1. I am Sam アイ・アム・サム
全肯定も全否定もできない映画。誰の言うことも間違っていないことがこの映画の厳しさかな。ルーシーが素直に愛し愛される道としての、ひとつの結果がこの映画だったわけで、それぞれのキャラクタの愛情のあり方に感動もしたわけですが、どうにも映画全体にちぐはぐ感が漂っていたのはどういうわけでしょう?なんか人物の葛藤や心情は現実的だったのに、ストーリー自体はファンタジーのようにも感じました。まぁ、それがこの映画の味なのかな。主人公親子のただただまっすぐな愛情より、里親の身を引く愛情や、素直になれない弁護士の愛情の方が、個人的に身にしみたりして。でもやっぱ、いい映画ではありました。 7点(2003-07-16 01:35:01) |
2. 世にも奇妙な物語 映画の特別編
やっぱ雪山が一番で、次に携帯。この2つはそこそこ好き。後のは、いいヤ。俳優は好きなんだけど。武田君。 6点(2003-07-13 00:21:40) |
3. タイタニック(1997)
酷評するほど悪い出来じゃないと思うんですが・・・。私的には普通に面白かったですよ。昨日テレビでやったやつ見てないけど。一番の名シーンはおばあちゃんローズが最後に「ひゃ」とか言いながら宝石を海に落とすシーンかな。なんかいいな。しかしローズは強い。笛を吹くシーンは素直に感動しましたよ。 8点(2003-06-28 14:47:23) |
4. アナコンダ
新聞のテレビ欄で見たんで、そういや昔これ見たなぁと思い出した。あんまり面白くなかった気がする。 4点(2003-06-26 23:21:34) |
5. ランダム・ハーツ
飛行機事故の、葬儀まではちょっと面白かった。あとはどーでもいい。へー、クリスティン・スコット・トーマスってイングリッシュ・ペイシェントに出てたあの人か!どーりで。見たことあるなぁきれいだなぁ、と思ってました。 3点(2003-06-20 23:34:40) |
6. みんな元気(1990)
ビデオのパッケージに、「可笑しくてちょっとほろ苦い」て書いてありましたが、ちょっとか? 老人の孤独さがあまりにも痛々しい。でも現実にありえそうだなこういうの。この監督さんて、いつもながら人間の中の痛々しい現実を見せます。<以下ネタバレ>最後のシーンでふと思ったのですが、もしかして老人は子供たちに、妻の死を言っていないのですか? 老人が「子供たちがお前によろしくと言っていたよ」というせりふ。本当のことなのか、「みんな元気だ」というせりふと同じく嘘なのかが分からなかったんですが・・・。 6点(2003-06-20 19:24:24) |
7. ジュマンジ
期待して、昔見て、とってもつまらなかった思い出がある。ロビン・ウィリアムスとはとことん相性が悪い。しかし原作(?)の絵本は読んでみると大変面白い。つーか、偶然にも私の好きな絵本作家さんのものであった。何で長年気づかなかった自分。 4点(2003-06-18 23:36:36) |
8. アメリカン・ビューティー
すごい賛否両論だ・・・!まぁ万人うけする映画じゃないとは思いますが。私は大好きなんですよねこの映画。今回観たのが3度目なんですが、飽きません。でもこれってアメリカでのみうけたんだって意見が多いですけど、そうでしょうかね? 私は日本でも充分通じるのではと思ったんですが。あんなふうに理想像を追い求めることに人生を費やしてしまっている人も最近は多いような気がします。完璧な家族像の中に殺されてきたお互いの「個」が爆発する過程はすがすがしいとすら。あの晩餐シーンで、娘が呆然と「パパが壊れた!ママも壊れた!」みたいに見つめてる表情が面白い!それに、一度男性として「個」に戻っていったケビン・スペイシーが、ラストで娘の幸せを問いかけるシーンは胸にきました。娘の友人が○○だと知ったとき、自分の中の父親の部分が頭をもたげたんでしょうか。人間として幸福に満ちて死んでいった彼が実に愛おしい。彼に限らずこの映画に出てくる人たちは皆どこか壊れていて、それがなんとなく愛おしいんです。ラストは妙に感動してしまいました。しかし本当にケビン・スペイシーは上手い・・・。脱帽。オスカーは当然。作品のほうも、これがアカデミーをとったのはなんとなく嬉しいです。あ、あと音楽がみょ~に好きです。べた褒めだな(笑)。 10点(2003-06-18 00:21:54) |
9. ファイト・クラブ
理屈ぬきで好きだ。この映画見た後は、なーんか変な気分になってしまう。やばいな。バイオレンス映画の中では一番。しかし監督もさることながら主演の二人は本当にうまいね! ブラピはこういうイカレ役がはまりすぎ。ノートンも上手い!!「アメリカンヒストリーX」を見るとまるで違う役者さんだ。こういう才能はこれからも順調に見ていきたいものです。 9点(2003-06-14 23:54:49) |
10. 普通の人々
「普通」の世界に生きていた人々が、兄の事故死と言う決定的な出来事によって、徐々にその隠れていた(隠していた?)本質をあらわし始める、実に丁寧にそれを造っていってましたよね。この映画を見ると、家族はみんなで一緒に、と言う観念はやはりどこか息苦しいものに感じます。家族だって、一人一人の個人で構成されているんですよね。態度に出さなければ伝わらないことはたくさんある。そこの点に非常に共感できた、良い映画だと思います。ただやはり地味なので、前半はだれたかな・・・。 7点(2003-06-13 19:46:26) |
11. ファーゴ
あの妙な生々しさは独特。穏やかに夫と暮らす女警官と、狂気じみた犯罪を同じ世界に存在させて、またその犯罪の発端が情けない優柔不断男だというのが面白かったですね。しかし雪って、精神的に結構厳しいですよね。豪雪地帯に暮らしたことがありますが、雪にうずもれたあの町が狂気を象徴しているような気がします。実話と言うことで、どこまで映画が脚色しているのかは分かりませんが、起こった殺人は事実なわけで。偽装誘拐だったのが、あんなふうに衝動的にたくさん人が死んでしまったんだなぁ。痛々しい。あんまりピックアップはされませんでしたが、この事件で一番つらいのは残された息子さんですよね。う~ん、ひどい話だ。 8点(2003-06-11 21:01:06) |
12. チェーン・リアクション(1996)
かなり前に見て、あんまり面白くなかった記憶ならある。ほかの事は何も覚えてない。キアヌの出る映画ってたまにこうなんだよな・・・。好きなのにー。 4点(2003-06-08 19:09:07) |
13. バウンド(1996)
そんなに期待してなかったからかもしれないけど、面白かったです!卓越した映像センスですね。さすがマトリックスの生みの親。だけでなく、ストーリーの面もハラハラで、彼女が電話をかけるたびに、早くきれよ見つかるだろ!とじりじり(笑)。サスペンスの中でも結構な上級なのでは。まぁラストの展開はちょっと強引なところもあったかもしれませんが。でも普通に面白いですね。 8点(2003-06-05 23:52:32) |
14. ダブル・ジョパディー
普通に娯楽作品として楽しめましたよ。面白かった!ちょっと設定をいかしきれていないような気がするけどそこは目をつぶり。母は強い~~。どんどん強くたくましくなっていく彼女はかっこよくってスカッとしますね。最後の再会シーン、彼女の笑顔がとびきり素敵でした。トミー・リー・ジョーンズのどことなくとぼけた感じのあの役柄、私は好きなんですけどね。だから余計楽しめたんだけど、ここでは不評・・・? 残念。 7点(2003-06-01 23:04:55) |
15. 炎のランナー
良い映画でした!「炎のランナー」という題名で、ものすごいスポ根ドラマのようなイメージがあってずっと敬遠してたんですが、もっと早く観てればよかったですね~。確かに地味な映画でしたけど、じんわりとした心地よい感動が残ります。あの素晴らしい音楽がそれをさらに高めてますよね。「走っているときに、神の喜びを感じる」(だったかな?祝福?だったか)もうなんというか、彼にとっての走るということの素晴らしさや、そのことの神への信仰が、私にとっての感動でした。実話と言うのがまた。素敵な笑顔の人でしたね。おかげで、もう一人のほうの主人公の印象が弱くなってしまって・・・。ごめんなさい; 8点(2003-05-27 20:25:16) |
16. レベッカ(1940)
これが60年以上前の作品だとは到底思えない。さすがヒッチコック監督といったかんじでしょうか。昔の映画だと結構たるくてだれる感じが、私は多いんですが、この映画にはそのたるさがなくて、時間も気になりませんでした。私は原作のファンで、昔一晩かけて一気に読んでしまった記憶があります。だから、ずっとこの映画を観たいと思っていたんですが、私の中の原作のイメージはほぼ壊れることなく、観させていただきました!!ジョーン・フォーンティンほんっとにキレイですね!!というか、ヒッチコック監督の映画の女優さんはみんなとびきり美人なんですけど。作品全体に流れる不気味さと、一回も登場しないのに異様な存在感を放つレベッカ。現在のミステリーやスリラーでもこれほど上手く撮れるかどうか・・・。でも↓のレビューでびっくりしました。ヒッチコック監督以外の人間の手が加わっているんですか!う~、それは残念だった。でも大好きです。そういえば、私もオープニングと、ラストの炎のカット、「市民ケーン」に似てるなぁと思いました。市民ケーンのほうが製作されたのはあとですよね。・・・パクリ?と言えるほど酷似はしてないか・・・。でも気になる。 8点(2003-05-27 20:11:34) |
17. ひまわり(1970)
本当に素晴らしい作品でしたが、残念ながら好みの作品ではありませんでした。何度も泣きそうにはなったのですが、涙がこぼれるまでには至らず。しかしあのヒマワリ畑は心に染みます。最後のシーン、「戦争は残酷だ」という静かなせりふには胸に迫るものがあり、私にこの映画を薦めてくれた人の言うとおり、一生に一度は観ておくべき作品でしょう。しかし、私にはちょっとかったるく感じたかな・・・?ごめんなさい;そこまで長くはない映画なのに、途中何度か時計を見てしまった。素晴らしいと思うだけに、残念。また時間がたったら、観てみます。 8点(2003-05-26 19:38:16) |
18. ラストサマー
ラブヒューイットはかわいかった。でもそんだけ。ぎゃーぎゃーうるさい。 2点(2003-05-25 22:58:31) |
19. ホワイトアウト(2000)
この映画で織田祐二嫌いになっちゃいました。アクションとしては頑張ったんだろーけど、極寒の冬山で全身ずぶぬれになって、なぜか生きていられる理由を、「なれてますから」の一言で済ましたときに、もダメだぁ~~となっちゃって。失笑。 3点(2003-05-25 13:59:18) |
20. ラリー・フリント
皆さんが誉めるほど映画にのめりこめなかった私・・・。でも決して嫌いな映画じゃないし、そこそこに面白かったです。軽いノリの中にもしっかりしたメッセージ性があったし、誠実な夫婦愛にも結構感動しました。あと、エドワード・ノートンやっぱ好きだなぁ・・・。 6点(2003-05-25 13:50:34) |