1. ウォーリー
《ネタバレ》 シンプルゥ~なウォーリーの一途さにやられましたね。 欲を言うと、700年間のウォーリーの様子をサラサラ~とでいいから流して欲しかったです。 例えば、人類を見送って指令通り働き出した頃のピッカピカのウォーリー、多くの仲間が次々と壊れていき、それからひとりぼっち、700年は長い~。 だからこそイヴが出現した時のウォーリーの感動ったら! それとね、宇宙船に乗り込むまでの二人の時間をもう少し楽しみたかったです。 乗船後はノンストップで大忙しだったもんで。 彼女と出会い初めてマイホームへようこそした時のウォーリーの歓喜を思い図るとジーンときます。 また見たくなる映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-23 23:32:20) |
2. イースタン・プロミス
《ネタバレ》 全編に挿入されていた死んだ少女の日記、、そしてニコライ、、悲哀感いいですね。 その悲哀と緊張感が、普通のバイオレンス映画と一線引いていたと思いました。 年齢を重ねたヴィゴだからこそのニコライでしょう。枯れが入ってきています。 内容は、小規模の極悪ゴッドファーザー調かな、、ボスのレストランで高級そうなスーツを着て座っているニコライのラストシーン。バックで少女の悲愴な日記のナレーションが流れていたので、やはり初志貫徹か、、、これは続編あれば待つしかないですね。 今度こそ、アカデミー作品賞、主演男優賞の期待を込めて。 [DVD(字幕)] 8点(2009-09-01 15:27:06) |
3. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 えらそうなメッセージ色も無かったし、おっさんの悲哀、座敷わらしの造形の可愛らしさ、「ほう・・」って好きっ! 優しい人が日本中では一番多くいる(私的に思っている)県の守り妖怪が救いの手を差し伸べた、、、そこんとこも最高に大好きっ! [DVD(邦画)] 8点(2009-04-26 14:34:26) |
4. ハッピー フィート
《ネタバレ》 生まれたてのグローリアがマンブルの卵をつつくとこなんか、底~ぬけ~~!にカワイかったあ!ああ~ベビーペンギンのなんとカワユイことよ! ダンスシーンも音楽もすっごく楽しかった。 そりゃ、水族館から故郷へ戻る唐突さとか勇気やら愛やら差別やら自然破壊やらのテーマはありきたりとも言えるけど、この映画見ているとスタッフの観客を楽しませようとするエネルギーがヒシヒシと伝わってくるんですよ。エンドロールまでもネ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-22 23:49:05) |
5. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 いやあ、家族が踊りだすラストシーンでジーンときましたよ。ホントの家族の在り方ですよね。家族は味方だっ! ワーゲンの使い方も面白くてふざけたような情けないクラクションの音もいい味で。 ジョンベネ(真犯人は何処?)のような大人顔負けの美少女ばかりの中で、オリーヴの子供らしさとポッコリお腹は可愛かったです。 ミスコンに強烈な皮肉を飛ばし、俳優連も素晴らしい、楽しい映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-03-14 15:03:59) |
6. 灯台守の恋
《ネタバレ》 久しぶりにラストシーンで涙が・・。夫のイヴォンは私的に記憶に残る夫10傑の中に堂々入賞しました。最初は狭量で無骨な男の印象だったもんで若く誠実そうなイケメンに妻が惹かれていくのは当然の成り行きと見えてたんですけどね。 イヴォン役の俳優もナイスだったし、ほんといい映画見せてもらいました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-13 23:08:33) |
7. 愛しのジェニファー
ありえないけどマジで面白かったです!ジェニファーの出生も知りたかったし、とにかくあの続きが見たい!って本気で思いましたモン。この頃の気配や音で驚かすホラーと違って懐かしさいっぱいなんだけど、それがかえって新鮮で。それにしてもジェニファーのふわふわウェーブ(お手入れ必要)の金髪は美しかったです。スタイルも。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-19 01:14:34) |
8. 重力ピエロ
《ネタバレ》 ほぼ原作のイメージ通りに仕上がっていたと思います。 「遺伝か環境か」重いテーマ。 両親の死も過剰なストレスの結果ともいえるかも。人のいい父も臓ふは怒りで煮えたぎっていたかもしれないし、母も一人になれば重圧に押しつぶされそうになっていたかも知れず。一番かわいそうなのは、春。家族にとって許しがたい敵は自分の実父だなんてねえ。アイツが心から反省していたらまだしも。あれじゃあ春自身が始末をつける気もわからなくはない。この一家は事件後遠くへ立ち去るべきだった・・の前にやはり春は生まれてこなかったほうが良かったと思う。自分が春なら絶対いやです。でもそうするとこの原作は生まれなかったけど。 ギリギリ環境のほうが勝ちだったと思いました。 [映画館(邦画)] 7点(2010-07-19 00:18:23) |
9. ゆれる
《ネタバレ》 映画ではわかりにくかったので原作読んでみました。 登場人物の独白形式になっていて兄のパートはやはり短くて、一番知りたかった彼の本心ははっきり読み取れなかったです。 原作でもあいまいに終わってしまったラストシーンですが、「兄ちゃん、うちへ帰ろうよ!」の弟の呼びかけに彼はバスに乗ったと推測します。やっと全てから開放され自由になったのに、うちへ帰るということは冷たい視線と痴呆の親父の面倒とガソスタが待っているだけ、、あの弟は兄をうちまで送ると「後悔」にまたすぐ甘えと軽蔑が加わり「あばよ!」と東京に戻るでしょう。私は兄にバスに乗ってもらいたい。 観客が長子か次子・末っ子で感情移入度が分かれるかも。 [映画館(邦画)] 7点(2008-01-14 11:36:11) |
10. ゴシップ(2000年・米)
《ネタバレ》 ○がザマミロ状態に陥るサマは、スカッとしたけど、噂の伝達ゲーム大成功で大笑いしていたヤツらもかなりいびつな性格で手放しで許されたものじゃないだろと。(ネタバレ有りでもちょっと書くのははばかれるストーリーですよね。) 誰の話を信じていいのか二転三転するミステリー含みの展開はありがちだけど面白かったです。 レナ・ヘディってキーラ・ナイトレイにも似てません? [地上波(字幕)] 7点(2007-12-07 13:49:47) |
11. 俺たちニュースキャスター
主役のフェレルが一人目立とうと悪乗りしていなかったところがいいです。 ヴェロニカと対立するころからがぜん面白くなりました。 時代のファッションもちゃんと雰囲気出していたし。特にポール・ラッドは1970年代から抜け出したかのよう。裏の空き地のバトルシーンやほら貝吹いてニュースチームを召集するシーンが個人的に超ツボ。カメオの大物俳優出演も楽しかったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-19 14:39:51)(良:1票) |
12. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 悲しそうな悲しそうな顔をして、王の帰還・・。目には涙をいっぱいためて・・。 このシーン大好き! ただどうしてマフィアや兄を裏切った?のかそこらあたりがわかりにくかったのがちょっと難。暴力には暴力で立ち向かうしか方法ば無いというのも仕方のないことなのか・・でも愛する家族がいる彼の命がけの保身も理解できるし、 悪役の俳優陣も豪華、ヤラレメイクがゾーとするほど恐かったしでかなり面白かった作品。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-11 13:15:57) |
13. 長い散歩
《ネタバレ》 奥田監督は、ルヘインの「ゴーン・・・」読んだのかな。内容若干似てますね。 すごい惜しい作品でして、例えば、母親が奥田刑事に娘の虐待の言い訳するシーンがあるでしょ?その言い訳もまたかい!の使い古しの内容なんだけど、刑事は黙って聞くだけ。そこで一発入魂の恫喝、あるいは観ている者にもうならせるくらいのセリフ言ってほしかったですよ。 ワタルの存在も不必要だと思いました。それまでわりとリアルな展開 だったのに、ああやっぱり映画的になった・・って印象。 女の子は良かった。最初のころのヘレン・ケラーの少女時代のような描写からじょじょに時間をかけて、ラスト自らの償いきれない罪に泣き続ける老人に許しを与える天使のようなあの抱擁。 イマドキの子役うまいなあ。って監督の演出でもありますが。 あっそれと、今日メロンパン買いました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-10-29 18:33:57) |
14. ひぐらしのなく頃に
《ネタバレ》 映画しか知らないし低評価なので期待しないで見てみたら、以外と入り込めました。 少なくともエクスクロスや案山子より数段面白かったです。 [のどかな村のダークな秘密的ホラー]は国内外の小説・映画に数多くあるけど、この手のストーリーはラストの秘密解除が肝心要。 驚愕のスティーブン・キング調になりえるか、そこらの漫画になるか、どっちか。 この映画は私的にちょっとキング寄りかな、、、。 主人公の少年の魅力が乏しいのは残念ですけどね。 続き見たいけど、なんか自分が考えてるストーリーと違うような雰囲気だから微妙。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-04-17 15:34:02) |
15. 夕凪の街 桜の国
《ネタバレ》 あの時代あの町で生き命を失った「皆実」という女性を演じきった麻生久美子がベスト。感動させてもらったので6点すべて捧げます。他の若手女優だったらと想像しただけでゾ~とします。 しかしながら、伊崎充則が初老になって堺正章はないでしょう。いくら歳を取ったからって全く違う顔つきです。タヌキとキツネくらい違う。(ゴメン) [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-08-08 14:08:31)(良:1票) |
16. さくらん
《ネタバレ》 思っていたより面白かったです。日暮の一本筋が通った性格が天晴れ!あんな友達ひとりは欲しい。アンナでOKだと思いました。主演が日本人バリバリの女優だったら、もっとポルノチックな雰囲気に仕上がったんじゃないかと。日本髪のヌードって何か卑猥って感じるのは私だけ?。アンナのコミック調で突き抜けたキャラが悲惨・卑猥なムードを払拭していたように思われました。 初めて愛した男に見切りをつける雨の中のシーンも(後で思いっきり泣くのですが)潔くて一番印象的。そこのところが愛に錯乱してしまった木村高尾太夫と大違い。 椎名倉之助には気の毒だけど、日暮は自分の気持ちに蓋をして泣く泣く嫁ぐなんて不正直なことはしない。ラストのあの二人の行動はとても清々しかったです。子供の頃から苦労してきた二人だもの、これからは幸せになってほしい。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-24 16:50:45) |
17. 記憶の棘
《ネタバレ》 コンサートのニコールの顔のアップ(時間長い!)きれい。しかしカメラが引いているシーンの顔はコワイ。顔は細いわ鼻は高いわメイクで目と眉がつりあがって見えてコワイ。40過ぎてもこの濃いメイクしてたら魔女・悪女しか出来ない・・。 ジョゼフのダニーってマフィア顔。一人で歩いてるシーンでは思わずゴッドファーザーのテーマが脳内に。 さて映画、この少年はショーンの生まれ変わりでしょうね。 アナに対して大人的決断を下したのが一番の見所なんだろうけど、やはりここは真実のショーンをアナに伝えたほうが、アナの為になるんではないの。でないと アナ、一生引きずっちゃうよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-01 14:09:06) |
18. さよなら、クロ
《ネタバレ》 愛犬と暮らしているので、ワンコ映画は泣く覚悟で見ています。 導入部から捨てられたクロに感情移入。 クロは賢い犬の控えめな様子がよく表現されていたと思うけど、主役の二人が・・・ 親友亡くして長い春なんだけど、切なさがこちら伝わらず。 クロと用務員のおじさんと強面の教頭先生に5点捧げます。 この二人が一番クロの死を悲しんでいたように思えました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-04 11:18:48) |
19. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 なんだか「旅の重さ」思い出しちゃったなあ。こちらは時は平成、軽やか~に優ちゃんカワイイ!の仕上り。 100万円貯まったら云々は面白かったけど、イジメにあう弟のエピは正直またそこに持ってきたかと、、ありきたりのストーリーに変化しちゃったじゃないかと、、。 中島クンに関しては心理学やってる割にはあまりにもまわりくどくて現実感は無し。 鈴子のような生き方はうらやましくもあるので、前半は高得点なんだけど後半は残念でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-06-13 13:40:20) |
20. 消えた天使
《ネタバレ》 性犯罪の内容が内容だけに、見るのを拒否したくなるような気持ちの悪いドラマでした。確かに主人公の職員はやりすぎかも知れないけど、真剣に仕事に取り組んできた経験上から再犯するヤツラを見抜けるようになったんじゃないの。 彼の執念で天使も助かったんだから。ラストは彼の功績をメディアが称えたりして、クビ解除にしてほしかったな。それとも性犯罪専門の探偵事務所を開くとか・・・。報われないのはかわいそう。一種の職業病とみたので主人公には同情します。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-10-19 23:55:38)(良:1票) |