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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 574
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  マグノリア
大スター、トム・クルーズ。  トップガンのマーヴェリック、ミッション:インポッシブルのイーサン・ハント、、 君はどっち派か?  私は断然、マグノリアのフランク・T・J・マッキー派 (笑)  「イ○モツを敬え!!」 「お○んを手なずけろ!!」  たった一作、このたった二言で、 マーヴェリックとイーサンの幻影が全て跡形も無く吹っ飛んだ。
[DVD(字幕)] 8点(2024-04-19 22:34:11)
2.  マイスモールランド 《ネタバレ》 
本作は監督をノーチェックで鑑賞したのですが、サーリャ (嵐莉菜) の撮り方が優しく繊細だし、観終えた後にこれは女性の監督だろうな、、と予想した。当たっていた。抑制の効いた演出は、是枝裕和氏の制作によるものも大きいのだろうが、川和田監督としては、これが初めての商業長編映画のようで、これからがとても楽しみな監督が登場したように思う。 本作は「クルド難民」であり在日クルド人たちの物語ですが、サーリャ目線の青春映画に仕立ているので、重たいテーマでありながら、映画自体の間口はとても広くて、観せ方がうまかったように思えます。あのお父さんを主人公にしていたら、きっとゴリゴリのクルド難民映画になっていた気がしますよ (笑) そのお父さんですが、娘が男友達を家に連れてきたときに、一緒にご飯食べて行きなさい、と歓迎した。これは、クルド人は、日本人を差別しない、ということ。でもそのお父さんですが、娘が口紅をして出かけるようになったときに、彼にはもう会うな、と言った。クルド人だろうが、日本人だろうが、やはり "お父さん" は万国共通だ。もちろん、女の子が恋したらキレイになりたいのも、万国共通だ。 この映画を観ても、クルド難民の問題は何一つ解決されない、でも、彼らも本質的には、我々と何一つ変わらない普通の人たちじゃん、、ということを、私という一人の日本人が理解した。 しかし、私があのコンビニの店長だったら、やはり同じようにすると思う。だって、いくら彼らがよい人たちだとしても、不法滞在は「違法」だから。今度は私が捕まっちゃうから。 つまり、人間の問題よりは、その法律ってやつこそ、頭でっかちで変わることを知らない最も厄介たるものだ。 ・・と言いつつも、法律でコントロールしないと、この国は不法滞在者で溢れてしまって、本当に "無法地帯" になってしまうのだろうし、国と人と法律ったら、何でこんなにややこしいのか。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-12-18 23:28:58)
3.  まく子 《ネタバレ》 
冒頭、サトシ (山崎光) が走り出すと目の前に牧歌的な風景が広がりを見せ、その後に一転してまるで坂と階段の迷路に迷い込むように、彼は温泉街へと駆け抜けていく、、。 あっという間に、引き込まれてしまった。この導入部の時点で既に、これは大好きな映画だ、と確信した。 そしてうれしいことに、「笑い」のセンスが私の感性に近い。照れ隠しするように、あたふたと先を急ぐサトシと、そのすぐ後ろをヒタヒタとつけ回す無表情なコズエ (新音) の姿。のどかな田園風景の中に、これが実にシュールな光景で、可笑しくて仕方がなかった。 この映画の面白いのは、彼女は「宇宙人」という大胆な設定でありながら、少年と少女による、根は実にシンプルな青春映画であろうとするところ。だから本作の「SF」とは "青春ファンタジー" と考えた方がいいかもしれない。そして、坂と階段の街、転校生、花火、、その設定の多くは、かつての大林宣彦監督を思い出さずにいられない映画でした。 もう一つ、学校の描写について言うなら、生徒たちの顔立ちはみな平均的で、秀才もいなければ劣等生もなく、いじめっ子もいじめられっ子もいない、という、いわゆる「ヒエラルキー」を生まない、学校という名の理想郷のようなところがあり、そういう描き方もまさに大林監督が好んでいたものでした。(あ、コズエは美人だけど例外ね、だって宇宙人だから笑) その、コズエとの別れは、やはりサトシにとっての一つの青春の終わりであり、大人になるための通過儀礼であったと思う。 君は、大人なんかキライだ、「大人は判ってくれない」だったと思うけど、君もいつしか、「子どもは判ってくれない」になる日が必ず来る。 その時こそ、本当に君という「青春」にサヨウナラだ。
[インターネット(邦画)] 9点(2022-02-07 22:20:03)(良:1票)
4.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
ネタバレあります。 ■仙波 → 16年前、成実の罪をかぶってムショ行きに。出所後は重病を患い、ホスピスへ入所。どうやら、余命幾ばくも無さそうだ。 ■川畑 → 成実の罪を隠し通すため塚原を殺すことに。ある意味では、彼もその人生を狂わされた被害者かもしれない。 ■塚原 → 何の罪もないのに殺されるという、本作における最大の被害者。 ★成実 → 全ての発端である殺人事件の真犯人。あれから16年、両親の故郷にある美しい海で優雅にダイビング三昧の日々を送り、あまり罪の意識はなさそうに見える。そして、これからも何食わぬ顔で海の番人ヅラして生きていくのだろう。 (総括) 男たちばかりが不幸な物語である。前田吟さんの若かりし日の結婚写真で「男はつらいよ」思い出しちゃったけど、あれは今思えばこの事件の真相 (性質) を雄弁に物語っていたとしか思えん。 以上。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-08-07 23:03:40)
5.  街の上で 《ネタバレ》 
やはり、今泉監督はご自身で脚本を書いたオリジナルの恋愛群像劇が絶対にいい、うん。 今回は恋愛トークはもちろん、特に、あっと驚く脚本と人間相関図が秀逸だ。あの主要な面々がバッタリ出くわすあの修羅場の何と楽しいこと。笑っちゃいけないところだから、なおさら笑えるという (笑) またご自身の脚本だけあって、キャスティングも完璧。おそらくあて書きだろうお二人、若葉竜也はもちろんのこと、有名人の成田凌は実にハマり役だったように思う。女優たちも、本当に下北を歩いていそうな (古着通の) 女性たちばかりで、さすが監督はよくわかっていらっしゃる。(ここは、プラダやヴィトン持ってサングラスを頭に乗せた女が歩く街ではない) そして、今回のテーマはズバリ、「成就できなかった "想い" たちよ、永遠に」。 それは、彼の映画出演カットのエピソードからわかるように、お蔵入りした演技や映像フィルムにも向けられています。思えば、出演シーンのお蔵入りは失恋とよく似ている。相手に一方的に「NG」をもらって、その映画やその人の人生から立ち去るしかないから。でも、その後に城定さんが田辺さんにフォローした言葉を私は忘れません。「私には映っていたよ」(だったかな?) それはつまり、成功した本編と同等の価値がある、と思ってよろしいでしょうか? 今泉監督。いいんですね、ありがとうございます (泣) これで、今までの失恋とお蔵入りによって傷ついた私の心たちは安らかに成仏できそうです。
[映画館(邦画)] 8点(2021-04-12 23:14:22)(良:2票)
6.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 
当時の雰囲気を再現した映像は抜群によかった。東大安田講堂事件など、実際の事件をできる限り再現してくれたことはとても興味深いことだ。 ただ、目に見える出来事ばかり心に突き刺さってはくるけど、全体的に答えが見えないというか、、。 梅山をそこまで駆り立てたものは何だったのか? 沢田の原動力は野心だったのか、好奇心だったのか、ジャーナリズムの精神がそうさせたのか? そのジャーナリズムとは? そして、、全共闘運動とはいったい何だったのか? 妻夫木に泣かせて、これは若かりし日の過ちだった、でうまく着地はさせてるけど、色々とわからないままで終わってしまった感じ。 「なんか、嫌な感じがする」 結局のところ、彼女 (忽那汐里) が最後に言ったこの言葉こそ、この映画全体をうまく包括している気がする。そう、なんか、嫌な感じがするんだ。早い話が、確固たる思想を持ち合わせていない若者たちが、まるでブームのように運動に便乗して、過激派のモノマネをして、ある者はそれを煽り立て、結果として、それが時代に (建設的な) 大きな変化をもたらしたかと言えば、そうでもなかった。人が死んでいるのに。 だから率直な感想を言わせていただくと、これは嫌な感じがする映画だった、それ以上でもそれ以下でもない。
[DVD(邦画)] 6点(2021-03-28 18:00:31)
7.  前田建設ファンタジー営業部
実話ベースであり、アニメをモチーフにした映画ですが、この映画自体が実写映画のノリじゃなくて、出演者たちの過剰すぎる演技とか、BGMや演出面の全て、完全にアニメの見せ方を意識してる (笑) でも、それはアクが強すぎて、せっかくよいストーリーなのに、好き嫌いをハッキリさせる決定打にもなっているように思えます。私はハッキリと、この映画のうるさいノリが苦手でした。 エピソード自体はすごく好き。でも、この映画は苦手。なんか、評価難しいな。
[DVD(邦画)] 4点(2020-11-09 11:11:10)
8.  曲がれ!スプーン
つまらないのはストーリーのせいじゃなくて、エスパーたちのキャラだろうね。どうしてこんなにさえない役者ばかり揃えたんだろう? むしろニセモノたちの方が個性があってよかった。まあ、彼らも「身の程知らず」という超能力の使い手ではあったが。
[DVD(邦画)] 3点(2020-01-31 18:07:48)
9.  万引き家族 《ネタバレ》 
公開直後に映画館で観ました。カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞したことは確かに立派ですが、出来としては特に騒ぎ立てるほどのことはない、いつもの是枝監督の映画と思います。過去にもっと優れた作品はあるので、なんであえて本作が? っていう感じでした。本作、当時はいろんな意味で炎上気味でしたね。受賞の宣伝効果は大きな期待をさせたようで、「 思ったほど面白くなかった・・」 といった落胆の心境で酷評したくなる気持ちはわかります。しかし驚いたのは、万引きを助長するとか題名が教育上よくないとか、そういった意見が酷評の多数だったこと。私はこの内容が万引きを助長するとは思えません。むしろ、こういった悪いことは止めよう、と改心したくなる気がしますが? ちなみに、受賞について是枝監督は安倍政権の祝意を体よくお断りしたそうです。当然でしょうね、、万引きでようやく食いつなぐ貧困層のお話なんて、暗に政権 (政策) 批判をしているわけで。「盗んだのは、絆でした」にひねりをきかせて、あえて (体制側に向けた) 好戦的な題名にした試みは面白いと思います。でも、思っていた以上にその代償は高くつきました・・。良くも悪くも、人騒がせな映画であったことは間違いありません。
[映画館(邦画)] 6点(2019-07-18 23:11:51)
10.  マダム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 
英会話学校で英語を学ぶといった映画でありながら、"語学を学ぶ"という事について何も語っていない。何しろ英会話のレッスンや上達していく過程を丹念に描く、といった場面は全くと言っていいほど見当たりません。もちろん本作の醍醐味は、一人の女性の自分探しであったり、コンプレックスを克服して夫を見返すといった展開こそ、楽しむべきところなのでしょうが。最後のスピーチは、いつの間にそんな英語ペラペラになったの?といった唐突感を感じてしまって、素直に感動できない自分がいました。努力する過程を描いてこそ、このスピーチがさらに活きてくるのではないでしょうか?
[DVD(字幕)] 5点(2018-09-21 15:43:53)
11.  幻の光 《ネタバレ》 
是枝監督の映画ではなぜか後回しにしていた本作、過去の作風を確かめるように鑑賞しました。映画全体に漂う空気(雰囲気)は好きです。奥能登にある海べりの寂れた寒村。その狭い入り江は、ゆみ子の人生にはもう逃げ場がないことを暗に示すようで、寂寥感を漂わせます。水面に鏡のように映る走る子供たちの姿や、水平線に沿って歩く砂浜の葬列など、構図のアイデアも光るものがありました。脚本については予想通りと言うか、良くも悪くも是枝監督の映画だな、といった印象です。事の発端である郁夫の自殺については、本人の登場も台詞も少ないので、動機どころかその人物像自体が"謎"のまま。郁夫やゆみ子はいったい何を思っていたのか?答えを全て見せずに、その心のうちを視聴者にじっくりと考察させるあたりは、挑発的で面白いと思う。しかし悪く言えば説明不足なので、これは好みが分かれるところです。本作から長らく続くことになる、是枝監督の挑発とそれを受けて立つ視聴者たち。この頃からすでに、監督流のスタイルが確立されていたことを知っただけでも、今回鑑賞した甲斐はありました。
[DVD(邦画)] 6点(2017-10-26 23:05:14)
12.  M★A★S★H/マッシュ 《ネタバレ》 
オープニングは歌も含めて名作の雰囲気があり、とても気分が上がります。名優たちの若かりし日が観れたこともよかった。ゴルフ場に着物姿の人が散歩している日本の描写はいただけないが (笑) 大きくマイナス点なのは、フットボールの場面。これはさすがに意味なく長すぎで、映画全体のバランスを損ねている感じがします。 本作がシニカルなのは、戦争を題材にしてどこに焦点を当てるか? その着眼点だと思います。他の戦争映画で散々描いている部分、つまりドンパチや国同士の利権争い、人間たちの愛や友情といったドラマには目もくれずに、ただただ、軍人たちの「ハメ外し」に執着して描いている。敵国の地、その最前線のキャンプ地にいること、それは過酷で相当な恐怖であったろうと察します。だから彼らの悪ノリや乱痴気騒ぎはとてもコメディとは思えず、これは大袈裟ではなくて、彼らの精神安定剤として常態化していたように思う。もちろん、オンとオフにはスイッチがあるので、だからこそ彼らが真剣に手術をする場面がとても効いています。(これがなければただのB級コメディ) これはブラックコメディのふりをした、実は大真面目な戦争映画。これも戦争 (戦場) の一つの現実。思えば公開当時はまさにベトナム戦争の真っ只中、もう笑うしかない、という開き直りのような反戦メッセージにも思えます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-07 21:32:38)(良:1票)
13.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
全編に漂う空気が往年の名画を彷彿させる、実に味わい深い映画でした。そして主演二人、圧倒的にスクリーン映えする二人の "美" をうっとりと見惚れる至福の2時間でもありました。(それにしても、B・ピットはSTINGのR・レッドフォードそっくりだ 笑) 二人の個性を一層華やかに際立たせた衣装、1940年代のカサブランカやロンドンを完璧に再現した街並みや美術も素晴らしく、ストーリーよりは "観ること" を楽しむべき映画なのかと。 個人的には、一つでも鮮明に記憶に残る絵があれば映画としては勝ちと思っています。砂塵舞う大砂漠、車中で抱き合う二人。これはもう、自分にとって絶対に忘れられない一画となりました。 本作は、「時間」をテーマに多くの傑作を生みだしてきたロバート・ゼメキスという巨匠が、長い時間を越えて往年の名画に認めた恋文だと思っています。 そして僕も大スクリーンを通して、シネマの歴史、そして時間というロマンに熱く思いを馳せるのだ。
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-19 13:48:42)(良:1票)
14.  マラソン マン
レインマン、マラソンマン、ダスティン・ホフマン。
[DVD(字幕)] 6点(2015-11-23 22:57:30)(良:1票)
15.  マジック・イン・ムーンライト 《ネタバレ》 
「波動が、、波動がきてるわ、、」ってインチキ臭いセリフとともにご登場のエマ・ストーン。はい、どこからどう見ても詐欺師かペテン師かインチキ霊能者にしか見えません (笑) その登場からかなり笑えました。映画のモチーフとして使われているお月様の姿と物語の展開から「ギター弾きの恋」が一瞬頭をよぎったが、何とも幸せな結末で一安心。二人が演じたのは種も証もありません、恋という名のマジックでした。名作ミッドナイト・イン・パリ、切れ味抜群のブルージャスミン、この年齢にして今まさに絶好調アレン監督。近年はその出来栄えで、本気の作品か息抜きの作品かハッキリとわかりますが、本作は後者かな。今回はおそらく南仏観光気分、仕事もそこそこにワインでも飲むお姿が浮かびます。
[映画館(字幕)] 6点(2015-04-16 23:21:26)(良:1票)
16.  まほろ駅前多田便利軒
原作は未読です。さわやかな役が多かった瑛太が珍しく無骨な男を演じておりますが、なかなかハマっております。松田龍平さんは、主演よりも本作のような助演で存在感を発揮しますね。可もなく不可もなく、6点とさせていただきます。
[DVD(邦画)] 6点(2013-10-14 03:54:55)
17.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
一人を謳歌する人生を選んだ男が、だんだんと家族の暖かさ大切さに気が付いていく話です。このテーマの映画は結構多い気がします。映画の中であるように、一人でいることの虚しさを最も痛感するのは結婚式だというのは同感です。結婚する仲間を祝福する時って、嬉しい反面、なぜか孤独を感じる一面もあります。ライアンの心境の変化を丁寧に描写していて、心変わりしていく過程に不自然さもあまり感じられませんでした。観て損のない好作だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-26 12:23:37)
18.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
私的、完璧な料理映画の一つ。 ドイツ人のマーサ。美人でシェフとしても一流、でも料理に対するプライドが人一倍高くて、他人と衝突することを恐れません。しかし、こっそりとカウンセリングに通っていて、弱い一面も併せ持つという、とても人間味のあるキャラクターになっている。 イタリア人のマリオ。得意料理も仕事ぶりも、性格も、何から何まで、マーサと対象的。陽気な彼の登場によって、店 (厨房) の空気のみならず、映画自体の雰囲気が劇的に変わった。彼は、得意のパスタで、心を閉ざしていたリナの心も開いた。マーサも、そんな彼に魅了され、次第に心を開いていく。 二人のキスシーンは、いつになくロマンチックだ。そういえば、音楽も上品で美しい。調べてみたら、やはり女性監督だった。本作は、女性ならではの「美的感覚」が随所で感じられる。見て、聴いて、感じて、食欲どころか、「五感」を満たしてくれる、幸せな映画だ。 おいしい「料理」は人を喜ばせ、やがて人と人を結びつけていく。料理は、国籍やパーソナリティを越える愛と友好のキーワードだ。 さぁ、この素敵な映画をぜひみなさんも、Bon Appetit!! と、なぜか最後はフランス語で締めくくることにしよう。
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-18 21:06:00)
19.  間宮兄弟
ほのぼのとした映画です。それにしても中島みゆきさん!画面に登場するたびに恐るべき存在感で主演の二人を完全に食っています。
[DVD(邦画)] 6点(2013-08-07 22:20:17)(良:1票)
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