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プロフィール
コメント数 2067
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  ユー・ガット・サーブド 《ネタバレ》 
オリンピックのブレイキンを見て、驚きました。 おお!空を飛んでる!  で、観ました! ダンスの表現できるものが、あまりにも多いんで、 口をあんぐりでした。 8マイルは、ラスト、エミネムの圧倒的才能で幕でしたが、 本作は、ラスト、全員圧巻のパフォーマンス。 もうどこが主役とかないんですね。 全員が華!
[DVD(字幕)] 7点(2024-09-08 01:16:01)
2.  友情ある説得 《ネタバレ》 
非暴力主義の宗教一家が、ある日突然、戦争に巻き込まれる。 その時、妻は?夫は?家族は?というテーマである。  前半部、全体の4分の3くらい、平和な生活が丁寧に描かれる。 その平和の象徴は、なんと頭の良いガチョウである。 この人なつっこいガチョウがキーポイントになる。  で話は、中盤あたりから、きな臭い話が徐々に出てきて、 長男は自分は人殺しかもしれないが、戦争に行かなければと悩む場面が出てくる。 長女の彼氏は、戦争一時帰宅中の兵士である。 お父さんは、「真昼の決闘」のアメリカの良心の保安官、ゲーリークーパーである。  喧嘩もするが、くすりと笑える愛の交流がたっぷり描かれて、いきなり敵がやってくる。 このきつい話を「ローマの休日」のウイリアムワイラーが描く。
[DVD(字幕)] 7点(2022-12-03 19:45:55)
3.  夢みるように眠りたい 《ネタバレ》 
謎の依頼からはじまる。 これは未完の映画を終わらせるというタイトルにつながるとこがいい。  謎・・といえば、昔、学研やらなにやらで 謎の正体をあばいたような、おもしろ博物大百科みたいな 子供向けの本があったが、この映画もそのイメージだった。  ディテールとか、小物とか、 (日本的な)謎めいたものが多く、楽しかった。 観終わった後、古本屋に行きたくなった。
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-25 12:51:57)
4.  友罪 《ネタバレ》 
あの衝撃的な事件を思い出す。 確かに、あれからどうしているのか・・  この映画では、本来の話の序章みたいな形で終わる。 できれば、瀬々監督には、この話を最後まで撮り続けてほしい。  本編では、ラスト瑛太演じる鈴木君は心から泣けなかった。 彼が心から泣くまで、ドラマを観ていたい感じだ。 でも、救いとして、友達ができた。 これはこれでハッピーエンドである。  だけど、闇を抱えた人間は周囲も闇に引きずり込む、もしくは同類を引き寄せる。 映画の中の鈴木君は、そして少年Aのこれからは、まだまだ波乱に満ちているだろう。 心から泣ける日の来ることを願うばかりだ。
[DVD(邦画)] 8点(2018-12-01 18:11:42)
5.  雪の轍 《ネタバレ》 
長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い!
[DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:34:05)
6.  夢売るふたり 《ネタバレ》 
女性監督ならではの、松たか子の描写だろう。  松たか子って美人なんだけど、暗さを乗り越えた美人っていうか、 場面によっては、どす暗い表情も見せるので、とてもこの映画にマッチしてる。 若くして店を持つ夫婦の健気な奥さんが、店が焼けてから、旦那がひねて「過ち」を犯し、 そこでどんどん陰険になっていく女性役にまさにピッタシ。  最後、刑を終えて、魚市場で夫婦で働くその姿に、救われる感じだ。 フォークリフトから食堂の旦那を見つめる彼女の表情は、もう陰険ではない。 いい映画でした。  でもこの夫婦にふりまわされた女性たちも気の毒な話だよなぁ。
[DVD(邦画)] 8点(2018-09-24 18:51:59)
7.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 
前のレビュワーさんも書いてるけど、確かにこんなに簡単に乗り越えられない壁ばっかりの内容。でも僕は10点献上した。ひと頃の身勝手な大人の多かった時代の後始末をこうも痛快に解決していく、宮沢りえの演技が実に説得力があるからだ。子役(特に冒頭の鮎子ちゃん)も実にいい。しかし映画を観ていくと、3人の女性、全員親に捨てられてるんだよね。なのに愛が湧き出てくる宮沢りえ演じるお母さん。最後のお湯も愛の沸騰した湯加減だったんでしょうね(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2017-07-09 00:35:44)
8.  ユキとニナ 《ネタバレ》 
好きです、この手の映画。よくあるのは、ひよわな少年と不良っぽい少年の冒険話。これはその女の子版。話は、大きくなったユキの記憶のこんがらった思い出みたいにすれば、話もスッキリして良かったんじゃないかと思いましたけど・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-24 07:41:04)
9.  夕陽のギャングたち
セルジオレオーネ。彼の西部劇は今回、色々機会があって観ましたが、どれも男くさくて面白い。この映画もタイトルからして、西部劇のあらくれをジェームズコバーンが演じているのだろうと思い、長い上映時間も「ウエスタン」のようにあっという間だろうと思って観たら、メキシコの革命が背景にあり、しかも全く正反対の主役2人をじっくり描いて、またウルウルくるモリコーネのBGM。これは昔、劇場で観た「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の雰囲気の方に近かったです。良い映画でした。でもストーリーで気になったのは、回想シーンに現れる3人の男女。男の方は分かるのですが、女性が2人の男を同時に愛していたのでしょうか?3P?まるで、喉が渇いて、酒を飲んでて、俺にもよこせと言わんばかりに女性とキスする。娼婦ならともかく、あんな清純そうな女性を共有しているところがよく分からなかった。しかももう一方の男性とキスするのを笑ってみている。2人を愛するなら、それぞれ一方ずつ、見えないところで愛しやがれ!
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 15:47:07)
10.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
まず魅力的な家族を見せておいて、それがどうなるかドキドキする恐さがある。そして復讐するために、小道具をうまく使って戦う可哀そうな未亡人がいる。これは良く出来たサスペンスだと思います。配役が良かったのだと思う。これがアナベラの代わりに知名度のあるデブラウィンガーあたりが演じていたら、レベッカが完全に悪役になって、面白さは半減だったかも。レベッカの時折見せる冷たい表情が良かった。それが実に哀しい。ラストも「危険な情事」のように最後が銃でバン!なんて展開だったら、がっかりものだったが、2人の女の母親争いでドタバタやったのも良かった。でもこれじゃ、レベッカがあまりにも可哀そうだ。彼女にも何か救いが用意されてる結末だったら、もっと良かった。まぁ、サスペンスだからね。それにしてもアナベラがレベッカを疑いだすのが遅い。もっと早く気づいて女性の心理戦が展開されても面白かったのでは?それにしてもこの時代、「ランプリングローズ」を観ても分かるように、平気で男女の家族の中に、年頃の女性がお手伝いさんや乳母として一緒に同居するという、危険な仕事があったんだね。この映画では旦那は浮気しなかったが、こんな状況じゃ家庭が崩壊するというパターンも多かったんじゃないかなぁ。ヨーロッパの昔の作品に出てくるように身分がきちっと分かれていても、不倫しちゃう映画が多いのに、自由の国アメリカでこんな状況なら男は舞い上がっちゃうよ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-12 11:53:27)
11.  夕べの星 《ネタバレ》 
何度も観た前作。だから、この映画の登場人物も前作では子供だった頃から性格変わってないな、というのがよく分かりました。特にいつも長男と母親のエマの喧嘩の間に入って気を使っていた次男がこの作品でも地味でした。いつか爆発するんじゃないか、なんて思ってしまう。おばあちゃんのオーロラは前作ではそんなに軽い女じゃなかったけど、歳を取って反動がでたのか、若い男と寝ちゃったり。末っ子は時々お母さん似の面影を見せて、おっと思わせたり。また前作で病院で見せたオーロラの爆発も今回は飛行機の中でパッツィ相手に見せてくれます。まだ前作「愛と追憶の日々」を観てない人は、この映画の後に観るのも面白いかもしれません。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-25 20:14:57)
12.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
最後に笑うのは誰?そういうコンセプトの映画ってこの頃からあったんですね。しかし、敵と向き合ってもまずタバコに火をつける、その余裕が素敵だ。またイーストウッドにはこういう余裕が似合うんだ。リーバンクリーフを最初に見たのは「ニューヨーク1997」だったので、てっきり最後の最後で本性見せるんだろうと思ってたら、ムチャクチャいい人やん。あまりにも最後のリーバンクリーフの後姿がカッコよかっただけに、イーストウッドの後姿が猫背に見えて、せこいおっさん、という印象がちょっとあった。でも面白かったぁ。こういう映画がまだまだ出てきて欲しい。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-04-06 05:50:32)(良:1票)
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