1. もしも徳川家康が総理大臣になったら
<原作未読>偉人が一人でも蘇ればそれだけで映画一本作れるくらいだが、偉人だらけの新内閣とくればそりゃやっぱり面白い。中でも信長は異彩を放っていて日本史における大スターであることを再認識した。NHKは関わっていないが大河ドラマでおなじみの豊臣秀吉=竹中直人、土方歳三=山本耕史が実現しているのも嬉しいポイント。そこそこ笑えたし、後半のややシリアスな展開も嫌いじゃないが、最後に説教クサくなってしまったのはどうもね…。伝えたいことは分かるけどスマートじゃないって言うか… そんな感じ。 [映画館(邦画)] 6点(2024-08-01 19:34:22) |
2. モガディシュ 脱出までの14日間
内戦が激化していく1990年ごろのソマリアはモガディシュを再現するためモロッコに乗り込み、製作費240億ウォンをかけて撮影したようだが、「よくその程度で済んだな」と思うほど大作感があった。演者のレベルも高い。とくにハン大使、リム大使を演じた二人のおじさん俳優は素晴らしかったなあ。ストーリーもほぼ実話ということで、文句の付け所もないのだが、強いて言うならイタリア大使館への道のりでやりすぎ感が出てしまったのは少々残念(実際どうだったかは知らないけど)。フィクションなら全然良いんだけど、実話ものはこの辺りのバランスが難しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-02 19:02:06) |
3. 燃えよ剣(2020)
威厳ある"ちゃんとした"時代劇。スケール感が必要なところにはしっかりお金をかけているし、往年(70年代あたりか)の邦画ような懐かしさも感じた。原作「燃えよ剣」は上巻・下巻という形で出版されていたと思うが、この映画化記念?で一冊にまとめられたものも見かけた。分厚かったなー 150分に収まる内容ではないはずだ。必然、駆け足になる。原作ファンは厳しい評価を下すかもしれない。が、未読の自分からするとこれでも十分楽しかった。新選組誕生のワクワク感、池田屋での死闘、やがて賊軍となり散っていく。敗者の悲哀は近藤や松平容保公に任せて、主人公・土方歳三はどこまでもクールでドライな存在であったのが一つ特徴と言えるかもしれない。病により衰弱していく沖田総司を演じた山田涼介の減量ぶりもなかなか。こういう大作時代劇が今後も作られ続けるといいな。 [映画館(邦画)] 7点(2021-10-16 09:05:43) |
4. 燃ゆる女の肖像
《ネタバレ》 ヨーロッパの映画らしく静かで気品がある。しかし燃え盛るような熱いものも感じた。主人公はマリアンヌとエロイーズ、二人の女性。画家のマリアンヌはエロイーズの肖像画を描くことになる。これは現代で言うお見合い写真なのだが、エロイーズはそもそも結婚に後ろ向き。以前雇った画家には一切顔を見せなかったという。その轍を踏まぬため、正体を明かさず、散歩のときなどによく観察して描くよう、エロイーズの母から言われている。ここから二人の関係が始まる。肖像画を描くためにエロイーズを目に焼き付けていくマリアンヌ、そして彼女の視線を感じ続けるエロイーズ。モデルを引き受けてからは互いにそのような状態になり、二人を結び付ける。良いキスシーンがある映画は良い映画だ(テキトー)。ラストシーン、エロイーズはマリアンヌを決して見ない。一方、自分が見られていることは分かっている。エロイーズは涙を流しながらも最後は笑うのだ。それぞれの道を歩んでも、あの日々の記憶が消えることはない。切なくも美しい映画であった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-11 23:39:21) |
5. モーテル
《ネタバレ》 う~ん… 面白いし、気味悪いし、途中までは実に良かったんだけど、どこからだろうかお粗末な展開が気になり始める。圧倒的に有利な自分たちの庭で好き勝手やられる犯人側の間抜けさがマズイか…。しかもこの手の映画は衝撃的なオチを期待してしまうから、なんの捻りもなく終わってしまい物足りない。せめて奴らが惨い死に方をしてくれればスッキリできただろうけど、この点も期待外れと。趣味と金儲けのために何人も殺してきた男だ。あの程度じゃ納得いかない。演じる俳優さんがいい感じだっただけに、なおさらそう思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-22 11:06:06) |
6. モンスター上司
《ネタバレ》 これは面白かった。掘り出し物。結構なパワハラを受けてる三人だけど「情報収集」とか凄く楽しそうで、仲間に入りたいと思っちゃった。意図しない形で上司同士が絡んだり、思わぬ人がヒーローになったりと、脚本もしっかりしてる。マザーファッカー・ジョーンズの助言もちゃんと役に立ってるんだよな~。(料金分の価値は絶対に無いけど)。上司役三人は大物揃い。安定のケヴィン・スペイシー、もはやコント用メイクのコリン・ファレル、そしてジェニファー・アニストン。あの下着姿… ウエストのくびれセクシー。デール羨ましいぜ。NG集&アウトテイク集もなかなかでした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-11 13:52:39)(良:1票) |
7. モテキ
原作未読、テレビドラマ版も未見。森山未來は現代の若者を演じるための申し子みたいな存在かな? このハマリっぷりがあってこその面白さ。長澤まさみ、カワイイ。麻生久美子、笑えた(「もうB'zとか聴かないから」でコーヒー吹いた)。真木よう子、これもちょっと笑える。仲里依紗、さばさばしてて良い。現代の恋愛事情をテーマにした笑えるけど、ほろ苦いストーリー。十分に楽しめた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-16 20:09:24) |
8. モスラ(1961)
円谷英二を中心とした特撮班の頑張りを楽しむ映画。調べれば様々な工夫がなされていて、頭が下がる思いでした。フランキー堺をはじめとした出演者もハマっているが、ストーリー自体はあまり面白くないのが残念ではある。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-08 19:00:53) |
9. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 「もしも昨日が選べたら(こうなる)」じゃなくて「もしも昨日が選べたら(いいのにな~)」ってことか。誤解を招きそうな邦題…。それはともかく内容としては、まずコメディとしてしっかり笑える。その上で切なくなったり、感動したりということで非常に良かった。作風は違うが、いわば21世紀版「素晴らしき哉、人生」にめぐり合えた喜びを感じている。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-07 17:12:43) |
10. もず
《ネタバレ》 淡島千景と有馬稲子が親子役。二人は八つしか離れていない為、親子に見えるかは微妙なところだが、演技自体は良かった。さちこがちょっと訛ってるのは松山の言葉なんだろうけど、そういうところも良い。 映像も色鮮やかに感じた。白黒時代を経験してる監督の方が色の使い方が上手いようだ。原作は水木洋子で、結局は血の繋がりが生む愛の強さというものを感じる内容であったが、全体的には女性の方が共感できる部分が多いのではないかと思う。母と娘、いつの時代でもいろいろあるものだ~。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-25 12:30:30) |
11. モンスターズ・インク
う~ん…微妙。あの子供かわいいかな? いや… かわいいですよね… うん。でも早くこの子を家に戻してスッキリしてくれ…とか思っちゃって、それじゃ映画にならないのは分かってるんだけど…。どうも合わなかったようだ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-07-24 10:43:39) |
12. モダン・タイムス
ローラースケート上手すぎ! 8点(2005-03-02 22:15:42) |
13. もののけ姫
エボシがすぐ改心するのは「?」 [ビデオ(邦画)] 6点(2004-07-16 16:11:29) |