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きりひとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。
もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。
前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。
また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。

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1.  アラバマ物語
今、NHKBSで久し振りにまた見た所です。ロバート・マリガンは「おもいでの夏」といい、この作品といい、子供の視点から大人が見ても面白い映画を作るので、好きな監督の一人です。40年以上前の作品ですが、イラク戦争に首を突っ込んでいる現在のアメリカにも通じる社会性と、永遠の家庭像と、そして、今見ても全然退屈させないテンポと映像の表現力と、やはり傑作だと思います。こんなカッコいい父親にはとてもなれませんが、父親と子供の理想的な関係を見せられた気がしました。この監督の「悪を呼ぶ少年」なども見たいのですが、DVDなどないのが残念です。
10点(2005-02-07 22:31:13)
2.  妹の恋人
ご機嫌のテーマソングに乗って二つのシーンが並行し、最後に誰かさんの目ん玉が・・・というタイトルバックで始まる、奇想天外、おじさんでも十分に楽しめるラブ・ロマンスである。とにかくデップさんの快・怪演に尽きるが、「ワン・モア・タイム」の可愛いさとは一味違ったマスターソン、大人の魅力のムーアさんもなかなか良い。また、脇役人も多彩で面白いが、メイシーさんなど何のために出て来たのか分からない役柄で・・・。他のサイトでこの映画をB級と言う人がいたが、逆にA級とは何か。映画は何よりも表現であり、撮影も音楽もデップの演技も見事にA級であると思う。
10点(2004-03-17 17:19:09)
3.  キルトに綴る愛
熟年・名女優の競演が迫力の、男が見ても十分に面白い作品。歳がいっても、セックス抜きでも、人生くたばるまで男と女、波乱万丈。老女たちの若い時から現在進行形に至る愛憎劇の余りの一生懸命さに、悪いと思いながらも時に腹を抱えて笑ったりもして、感動しきりであった。それにしても、ライダーは「十七歳のカルテ」では精神病院で、ここでは老女たちの間で嵐のような人生体験をして成長して行く、映画の中とはいえ、本当にご苦労さんと言いたく、また、その初々しい姿に、何かファンになってしまった。余談であるが、現在、鳥インフルエンザで悪者にされているカラスが、この映画では重要な役を担っているのも、人間社会を皮肉っているようで面白い。
10点(2004-03-14 09:46:01)
4.  男と女(1966)
最近、娘が見て良いと言うので、久し振りに見た。単純なストーリーを映像と音楽だけでここまで出来るのは、やはり永遠の名作である。有名なテーマだけでなく、ボサノバも良く、また、海は好きなので、ファースト・シーンから海辺の風景が何度となく出て来るのも良かった。フランス映画はテンポが遅く退屈なのが多いが、やはりこういう味はハリウッド映画には出せない独特のものがある。見た感じは8点であるが、永遠の名作という意味で10点を付けて良いと思う。書き忘れていたが、学生時代に見てからずっと覚えていたセリフ、「運命に任せましょ、愛は私たちよりも強いから」を今回また字幕で確認出来たのも懐かしかった。
10点(2004-03-11 10:32:44)
5.  スペース・カウボーイ
「遠い空の向こうに」が高校生なら、これは中年の夢、最高です。ラストのT.L.ジョーンズの姿は東洋・西洋の別を超えた、正に宇宙の涅槃像ではないですか。
10点(2004-03-08 13:12:41)
6.  おもいでの夏
家族休暇で滞在中の美しい島での、若く美しい人妻に惹かれた少年のひと夏の体験を、ユーモアと抒情性たっぷりに描く。冒頭のナレーションに出て来る、胸の震え、混乱、そして、不安、誇り、無力感という言葉が、今の私?には痛いほど分かる。ミッシェル・ルグランの名曲が効果的に使われ、クライマックスでは、その音楽→レコードが切れ、レコードが空回りする音→幽かな潮騒が掻き立てる大いなる静寂→戸外の壮大な潮騒という微妙な音の変化の中で、シーンが進行して行く。映画とは何を描くかだけではなく、どう描くかがどれだけ大事かという、当たり前のことを改めて思い出させてくれる作品である。
10点(2004-02-22 06:26:45)(良:1票)
7.  シェーン
今まで何回となく観た好きな映画で、私にとって、西部劇のベストワン、映画全体としてもベスト上位に入る作品である。初めて見た子供時代はあの壮絶な決闘シーンにしびれ、高校の時は孤独なヒーロー像にあこがれ、大人になってからは主人公たちの微妙な三角関係に心引かれ、そして、中年になったら、時にシェーンが厚かましい居候男に見えて来たりして、ああ年を取るのは厭だなあと自己嫌悪に陥ったりで、いつ見ても新たな感動が味わえる。NHKBSで放送がある2月19日が今から楽しみである。ちなみに、私の先輩で、シェーンよりもバン・ヘフリンの父親像の方が男らしくかっこ良いと言う人がいて、そういう見方もあるのだと、驚いたことがある。
10点(2004-02-02 08:38:33)(笑:2票)
8.  東京物語
親と子、そして死という人間永遠のテーマが淡々と描かれ、実の子よりやさしい戦争未亡人、原節子の再出発を願う義父と義妹の表情を写して映画は終わる。何か、原節子がますます好きになって来た。小津作品には必ずと言っていい程、最初と最後に列車のシーンが出て来るが、この作品でもそれがいい味を出している。また、終盤、去年2回行ったしまなみ海道の起点、尾道の風景が随所に出て来て、とても懐かしかった。
10点(2004-02-01 14:47:31)
9.  お茶漬の味
全編を貫くユーモアとラストの情感が非常に良い。見始めてから何度も腹の底から笑った。木暮実千代は今まで歳がいったアネゴ姿しか見たことがなかったのが、こんなに若いとさすがにいい女だと惚れ惚れとして見た。また、笠智衆が主役の小津作品はもう一つ得手でないが、佐分利信はこんな男になりたいとあこがれる男性像で、それも良かった。
10点(2004-01-28 16:47:23)
10.  秋日和
ラストシーンを見て、この映画の主役はやはり原節子なんだなあと思った。生真面目な司葉子も、おきゃんな岡田茉莉子も若くて綺麗で良いが、この歳だと、老けたとは言え原節子の落ち着いた美しさの方が、現実味があって惹かれる。中年の男では、ひいきの佐分利信がやはり一番で、彼なら節子さんもOKしたのではないかと思ったりした(ドラマの本筋とは関係ないですが)。
9点(2004-03-03 06:57:20)(良:1票)
11.  三十九夜
前に見た時に全然面白くなかったと思ったら、それはリメイクのケネス・モア主演「三十九階段」の方で、これは非常に面白かった。後年のヒッチタッチの原点も随所に見られ、それも別に古臭くない。85分というコンパクトなまとめ方も幸いしたと思う。今回のNHKBSの同じシリーズでやった「逃走迷路」に比べると、格段に良質の作品である。
8点(2005-01-28 19:30:23)
12.  “アイデンティティー”
「十七歳のカルテ」の監督、「隣のヒットマン」のアマンダ・ピートが出ているというので見た。ホラー、サイコ系は苦手であるが、これはそんなでもなく、少し怖いが最後までちゃんと見れた。とにかく、タイトルバック後のファースト・シーンからテンポの速い見事な展開でサスペンスフル、ミステリアスに、次の展開、謎解きを楽しみながら、・・・?のラストへ向かって・・・?である。ともかく、これ以上の前知識、先入観、期待感など一切なしに見るのが肝要の、久し振りのサスペンス快作である。
8点(2004-09-20 16:57:03)
13.  プロフェッショナル(1966)
西部劇ファンにはたまらないキャスティングによる娯楽大作。メキシコ荒野の美しい映像を背景に、骨太でサスペンスフルな男のアクションが繰り広げられる。ジョン・フォード、ハワード・ホークス、ジョン・スタージェスなどとは一味違った世界で、ラスト30分の哲学的とも言える対決シーンはユニークで面白く、男のロマンをくすぐる。
8点(2004-08-04 06:21:20)
14.  エリン・ブロコビッチ
NHKBS。以前、ビデオで見て大体は覚えていたが、やっぱり面白かった。これも実話であるが、そんなことはどうでも良いくらいドラマチックでファンタスティック。ファッションも言葉も超下品であるが、ひた向きさ、純粋さでは誰にも負けない主人公が、シングルマザーとして子育てに苦労しながらも、お上品な奴らに目に物見せて道を拓いて行く過程はとても痛快で、見る人にも大いなる力と勇気を与えるのである。また、彼女を助ける二人の男も、生身を感じさせる人間らしい描き方で、とても良い。公害問題を扱いながら、在り来たりの正義感を振りかざさない、シリアスもユーモアも超越した作品である。
8点(2004-07-02 06:46:47)(良:1票)
15.  嵐の中で輝いて
ハーレクイン・ロマンスの実写版だとか、ラジー賞の主要部門を独占するとか酷評散々の映画であるが、才気煥発で勝気なヒロインの言動と、ナチ支配下のベルリンでスパイとなって右往左往する様は結構面白く、最近の変にブッた落ち着きのない作品よりずっと安心して好感を持って観ることが出来た。
8点(2004-05-06 09:48:37)
16.  隣のヒットマン
"いとこのビニー"の監督さんだというので期待して観たら、やっぱり面白かった。マシュー・ペリーは初めて見たが、トム・ハンクスとジャック・レモンを足して2で割ったような顔で、純情な?歯医者を好演しているし、女優も三人三様の魅力が良かった。マフィアの殺し屋の話であるから、人はドンドン死んで行くのであるが、そこはコメディ、みんな笑って死んで行くようで、ラストは生き残った人たちのハッピーエンド、実に後味の良い楽しい映画だった。
8点(2004-04-03 09:02:21)
17.  きっと忘れない
"いとこのビニー"に続いて見たジョー・ペシの映画。それと一緒で、じわじわとした感動がボディ・ブローのように効いて来て、気が付いたらノックダウン寸前。"きっと"ではないが、しばらくは"忘れない"作品である。"ハムナプトラ"では馬鹿げた冒険家を演じたフレーザー君が、一転してハーバードの真面目な苦学生を熱演しているというのも見所である。
8点(2004-03-31 21:22:39)
18.  ハイ・シエラ
伝説の宝石強盗に二人の女を絡めた犯罪映画で、久し振りに観るボギー作品。今はバイオレンスとセックスの描写そのものを主眼とした殺伐としたものが多いが、往時はこの作品のように、犯罪映画の形を借りて人間のロマンを追及したヒューマンな名作が多くあった。ややセンチメンタルな所もあるが、名シーン、名セリフが随所にちりばめられた中々の秀作である。
8点(2004-03-30 14:16:55)(良:1票)
19.  サイダーハウス・ルール
サイダーハウス・ルールとはリンゴ酒・ジュースを作る作業小屋に貼ってある規則のことで、その象徴するものは映画を見れば分かるので書かない。物語は旅立ちと帰郷という、青春の永遠のテーマを一人の孤児を通して描く。原作・脚本があの「ガープの世界」のアーヴィングだから、それだけで面白そうなことが分かる筈である。アカデミー助演男優賞を得たケイン始め、脇役人の好演も見逃せない。
8点(2004-03-12 18:52:49)
20.  インドへの道
余り評判が良くないので期待せずに見たら、美しい映像と音楽、巧みな演出と編集で最初からズンズン入って行って、最後まで一気に見てしまった。いつものことであるが、見る人によってこんなに感じ方が違うのだなあと、改めて思った。インドや異文化というものに興味がある人は、それだけで見る価値があると思う。
8点(2004-03-07 17:33:57)
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