1. レリック -遺物-
《ネタバレ》 果たして祖母の奇行は認知症によるものなのか、はたまた超自然的な何かがあるのか、と思わせぶりな展開が続きます。 ターニングポイントは、部屋の配置が変わってそこから抜け出せなくなるシーンですかね。 ゲームの「サイコブレイク」とか「コントロール」なんかを思い出しちゃいました。 結局のところ、どういうことだったのかよくわかりません。 おばあちゃんをむしってめくって即身仏みたいにしておしまいです。モヤモヤしたまま終わってしまいました。 [インターネット(吹替)] 5点(2025-01-17 15:25:01) |
2. レッド・ブレイド(2018)
《ネタバレ》 ストーリー自体は子供が考えるレベルの代物で、脈絡なく時代を行き来出来るので設定に都合が良すぎるという印象です。 グラビアアイドル主演なのでもっとお色気があってもよかったですね。 本作の唯一の見どころはやはり殺陣。クルクルと回転しながら戦う敵の男とパンチラしながら対峙する主人公。 そのシーンが一番よかったかな。ラストはあっけなかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-12-01 16:09:59) |
3. レディ・マクベス
《ネタバレ》 フローレンス・ピューはこれがデビュー作なのですね。才能ある役者さんは最初から異彩を放ってますねぇ。 周りがろくでもない男ばかりなので、見てるコチラとしてはマクベス夫人に肩入れしますし理解できます。 でも後半からは彼女もどんどんと暴走していき、ついには最悪の事態に、、、、。 結末としては彼女の勝利ということでなんとも後味の悪い、考えさせられるものですけど、 17歳という年齢、彼女が置かれた立場、いろんなことを考えますとやりきれないものがありますね。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-04 10:36:45) |
4. レミニセンス
《ネタバレ》 目新しさはない地味なSF映画で、かつアクションシーンも特段印象的なものでないですが、 ヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソン。このイケメンと美女二人の魅力に尽きるという感じでしょうか。 特にホログラムで記憶映像を見せる装置が、本作のもう一つの主役だなと。 メイがニック向けに語るシーンで二人が向き合い重なり合うシーンはよても良かったと思います。 劇中のセリフにもありますが、過去の美しい記憶に浸る結末というのはハッピーエンドなのかそれとも悲しい結末なのか。 ギミックにSF的なものは少ない作品でしたが、その結末は実にSF的でありました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-03-14 19:18:43) |
5. レベル16 服従の少女たち
《ネタバレ》 ストーリーの割には、なんとも緩い作品だったなぁと思います。 ハリウッド映画ばかり見ているからか、ひたすら会話をしているだけで退屈さを感じるし、 もっとハラハラさせる展開を入れてきてくれよ並々と思ってしまいます。 この手のお話であれば、最初はこの施設がもっと幸せで平和的な雰囲気に描くべきで そこからの暗転が面白いと思うんですけど、最初から不穏な感じで一本調子なんですよね。 女の子たちの演技は悪くなかったと思うんですけど、もっと良くできるんじゃないかなって思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-01 15:28:47) |
6. レザーフェイス―悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 怖さはあまりないものの、嫌らしさは存分に感じました。 色々と病んでる人たちばかりが出てくるので、観てるこちらまで変になりそうな勢いはあります。 レザーフェイスとなった本人はむしろまともな人で、周りの影響でこんなになっちゃったと言うのが切ない。 [インターネット(吹替)] 5点(2021-04-05 16:07:35)(良:1票) |
7. レプリカズ
《ネタバレ》 確かに、SF的なデザインやギミックなどは全体的にダサめでB級感が強く、 アクションシーンでもスピード感に乏しく、序盤の家族を失うシーンも もうちょっと情緒的に演出したらいいのにと思ったり色々と問題多めな作品ではあります。 でも面白かったです。設定が好みというのもあるし、禁断の扉を開けてしまい、 バレないようにと奔走する様がみていてハラハラさせられます。 自分自身のクローンを生み出して共闘させる展開も良かった。全体としては佳作です。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-24 16:17:43) |
8. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 いい意味で、スピルバーグ監督の貪欲さみたいなものを感じる作品でしたね。 70歳を超えてもなおこういう作品を撮っちゃう若々しさは、この貪欲さにあるんだろうなって。 全体的なテンポの良さとかやんちゃなズームアップとかスローモーションとか、今までにないチャレンジ精神が伝わってくる。 本作はVRの世界ということで、実に様々な映画のキャラクターが出てきます。 本作を監督することになったのはそこに目をつけたからじゃないかな。いろんなキャラ、扱えるやん!って。 ガンダムが出てくるのはわかってたけどまさかメカゴジラまで出てくるなんて、日本のファンには嬉しいサプライズですね。 私は映画もゲームも大好きですが、昔のゲームの小ネタはちょっとわからなかったんで、それもわかればもっと楽しめたかも。 印象深いシーンは多く、冒頭のレースシーンや中盤のダンスシーンなどお気に入りです。 でも一番ツボだったのはやっぱりシャイニングかなぁ。本当にそのまんまで笑っちゃいました。 [映画館(字幕)] 7点(2018-06-05 20:14:31) |
9. レッド・ムーン
《ネタバレ》 確かに、ちょっと異色の西部劇ですよね。 敵のインディアンがたった一人、しかもほとんど姿が出てこないという展開。 このインディアンが早い!強い!巧い!の超強敵で、音もなく現れるもんだから ラストの一騎打ちは目を見張りました。命中してるのにうわうわ〜!っと動いて 襲ってくるもんだからこいつは不死身か!?と思いきやようやく力つきる。 あぁ恐ろしかった。最後まで顔ははっきり映りませんでしたね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-08 20:12:00) |
10. レフト・ビハインド
《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに、ニコラス・ケイジが出ているのでとりあえず見てみたのですが、 これがびっくりな内容。要はキリスト教布教目的の作品でありました。 神様が、多くの人類を突如消失させてしまう。彼らは天国に行かされたそうですが、 それによって残された人々がなぜか「悔い改める」という展開。 これを鑑賞した無神論者の人たちが、果たして入信しようと思うか疑問。 どちらかといえば、信者のための作品でしょう。 なんにせよ、神様とやらは本当に勝手な奴だなと思った次第です。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-11-14 21:00:06) |
11. REC/レック4 ワールドエンド
《ネタバレ》 「POV」の方式だったこのシリーズも、ついに普通の手法での製作となりました。 最初にその店に気付いた時は、「そこ放棄したらあかんやん!このシリーズのアイデンティティやん!」と思ってしょんぼりしながら 画面を見つめていたのですが、感染した凶暴猿が襲いかかってくるところから突如面白くなり、そこから先は目が離せない展開に。 結果として、力強いホラー作品に仕上がっていたな、と思います。 最初に感染したあのコックさんとか、特殊メイクが素晴らしかったですし、ものすごい速さで襲ってくる感染者は猿たちはやはり恐ろしいです。 ラスト、感染者たちから逃げ甲板に上がり、雨降りしきる中船を脱出するシーンは映像的にとても素晴らしい出来でした。 [DVD(字幕)] 6点(2015-08-21 20:21:43) |
12. 烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE
《ネタバレ》 トッキュウジャーとキョウリュウジャーだけかと思ったら、今のニンニンジャーまで出てきましたね。 ずっと戦隊ものを見てる子供達にとっては、昔の仲間に再会&新しい仲間を紹介という感覚で楽しめるのかしらね。 チックタックチックタックボーンボーンで赤ちゃんにまで戻されるのは笑った。 [DVD(邦画)] 5点(2015-07-25 22:40:02) |
13. レイルウェイ 運命の旅路
《ネタバレ》 なかなか良かったと思いますよ。憎しみの連鎖を断ち切るには、赦す心を持つこと。相手を尊重し、相手の苦しみを理解し合うこと。口で言うのは簡単だけど行動するのはなかなか難しい、この端的な事実。それでも、実話であるこのストーリーは、見る者に希望と勇気を与え、指南してくれます。やっぱり、こういう風に和解できるには、お互いに紳士であるといいますか、尊厳の気持ちを双方が持ち合わせていなきゃダメだな、というふうにも思いました。あと、~人だからとか、~国だからああなんだというふうに見るのではなくて、すべての人は皆同じだという観点が必要ですね。その時の境遇や立場が、その人にあんな行動をさせたんだって。自分が相手の立場にいたら、自分だってそうしてたかもしれない。そういう普遍性を、皆が共有することが和解への近道になると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2015-02-10 17:56:31) |
14. LEGO ムービー
《ネタバレ》 LEGOの映画化ということで興味本位で拝見しました。レゴのカクカク感を表現したフルCGアニメということかな?凄く良く出来てます。特に海や水や煙なんかの表現がレゴらしさを出してて面白かった。それから、「くもりときどきミートボール」の監督コンビというだけあって、もの凄くテンポが速い。気抜いてたらすぐ置いてかれそうなノリと密度の濃さであります。声優さん大変だっただろうなぁ。後半になって人間の世界とシンクロする展開も意外。バットマンやスーパーマンをはじめとした色々な映画キャラも登場し、それぞれのファンもニンマリものでしょう。笑かしてくれるシーンも度々あり、個人的には頭に車輪つけて自分がタイヤ代わりになるシーンが凄く笑えた。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-08-29 18:12:15) |
15. REDリターンズ
《ネタバレ》 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ老けたなぁ、、、(笑)いやそれはともかく、ストーリーはもの凄くペランペランです。でもそういう映画じゃないんでしょうね。それよりも、この豪華役者陣たちの楽しんだ演技を見てくださいな、と。彼らのこれまでの役柄を生かした、ある種セルフパロディ的な役回り。アンソニーホプキンスの悪役も悪くなかったですね。アクションが全体的に平凡だったのが難点。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-06-13 23:18:05) |
16. レッド・ドーン
《ネタバレ》 あらすじだけ見て、バリバリの戦争映画なのかと思って観たら、全くそういうことはありませんでした。登場人物達がいわゆるティーンエイジャーばかりなのですが、まさにその年代向けの映画、というわけです。だから知的なところはなく、ある意味凄く狭義の中で繰り広げられてる作品。北朝鮮がどうのこうのというより、あのチーム内での葛藤と和解、闘う意志の大切さ、そういうものを見て楽しむという感じ。なので、リアリティなど最初からないし、そういうものを描こうとしたらこのシチュエーション自体成り立たない。超大国アメリカが北朝鮮に占領されるなんて無理無理。占領されてるとき、アメリカ軍はどこにいっちゃったの?他の国の軍隊は?などと考えてたら観てられないのです。だからこそ、「狭義」の中でだけ成り立つ、一つのレジスタンスチームの葛藤劇を傍観する、そんな作品。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-03-16 00:36:48) |
17. レ・ミゼラブル(2012)
《ネタバレ》 レ・ミゼラブルがどんな話かも知らず、しかも何の予備知識もなしに見たので、一番最初に唄から入るシーンで「お、これってミュージカルなんだな~」と思ってたら次に出てきたのはラッセル・クロウ様。そしてラッセル・クロウまでもが軽やかに唄ってるではありませんか。彼のイメージに唄というものが全くなかったので驚き。個人的には「へぇ~、普通に上手いやん」て関心しましたよ。ヒュー・ジャックマンも上手いし、 アン・ハサウェイは当然のごとく美声きかせてる。そしてレ・ミゼラブルのお話も凄く気に入りました。これはやっぱり、「赦す」ことがテーマのお話ですね。誰かを赦すていうのは、人間にとって実はもっとも困難なことかもしれない。神を信じそれを実践することで、自分も周りも変わる。そして革命という変化。そういうチェンジすることへの大いなる讃辞を感じました。皆さんおっしゃる通り、たしかにアップが多いなと僕も思いました。遠景でスケール感だしてるのは冒頭のシーンぐらいで、あとはみんな常に人にスポットがあたった画作りでした。それはミュージカルを映画化することの意識でそうなってるのかもしれないけど、映画ならではの画作りをもっとやっても良かったかなとも思います。でもいい映画であることは間違いありません。皆さん素晴らしい演技でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-27 01:26:21)(良:1票) |
18. レッド・ライト
《ネタバレ》 見る前は、霊能力者VS物理学者の闘い、みたいな、言って見れば大槻教授とオカルト研究家の闘いみたいなものが見れるのかなと思ってたんですけど(笑)、想像とはちょっと違ってました。シガーニー・ウィーバーは、知的で論理的な科学者の役をとても上手く演じてました。その彼女がシルバーを敬遠する理由を泣きながら話すシーンが印象的。そう、単に超能力を信じていないだけなら、長年それに対峙するようなことはしないはず。シルバーとのやりとりが、彼女をよりロジックな性格にしていったのかもしれません。マーガレットが中盤に他界しトム一人だけになるのですが、そこからはなにやらホラーみたいな展開に。実験室でも自宅でも、そしてシルバーのステージでも凄いことが起こる。これはもしや本物か、、、。でも、一線を超えてはいない描き方で、観客を惑わせる。その点はなかなか巧いのですが、終盤、トムが命を狙われてトイレでおっさんとバトルしてるのに、結局殺さずに出て行って、その後トムがステージに現れてシルバーと対峙するっていう展開は、ちょっと映画的な都合の良さを感じる。そんでまぁ、ここでシルバーの正体を見破っておしまいなのね、と思っていたらラストにどんでん。なんと、そういうことでしたか、と。そのオチは予想してなかったなぁ。振り返れば、矛盾のないシナリオに素直に関心。飛び抜けて面白い作品でもないけど、独創性ある脚本と3人の演技は良かったので、佳作の6点。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-06-16 21:44:40) |
19. レンタネコ
《ネタバレ》 決して悪くはないし、この監督さんの持ち味である ほっこり&ゆる~い&作風そのまんまの作品で 観ているこちらも穏やかな気持ちにはなれる。 ただ、「かもめ食堂」とか「トイレット」など、 これまでの作品群と比べると明らかに薄味。 いくつかの会話でクスッと笑えはしたものの、 今までの作品と比べると笑いの要素が薄い。 ストーリーは簡単に言ってしまえば、 心の穴を埋めるのはネコではなく、 人の出会いということだろう。 [DVD(邦画)] 5点(2013-01-10 17:39:04) |
20. REC/レック3 ジェネシス
《ネタバレ》 とっても幸せそうな結婚式場から物語はスタートします。皆が喜びに満ちあふれている素晴らしいひとときを、いつものビデオカメラで撮影。すると突然、男性の一人がゾンビ化し、式場は騒然。逃げ惑う人々。何人かが立てこもって脱出を試みようとする。「うぉ~、今回もまた期待出来そうや~ん!」とテンションがあがった次の瞬間、いつものPOVスタイルを突如放棄し、ごく普通の映画スタイルに。なんで~!?それじゃRECシリーズちゃうや~ん!とガックリしてしまった。新路線を出したかったのかもしれないけど、やはりそのスタイルだけは貫徹してほしかったなぁ。とはいえ、一応それなりに楽しめる出来映えにはなっていたので、及第点の6点をつけておこうと思う。少なくとも、怖さは全二作に比べるとかなり減少しているのだが、スポンジボブのおっさんとか、突然チェーンソーをふりかざして戦闘モードになる花嫁とか、今までにないユーモアがプラスされていて、賛否あるだろうがそれ自体は面白かった。全二作と比べれば見劣りするが、一本のゾンビものとしてみればまあまあかな。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-06 15:54:21)(良:2票) |