1. ワールド・トレード・センター
不謹慎かもしれませんが、これだけの大事件を扱った映画にしては、描かれたテーマはただの夫婦愛もしくは家族愛ってのは、何ともスケールが小さい。まあ確かに人間1人1人の人生にスポットを当てて行けば、世界がどうなろうとも、行く着くところは最愛の人との絆ってことになるんでしょうか。それにしても、2700名以上が亡くなったあの日、奇跡的に2名の命は助かったって事実を手放しで喜んでよいものかどうか。2人が病院で妻との再会を果たした陰では、残り大多数の家族は絶望の淵にいたってことを考えると。 [DVD(字幕)] 4点(2007-04-30 01:22:58) |
2. 私の頭の中の消しゴム
作る方が「さあ泣かせてあげます。」で臨むなら、観る方も「さあ泣くぞ。」で臨むという、王道的な泣かせ映画です。この手法の映画は、最近、日韓が競うが如く増えてきているような気がしますが、韓国の方がよりベタでストレートな演出を好む傾向があるでしょうか。まあ作品として極めて優れているかというとそういう訳でもないのですが、主演の2人が良かったことと、とりわけヒロインの子が可愛かったのでこの点にしておきます。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-19 22:36:15) |
3. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
また出たよ、ハリウッドが描くヘンなニッポンとヘンなニッポン人。まあそれでも、事実8割に対して勘違い2割くらいの比率だから、随分まともな方かもしれませんけど。ということで、脚本と登場人物には殆ど観るべきものはありませんが、ヘンなニッポンを見つけては笑うなりツッコむなりして、意外な楽しみ方が出来ます。大勢でワイワイ観るパーティー映画としても打ってつけかもしれません。ビジュアル、サウンドともに派手ですので、BGVとしても使えますよ。で、肝心の車とレースですけど、何というかTVゲーム的でこれまた笑えます。渋谷や新宿の公道で一般車巻き込んで、暴走と言うよりもはや戦闘。主人公のショーンがカマタに言うには「DKと僕が迷惑かけたから」って、ほんとにあんたらみんなクソ迷惑だっつーの!(笑) [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 05:40:11) |
4. 惑星「犬」。
良くも悪くもファミリー映画ならではの、安心ながらもありきたりの作りでした。犬たちは可愛いのだけど、ここまで擬人化されちゃうと魅力半減なんですよね…。無理矢理キャラクターが作られてしまっているという意味で。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-10 01:04:17) |
5. 102
101と同じくらいか、もしかしたら本作の方が面白かったかもしれない。今回はクルエラおばさんの徹底的なヤラレッぷりが見所と言えば見所でした。お子様向けとか言っておきながら、意外とサディスティックな映画だったりして(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-12 02:24:16) |
6. 101
お子様向けだろうとご都合主義のストーリーだろうと、面白いもんは面白い。可愛いもんは可愛い。そもそも、101匹のダルメシアンを実写で再現しようという意気込み自体が凄いじゃないですか。よく集めたもんだ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-12 02:12:50) |
7. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
クラシック・アメリカの重厚な雰囲気と、それと見事に調和したモリコーネの音楽と、それだけでも名作の香りが漂ってきそうな気高い作品であることは言うまでもありません。少年期、壮年期、老年期のそれぞれのエピソードはどれも味わい深いですし、脚本の組み立ても秀逸です。ただ、観終わった後、どっと疲れが…。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 15:06:10) |
8. ワイルド・スピードX2
究極にチューンナップされたGT-R、ランエボといった日本車が縦横無尽に駆け回る様を見て、それだけで「うひょぉ~」ってアツくなれる人には絶対お勧め。なれない人は別に観なくていい映画かも…。でも、ストーリーは誰が観ても分かりやすく、スカッとストレス発散にはもってこいの作りになっています。雰囲気的には1と似ていながら、アクションはちょっと派手になった進化版とでもいった感じで、私は結構好きです。 7点(2004-01-04 00:38:57)(良:1票) |
9. ワイルド・ワイルド・ウエスト
完全に娯楽映画に徹した作品と言えます。絶対に有り得ない世界観設定とストーリー展開、全てが馬鹿馬鹿しさに溢れています。多発されるギャグは如何にもアメリカンなノリなので日本人には好き嫌いが分かれるところでしょうが、私はこのノリ嫌いじゃないです。 6点(2003-10-28 02:17:22) |
10. ワイルド・スピード
ストーリーは、ハチャメチャだとまでは言いませんが、かなり無理があるという点では確かにそう思います。犯人グループに友好的に潜入して捜査するつもりが、本当に友好関係を築いてしまうという…いわゆるミイラ取りがミイラになるパターンです。まあ、この映画の製作意図としては、やっぱ車を見せたかったんだと思います。それにしても、日本車ばっかりですね。アメリカのこういう連中の間では、日本車のステータスは我々日本人が思っている以上に高いのでしょうか。あと、私はこの映画を見てヴィン・ディーゼルが好きになりました。 6点(2003-10-28 02:09:05) |