181. g@me.(2003)
《ネタバレ》 まず前段としての佐久間が利用されるまでは、語り口のせいで丸わかり。 捜査サイドを見せないので狂言誘拐の狂言では、と疑うし、そこへ父親が絡んでくるので父親もグルなのだろうと普通に疑ってしまう。 反撃の展開は楽しめるものの、佐久間と娘の色恋は説得力が無いままに突き進み、白けっぱなし。 何だか非常に残念な仕上がりです。満点近い評価になり得た内容なのですが・・・。 しかし若い役者陣は下手だね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-26 01:10:33) |
182. 恋愛睡眠のすすめ
全てが主人公の妄想でしたということでもなければ、どうにも納得しかねることばかり。 とりあえず自身で脚本するなんてのは、もっと勉強してからにした方がいい。 [DVD(吹替)] 0点(2007-10-25 22:59:01) |
183. ギャザリング
《ネタバレ》 ちょっと設定がぶっ飛びすぎてやしませんか。 あの一派であった女が交通事故に遭って自分の正体を忘れちゃうって。 そもそも交通事故に遭うの? それで正体を忘れるなんて現象を起こすって有り(異常設定に異常設定を重ねるなんて)? 通常は普通の人間のような存在でいられるの? プロットは面白いものの、設定が強引すぎるので納得するのは難しい。 [地上波(吹替)] 3点(2007-10-25 12:55:04) |
184. 秒速5センチメートル
《ネタバレ》 「桜花抄」 単なる文芸なのかと思って観賞しているとそれですらなく、単にシチュエーションをみせているだけ。 「コスモナウト」 自分のことなど気にしていない、と気付くなんて説明はどこにあったんだ。随分と身勝手な文芸気取り。 「秒速5センチメートル」 新海誠にはそれまでの作品を観ていたので全く期待するところはなかったのですが、音楽番組で本作の映像をつないで作った「One more time,One more chance」のPVが流れていて好印象を持ったのが観賞に至る経緯。 しかし、内容を見るとその印象止まり、というか中身のない物語気取りなものがくっついたおかげで印象ですらマイナスになる。 この人は一向に物書きとして成長しないな~。 物語として評価するなら勿論ゼロ。 ただ、「One more time,One more chance」のPVとしてなら大いに成功していると思います。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-25 11:54:59) |
185. 僕の彼女を紹介します
《ネタバレ》 前半を費やす男女の馴れ初めは「猟奇的な彼女」好きに対するサービスとしての意味しか成しておらず、てっきりその内容で双子を使用したプロット展開に向かうのかと思いきや、男の方が死んじゃう別の話へ(双子はホントに何だったんだ?)。 ふたつあった作品をそれぞれ半分に切って、前半と後半を交換して貼り付けたような内容。 「なんじゃ、こりゃ」とある意味大爆笑で観賞できた。 [地上波(吹替)] 0点(2007-10-22 22:58:12) |
186. SIN 凶気の果て
ダラダラとした復讐劇。 キャラクターを動かすものが怒りだけではサスペンスにもならないし・・・。 [地上波(字幕)] 1点(2007-10-21 17:07:39) |
187. 容疑者 室井慎次
とりあえず脚本にしても演出にしても何を見せたいのか整理してから臨んでくれ。 [地上波(邦画)] 0点(2007-10-21 08:29:39) |
188. ドッグヴィルの告白
結果しか見せない内容で何のことやらわかりません。 それに告白部屋の扱いってどういうものなのでしょうか。全く説明がない。 本当に怒っていればあんなところで告白なんてしないわけで、役者陣にどう説明して参加させてたんだろう。 監督を特異な人物に見せようという作為はわかるものの、果たして本当にそうであるのかは全く伝わらない。 [DVD(字幕)] 0点(2007-10-20 21:16:48) |
189. マンダレイ
《ネタバレ》 「ドッグヴィル」の続編ということで心理展開で物語られる内容なのだろうという身構えで観賞していると、構成(仕掛け)によって物語られる内容で裏切られ、驚嘆。 これは監督が「ドッグヴィルの続編」という情報を意図的に利用したのでしょうか。 だとすれば、なんとも狡猾。 本作で自身の罪に直面したグレース。 しかし、彼女の理想主義はそれすらも正当化してしまうのでしょうか? 果たしてどうケリをつけるのか。三部作完結編が楽しみ。 [DVD(吹替)] 10点(2007-10-20 17:57:27) |
190. ドッグヴィル
どんな事柄も正当化できる。 故に誤解や争いは生まれ、絶えることはない。 自分が正しいと思っているのと同じように相手もそう思っているということを忘れなければ、対立が生じるとともにどこに過ちがあるか気付けるかもしれない。 ドッグヴィルの住民が不幸だったのは、対立さえも恐れたからか・・・。 [DVD(吹替)] 9点(2007-10-19 20:22:04) |
191. シッピング・ニュース
《ネタバレ》 おそらく原作ではくちゃくちゃと注釈が入ることで多少分かり易いものになっているのでしょうが、映画だけを見る分には何のことやらわかりません。 主人公には幼少期からのトラウマがあって、変な女とくっつくような変な野郎に育つ。そして、その女が死んでも何故だか忘れられない。 このキャラクターの時点で理解し難い。おそらく説明しきれていないのでしょう。 しかも、過去に囚われ傷付いている女との交流で何となく快方に向かうなんて展開・・・。 主人公の抱える問題自体も漠然としていて、更に快方に向かう成り行きさえも漠然としていては観客は置いてきぼり。 全てが煙に巻かれたような不快感だけが残る。 作中で全て解決なんて見せ方をしていないし、やはり時間が必要だという含みを感じられるものの、それでは物語の意味が見当たらない。 [DVD(吹替)] 0点(2007-10-17 22:04:19) |
192. とらばいゆ
《ネタバレ》 傑作コメディだと思うのですが、終盤のドラマ処理に尺をとりすぎているのでコメディという印象が薄くなるのが残念。 それにドラマ部分はどうにもなし崩し的に快方に向かっちゃうので更に残念。 姉の方が勝っちゃうなんて特に(どこにもそんな流れはなかったし、勝たせなくても成立したと思うけど)。 コメディなんだと意識できず、ドラマに集中しすぎた人はイラついちゃう人もいるんでしょうね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-16 15:32:53) |
193. 1980(イチキューハチマル)
漠然と人間模様を描くだけで芸も内容もない。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-16 10:36:19) |
194. 恋の門
設定やシチュエーションでどこに持っていきたいのかがみえみえなので、ストーリーらしきものにのせて言いたいことを言わせているだけになってる感じ。 我を出そうという方向が客を選ぶものにいく浅はかさ。 小劇場上がりの人は視野が狭いな~と思わされることがよくある。 因に初観劇は大人計画。 もうこういうので楽しめないんだな、としみじみ。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-15 10:13:43) |
195. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
アメリカでの社交ダンスの認識がどういう立場なのか知りませんが、日本人よりは馴染みがあるに決まっている。 日本人とダンスという取り合わせ自体が狙い所でもあるので、向こうではいたって普通のホームコメディって感じになるのでしょうか。 とりあえず自分の評価はオリジナル版と同じに。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-14 12:32:30) |
196. あずみ
別の意味の笑いで劇場の座席が揺れていたのを思い出す。 そういう方向で楽しめる人限定の作品。 [映画館(邦画)] 0点(2007-10-13 18:43:54) |
197. 偶然にも最悪な少年
方向性だけ与えて、ほったらかしにした駄作。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-13 18:27:39) |
198. 黄泉がえり
同情させるために用意されたシチュエーションとエピソード。 芸が見当たらない。 [地上波(邦画)] 0点(2007-10-13 12:12:27) |
199. 阿修羅のごとく
そもそも連続ドラマを映画尺でまとめましょって試み自体がよくわからない。 家族単位でみる人間模様のあれこれといった印象しか持てない代物に。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-11 07:59:36) |
200. ブラウン・バニー
退屈極まる内容。 こんなもので何かを表現している気になられても困る。 [DVD(字幕)] 0点(2007-10-11 04:49:41) |