1. ゴッドファーザー PART Ⅱ
このデニーロは、他のデニーロと違う。このアルパチーノは、他のアルパチーノとは違う。凄いなあの一言。 [DVD(字幕)] 10点(2004-04-15 18:33:31)(笑:1票) |
2. ゴッドファーザー
3~4年に1回は見直していますが、見るたびに「こんなにおもしろい映画だったんだ」という感慨にふけります。自分の成長や堕落をうつしてくれる鏡のような映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2004-04-15 18:30:33) |
3. タクシードライバー(1976)
サイコに感情移入できる、最初にして今なお最大の映画。 [DVD(字幕)] 9点(2004-10-24 18:23:09)(良:1票) |
4. バリー・リンドン
「キューブリックで何が一番良い?」と聞かれると、「バリーリンドン!」と答える私だが、10点ではない気がする。「フルメタルジャケット」は10点なのだが。 [DVD(字幕)] 9点(2004-04-17 02:12:40)(笑:1票) (良:1票) |
5. ひまわり(1970)
イタリア版「君の名は」&「岸壁の母」といえばそうなんだが、愛と肉欲と情熱がほとばしりかたが違う。さすがイタリア。せりふの応酬が続くと思うと、沈黙のシーンメリハリがきき、情感が増す。音楽も素晴らしい…と言いたいところだが、「砂の器」とかぶって台無し!(菅野光亮のせいだ!)。 [ビデオ(字幕)] 9点(2003-11-20 10:06:35) |
6. ソドムの市(1975)
時代背景を考えると、いろいろな意味でよくできた映画だと思う。なかなかここまで見るのが嫌な映像というものを、見たことがなかった。 [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 13:45:12) |
7. テス
時代背景が分からないので、エンジェルが立派なのか、そうでないのかが分からない。それが分からないので、今一つ感情移入しにくい。それでも、よくこさえた映画だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-30 18:41:39) |
8. ルートヴィヒ(1972)
自分がもう少しまじめな映画ファンで、もう少し感受性のある年齢でこの映画に出会っていたら、人生が変わっていんじゃないかと思わせる作品。イタリア語でこの話を鑑るのも不思議な感じだが、イタリア語じゃないと、この映画にならなかったような気がする。 [DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 23:26:56) |
9. ルシアンの青春
陰鬱な時代の、ルシアンのような人物にスポットを当てているという時点で、この映画は成功している。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 10:09:56) |
10. ルパン三世 カリオストロの城
30年ぶりに観たため、絵の稚拙さと音楽の時代遅れ感は、いかんともしがたい。いかんともしがたいのに、この満足感は、脚本と声優の勝利何だろう。ぜひ、絵と音楽を総とっかえして、リメイクしていただきたい。 [DVD(邦画)] 8点(2009-07-24 14:05:21) |
11. ペーパー・ムーン
とても楽しめる映画なのであるが、なんとなく、こういう映画は、もう少し「マイナー」的な要素がほしいような気がする。たとえば、トリクシーとの絡みをもう少し深めると、ストレンジャーザンパラダイスみたいなテイストになったりしないかな。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-01 09:24:49) |
12. カッコーの巣の上で
看護婦ってこういう人いるよね。すごい嫌。 [DVD(字幕)] 8点(2004-10-25 08:18:42) |
13. 歓びの毒牙
ストーリーの枝葉の弱さを押し切る力に欠ける面はあるが、これがデビュー作とは思えない完成された作品。静寂と空間の使い方が秀逸。脇を固める人物は結構魅力的だが、メインの人物の魅力に欠けるのが残念。鳥の使い方も遠慮がち。◆冒頭の画廊での殺人場面の空間の美しさには嘆息する。 [DVD(字幕)] 8点(2004-04-17 02:16:50) |
14. 時計じかけのオレンジ
キューブリックの作品の多くは、オマージュというか、後の映画でプロットを使い尽くされて、しかも、なぜか擦りきれてしまう感じがする。だけど、この作品は比較的被害が少ないように思う。最初に見た時の衝撃は顕在だ。 [DVD(字幕)] 8点(2004-04-17 02:03:36) |
15. サスペリアPART2
サスペンスとしても超一流だが、なんといっても映像美。私的には、ダリオ・アルジェントの一番。問題は、『サスペリア』がヒットしたというだけで、何の関係もないのに、それより前に作られた本作を「2」扱いしている邦題だけ。それがなければ、10点です。 [DVD(字幕)] 8点(2004-04-12 19:42:40) |
16. ラ・マンチャの男
40年前の映画が、全く古くない。いや新しい。 ソフィアローレンの胸に、心奪われる。当時38歳とは思えない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-31 16:44:24) |
17. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 良い映画だとは思う。メレル・ストリープが、不安定で、被害者側に立つのが上手な、いやらしい女を、とてもうまく演じている。しかし、まあ、今の時代となっては、子ども、親、家族、夫婦というものについて考えるというより、「why can't woman have the same ambitions as a man」という元妻の言葉から学び、でも、「what law says a woman is a better parent simply by virtue of her sex?」という元夫に敗訴を宣言する、司法の在り方(特に、技巧的な妻の弁護士)に、疑問を呈している映画という見方ができるかもしれない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-03 18:51:58) |
18. 1900年
1976年にこれを見て(まだ共産主義に未来を感じることができたので)、もうちょっと前半がスピーディーだったら、自分の人生に残る作品になっていたように思う。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 12:50:47) |
19. 都会のアリス
うまくいかない者どおしが、寄り添うというお話。互いに歩み寄りすぎたり、歩み寄ることでうまくいったり、あるいは、性的な関係になったりしないところが、よいところ。 ペーパームーンとは外形的なところ以外全く似ていない。むしろ、パリ、テキサスのミニマル版といったところか。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-01 01:20:01)(良:1票) |
20. 暗殺の森
ややこしい作りの割には、退屈しないで、映像美を堪能することができた。何回か見てストーリーの深みを理解すると、もっと高評価できるのかもしれない。ステファナ・サンドレッリが魅力的だ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-27 12:47:25) |