181. エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃
今回あたりからストーリーなどは度返しするような雰囲気になってきた。そんなものよりも『いかに面白い演出で殺害シーンを創るか』という、ねじ曲がったクリエイティブ精神に全勢力を注ぎ込むようになる。この『開き直り』は潔いと言うべきなのだろうか。 2点(2004-08-25 14:35:10) |
182. エルム街の悪夢3/惨劇の館
今回は主人公がの精神病院に送られます。原因はもちろんフレディーである。精神病院には沢山のフレディーによる被害者がいるのですが、それを考えるとフレディーは毎夜忙しく人の夢から夢へと渡り歩いているようです。結構働き者なのですね。 あと、前々作で登場したナンシーがまた出てきます。 ストーリーは回を重ねるごとにマンネリ化+単純化してきていますので、もはやこれまでかという形になってきました。でもこの後も続編が出来てしまいます。 2点(2004-08-25 14:26:51) |
183. エルム街の悪夢2/フレディの復讐
ジェシー(今回の主人公)が悪夢を見始める。理由はジェシーが前作の被害者であるナンシーの家に引っ越してきたことにあるようですが、これはフレディーが家に取り憑いているということなのだろうか? ラストの『愛は勝つ』的なオチにしても、露骨すぎてむしろ引いてしまいます。 3点(2004-08-25 14:18:14) |
184. エルム街の悪夢(1984)
ティナとナンシーが同じ悪夢を見ることに気が付くあたりまでは凄く面白い展開だったのだが、その後の展開があまり好きになれない。殺害シーンも何か妙にダサくて幼稚臭い。ストーリー自体も話しが進むにつれB級感が満ち溢れてゆき、ラストシーンではキッチリとお約束を決め込みます(終わったと思わせといて・・ってヤツ)。 アイデア自体は面白いと思うのですが、演出に問題有りですよ。 3点(2004-08-25 14:10:10) |
185. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
台詞やシーンが意味不明で無駄。説明不足だし、説明が成されていてもダメでしょう。奥が深そうに見せて何も説明しないという逃げの一手を打つようなマネは感心できない。例えば足し算も出来ないのに方程式を解こうとしているようなものです。無理矢理こじつけて自分なりに理由付けするのも何だか悲しいし、制作者側にはもう少し意図を明確にしてもらいたい。短時間ではこれが限界かとは思うのだが、それなら映画にする必要は無い。おかげで前人未踏の駄作となってしまった。これでは作者のマスターベーション作品だ。 1点(2004-08-24 18:11:43) |
186. キル・ビル Vol.1(日本版)
ストーリーは単純極まりないB級感たっぷりの『復讐もの』です。それもそのはずで、70年代に流行った香港のショウブラザーズ映画や、日本映画の「修羅雪姫」、マカロニウエスタンの「女ガンマン」等の、タランティーノが個人的に好きな作品を集大成した作品だからだ。 復讐ものでのアホ映画ではセガールの「沈黙シリーズ」、アクションでのアホ映画ではバンダムの作品が有名だが、それらの作品との違いは「映像センス」と「徹底した遊びっぷり」、更には「音楽センス」ではないだろうか。 映像に関しては、色んな映画の名場面をパクッているので非常に格好いい。嫌、むしろ格好良くて当たり前である。そして、その場面に適した曲を当て込む。曲も過去の作品からパクッているのだが、時には自分の好きな曲をシーンに合わせて入れることもあるようだ。 そして何と言っても凄いのが「遊びっぷり」です。ユマやルーシーに片言の日本語で喋らせるが、これが非常に面白くて笑わずにはいられない。ヤクザの会合のシーンでは、ルーシーの英語演説をファタールがご丁寧に通訳しています。これは明らかに日本の記者会見での通訳をパロッて笑い飛ばそうとしています。飛行機にしても作り物バレバレで(しかも機内には刀差しが!)、これに対して本気で突っ込んでいる人はタランティーノの悪ふざけにまんまとハマッています。 あと、血しぶきが飛んだり、腕が飛んだり、首が飛んだりとグロテスクなシーンが指摘されていますが、多少映画を知っている人ならタランティーノの作風が昔からそうであることは常識ではないのでしょうか?? 9点(2004-08-24 17:38:04)(良:3票) |
187. スクリーム(1996)
全く読めない「犯人探し」的なシナリオが面白い。台詞も気が利いていて面白味がある。意図してタランティーノ風にしているのかも知れない。 ラストは本当に意外な人物の犯行で驚きました。しかし、一番驚いたのはドリュー・バリュモアが初っぱなから殺されてたことです。 5点(2004-08-24 09:30:10) |
188. スクリーム2
《ネタバレ》 前作の意外性を受け継ぐ意味でも、かなり力の入ったシナリオ創りを施した制作者側の苦労が伺える。ただ、どうしても続編となると見る側が身構えてしまいますね。主要キャラが全員生き残るというラストは逆に意外性が有った。 5点(2004-08-24 09:20:16) |
189. JFK
政府のやることは、どの国でも同じようなものなのですね。とにかく汚い。日本の政治家なども(全員がそうではないが)全く同じですよ。このケネディー事件が真実をねじ曲げた物なのかどうかは分かりませんが、もしそうであれば絶対に許せないですよね。国民全員を欺いていたということですから。 しかし、肝に銘じて置かなくてはならないのは、この手の話は色々有ると言うことです。例えば『ヒットラーは生きていた』とか『アポロは月へ行ってない』とか。どうも「??」なものも中には有ります。このケネディー事件の真実は果たしてどうなのでしょうか? 真相は闇に包まれたままですが、自分の身の危険をかえりみず真実を追い求める姿は「アンタッチャブル」に通ずる物を感じました。 7点(2004-08-24 09:11:37) |
190. カンフーキッド/好小子
特に子供にはたいへん喜ばれる作品だと思います。一見単純な『ちびっ子3人の冒険活劇』なのですが、テンポの良いストーリー展開やアクションシーンのスピード感は見ていて本当に気持ち良い。子供たちも動きが巧みで、コミカルな演技が面白い。 下の方々のレビューを見ていて知ったのですが、この作品ってシリーズ化されてるんですね。やはり面白い作品だったという証拠ですね。 7点(2004-08-24 08:44:44) |
191. スペース・カウボーイ
《ネタバレ》 出発直前にパイロットのメンバーの中の一人に病気(ガン)が見つかるというパターンが多いですね。「アポロ」や「ミッション・トゥ・マーズ」もそうでした(ミッション・トゥ・マーズは妻の病気での断念でしたが・・・)。感動物に仕上げる為の手段かと思うのですが、ややマンネリ感が漂います。 ただ、元気なお祖父ちゃん達が繰り広げるドタバタや、皮肉めいたギャグを見ていると微笑ましくなります。 しかしクリント・イースドウッドは本当に老けましたね。哀愁すら感じました。 5点(2004-08-24 08:22:42) |
192. エグゼクティブ・コマンド
以前、セガールがやらなかったっけ? それともセガールのが後なの? どっちでも良いがマンネリにも程があるね。 2点(2004-08-20 17:57:47) |
193. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 ホームで、去りゆくアントニオを見送るジョバンナ。若き日に夫を戦場に見送り、そして数年後に再び再会したアントニオを見送った。常に駅のシーンで『別離』が演出されており、人の持つ『切なさ』という感情を奮い起こさせる。 一人の女性の数奇ともいえる波乱の人生を、たくましく健気に咲き誇る「ひまわり」にたとえ、苦しみながらも強く生きた当時の女性達を讃えた素晴らしい映画だと思う。 ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの心に迫る演技は、見ている者を引きつけ、監督のヴィットリオ・デ・シーカによる演出に釘付けとなる。 テーマソングを含めた音楽も印象的で、良い映画に必要な要素を全て兼ね備えています。 [映画館(字幕)] 7点(2004-08-20 17:52:48) |
194. ピンチランナー
モーニング娘って沢山の人が『卒業』しているが、私には『リストラ』にしか見えない。 ※この映画は「モーニング娘さえ主演すれば内容がどうあれ客は有る程度入る」という想定の元に創られているので、内容などは鼻から考えられていない。よって評価する必要さえないのである。 1点(2004-08-17 10:33:48)(良:2票) |
195. マイティ・ジョー
私もゴリラがぬいぐるみにしか見えなかった。特に皮膚の部分につやが有りすぎてリアリティーに欠けていた。 終盤の町で大暴れのシーンも、低予算の影響からか控え目なあばれっっぷり。 もう一つ気になったのが最後のシーン。ゴリラと子供が観覧車から転落するのですが、主人公の女性はゴリラに一目散。その後も子供には見向きもしなかったのが凄い。 2点(2004-08-17 10:24:00) |
196. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 最後の『首コロリ』の場面は作り物感がありありでしたが、それ以外は特撮・特殊効果がリアルに効いていたので驚きました。 ストーリーも斬新で面白いし、カメラのアングルにも気を遣ってくれているので退屈しない。さすがは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスといったところでしょうか。 キャスティングも上手くハマッてます。特に女優2人(メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン)は良いし、意外にもブルース・ウィリスが良かった。 7点(2004-08-17 10:01:19) |
197. デッドコースター
オープニングの玉突き事故のシーンは迫力満点でスピーディー。カメラワークも工夫されていて見応えがあった。ただ、それ以降はトーンダウンで少し残念でした。 人が死ぬ場面が非常にあっさり系で淡泊なので『怖さ』や『グロテスク度』が少ないし、軽妙で重みに欠けています。ただ、この映画はそれが味なのかも知れません。 続編の可能性も有るかと思われますが、今回が良い潮時と考えた方が無難でしょう。 5点(2004-08-15 10:29:00) |
198. 呪怨2 (2003)
WOWOWで偉そうな親父がスティーブン・キング特集のインタビューで言ってたけど、恐怖心の無い人って想像力が無いんですって。確かに自分の身になって想像しないと、この手のものって怖くないですよね。 オリジナルビデオ版の方が怖いというのは分かるが、この作品も嫌~なスチュエーション有りました。特に首吊りのシーンは不気味でしたね。天井に張り付いたカヤコはいらなかったけど・・・。 全体的に、都市伝説をパクッた感じの物もあったし、ネタが散漫になってきているのも確かなようです。 5点(2004-08-13 12:43:07) |
199. スチームボーイ STEAM BOY
大友克洋だからって大目に見たらダメ!! スカーレト・オハラって本気!? 公平に見て今回の作品は面白くないよ。 ※これは余談だが、最近のアニメって背景はやたらリアルに描いてるのに、動く部分(セル画)は平面ですよね。もちろん技術的に限界なのですが。その差が大きいほど駄作に感じるのです。 3点(2004-08-13 12:12:51) |
200. ザ・コア
単純極まりないコンニャクのようなストーリー。地味な俳優陣。興味を強制的に殺がれる脚本。工夫も何もない遊び感覚のカメラワーク。ちんけな効果音。すかしっぺのようなCGなどなど。しかーし! テレビでやると思わず見てしまうのです!! 何人かでツッコミながら見ると楽しいよ! 4点(2004-08-13 12:09:59) |