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poppoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

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1.  大脱走
久しぶりにDVDを観た。 世に脱獄モノの映画はいくつもあるが、半世紀近く経ってもなお、本作以上の作品にお目にかかったことがない。 250人の壮大な脱獄計画にワクワクし、何度も訪れる危機にハラハラし、オールスターによる人間ドラマに胸を打たれる。 殊にスティーヴ・マックイーンはどのシーンもステキすぎて直視したら目がつぶれそうなくらいカッコいい!
[DVD(字幕)] 10点(2011-08-20 13:44:37)
2.  悪人
この世に完全な悪人も善人もいない、あるのは相手との関係性と、ただほんの僅かな運の良し悪しだったりする。 「俺、なんででこんな人間なんやろ」という妻夫木君も、「あたしはそんな人間じゃないっ」と絶叫する満島ひかりちゃんも、同じように今という不安を彷徨っていたのだろう。 よくよく胸に手を当ててみたら、妻夫木の不器用さも、深津のみっともなさも、満島の計算高さも、岡田の虚勢も、余貴美子の身勝手も、松尾ズズキのあくどささえ、全部自分自身に当てはまるではないか。 そんなヒリヒリする思いに加えて、シーンは雨、雨、雨、と、閉そく感と胸苦しさをかきたてる。  なんと完成度の高い映画でしょう…と思ったら、フラガールの李監督なのですね。 で、原作者が脚本も書いてらっしゃる。なるほど。 難しいテーマの作品を、長い尺にも関わらず、巧みな場面転換により飽きずに一気に観せてもらいました。 人物の背景も説明臭いセリフではなく、映像できちんとみせてくれる。 そして、キャストが揃いもそろって熱演。 一人ずつ褒めたらキリがないし、誰か一人をとりあげたらもう全員褒めなくちゃならないほどだけど、強いて、強いて言うなら満島ひかりさんは出色ですね。  観賞後は救われたような、やるせないような、複雑な思いが残る。傑作と言って良い出来だと思う。
[DVD(邦画)] 10点(2011-08-08 00:00:43)(良:2票)
3.  グラン・トリノ
「まったくひどい」という神父に「それが世の中だ」と答えるイーストウッド。 このセリフに彼のこれまでの作品に内在するテーマが見てとれるのだが、本作ばかりはややテイストが違う。 なんとも微笑ましい前半部、近年のイーストウッド作品ではすっかり影を潜めていた“笑い”がこの作品にはあり、かつてのイーストウッド映画を想起させ、それだけでもなんだか泣けてくる。 ダンディズムの象徴みたいなイーストウッドが、少年タオに男の口のきき方、女の子の誘い方を伝授するシーンの温かさ、演出の巧さには鳥肌が立った。 ストーリー自体は極めてシンプルだが、それでいてラストの懺悔シーンとその後の結末の現わすところの深さは尋常ではない。 さらにさらにそれでいて、後味は信じられないほど穏やか。 彼のこの偉大な作品に込められた遺言は、きっと遠く遠く先の世代にまで届くのだろうと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2011-08-07 12:58:30)(良:3票)
4.  イングロリアス・バスターズ
オープニングのシーン。美しいロケーションの中を走ってくるサイドカー、美しい娘と厭らしいナチの大佐という対比からなる緊迫感。  掴みはオッケーだ。いや、オッケー過ぎるだろう。   息をつめて見つめる会話の中、異常な音量を持って響く雑音。息をのむ銃撃戦の残酷な爽快さ。とびきり美しい構図を持った映像。  いやもう傑作でしょう、これ。   長い長い会話シーン、「こう来ちゃうの?まさか、あんなことになっちゃうの??」と、わなわなしながら焦らされるわたし達観客を、期待通りに驚かせ、あるいは気持ちいいほど痛快に裏切る。   またたとえば、ランダ大佐の人物像については繰り返し饒舌に本人に語らせているのに、ブラピ演じるレイン中尉についてはその背景が語られることはない。  ジャンキーであることと、首に大きな痛々しい傷跡を示すだけに留めている。  そういう駆け引きのひとつひとつが、もう文句なしに上手い。   インチキくさい話であるので「暗殺計画のずさんさ」や「史実は完全に無視かよ!」などの突っ込みどころは、もちろんあるだろう。  でも「それがどうした???」と言い切ってしまえる程の圧倒的な完成度である。   血なまぐさいハナシではあるが、決して気が重くなるような作品ではない。  当然「戦争と平和」について、思いを巡らせるような代物でももちろんない。  ただひたすら映画バカの監督が、映画バカの観客のために撮った、どこを切り取っても映画的であり、映画を観る喜びに浸るための映画なのだ。   暮れも押し迫ったこの時期、今年のベスト映画に出会った。(12月16日.新宿ピカデリー)  
[映画館(字幕)] 10点(2009-12-19 16:46:46)(良:1票)
5.  50回目のファースト・キス(2004)
モテ男のヘンリーが恋におちた相手は「眠ったら記憶が消える」という病を持った女の子、というおバカな設定で作られたラブコメ映画。 間違っても傑作なんかじゃないし、賞をとるような作品ではないけれど、私的には恋愛映画のベストです。 毎日彼女と「知り合う」ために、手を替え品を替えアプローチし続けるヘンリーのひたむきで健気な愛情にやられっぱなし。 こういうみっともないほどまっすぐな男が出てくる映画は、他の要素や問題点を何もかも吹っ飛ばして全部満点です。許してください、性癖なので(笑)。 だって、恥も外聞もなく、自分が傷つくことなんて全く躊躇せず、彼女のハートを射止めることに突進できるなんて、最っ高に潔いじゃないですか。 これ以上の男らしさってあります? …コホン。話がそれました。 まあ、わたしの個人的な恋愛嗜好は別にしても、明るくて屈託のないプレイボーイを演じるアダム・サンドラーと、陽気で素直な女の子にぴったりハマってるドリュー・バリモアの息の合った演技と、愛らしいペンギンやセイウチ、みんなが大好きなハワイの美しい風景、と、ステキなものがいっぱい詰まった楽しい映画です。 暖かくって、優しくって、泣きたくなるようなラストのオチも、言うことなし!なんですが、他の映画のネタバレだけはいただけません。 シックス・センスをまだ観ていない方は、絶対に本作を観る前に鑑賞しておきましょう。
[DVD(字幕)] 10点(2009-10-04 09:44:14)
6.  それでもボクはやってない
日本の司法の問題点を、ひたすらリアルに正攻法で描いた本作は、周防監督の真摯な問いかけがストレートに伝わってくる。 実はこの映画が公開されるよりずっと前に、知人の弁護士から「痴漢冤罪」について聞かされていた。 微罪だから、という理由でなかなか表面化しなかったこの問題を通して、この国の司法制度は根本から見直さなければならない、という極めて重大な社会問題を、誠実な取材と堅実な演出で見事なエンターテイメントに仕上げた監督の聡明さと手腕を、諸手を挙げて褒め称えたい。 ことに、最後の最後まで、観客であるわたしたちに真実を明かさずに、客観的な事実のみを積み重ね見せていく手法は、実に示唆に富んでいる。 公開当時、深夜2時からのレイトショーで観たのだが、観終わって拍手したくなった作品は久しぶりだった。 お見事というほかない。 
[映画館(邦画)] 10点(2009-04-18 15:09:59)(良:1票)
7.  チェンジリング(2008)
実は『ミリオンダラー・ベイビー』を観て、もうこの監督の作品は辛すぎるから観ないことに決めていたのだが、やはり、矢も楯もたまらず、上映最終日のレイトショーを観に行った。  世の不条理を描き続けるイーストウッドの作品は、観ている間中、五感の全てを刺激する。 ひとつひとつのショットは、画面の隅々まで完璧であり、1シ-ン1シーンが見逃すことのできない重要なカットの連続である。 わたしは、ただ無力に、息を凝らして見守るしかない。それは、辛くて、長い長い時間だ。 本作は、巨悪に立ち向かう社会正義や、犯罪の悲惨さなどを訴えてはいない。 ただ、この世に起こり得る不条理を、一秒の無駄もなく、淡々と、しかし静かな怒りを持って、描き切っている。 その徹底した不条理を、アンジェリーナ・ジョリー演じる母親の息子への深い愛が、残酷なまでに際立たせるのだ。  これほどまでに完成された映画を褒め称える言葉を、わたしは持たない。 そしてそれこそが、映画を観る幸福なのだ。(4月3日・新宿バルト9)
[映画館(字幕)] 10点(2009-04-12 10:41:03)
8.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
この映画はそもそもファンタジーなわけで、主演のトム・クルーズを侍の国に登場させ、その設定が日本史に疎い日本人以外の人々にも受け入れられるためには、史実との相違などは、もとより制作者にとってはたいした問題ではなかったのだろう。 事実、明治初期の世相や歴史にこだわりのない私としては「?」という部分があっても軽く右から左へうけながすことができた。 作品の核となるストーリーのテーマは異文化交流で、「いかに死ぬか」を尊ぶ侍と「いかに生きるか」が問われるアメリカ人が、各々の背景にある揺るぎない信念を越えて尊敬という名の絆で結ばれるという、美しい友情の物語。 ゆえに、勝元は誇りのために滅び行き、オールグレン大尉は誇りを取り戻すために生き続けるという、それぞれの結末が悲しくも清々しい。 大作の名に相応しい戦闘シーンの壮大さや、殺陣の美しさに充分すぎるほど楽しませてもらい、ラストでは久し振りに劇場で大泣きしたので、点数はもちろん「Perfect」です。
[映画館(字幕)] 10点(2007-09-30 19:14:08)(良:3票)
9.  サウンド・オブ・ミュージック
もしも私が、映画のない国に行くとして、たった1本だけお気に入りを持っていくとしたら、間違いなくそれは本作だ。 トラップ家という実在する家族の歴史を、実に手際よくまとめたこの作品には、楽しいシーンで、理由もわからずなぜか涙が出るという稀有な体験をさせてもらった。 清々しく壮大なロケーション、どこまでも澄んだ歌声、苦難に打ち勝ち貫く信念、幸福そうな子ども達の笑顔、清潔なラブシーンと、私が映画に望むすべてのものがぎっしりと詰まった宝箱のような作品。
10点(2004-05-07 18:34:41)(良:1票)
10.  JAWS/ジョーズ
父に連れられ、有楽町の丸の内ピカデリーで鑑賞。小学生の時である。 今でも鮮明に覚えているのは、幼い私がそれだけ決定的に映画の力を魅せ付けられたからだろう。 あれから数十年、この傑作をあらためて鑑賞して、唸ってしまった。 冒頭、女性がいきなり襲われるも、鮫の姿そのものは見せずに引っ張り続ける。 凶暴な人食い鮫に、人命が危機にさらされているというのに、頑迷な町の権力者に阻まれて何もできない主人公の焦燥。この見えない敵に怯えるサスペンスフルな前半の、傑出したカメラワークによる周到な演出。 後半では、未だ生々しい襲撃シーンをみせることなく、その恐怖をロバート・ショウ演じる漁師によって克明に語らせる、背後には正にその敵が迫ってきている。 このシークエンスによって、観るものの脳内に恐怖を増幅させる。 とどめには「喰らえ、化け物」で、味わうかつてないカタルシス。ドーパミンも大放出だ。 余談ながら、この時のロゴ、ポスター、プログラムのデザインの説得力も、忘れられない。文句なしの娯楽映画の頂点だ。
10点(2004-04-21 14:47:16)(良:1票)
11.  A.I.
人間たちはメカを恐れ、憎悪し、破壊する。 その姿は自ら作り上げてきた文明社会に傷めつけられている現代の私たちの姿そのものではないか。 メカであるハーレイ君の一途な愛を乞う無垢な姿を通して、たったひとつの愛ですら貫き通せぬ人間の存在意義を痛烈に問うている。 創造し破壊する繰り返しの中で営まれてきた文明は一体何処へ辿り着こうとしているのか、という壮大で深遠なテーマを美しく詩情豊かに描いた本作を傑作と呼ぶことに、一片の躊躇もない。
10点(2003-12-20 13:24:11)(良:1票)
12.  カッコーの巣の上で
人間が「真に生きる」とはどういうことなのかを考えさせ、何度も色んな観点から楽しめる名作。 直接的に精神病院というある意味特殊な閉鎖社会の特異性と問題点をテーマにしつつ、管理という名の閉塞、秩序を大儀にした異質排除、それらを内包した権力社会の構造を、説教くさくなく描いていて秀逸。 とりわけ、生の躍動感にあふれた前半ジャック・ニコルソンの演技は素晴らしく、結末の残酷さを一層引き立てる。 また、ルイーズ・フレッチャー演じる看護婦の狂気の善人ぶりもお見事と言うほかない。 人間の尊厳が奪われるということは、死ぬよりも恐ろしいことなのだと感じた。 余談ながら日本でも数万の人が受けたと言われるロボトミー手術の発明者にはノーベル医学賞が与えられているそうだ。何が正しいのか結構間違えちゃうんだよね、人間って。などということを考えながら観ると恐ろしさもひとしお。
[ビデオ(字幕)] 10点(2003-12-01 11:41:19)(良:2票)
13.  遠い空の向こうに
大きな夢に向かうひたむきな息子と、衰退しゆく自分の仕事に誇りを持つ頑固親父(クリス・クーパーの骨太な演技は素晴らしい)という構図だけでも、すでにヤバイというのに、そこに様々な事情を抱えた少年たちの友情が絡んでくる。初めからうるうる状態、最後はもう号泣、ここまで手放しで泣いたのは久しぶりだ。ローラ・ダーン扮する女性教師の言葉「僕だってきっと出来る、という子が現れるわ」は正に教育というものの根源だと感じた。Boys be ambitious!
10点(2003-11-24 21:19:59)(良:1票)
14.  素晴らしき哉、人生!(1946)
軽妙でユーモラスな演出で「人が生きる意義」を問いかけた名作。どんなにちっぽけな人生に思えても、善く生きようと努力した主人公の人生の足跡はあまりに大きかった、という人生賛歌をこれ以上ないくらい暖かく感動的に謳いあげている。ところで、この映画の中で交わされる会話の数々が大変瑞々しいのも必見。例えばジョージに「なぜ俺と結婚した?」と尋ねられたメアリーが「だってほかの人とじゃあなたに似たベビーが生まれないわ」と答えるシーンなどは、女の私から見てもあまりにも愛らしい。映画はこうでなくっちゃ。
10点(2003-11-24 16:03:40)(良:2票)
15.  デッドゾーン
まるで主人公の心象風景のような寒々とした風景描写。望まずしてサイキックになってしまった彼の孤独と、一途な愛が丁寧に描かれている繊細な映画。クリストファー・ウォーケンの哀しい笑顔がいつまでも忘れられない。スティーブン・キングとデイヴィッド・クローネンバーグ両人の最高作品でしょう。
10点(2003-06-13 12:26:26)
16.  アイズ ワイド シャット
素晴らしくエロチックだ。これほど感じてしまった映画は他にない。特に夫婦がベッドルームで繰り広げる会話(議論)。なんという生々しさ。即物的なファックシーンをご期待の向きには不評のようだが、このシーンだけで十二分に欲情できる。性の快楽さえconvenienceなご時世に、ラストのセリフは巨匠の最期のメッセージとして痛烈だ。ことによると私はキューブリックの中で、この作品が1番好きかも知れない。
10点(2003-06-10 14:33:57)
17.  ひまわり(1970)
冒頭、一面のひまわり畑で流れるマンシーニのテーマ曲。その一瞬でこの映画が大好きになった。私が知る限り、ストーリーに関わる全ての女性を最も素敵に、ソフィア・ローレンを最も美しく描いている映画だ。待ちわびて探し疲れたソフィア・ローレンがすべてを知った後の、ロシア女性との会話、列車に飛び乗るシーン、泣き崩れる姿、そしてまた決然と生きていく姿。どれもが素晴らしい。かくも気高く美しく生きたいものである。
10点(2003-06-03 11:46:06)
18.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
米ソ冷戦下において、このような作品を作ってしまうキューブリック。すさまじいばかりの皮肉とユーモアとエロス。このように完成された作品をコメントする言葉など見つかるはずもなく、「また逢いましょう」の甘美な調べに、ただうすら笑いをうかべるだけの「いいカメラを作るブタ野郎」なワタシは、愚かにも人間の英知を信ずるのでした。
10点(2003-05-28 12:53:53)
19.  フルメタル・ジャケット
戦場において人間性を描くことをきっぱりと拒絶したキューブリックの誠意を賞賛したい。このような題材でこそ、彼の皮肉は素晴らしく光り輝く。この映画の前半部はフルメタル・ジャケット(完全鉄鋼被覆弾)の製造過程、後半部は消費過程として見ることができる。前半、「デブ」は殺人マシーンとして完成することなく人間のまま死んでいった。彼の狂気は正に人間としての狂気だった。後半、その秀逸なカメラワークによって、狂気の満ちた戦場に立ち会わされる私たち観客は、ジョーカーやカウボーイやあの少女といったかつて人間だったはずの彼らが「消費」されていく様に、ただ圧倒されれば良い。なぜならばそれだけが唯一の戦争の本質だからである。そして「それがまた人間の本質だろ?」とでも言いたげなキューブリックに、今回だけはやられた感じ。
10点(2003-05-21 13:36:01)(良:6票)
20.  フル・モンティ
好きな男→フラれて強がりを言う寅さん、曙と立ちあう舞の海。私は満身創痍戦う男が根っから好き。ゆえに彼らの滑稽な一生懸命さとおどける悲哀に、のっけからハート鷲掴み状態。声をあげて笑いながら、涙が止まらない。そしてラストの一瞬のカタルシス。そうか、私が求める「男らしさ」ってのは、どん底で笑ってみせる男意気なんだな、と気付いた。それにしても、ブラス!、リトルダンサーにも見られる当時の炭鉱・鉄鋼労働者に襲い掛かった不況って、本当に深刻だったんだなぁ。さあ、今度は日本が不況を乗り越える番だ、がんばろう。
10点(2003-05-18 11:17:15)
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