1. 羅生門(1950)
《ネタバレ》 舞台は、藪の中、羅生門、検非違使への証言の場という、3つだけ。登場人物も少ない。それでも、動きと光を巧妙に捉えた演出と、表情豊かな演者の存在感に魅了され、目が離せない。作り手の工夫が詰まっている。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-01-29 08:50:11) |
2. ラ・ラ・ランド
スクリーンに向かっている間はとても愉しい気分にさせてくれました。音楽やダンス、ビジュアルの品の良さはもちろん、主演2人のやりとりがいい。エマ・ストーンはアップが多様されていて飽きられる危険もあると思うのですが、それを跳ねのける魅力と巧さが弾けています。愛、夢、ファンタジー。こういう映画がいつでも作られる、それがハリウッド。 [映画館(字幕)] 7点(2017-03-20 20:43:53) |
3. ラブ&マーシー 終わらないメロディー
ビーチボーイズやブライアン・ウィルソンにそこまでの思い入れがない人には、イマイチな映画。有名なアーティストの伝記映画は、スターになるプラスと、落ちぶれるマイナスがあって、その後の展開を含めておもしろさがある。近年だと「ジャージー・ボーイズ」。その点、今作はプラス場面がオープニングにまとめられてしまっていて、あとは単なるモノマネ映画。映画的なドラマ性に欠けていて、当人をよく知らない人はよく分からないまま物語が展開してしまう。ヒット曲は知ってるけどあとは・・・っていう人に対する配慮はない。主役ってエリザベス・バンクスなの?っていう印象しか残らない。 [DVD(字幕)] 4点(2016-08-14 20:47:31) |
4. ラン・オールナイト
ハードボイルド映画という雰囲気。リーアム・ニーソンとエド・ハリスの醸し出す義理人情の世界観がグッと物語を引き締める。アクションも手ごろでストーリー展開もはやく、ちょうどよく楽しめます。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-01 19:30:47) |
5. ラストベガス
《ネタバレ》 M・ダグラス、R・デ・ニーロ、M・フリーマン、K・クライン・・・この4人が揃って、並んで映画に出ている。それだけで嬉しいです。女に相変わらずだらしないダグラス、頑固者だけどいい人デ・ニーロ、神様目線でみんなを見守ってくりるフリーマン、お茶目なインテリ風クライン。それぞれの役割をみんな期待通りに、大袈裟でない自然体で見せてくれます。とても元気ができました。 [映画館(字幕)] 8点(2014-06-17 22:49:15) |
6. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 「ソウルメイト」をテーマにしたよくある恋愛群像劇ですが、キャラクターの描き方がうまいので楽しめます。脇役では、マリサ・トメイが主人公と関係をもつ大胆な女教師役で光ってます。なんでもできる女優さんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 16:39:12) |
7. ラスト、コーション
長い映画なのに飽きることがない。いくつかの美しいシーンが印象に残り、音楽も耳に残る。ただ、映画好きな人意外には「良かったから是非見てみて」とは薦められません……。特に、知り合いの女性など。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-01 21:21:39) |
8. 落下の王国
《ネタバレ》 映像美は十分に堪能できました。オープニングのモノクロシーンから、ラストのサイレント映画の落下シーン数々まで美しい。随所で使われていたクラシックもまた妙。ただ、ストーリーは物足りなさを感じます。病院での青年と少女の交わりには心揺さぶられますが、空想叙事詩はイマイチ。少し残念でした。 [映画館(字幕)] 7点(2008-09-23 19:39:35) |
9. ラッキー・ユー
《ネタバレ》 ポーカーをよく知らないと楽しめない映画。腕はいいが攻撃的な賭け方で失敗している主人公が、父親との確執、正直に生きる女性との出会いで変わっていく。ストレートなストーリーだが、話があまり進まず、ポーカーのシーンでも心の高揚を得られなかった。ロバート・ダウニーJrなど、出てくる必要があったのかどうかという感じでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-27 12:44:08) |