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DREAM THEATERさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  猟奇的な彼女
この映画を見終わった後、私はすぐに彼女へ電話した。そう、あの言葉を聞くために。「ぶっ殺すよ」。私が現在付き合っている彼女の口癖はお世辞にもいいとはいえないこの言葉である。いや、むしろこういう野蛮な言葉を使う女性はお断りである。少なくとも彼女と付き合う前までは。人間というのは不思議な生き物で、初めは嫌でもずっと一緒にいるとそれに慣れ、そしていつしかそれ無しでは生きられなくなる。この映画を客観的に評価するなら、傑作というほどのものではない。ストーリー展開は荒削りだしラストの再会のシーンも予定調和だからだ。しかしそれを吹き飛ばすかのような主人公の強烈なキャラクターは私の目を2時間スクリーンに釘付けした。私はこういう映画が大好きだ。続編かリメイクしか作れない最近のハリウッド映画には絶対無い強烈な個性がこの映画にはある。さてと、またあの言葉を聞くために彼女にでも電話しようかな…。「ぶっ殺すよ」、いい響きだ…。
8点(2005-03-13 06:31:32)
2.  北斗の拳(1995)
ニュースをお伝えします。映画「北斗の拳」の製作会社と監督のトニー・ランデルは原作である原哲夫と武論尊に対して名誉毀損で日本人から告発され、求刑通り北斗百裂拳の刑に処せられることになりました。被告側はこの判決を不服とし控訴する方針です。これに対し原作のファンからは南斗水鳥拳奥義飛翔白麗や天将奔烈も加えてくれれば1点を献上するという声も挙がっています。
1点(2005-02-27 19:47:41)(笑:2票)
3.  ターミナル 《ネタバレ》 
最近のスピルバーグは「Catch Me If You Can」にしてもそうだが、いろんな意味で大作を作らなくなった気がする。それは彼が意図的にそうしているのか偶然そうなっているのかは知らないが、これらの映画を見てなんでスピルバーグがこんな映画を?っていう印象を受けてしまう感じは否定できない。地味でもないし派手でもないこの映画は、他の監督が作ればこの監督はなかなかやるなと思わせる出来なのにスピルバーグのネームバリューからなのか、何かもう少し期待してしまうのはやはり彼が大御所たる所以だろう。しかしこれは彼がいい意味で余裕を持って映画を作っている証拠だ。ストーリーはアメリカから見れば外国人である我々にとって非常に共感できるシーンがいくつもある。特にトム・ハンクスが英会話の本を片手に入国管理官と話すシーンは爆笑ものだ。個人的には恋愛が絡んでくるところはあまり好きではないが、この映画はハリウッド映画だと割り切って見ればさほど気にする程度のものではない。傑作映画を見た満腹感は得られないが非常に安心して見れる映画に仕上がっている。それはどんなジャンルの映画でもどんな脚本でもある一定以上のレベルに仕上げるスピルバーグの凄さなのかもしれない。
7点(2004-07-05 09:19:06)(良:1票)
4.  パッション(2004) 《ネタバレ》 
う~ん、なんだろう?この映画。歴史的事実を映画化するするときによく陥りやすい失敗をしてしまったような気がしてならない。確かにキリストの死というのは歴史上、大きな出来事であったとは思うが、逆にそのテーマがあまりにも重いため内容が完全に負けてしまっている。この映画で見ることができるのは、ただキリストが散々痛めつけられている姿だけ。何もあそこまで見せなくてもと思うほどリンチの嵐で、そりゃあアメリカ人のばあちゃんやブラジル人の牧師も死ぬわなと思うほど壮絶なものだ。この映画を見ているときにメル・ギブソンってユダヤ人に恨みでもあるのかと一瞬思ってしまうほどだったし、そこに意識が行きすぎているからこそ内容がすっからかんになってしまったんじゃないかなと思う。しかしアメリカの映画館では観客のほとんどが泣いていたのは少々驚きだ。たぶんそれは絵的に痛々しいということではなく歴史上の事実を改めて考えさせられたからであろう。私も思わず泣きそうになってしまったが、それは単に暴力描写があまりにも痛々しいからであって、その辺がキリスト教を信仰している人達との違いであり、私がこの映画に感情移入できない理由でもあった。よって個人的な評価はキリストには悪いがあまりいい点数は差し上げれません。そう言えば一緒に観に行った看護婦の女の子が言ってたなあ…、「人間はあんなに殴られたら普通死んでるよ」やっぱりキリストって人間を超越した存在だったんだ…。
3点(2004-03-29 15:41:19)(良:1票)
5.  ショーシャンクの空に
映画史に残る傑作中の傑作。これほど映画を見終わった後に清々しく腹一杯になる映画があるだろうか?小説を映画化することはよくある話しだが、原作を超える脚本と言うのはほとんど存在しない。それは読み手のイマジネーションによって各個人の頭の中にそれぞれの世界が描かれる小説と違って、映画はある一人の脚本家によって創られた世界を悪く言えば押し付けられるからである。もし自分の思い描いていた世界と映画の内容が違えば自分の解釈のほうがいいと思うであろう。しかしこの映画はどうだろう。たとえ自分の想像と違っていたとしても気分を悪くするする人はいないはずである。また、原作を読まずにこの映画を見た人もこの映画の完成度に驚愕するはずだ。それだけこの映画の脚本は強い説得力を持ち、それを高い完成度で仕上げた監督兼脚本家のフランクには脱帽である。スティーブン・キング好きか小説好きでない限り一生読むことはなかったであろうこのすばらしい物語を世界中の人々に広めたフランクにただただ感謝するのみである。単純で派手なエンターテイメント色の強いハリウッドの中で刑務所という重い場面設定と希望という古臭く説教臭いメッセージを持つこの映画は非常に珍しいかもしれない。しかし観客が映画に求めているものというのはまさにこの映画のような強いメッセージ性と多くの伏線をもつ複雑で高い構成力である。これ以上にないキャスティングと彼らによる最高の演技(特にモーガン・フリーマン)はこのすばらしい物語に生命を吹き込み、映画の理想型というものを具現化させた。ラストシーンには賛否両論あるかもしれないが、あれはフランクの原作に対する一つの解答であり、あの青くてどこまでも澄みきった太平洋はフランクから観客への最高のプレゼントである。映画が好きでよかった、この映画に出会えてよかった、そう思わせるすばらしい作品である。
10点(2004-01-20 15:35:32)(笑:1票) (良:3票)
6.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
この映画を単独で評価することは不可能である。よって3部作を一まとめにしてここに評価するわけだが、結論から言うとこの映画はすばらしい。おそらくは映画史に永遠と光り続ける映画となるだろう。この物語がファンタジー小説の原点であり、原作が20世紀最高のファンタジー小説であるということは今さら言うまでもない。それよりも不可能といわれたこの物語を最高の形で映画化したピーター・ジャクソンの手腕は見事であり、一世一代の賭けにでたニューラインシネマの勇気に拍手を送りたい。各作品が約3時間という現代の若者の集中力を完全に無視した上映時間は原作の膨大さから言うと当然であろう。アメリカの映画館で上映中に幾度となく拍手が起こり、レゴラス(オーランド・ブルーム)が敵を倒した時は黄色い声援が沸くという光景はもはや異常であり、タイタニック以来の社会現象とも言えるだろう。もちろん個人的には不満な点がないとは言えない。戦闘シーンの迫力は最高だが前述にもあるレゴラスが敵を倒す場面はいくらファンタジー小説でもそりゃねーだろとツッコミたくなったし、指輪が谷へと落ちていくシーンはこの映画で最も重要な場面であるにもかかわらず意外にあっけなかった。しかしそれらの不満をカバーして有り余るほどのパワーを持っていることは疑いの余地もなく、リアルタイムでこの映画を体験できたことは私にとって将来貴重な財産となるだろう。他のファンタジー映画が束になっても太刀打ちできない壮大さと完成度を持ち、それはこれからも不変である。
8点(2004-01-20 10:29:16)(良:1票)
7.  ラスト サムライ
アメリカで日本ブームが吹き荒れる中、ハリウッドが満を持して製作したサムライ映画である。しかし肝心のストーリーは特別傑出しているわけでもなく、ブレイブハートとさほど変わりは無い。サムライ・スピリットを前面に出し日本に敬意を表しているが、結局のところストーリー展開やオチはいかにもハリウッドといった感じだ。時代考証やプロダクションにしても製作陣の努力は認めるが、それは日本の文化を背景にした映画を製作する上では当然のことであり、何よりプロダクション・デザイナーやセット・デザイナー、コスチューム・デザイナーといった美術部門に日本人の名前がクレジットされていないところがいかにもハリウッドらしい(実際は日本人から何らかの意見を求めたと思うが…)。これらのことからこの映画は完全にアメリカのパースペクティブによって製作された映画と言わざるをえない。それはトム・クルーズやズウィックがギャンブラーではないということと、特にクルーズはアイズ・ワイド・シャットで芸術(リスク)はお金(コマーシャル)よりも重要なものではないということを学んだためだ。しかし最後の戦闘シーンで渡辺謙が馬に乗って敵陣へ突進していく姿、彼の表情(目)を見ていると胸に熱いものが込み上げてきたのは確かである。やはりこの私にも普段は気付くことの無い大和魂というものがあるんだなと感じたし、それだけでもこの映画を見る価値はあると思う。この映画を見て、これが外国産の映画であることに少々嫉妬すると同時に、この映画と同等のスケールの映画が撮れない日本映画を取り巻く環境が残念でしょうがない。今だからこそ日本人監督によるサムライ・スピリットの真髄を世界に伝えてほしい。私の友人であるアメリカ人(彼の好きな映画は七人の侍や用心棒などの黒澤作品)が映画を見終わった後にこう言った。「結局のところサムライ・スピリットの物語は唯一日本人だけが伝えることができるものなんだなと思ったよ」彼の点数は5点だった。
7点(2003-12-07 16:44:31)(良:1票)
8.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
アル・パチーノの渾身の演技は観客の目をスクリーンに釘付けにする。彼は元々オーバーアクティングで時にそれが映画全体の雰囲気を壊す時もあるが、この映画に限ってはそれが完璧にプラスの効果を生んだ。彼の演技はスレード中佐の頑固で繊細な性格を見事に表現しきっている。そして女性に対する彼独特のディスクリプションは抒情詩のように艶かしく、特にタンゴを踊るシーンは観客を上質で優美な世界へといざなってくれる。最後の演説のシーンはハリウッド特有の大袈裟で説教臭いところもあるが、たとえそれがハリウッド的表現方法であってもこの映画のメッセージである高潔さや勇気といったものの大切さは、素直に観客の心を打つのではないだろうか。「人生の岐路に立ったときに私は正しい道には進まなかった。正しい道は困難な道だからだ。」という言葉は私にとって自分の性格を見透かされたようで、なんとも重く心苦しいものであったが、今となっては私の座右の銘として心の中に刻まれている。
9点(2003-12-07 16:12:00)
9.  運動靴と赤い金魚
ハリウッド映画でよく見られるような大袈裟な演出や金のかかったアクションシーンに見飽きた観客にとってこの映画はかなり新鮮に見えることだろう。内容もそれほど斬新なものでもないし作りの粗さも随所に見られるにもかかわらず、見終わったあとに「いい映画だったよな」としみじみ思うのは何故だろうか?それは子供の優しさや直向な気持ちによるものであったり、他の国の映画にない独自のカラーを持っていることによるものだと思われるが、しかしそれらの理由よりも日常の些細なことの中にも人間を感動させることができる物語はいくらでもあるということをこの映画が気付かせてくれるからではないだろうか。決してブロックバスター映画になり得る映画ではないが、誰もが安心して見ることができる。そんな映画である。
8点(2003-12-03 11:28:04)
10.  ロスト・イン・トランスレーション
監督の表現しようとしていることは十分わかる。日本の描き方もこれまで散々偏った見方をしてきたハリウッドにしてはかなりマトモだ。しかし、日本の雰囲気をありのまま描こうとし、そのことに意識が行ってしまったのか無駄な描写が多すぎる。内容は下手にスケールを大きくせずスモールストーリーにした監督の意図は理解できるが、これは逆効果だったと言わざるをえない。アメリカから見ると異国である東京でアメリカ人男女の恋物語は、日本人である私にとってこの上なく退屈な映画であった。
3点(2003-11-11 10:47:48)
11.  エル・マリアッチ
続編のデスペラードと甲乙付け難いほどの良作。制作費7000ドルで撮った話しが有名だが、監督は誰しも売れる前はローバジェットでの製作を強いられるもの。現在成功している多くの監督の売れる前の作品というのは映画に対する熱い情熱がこれでもかというぐらい詰まっていることが一つの魅力である。そしてロドリゲスの場合もそうで、エンターテイメントとしての完成度はデスペラードのほうが上だが、自分の書いた脚本のイメージに向かって脇目も振らず突き進んでいく姿が手に取るように分かるこの映画は、彼の他のどの映画よりも熱くそして美しい。
7点(2003-11-09 19:20:57)(良:2票)
12.  ランダウン/ロッキング・ザ・アマゾン
今更このタイプの映画の良い所を見つけようとするのは不可能である。ハリウッドの数あるアクション映画と比べてもこの映画が持つ目新しさはあるはずも無く、ハリウッド映画史にまた駄作が一つ増えたというだけである。唯一クリストファー・ウォーケンが出演しているのが救いであるが、それはハリウッドの製作会社もこの映画の質をこれ以上低下させないための対策であり、彼にとってみればいい迷惑でしかないのである。
3点(2003-11-09 18:37:03)
13.  マッチスティック・メン
リドリー・スコットはある意味俳優泣かせの監督である。彼の撮る映像は極めて個性的であり、アーティスティックだからだ。映像派監督と言われ続けていることは彼にとって一つの褒め言葉であろう。しかし俳優がどう頑張ろうと彼が撮る映像の前では、大きなキャンバスの中の一部分の絵に過ぎないからである。だがこの映画はどうだろう。彼の個性が殆ど出ていない。確かに所々いかにもリドリーらしい映像はあるが、映画を見ていて彼がこの映画を撮ったことをいつの間にか忘れるという体験は今回が初めてである。内容については可も無く不可も無くといったところか。私は彼がこの種の映画を撮ったことは少々驚きだったが、彼が言うには一つのジャンルばかりを撮るのは退屈だということらしい。いい脚本があればどんなジャンルの映画でも撮るということが言いたかったのだろうが、私はどう考えても次回作までの息抜きに撮った映画としか思えてならない。
6点(2003-11-09 18:11:29)
14.  初恋のきた道
チャン・ツィイーの魅力を余すところ無く引き出したチャン・イーモウの手腕は傑出している。一部であの女の子がチャン・ツィイーではなかったら…というコメントが見られるが、それは映画の評価としての的から外れているのではないだろうか。もともと映画は脚本ができてから、それに相応しい最高のキャスティングをするのは当然であり、監督もその俳優達の魅力を最大限に引き出そうと努力するものである。映画における「~たら、れば」は作品の出来が悪い場合にのみ使用されるべき言葉であり、ことこの映画に関しては全く意味を持たない言葉である。世の中の女性が自分の恋愛に対する純粋さを確かめることができる恐怖の純粋度診断作品。
9点(2003-11-09 13:40:13)(良:2票)
15.  プレデター
徐々に迫り来る正体の見えないエイリアン、鋼のような体をもつシュワ、観客の緊張感を高めるジャングル。どれ一つとして欠くことのできない要素が見事なまでに融合し、最高のSFアクションへと仕上がった。しかしシュワが泥を塗っただけで見えなくなるという設定はマジか、それともネタか。謎である。
9点(2003-11-09 13:32:58)
16.  マイ・フレンド・フォーエバー
映画を見ながらこれほど泣ける映画があるだろうか?泣ける映画を作るときの常套手段として子供を題材にすることはよくある話だが、それは誰もが大人へと成長していくうちに失いがちな純粋さや優しさといったものを子供が持っているからではないだろうか。我々はそう言った映画を見ることによって自分達の過去を振り返り、人間として忘れてはいけないものを思い出すのである。この映画がこれほどまでに感動を与えることができる理由は、単に子供が死んで悲しいということだけに留まらず、人間が生きるために持ち続けなければならないものを子供が我々に教えてくれるからである。
9点(2003-11-09 13:06:30)(良:1票)
17.  ターミネーター3
ターミネーターに限らずシリーズものの続編を新たな監督が作る場合、考えることは一つ。前作には無い監督独自の世界観を作ることだ。それは前作の監督が構築した世界観を引き継ぐことは不可能であり、たとえ受け継いだとしてもそれを超えることは到底できないからである。その点に関して言えば、モストゥの手腕はある程度評価できる。この映画を単体で見たとき、ランニングタイムも短く単純に痛快アクションとして楽しめるため、アクション映画の一定の水準には達している。しかしシリーズものとして評価するならこの映画は最悪だ。それはT-Xが前作からほとんど進化していないということだ。T-XがT-1000と同じ液体金属で出来ているという時点でこの映画を製作する意味を持たない。T2があれだけヒットした理由は観客が前作からは想像もすることができないほど強いターミネーターが現れたからこそだ。あのキャメロンがT3の脚本のアイデアがなかなか思い浮かばなかったのは、前作を遥かに超えるほどの魅力的なキャラクターを作り出すことができなかったからではないだろうか。それゆえに金に目が眩んでT3の製作を強行したハリウッドの製作会社の所業は許しがたいものがある。世界中のファンの期待を見事に裏切ったいかにもハリウッドらしい作品。
4点(2003-11-09 06:09:14)(良:1票)
18.  ターミネーター2
続編映画で成功した数少ない映画の一つ。ハリウッド映画の長所を最大限に引き出し、一級のエンターテイメントに仕上げたキャメロンの手腕には脱帽せざるをえない。CGに関しても当時の技術としては最高のものでありながら決して腕自慢にならなかったのは、T-1000の魅力的なキャラクター設定があったからこそ。キャメロンの映画に対する妥協無き探求心と尽きることの無いエンターテイメント魂が生んだ続編映画の最高傑作。
9点(2003-11-09 05:24:11)
19.  ターミネーター
今でもキャメロンの最高傑作。SFアクションとしてもその質の高さは星の数ほどある同類の映画を凌駕している。配役も適切で、シュワを選んだのも成功の一つと言えるだろう。基本的に彼は演技がヘタであるが、ターミネーターのようにほとんど喋らず、機械が持つ無機質さやパワフルなところは彼のような役者でないと務まらなかった。キャメロンの映画に対するストリクトさは有名で、それがB級であるはずのこの映画をA級レベルまで押し上げた理由の一つであろう。もちろん脚本も当時としては画期的なものであり、そのアイデアと構成は大胆かつ緻密である。今なお色褪せない不世出のSFアクション。
10点(2003-11-09 04:55:18)(良:1票)
20.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
エル・マリアッチ、デスペラードの成功で大金が使えるようになったロドリゲス。しかし彼に限らず多くの監督がそうであるように、バジェットの数字に反比例して作品の内容は明らかに低下している。もはや彼に昔のような、映画に対する熱いパッションを求めるのは不可能か?多くの観客が期待するであろうギターケースの使い方も「ネタぎれか?」と思わせるほど。ジョニデに関しても別にあの役は彼でなくてもいい。ただしロドリゲスは個人的に好きな監督なので次回作に期待したい。
4点(2003-11-09 04:14:16)
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