを訴えかけられてガツーンと来ました。演奏家の知り合い2人いますが、私生活をよく知るわけでもなく、立派な服着て演奏する楽団のひとりひとりの実生活についてもふと考えさせられました。
[DVD(邦画)] 9点(2015-10-09 19:16:06)
3.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
この作品のオープニングはなぜか凄く好きです。物語が始まる前から映画に惹きつけられてしまいました。で、後半、自分の講演のステージから開始早々に退場して、とある場所に向かう主人公…ドアの前で待つ姿が映された瞬間「これは何かある」と分かってしまう。あひゃひゃなドン引きの展開。笑えて寂しい変な感覚でした。波止場で部下の女の子と口論するシーン好きでした。原題は『Up in the air』でマイレージなんて書いてない。確かに主人公はマイレージを貯めるために拘っていることがあって、それゆえストーリーは転がっていくし、サム・エリオットの神々しいほどの起用は拍手もんです。けれど、世界にたった7人だけという特別な存在になったうえで、彼が手放したバックパックの中身って何なんでしょう? そもそも自分の人生をどう生きて使いたい人なのか、よく分からないです。彼がネットで人を解雇することに猛反発したのは、マイレージのため? それとも彼なりの仕事上の正義感? 後者であって欲しいのだけど、イマイチこの主人公の中心核が見えない感じでした。もともと何も確かなものを持っていないかのような印象だから、特に大事なものを手放したように見えない。もしかして、そう感じてもらいたい終わりだったのかな? で、彼はこれからようやく本当に価値ある新しい何かを見つけるだろうみたいな…? ヴェラ・ファーミガは『エスター』の母親役で覚えてるけど、あの作品に比べてこの作品での彼女の存在感はかなりイイです。
[DVD(吹替)] 7点(2014-11-01 17:53:24)(良:1票)
4.  マイ・フレンド・フォーエバー 《ネタバレ》 
『依頼人』でレンフロに注目して、この作品は彼の演技に興味があって劇場に足を運びましたが、まるで心に響きませんでした。なんかワザとらしい話。『ジュラシック・パーク』の少年マッゼロが「僕の血は毒だ」とか言って不良に威嚇するシーンとアイスを食べるシーンだけしか印象に残ってません。多分、アナベラ・シオラのなんか陰気くさい感じとか同情を誘うっぽいオーラとかが苦手なんだと思います。彼女って、目を赤く腫らして泣く(もしくは苦しむ)ような演技ばっか印象に残ってるんです。いかにも「お涙頂戴映画です。泣いてください!」みたいな構えに引いていたかも。
[映画館(字幕)] 3点(2012-03-29 02:26:36)
5.  マイティ・ソー
小5の子供込みで家族で楽しむ用にレンタルしたのですが、つまらないにもほどがあります。見終わった子供が「なんかチャチい」と言い、僕は「ま、元が漫画だからね」と・・・その程度のものです。妻だけ「なんて目がきれいなの! なのにマッチョ」とかテンション上がってました。浅野忠信はどんな活躍を見せるのかちょっと期待してたんですが、ただみんなと一緒に画面に映ってるだけでしたね、残念。
[DVD(吹替)] 3点(2012-01-16 15:45:46)
6.  曲がれ!スプーン 《ネタバレ》 
そこまでして超能力を隠さなければならない背景が全く分からない。そこに焦点を当てて、そういう人たちの悲喜こもごもを織り込んでくれたら深みも説得力もあったかもしれないけど、単に軽いコメディとして見てもつまらな過ぎで眠くなりました。それに「超能力を持っている」ということと「超常現象を体験したことがある」を同じ目線で語るのもどうかなぁ? 僕自身はポルターガイスト現象の体験とUFO目撃の体験は持ってるけど、それを人が信じようが信じまいが、言って笑われようが、大した問題じゃないし、長い人生の中でほんの数分のこと。でも、自分自身が超能力を持ってるということの場合、それはその人の人生にいつも離れずにつきまとっているものだし、受け身的体験じゃなく能動的なものだし、その人に占めている大きさがかなり違うと思う。もう、サンタの話に持っていく強引さは、あまりに安っぽいし、こんなのサンタを信じてる子供に見せたら逆にマズイ気がします。「作ってるヤツ本人が信じてないから、こんな安っぽい作品になるんでしょ」と言いたくなる作品でした。
[DVD(邦画)] 3点(2011-09-18 06:19:20)
7.  マルコヴィッチの穴
奇妙キテレツな話だったことは記憶しているけれど、その奇妙な設定に期待していたら大して気持ちが盛り上がることもなく終わってしまいました。一番印象に残ってるのは「かわいいな、美人だな」と思っていたキャメロン・ディアスがひどくヨレヨレに疲れた感じの風貌で出ていて「この人スゲー幅が広そう!」と感心したことでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-06-06 13:00:06)
8.  マジック
『ジュラシック・パーク』で生みの親ハモンドじいちゃんを演じてた人が監督した映画。冒頭で主人公のマジックショーが空回りするシーンは良かったと思います。こっちが冷や汗出そうな寒さでした。あとは非常につまらなくて長く感じました。人形がいないと二重人格が成立できないことも不自然に感じるし、人形に5分しゃべらせないのも苦痛な人が、人形なしで他人と5分を裕に超える時間を平然と過ごせる仕組みもハテナ。冒頭に1点
[DVD(字幕)] 1点(2011-02-02 15:15:46)
9.  マトリックス
同監督の『バウンド』がすごく面白かったので、期待して劇場公開を見に行きました。何台ものカメラを配置して作られた斬新な映像には拍手をおくるけれど、内容はあまりにもくだらなくて、エンドロールにポカーンとしてシラケて劇場を後にしました。キアヌ・リーヴスも面白みの無い役者だなーと思います。彼が良い感じに思えたのは『スピード』だけ。
[映画館(字幕)] 3点(2010-11-22 00:41:05)
10.  魔女の宅急便(1989)
伝えたいことがよく分かんない。この作品で印象に残すのは、絵描き少女がスランプについて話すところ。そこだけ印象深いけど、まぁ、あの子が言ったようにスランプ打破は簡単じゃないし、この映画はいかにも「本気になればできる!」と言いたげな、あっさりした主人公のスランプ打破を見せる。んー!! て感じ。見かけ大江千里みたいな、かつ何だか軽ーい感じの男の子のキャラも苦手でした。ところで外国語の吹き替えで、黒猫ジジの声がかなり大人のおっさんだったような気が・・・「なんでだろー???」と考えてみたのだけど、アメリカあたりじゃ子供を大人がちゃんと保護してるかってことにうるさいし、日本でやってる「はじめてのおつかい」みたいなことは、きっとあまり良くないことかもしれず、だから黒猫ジジは「保護者」の役割を担わされたのではないかと・・・。実のところは全く知らないけれど、ヤマトのおねだりで生まれたらしい黒猫キャラが、海外でそういうふうに予期せぬお役目を果たしたのだとしたら、面白いなとか思いました。
[DVD(邦画)] 5点(2010-11-13 18:39:24)
11.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 
タイトルからして「数が多けりゃ間違いないだろう」のバカ論理に物申すための映画なんだろうけど、そういうのに流されちゃう人たちに理解できるシナリオなのか??? 「ジュラシック・パーク」を最後に明るい映像を見せなくなったスピルバーグは画面の重さで何かを気取りたいのだろうか? 変に大人ぶった寒くて硬質な画がわざとらしくてはなにつく。不意に「ファントム・オブ・パラダイス」「サスペリア」のジェシカ・ハーパーを目撃できて嬉しかったのと、殺さない銃の登場に3点。
[映画館(字幕)] 3点(2009-12-26 01:14:08)
12.  マグノリアの花たち 《ネタバレ》 
実話が元になっていると知って「へぇ!」と思いました。最初は舞台劇として美容室内での会話だけで進む物語だったそうです。シャーリー・マクレーン演じるウィザーおばさんの実在モデルに興味津々です(笑) トム・スケリット演じるパパの実物はやはりウィザーおばさんとよくケンカしてたのかな? お互い良いケンカ相手で、あれなら歳とっても元気でいられそうです。この映画はじめて観たとき、すごい涙が出ました。葬式直後、ダリル・ハンナの優しいけど優等生的発言になんかシラーとしてしまうのは映画の作戦で、コレが良い引き金となって、サリー・フィールドの「Wh~~~y????!!!」の叫び。これがこの映画の一番の見所! 書きながら思い出すだけで涙が出そうです。あの演技は素晴らしい!! そして、湿っぽく泣かせたままにしない変化球が好きです! 多分、映画で泣き笑いしたのはコレだけかも。
[DVD(字幕)] 9点(2009-12-18 13:37:46)(良:1票)
13.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 
これを観るずいぶん前にデニーロ主演の「真実の瞬間」を観て、赤狩りの酷さを知りました。多分、その映画のおかげもあって、この作品はとても感動できました。ジム・キャリーが墓地で抵抗しきれない現実を訴えるシーンがとても好きです。ずらりと並ぶ墓を見て「こんなふうになるんだ」と言い放つシーンがあるからリアリティーが与えられたと思うし、その人たちが死と引き換えに護ったものの尊さに焦点が当たるクライマックスが光ります。「造反」という言葉のトリックを使って思想信条を束縛した日本のむちゃくちゃ政治の時期にこの映画を見て、ちょっと嬉しくなったのを思い出します。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-08 01:58:59)
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