1. メッセンジャー・オブ・デス
《ネタバレ》 60歳後半になってアクションもきつくなってきたのかショットガンすらほぼ持たずにほかの出演者に銃撃戦やアクションを任せる手抜きっぷり。軽いアクションじゃね、物足りないんすよ。ピックアップトラックとコロラド水道のタンク車のカーチェイスもトラックがおもちゃみたいな扱いでなんか面白かったけど滑稽でよくこんなバカバカしい内容で作ったなぁという感じ。迫力ないし、ブロンソンお前なにやってんの?だし、わざわざ自分から挟まれに行かなくても・・・はい。宗教と兄弟げんかを引き出してビーチャム一族を滅亡の危機へと巻きませた土地の利権問題となんか複雑そうに見えて全然複雑じゃなかったストーリーは意外に退屈でしたが、とっても弱い殺し屋とどんな終わり方やねんと突っ込んでしまったラストショットのブロンソンの顔はどうしようもなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2024-10-14 01:58:50) |
2. メサイア・オブ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビがゾンビゾンビしていない不思議な映画。ストーリーはつぎはぎで途中何やってるのかわからなくなる時もあるし音楽もホラーっぽさをあまり感じない。なのに白塗りを少し施したゾンビもどきがスーパーマーケットや映画館で静かに人間を襲いに来る映像が怖すぎる。何かに汚染されてるかのように目から血を流し、後ろからじわじわ追い詰めて、追いかけて、集団で襲い掛かるシーンの作り方はスゴイ。スプラッターがあるわけでもなく人肉をオラオラ食うわけでもなく雰囲気だけでここまで作り上げるのはなかなか難しいかと思います。低予算でお金にヒーヒーいうてたのが逆によかったのかも。色々と話の筋をとらえるのは難しい映画ですが、ヴァンパイアじゃねえけど月の赤いのなんちゃら伝説(名前忘れた)で100年前がなんちゃらかんちゃら、呪い的な扱いもなかなか面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2024-05-17 01:47:31) |
3. メタル・トルネード<TVM>
《ネタバレ》 実験失敗による失われた2%のエネルギーが磁力竜巻となって凄いんだか凄くないんだかよくわかんない暴れ方をする上半分ぐらいは無駄感たっぷりにパリに登場してエッフェル塔を木っ端みじんにするのはなにこれ感満載。最近は連ドラの方に移行して映画ではすっかり見なくなっておっさんになったルー・ダイヤモンド・フィリップスがメガネ片手に頭が悪そうにしか見えない会社が起こした人災をああだこうだと奮闘するわけですが、CGがとっても安っぽくアサイラムがサメ映画でオラオラ笑わせてくれるというラインには程遠くこんなちゃちそうな衛星でよくヘリオス計画というのをやってるなぁという感じ。この手の映画では定番となる家族愛を絡ませるのはいつもながら、磁力の竜巻ということでいろんな鉄が飲み込まれる風景が・・・はい、まっすぐに飛んでいくチェーンソーがとてもシュールでした。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-15 02:08:58) |
4. メガ・シャークvsグレート・タイタン
《ネタバレ》 アサイラム自体日本にファンが多いことを知っており今作もおもくそ日本向けに作った違う意味での「メガ・シャークvs進撃の巨人」。何から何まですべてCGでやったれ感が素晴らしいしアクション的なシーンもカメラアングルをうまく使ってアクションらしく見えない所も素晴らしい。背景が全く動いてないボートで動いてるように演技をしている俳優や提督のキャラが全然提督に見えないしお前何も考えてないやろなセリフがこれもまた素晴らしい。ケラケラ笑いながら見るにはちょうどいいしウクライナとロシアが共同で戦うとかリアル世界で有り得ないことをしてたり海に落ちたオッサンがその後一切出てこなかったり映画全体細かいことなんか何も気にしてない馬鹿しか考えないような作りはアサイラムさがたっぷり。コロッサスをなんで「グレート・タイタン」としたんでしょーか、謎です。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-10 20:07:35) |
5. MEGA SPIDER メガ・スパイダー
《ネタバレ》 クモ自体はでかいのが一匹オラオラするぐらいだけども見せ方が結構うまいし出し惜しみもなく後半派手に大暴れ。合成も別にふざけてるわけないし建物を破壊するシーンも細かいところまでちゃんとしてるしオリジナル版「キングコング」のあのシーンを巨大グモでやっちゃうなんやねんこれとツッコミを入れたくなるオープニングと超贅沢な出演のロイド・カウフマンの棒読みセリフはケラケラ笑ってしまいました。細かいことを何も気にしないことが大前提ですけど気の抜けた雰囲気の中で一人レイ・ワイズが浮きまくって普通の演技をしてるのが逆にこれも面白く、エンドクレジット時の絶妙な顔はさすがというしかない。実際にこんな映像誰も見たくはないけど(笑) [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-30 01:31:43) |
6. メイド・イン・L.A.<TVM>
《ネタバレ》 かの有名な「ヒート」のオリジナル。全編は未見でちょこちょこかいつまんだ部分とか見たことはあるけども金をむちゃくちゃ掛けてスケールもでかくしたリメイク版に負けず劣らずTV映画では上出来すぎるほどの銃撃戦はお見事。rumtimeも短いながらもキャラ確立がしっかりしており敵グループや警察側とを裏で繋ぐ情報屋だったりプライベートな部分などもちゃんと描けているので脚本の緻密さが伺える。登場人物の風貌や雰囲気も大分リメイク版が似せているのでヴァル・キルマーやトム・サイズモアはこの人らの似せてたんだねーと思いながら銃撃戦の時のマイケル・セリートのどんな撃ち方やねんと思ってしまう銃が暴れまくりながらの銃撃はなんか面白かったです。なんでこんな邦題をつけたのか分かんないですけどあまり評判がよろしくなかったそうなスコット・プランクの突撃していく刑事っぷりは個人的には好きですねえ。 [DVD(字幕)] 7点(2022-03-02 01:11:40) |
7. メガフォース
《ネタバレ》 ハル・ニーダムとレイモンド・チョウのコンビの完全なる自己満映画。特撮映画ばりのミニチュア大爆破だったり戦車爆破だったり派手さは申し分がないほどやってんのにストーリーが如何せんあってないようなもん。「キャノンボール」みたいに何にも考えてみるものではないので全身スーツにプリプリお尻がメガフォースに所属する凄い奴らに見えるわけもなく、70年代だか80年代だかむかーしの戦隊ヒーローものに出てくるようなちゃっちい兵器に延々と続くアクロバティックを見せたいのか真面目にメガフォースの凄さを見せたいのか全く分かんない展開に空飛ぶバイクを仲間が必死に応援してるナニコレ風景に唖然として終わる映画は唯一無二の映画ですねーはい。金のかけ方を完全に間違ってる映画ですが映画館で見るとおおおっっと言ってしまいそうな映画でもありました。言うだけでポカーンとなりそうですけど。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-04-17 01:12:56) |
8. メイク・アップ(1977)
《ネタバレ》 オープニングで実際にあった事件を参考に作りましたよーって出てくるけどあのー、はい、コリーン・キャンプとソンドラ・ロック、どっちがどっちかわかりません!!真面目に演技をしてるのか遊びながら演技をしてるのか全く分かんない女子2人と悪くはない女子2人といい思いをしてるんだかめちゃくちゃにされたり縛られたり望んで演技をやってんのかわかんないシーモア・カッセルとのギャップがなかなか面白いですが画質が幾分悪いのでちょいと見えづらいとこが多いのが残念。雰囲気が妙に明るいところが逆に怖く、前半はイチャイチャ後半はキチガイに振り回される展開とうまく構成されてますが結局のところはオープニングの実話の後に出てくる人間誰でもいきなり災害に巻き込まれるっていうのを表現したかっただけなんですね。色々と大分無理がある災害ですが(笑) [DVD(字幕)] 5点(2021-04-17 00:53:29) |
9. メル・ブルックス/珍説世界史PART I
《ネタバレ》 オープニングで「2001年宇宙の旅」のオープニングをパロって人類の誕生を描くのはいいとしてそのすぐあとからねぇ・・・、うん、全編に渡って笑うに笑えない下ネタを挟んでくるのが大分ツライ。メル・ブルックスの自作自演なので好き勝手にやってるのはいつも通りでユダヤジョークも相変わらず、モーゼの扱い方なんか最高に面白しジュリアス・シーザーのグダグダっぷりもいいんだけど下ネタだけがね、ほんと自分には合わなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2019-03-14 01:56:01) |
10. メリーゴーランド
《ネタバレ》 ベタベタな話でだいぶ唐突でいきなりそんな展開かーいとツッコミたくはなるが父親と息子の距離感が絶妙で仕事中心で息子だったり新しい彼女も二の次、息子の父親に対する心の葛藤と孤独さの表現がお見事でした。顔にブツブツいっぱいあるのが気にはなったけど子役なのに、こいつやるなーっ。ビデオ持ってるのに見れるテレビがないから未だに見れてないイタリア版「クリスマスツリー」みたいな感じですがシンプルに難病モノでどストレートに描けてる作品なのでなかなかよかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2019-03-01 12:46:20) |
11. 眼には眼を
《ネタバレ》 医者もわざとやったわけじゃないんだけど今でいうストーカー男にまんまと引っ掛かった悲劇。遠回り遠回りしてじわじわとじわじわと、じわじわとすぎるほどに相手を追い詰めていく姿はなんともいえない恐怖。相手を信じたヴァルテルの単純さもアレっちゃアレなんだが別に復讐と言ってもボルタクが直接手をだしてやったわけじゃなくて信じたあなたが悪いんですよ、何もがすべて正しいわけじゃないんです誰だって間違いはありますよ的なのを言っちゃうの見て「ぐぬぬ。・・こいつやるな・・・」(笑)しつこさと不条理さは天下一品なとこもありますけどラストショットの絶望感はたまらん。よくこんなとこで撮影したもんだと逆に敬服しちゃいました。 [DVD(字幕)] 8点(2014-10-31 01:03:58) |
12. 名犬リンチンチン
《ネタバレ》 むかーし、TVドラマ?かなんかであったのを勝手に参考にして作ったような感じですがどうしたらいいのか困るぐらいに軽い。戦争を絡めてるはずなのに全くらしくないシーンばかりでこんなにコメディ入れちゃっていいの?と思っちゃうぐらいだしリンチンチンの名犬(っぽく)になっていく様も早すぎ。犬の顔のアップの別撮りが変に多すぎなのでたまにそんな顔してないやろというツッコミが多々あるのは微妙にしんどい上ラスト5分は突拍子のないことが起きて逆に目を疑うほど、こんなん絶対ありえんやんと本気でツッコミを入れたくなる脚本を書いた人はある意味天才ですね。 [DVD(字幕)] 3点(2014-07-18 00:55:05) |
13. メリエスの素晴らしき映画魔術
《ネタバレ》 「月世界旅行」およびそのカラー彩色復元版製作をメインにしてメリエスの生涯を描いたドキュメンタリー。メリエスの生涯自体は彼の伝記本を持ってるのでそれなりには知ってましたが彼のトリックの裏側を知るのには貴重な作品。そして彩色とはどうやってやるぞななことを知るのにもすんごい貴重な作品。手作業で手間隙かけてフィルムに色を塗っていたというのは驚き以外何もないです。こんなんずっとやってたら頭いたなるわー(笑)まぁ何年か前に復元した時にかかった手間はこれの数倍かかってるみたいですが現在、白黒及び彩色で現存する「月世界旅行」は完全版ではなく、完全版は未だ見つかっていないそうです。あの時に燃やしちゃったのかな誰か、さがしてくれー。 [DVD(字幕)] 6点(2014-02-12 00:14:07) |
14. メガ・シャークVSクロコザウルス<OV>
《ネタバレ》 ディテールは一切なくして取りあえずめっちゃでかい鮫とめっちゃでかい恐竜を戦わせてみよう!というノリ以外全く感じ慣れない雰囲気はたまらん。続編だそうなのででかいサメの方はもう前作で提示済みなのかはしらんがでかい恐竜の方は全く説明なし(笑)なんで展開が昔のドラマでいう「隊長!!新事実が分かりました!!」風な感じのセリフ連発。ちょ、これなに(笑)ツッコミどころ多すぎですやん。サメも恐竜も卵産むのは別にいいけどシーンによってでかさが変わるし恐竜の方の全長450mって言ってるけどどう見ても洞窟の大きさがあってない(笑)フルCG仕様でネタ映画で見るには最高なんだけど、映画の途中前作のめっちゃ日本語で書かれた「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」のポスターが出てきたけどあれって日本向けのアピールかなんか?(笑) [DVD(字幕)] 5点(2013-09-30 10:15:05)(良:1票) |
15. メカニック(1972)
《ネタバレ》 映画が始まって15分、チャールズ・ブロンソンはめっちゃ出てくるのにセリフらしいセリフ一切なし(笑)殺し屋に言葉なんていらねーぜ!!と言わんばかりに全編言うほど多くなりブロンソンのセリフ、存在感だけでこんなにも映画になる俳優もほんと珍しい。ド派手じゃないけど、今みたいにCGを使ってるわけでもないのでリアルな爆破シーンやブロンソンの見事な殺しも印象的でサスペンス要素は皆無に等しいけどこういうアクション映画も悪くないなー。さりげなくジル・アイアランドも出てるのもブロンソンらしい。ラスト以外はよかったけど、あんな唐突すぎる終わり方はちょいちょいちょい!突然のそれかぃ!!な感じでした。ながーーい伏線はってそれはないでしょ~。 [DVD(字幕)] 6点(2013-07-16 11:17:35) |
16. メアリー&マックス
《ネタバレ》 クレイアニメの素晴らしさの真髄を余すことなく伝えてくれたたまらない作品。今じゃなんでもメールだったり電話だったりで済ませてしまうことが殆どだけど文通だと自分で字を書くことによって感情がこもったり読む側に伝えたいことの気持ちが文字にこもってすばらすぃものになるんですが文通だけでこんなに泣けちゃうとは不覚でした・・。波乱すぎる二人の人生を通して生きる喜びと友達の大切さ、傍にいてほしいという気持ちとは裏腹にささいなことで疎遠になってしまう姿は見ていてほんと心が痛い。クレイアニメだからと言って「ウォレスとグルミット」のように子供と一緒に見るんじゃなくて大人向けのクレイアニメ。最後に出る「親類は選べないが、友は選べる」この二人にとってこの言葉はとてつもなく大きい言葉だったんですねぇ。 [DVD(字幕)] 9点(2013-05-21 11:24:07) |
17. 召使
この前見た「妖婆の家」のようにイギリスでは召使を置く家は普通のようですがこんなイケメンな召使、出来すぎ(笑)こんな若造が召使なんて雇うな!!って言っちゃいそうですがこれがまた、モノクロ映像が怖さを倍増させて半分ホラーっぽく感じちゃうんですよね。おまけに暴力で人間を支配するのではなく言葉と行動だけで支配し、SとMの関係を見事に表現できてるもんだから余計にエグい。最初と最後が全くひっくり返り、なんとも言えない気持ちにさせてくれるのは「銃殺」と一緒。ジョセフ・ロージーの演出と脚本が見事としか言いようがない。 [DVD(字幕)] 9点(2012-06-18 01:07:32) |
18. メル・ブルックス 新サイコ
ヒッチコックの超名作や他の作品をを思いくそパロってしかもオープニングで「ヒッチコックに偉大なる敬意を表します」というクレジット入り。こんな事をできるのは世界広しでもメル・ブルックスぐらいじゃないかなぁ~。今回は汚い下ネタも特になく何をしでかしてくれるんだろうかという期待感で常にニヤニヤしてしまった。ベタな笑いでも面白くできるのはさすが喜劇俳優、シャワーシーンは面白すぎて2度見しちゃいました(笑)そしてそこに絡んでくるベルボーイがあのバリー・レヴィンソンだということにビックリだしブリズベーンがアルバート・ホイットロックとかよくキャスティングしたよなー。色んな意味で衝撃を受けたんでもうお腹一杯~。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 11:45:53) |
19. 名探偵再登場
全く関係はないけど前回の「名探偵登場」に続き過去の名作をパロった今作ですが面白さはいずこへ、バカバカしさはあるものの面白さはかなりのスケールダウン。ピーター・フォーク以外出てはひっこみ、出てはひっこみとコロコロ変わる人物は1回見ただけでは到底追いつく事が出来ないし、彼が女にモテモテなんはどうなんかなぁ(笑)ニール・サイモンらしくセリフに凝ったところがポイントですが展開からミステリーっぽさがあまり感じされないのがちょいと残念。フォークの軽そうな演技が合わなかったかなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-07 02:00:50) |
20. メガスネーク<TVM>
《ネタバレ》 Nu Imageのヘビ映画ですが・・、今回もまたアホなキャラをいっぱい揃えてきましたなぁ。BGMも意味不明なほどに明るいので何にも恐怖感ってのが伝わってこないし、ヘビ自体がオールCGなもんでほとんどの人のヘビに対する演技が浮いて見えるんですよねぇ。特に後半の遊園地、、のようなパニック映画では定番の町一番の祭りを襲撃するシーンで確実に数十メートルはあろうヘビが襲いに来るまで誰も気付かないのはどうなんですかねー。ディズニーランド級ならまだしも町レベルの遊園地でそれはないやろ~。まだ「U.M.Aライジング」のほうが100倍ぐらいはマシやね。やる気があるような顔をしてないトッド・ジェンセンが途中で死んじゃったのは残念だけどツッコミ所が満載過ぎるパニック映画は見ててしんどいです。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-04 00:33:56) |