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コメント数 2394
性別 男性
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1.  リンダ リンダ リンダ
いや、驚いた。これまで「シュールなコント」でしかなかった山下敦弘の「リアリズム」と「間」が、この映画では全く違う機能を果たしてる。「リアリズム」は文字通りリアリズムとして機能し、長回しで切り取られた学校や一瞬だけしか登場しない彼女達の家を、人の営みの感じられる現実の空間として描き出している。そして「間」は、決して台詞で語られることのない彼女達の心や人間関係、過去の経緯等を雄弁に物語る。確かに「スウィングガールズ」を期待した人は裏切られたかもしれませんけど、私も良い意味で裏切られました(映画的完成度は明らかに「スウィング~」より上)。文化祭の記録ビデオを撮ってる面々に彼特有の「わざとらしさ」の名残があり、また、ペ・ドゥナ(大好演!)のキャラクターに随分助けられてる気もしますが、今回は素直に脱帽します。おみそれしました。ということで、「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」以来の嬉しい驚きに+1点して、8点献上。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-11-15 00:03:44)
2.  リトル・ミス・サンシャイン
何も問題の無い時には家族がバラバラでも、それこそ問題は無い。しかし一たび問題が起きた時にモノを言うのが「血縁の絆」であり「家族の結束」。肝心な時に他人は当てに出来ません。血は水よりも濃いのです。あのおんぼろマイクロバスこそ「家庭」の姿。全員の力があってこそ家庭を前へ進めることが出来、そして一人たりとも(文字通り「死んでも」)後に置いてはいかない…。どことなく「サムサッカー」と同じ様な雰囲気を感じましたが、私はそれよりもずっと感動しました。それにしても、ファンキーな爺さんの性格を考えれば判りきったことながら、満を持して披露されるオリーヴちゃんのステージ・パフォーマンスは中々の衝撃。確かに「下品」かもしれませんけど、北朝鮮でマスゲームをやらされてる子供みたいに、不気味な作り笑いを顔に貼り付けて猿回しの猿の如く「芸」をさせられる他の参加者に比べれば、遥かに子供らしくて愛らしい「ダンス」でしたネ、7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-19 01:04:19)
3.  LIMIT OF LOVE 海猿
序盤は「タイタニック」、中盤は「ポセイドン・アドベンチャー」、終盤は「炎のメモリアル」という、一粒で三度美味しい海難事故映画。前作と本作の間にあるらしいTVドラマは一話たりとも見てません。従って主人公カップル以外の人間関係は判りませんでしたけど、問題なく楽しむことが出来ました。そして何より、これだけスケール感のある映画を、映像的に説得力を持って作ってあることに驚きました(その代わり、今回はエンド・ロール後の「サプライズ」は無し)。確かにベタな話だし、ハリウッド映画の真似でしかないのは判りますけど、我が国ではつい最近まで、ベタな話をマトモに脚本化することも、ハリウッドを「単純に」真似することも出来なかったのを考えれば、充分満足できるレベルの「娯楽大作」に仕上がってると思います(少なくとも、昨年の福井晴敏三部作なんか問題にならない完成度)。という訳で、予想を裏切る出来の良さについつい1点おまけして、7点献上。
[試写会(邦画)] 7点(2006-04-25 00:06:45)
4.  リチャードを探して
本作は単に映画「リチャード三世」のメイキング・フィルムではなく、まず初めに戯曲「リチャード三世」を掘り下げる為のドキュメンタリー企画があり、その企画の為に映画版「リチャード三世」を擬似的に、且つ本格的に製作し、その過程を取材しつつ一本の映画を作り上げていくという、これは何と言うか、手段の為に目的を設定すると言うか…、正に実験作という肩書が相応しいドキュメンタリー作品です。優秀なドキュメンタリーに備わる、ある種のミステリー的面白さが本作でも充分味わえたので、アル・パチーノの「実験」は一応成功したものと思われます。特に編集の切れ味は抜群(この作業は大変だったと思う)。「戯曲の真の理解者であり、民への伝達者は俳優である」という、役者馬鹿的主張も気持ち良いです、7点献上。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-13 00:10:00)
5.  猟奇的な彼女
これもまた日本のマンガ文化に多大な影響を受けた様に感じました。従って日本人には、男勝りの女の子と軟弱な男の子のラヴ・コメディに新味は無いと思いますが、それをここまで嫌味無く「実写」で仕上げられたのは凄い(どうしてこのコンセプトに慣れ親しんでいる筈の日本でこういう映画が撮れないんでしょうか?)。建前上は男尊女卑(と言っていいのかな?)が日本以上の韓国では、それなりのインパクトがあったのではないでしょうか。脚本も何気ない伏線を見事に収束させ、納得のハッピー・エンドになってます。皆さんの仰る様にもう少し削れば、更に小気味良い映画になったでしょう。それにしても、チョン・ジヒョンが可愛すぎる(「初恋のきた道」のチャン・ツィイー同様、本作も彼女だからこその映画)。という訳で、7点献上。
7点(2004-07-29 11:18:22)
6.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 
後味悪いって言えば悪いんでしょうけど、これはある意味、すっきりと腑に落ちるラストと言えるのではないでしょうか(それに、ジェフ・ブリッジスのアップからフェード・アウト、次の瞬間ニュースのシーンに変わる…なんて編集ではなく、爆破シーン自体があることでも衝撃度がアップしてると思います)。また、話題になるラストばかりでなく、そこまでのサスペンスの盛り上げ方や微かな希望の残し方等も近年稀に見るほど巧みだったと思います。しかし、野暮を承知で腑に落ちない点を上げてみると、①ティム・ロビンスの息子の怪我は偶然? ②前回の爆弾犯の父親に辿り着かなかったら? ③そこでボーイ・スカウトの共通点に気づかなかったら? ④宅配便の車を追わなかったら? ま、野暮は言わずに7点献上。
7点(2004-06-11 16:08:58)
7.  リコシェ
オープニングからいきなりデンゼル・ワシントンのヌードが見れる、女性にとってはお得な映画。ジョン・リスゴーは偏執狂をやらせたら最高(ケープ・フィアーのデ・ニーロよりいい)。やっぱりこれもラッセル・マルケイの映像センス爆発。中身ないかもしれませんが敢えて7点献上。
7点(2001-08-03 12:33:41)
8.  リアル・ブロンド
恋人同士の倦怠感、仕事に対する焦燥感、将来への不安感…。本作の登場人物達は俳優やモデルだったりしますが、これらは別に平のサラリーマンだって、見てくれの冴えない恋人・夫婦にだって共通の命題。ほとんどの人間は「特別な成功」とは無縁の世界で生き、そこに幸せを育んでいるのです。本作は確かに地味な展開ながら、意外に豪華な出演者や散りばめられた小ネタで、結構楽しい作品になってると思います。特にクライマックスのマシュー・モディーンの「セールスマンの死」は、中々説得力のある演技でした(「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツにも匹敵すると思う)。ところで劇中、確かに「本物の金髪」について触れられてはいますが、このタイトルは余り本作の内容を表してるとは言えませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-29 00:03:45)
9.  リトル・プリンセス
TVアニメも含めて、今まで「小公女」に触れる機会が無かったので、「小公女」というタイトルからイメージしてた話とは随分違いましたね。何でもかんでもカタカナにするのも気が引けますが、確かに現在では「リトル・プリンセス」という言葉の響きの方が内容的にしっくりくる様な気がします(漢字だと本物の王女様、カタカナだと軽い愛称という印象)。主人公のセーラは、明朗で機智に富み、誰にでも優しく、そして勇ましくも健気という、女の子のロール・モデルとしては完璧な子。確かに女児向け文学として長年に亘り読み継がれてきただけのことはあります。本作の美術や色使いも女の子が好みそうな雰囲気をきちんと作り上げてます。98分という長さも丁度良いし、私も優良なファミリー・ムービーとしてお薦めします、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-02 00:01:50)
10.  リトル・ブッダ
いきなり得体の知れない東洋人が現れ、「あなたの息子さんは我が師の生まれ変わりです」なんて言われたら、絶対こんな反応はしない。「オードリー・ローズ」でアンソニー・ホプキンスが「お宅の娘さんは私の娘の生まれ変わりだ!」と押しかけてきた時と全然リアクションが違うゾ(その前に比べる映画が違うってか?)。このオープニングから、アメリカ人の視点で進むオカルト風ストーリーかと思いきや、真正面からブッディズムを描いた大変真面目な作品でした。仏陀の話が凄く美しく映像化されてて、この部分は西洋人の「視点」と「資本」ならでは。現在の日本人にとっては充分勉強になる内容だとも感じました。また、西洋的な絶対思想に対する東洋的な無常思想は、今の時代こそ必要とされていると思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:07:49)
11.  リプリー 《ネタバレ》 
原作を知らないので判りませんが、犯行動機が「金持ちへの妬み」から「痴情のもつれ」に変わったことで、原作に近い物語になったのでしょうか。アンソニー・ミンゲラとしてはサスペンス映画にせず、リプリーの苦悩に重点を置いたお得意の文芸作品を目指し、また、アラン・ドロンを髣髴とさせる二枚目ジュード・ロウを殺され役に据えることで、「太陽がいっぱい」も葬りたかったのかもしれません。本作のリプリーは殺人隠匿の為だけに行動する。問題はラストの捉え方。私は、ピーターを殺したのは犯行がバレるのを恐れた為ではないと思う。彼はピーターに犯行を知られるのを恐れたのでしょう。と同時に、逃げ場の無い船上での殺人は、リプリーにとって自首にも等しい最後の凶行になった筈です、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-09 00:06:32)(良:1票)
12.  リトル・ヴォイス
派手で強権的な母親の下で、亡き父親の思い出の中に引き篭もって暮らしていた女性が、真の意味で親離れするまでを描くファンタジック・コメディ。単に歌が上手いのではなく、モノマネという題材は新鮮でした。映画のクライマックスはもちろんマイケル・ケインの「破滅の歌」(命名:私)になりますけど、実質上のクライマックスは、ステージ上から父親の幻影を見たLVが自信に満ち溢れて歌い出す瞬間。従って「エブリバディ・フェイマス!」等とは違って、以降が尻すぼみの印象を与えてしまうのが本作の大きな弱点でしょうか。ところで私には、ジェイン・ホロックスの歌よりも蚊の鳴く様なアニメ声が衝撃的。日本の声優も歌の上手い人が多いから、この手の声の持ち主は基本的に歌が上手いんでしょうね。そんなことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:07:16)
13.  隣人13号
凶悪な別人格を宿した青年の、小学校時代に受けたいじめの復讐を描くサイコ・スリラー。いじめっ子→族の総長→粗暴な建築作業員という、非常に解り易い生い立ちのターゲットはとにかく極悪なので、「さっさと殺してしまえ!」という気になる。しかしこの主人公(の別人格)、関係ない人ばかり殺していく。ここで本来なら、主人公と別人格の葛藤がメイン・テーマとなる筈なのに、主人公の描写が決定的に弱いのでテーマがぼやけてしまう。復讐は本人が企てたのか、別人格の方なのか? 話自体もどこまでが事実で、どこまでが妄想なのか? その辺がはっきりしないので、私はラストの展開も良く理解できませんでした。でも、導入部の迫力や緊迫感のある演出、そして丁寧な作り込みは水準以上だと思います、6点献上。
6点(2005-03-24 00:09:29)
14.  リバー・ランズ・スルー・イット
大学を卒業して久しぶりに故郷に帰ってみると、弟は既に新聞記者として独り立ちし、釣りの腕前共々、町では有名人になっている。颯爽とした職業、芸術的なフライ・フィッシング技術、遊び慣れたダンスのステップ、天衣無縫な性格…。司祭や教授とあだ名される兄にとって弟は自慢であり、眩しい存在であり、同時にコンプレックスの原因でもある。その弟にとっても、真面目で優秀な兄は自慢であると同時にコンプレックスの原因でもある。その所為で弟は、わざと無軌道に振る舞ってしまう。しかしやがて、自らの進むべき道がくっきりと目の前に現れた時、別の道を歩む兄弟はコンプレックスの対象から純粋に兄弟愛の対象へとなる…。映像とアメリカン・ノスタルジーに癒されて、6点献上。
6点(2003-01-12 18:55:26)
15.  RETURNER リターナー
全編、どこかで観た事のあるシーンとキャラクターのオン・パレード。この映画に「新しさ」は皆無です。しかし、ハリウッド製アクション映画の再現という意味では意義のある映画だと思う。日本でもここまでの映画が可能になったという事実は大きい。これで脚本やキャラクター・デザイン等に新しさが加われば、日本独自の「まともな」大作映画が作られる日も近いかもしれない…。ところで金城武の演技は初見でしたけど、巧いとはとても言えないと思う。鈴木杏ちゃんは流石に巧かったですけど、演技が少し過剰気味。それでも前述のモノマネという事と、エピローグが長すぎるという欠点を除けば、「ジュブナイル」よりは格段に面白く観れる映画になってました。従って、おまけの6点献上。
6点(2002-08-24 23:26:28)(良:1票)
16.  リトル・ダンサー
確かに「佳作」と呼ぶに相応しい映画でしたけど、それまで。使い古されたモチーフの寄せ集めのような気がしてなりませんでした。しかし、やけに冷めてて大人びた子供達ばかり登場しますけど、英国の労働者階級での暮らしがそうさせるのでしょうか? 特にいつもビリーの家の前で壁にもたれてガムを噛んでる、小さな(娼婦のような)女の子が印象的でした(これが最後の最後に台詞を喋る)。また、話が進むにつれておばあちゃんのボケが直っていく(?)とこに爆笑してしまいました。てなこと書きつつ6点献上。
6点(2001-10-19 18:53:24)(良:1票)
17.  リトル・マーメイド(1989)
アリエルのモデルはアリッサ・ミラノ。おなじみの童話を楽しいミュージカル・アニメに仕立てたディズニーのスタンダードってとこでしょうか。小さい女の子向けには最適の映画だと思います。6点献上。
6点(2001-09-04 13:14:04)
18.  輪廻(2005)
確かに「呪怨」よりは面白い。クライマックスの構成もミスリードも巧みでした。しかし肝心の物語的説得力は皆無。日本でも凄惨な殺人事件は結構発生してるのに、前世の「カルマ」が現世に及ぼす影響を受けるのが、何故この11人だけなのかが解らない。全く同じ出来事を再現しなければならない物理的(これが何かの「実験」だったとして)、若しくは霊的必然性も見当たらない。ラストを観る限りでは、結局は全部優香の頭の中だけで起こった出来事なのか? 他の人達はどうなっちゃったの? この辺が凄く気になって、私的にはどうにも消化不良でした。そんな訳で、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2007-04-01 00:03:53)(良:1票)
19.  理由(2004)
インタビューや証言を積み重ねて物語を構築するルポルタージュ形式の脚本を、ドキュメンタリー・タッチではなく、極めて舞台劇的な芝居と不自然な劇映画風カメラワークで演出するという、一種の実験作。もちろんこの無謀な実験は失敗に終わりました。俳優にわざとらしい芝居をさせることにかけては、大林宣彦は晩年の黒澤明をも凌ぐ。だから「証言」が下手な一人芝居にしか見えなくて、映画的な臨場感は皆無(元々はWOWOWのドラマだったんですね)。話自体も終わってみれば、奇抜なトリックの仕掛けられたミステリーではなかったので、何とも中途半端な印象しか残りません。この余りにも長い上映時間を飽きずに観せてくれたのは、偏に、現れては消えていく総勢107名の豪華キャスト達。従って107人に、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-04 00:02:50)(良:1票)
20.  リトル・ウィッチ ビビと魔法のクリスタル
学童年齢の可愛い魔女が活躍するドイツ製「ハリー・ポッター」シリーズの第一作(本国では子供向けに色々とメディア・ミックスを繰り広げてる様ですが、どんな位置づけのシリーズなんでしょう?)。両親のエピソードや悪い魔女の設定等、ストーリーはもの凄く見慣れたものだし、特撮等もバッタもんらしくショボい仕上がり。この映画を観た限りでは、英国式伝統に則った堅苦しい「ハリポタ」と言うより、小学校高学年になったタバサを主人公にした現代版「奥さまは魔女」と言った方が近いか。でも、もしかしたら小さな女の子には「ハリポタ」より受けるかもしれません。ところで、我が国も「魔女っ子」文化は他国に引けをとらないと思うので、そろそろ「魔法使いサリー」とかにチャレンジしても良い時期かもしれませんネ、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-17 00:04:22)
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