201. 天使のくれた時間
とても感動した。二コラスはやはりすごい。ラストの空港での演技では、彼はニコラス・ケイジではなく、完全にジャック・キャンベルになりきっていた。あれだけ気持ちのこもった演技は、今まで見たことがない。ティア・レオーニもとてもチャーミングで最高だった。『バッド・ボーイズ』や『ディープ・インパクト』で見たティアとはまた違った魅力を発見できた。そして、ラストがすごくいい。最近は安易にハッピーエンドに持っていく映画が多いが、この映画は違った。そう期待していた観客も多かっただろうに。ケイト(ティア・レオーニ)はただコーヒーを飲むことをOKしただけだ。その後2人がどうなったかは、わからない。あとは、観客の判断にゆだねられる。だが、もし二人が結ばれたとしても、もうひとつの時間にいた子供たちはいない。失われた時間は、もう戻ってこない。そこがとても切なかった。 10点(2001-11-22 15:06:54)(良:1票) |
202. バガー・ヴァンスの伝説
いかにもレッドフォードらしい作品。美しい景色を背景にゆったりと展開するドラマ。こういう映画をもっと観たい。ウィル・スミスはいつもと違う役柄だったけど、なかなか良かった。シャーリーズ・セロンは存在感なかったなあ。 8点(2001-11-22 14:24:32) |
203. 34丁目の奇跡(1994)
地味だけど、何回でも見たくなるようないい映画だと思う。 7点(2001-11-19 14:13:56) |
204. ジュニア
あの役は、シュワがやっているからこそ、笑える。ま、大して面白いわけではないが。見ても見なくてもどっちでもいいような映画。 6点(2001-11-19 14:12:04) |
205. グリンチ(2000)
あまり笑えなかったけど、悪くなかった。きちんとメッセージも込められている。エンディングのフェイス・ヒルの『Where are you Christmas?』もきれいな曲でgood。 7点(2001-11-14 14:09:58) |
206. デンジャラス・ビューティー
まあ、笑えました。「サンドラ・ブロックがハマリ役」、「最高の当たり役」、なるほどと思います。他に、グレイシー・ハートの役ができる女優って、そうはいないでしょう。でもいくら演技とはいえ、サンドラのあそこまでの醜態は見たくなかった。ベンジャミン・ブラッドは意外と○。 7点(2001-11-13 13:44:32) |
207. レッド・オクトーバーを追え!
まあまあ面白かった。でも、同じ潜水艦ものなら、『U-571』の方が好き。この映画はあまり緊迫感がなかったから。あのコーラスも、ミスマッチな気がする。 6点(2001-11-11 14:45:33) |
208. レッド・ブロンクス
ジャッキーの映画が安っぽいのは仕方ない。実際安上がりなんだから。でもこの作品は、かなり制作費がかかったらしい。それを考えると、やめてくれよー、と言いたくなるようなひどさだ。チンピラがコンビニを何度も襲撃する、といったくだらない前半、そしてクライマックスの馬鹿馬鹿しさ。完全なB級である上に、つまらない。 4点(2001-11-09 14:28:31) |
209. ホーム・アローン3
「シリーズ中ダントツの完成度」とか宣伝してたけど、はっきりいってシリーズ中ダントツでつまらない。『2』で終わらせとけばよかったのに。登場人物もやたらと少ないし、面白いキャラも一人もいない。 3点(2001-11-09 14:21:10) |
210. メジャーリーグ3
まず舞台がマイナーリーグに移った時点で、見る気が失せる。『1』で地区優勝、『2』でリーグ優勝、次はと思ったら・・・。そりゃないでしょ、と言いたくなる。しつこいと言われようが、なんと言われようが、インディアンスのあのメンバーで、ワールドシリーズを制して、幕を閉じて欲しかった。マイナーVSメジャー弱小球団なんて、盛り上がるわけがない。 5点(2001-11-07 15:04:03) |
211. ベートーベン
笑える。犬の名前からいって、ギャグだよね。デヴィッド・ドゥカブニ-が出ているのにも、注目。 7点(2001-11-07 14:55:52) |
212. 猿の惑星
面白かった。すごいね、発想が。≪以下ネタバレ≫でもあまりにも有名な、朽ちた自由の女神を見上げるラストは、観る前から知っていたから、不時着した惑星が地球だということも分かっていたし、それだけがすごく残念。知らなかったらもの凄いショックを受けたことだろう。何も知らずに観た人が、うらやましい! 7点(2001-11-07 14:46:30) |
213. U-571
男たちのカッコよさ!クライマックスの緊張感!久々にしびれました。音楽も◎。 8点(2001-11-06 13:44:39) |
214. ガタカ
境遇に負けず、自ら道を切り開いていくイーサン・ホークの姿に感動した。印象的だったのが、弟とどこまで泳げるか競争するシーン。最後の勝負の時に、イーサンがいった言葉が、彼の人生そのものに感じた。ラストは、やるせない。 7点(2001-11-05 15:12:16) |
215. フィールド・オブ・ドリームス
みんな、ラストのキャッチボールのシーンに感動したみたいだけど、自分は、ジョー“シューレス”ジャクソンの、「やっぱり野球が最高だ」というセリフに心打たれた。かなり前から、熱狂的な大リーグファンということもあり、ホワイトソックス八百長事件についても良く知っているので、“シューレス”ジョーは、少年野球ファンの「嘘だといってよ、ジョー!」(映画の中のセリフではなく、実際の話です)という言葉を、どういう気持ちで聞いていたのだろう、などと考えて、切なくなった。ジョーをはじめとする、追放されてしまった8人の選手たちの野球への、純粋な思いが描かれていて、感動した。 8点(2001-11-03 12:18:13) |
216. バーティカル・リミット
確かに迫力はあったし、ドキドキした。だけど、遭難者側に助かって欲しいと思える様な人間がいなかったのは、どうしたことだろう。ボーン(ビル・パクストン)は最低なヤツだし、アニ-(ロビン・タニ-)も、父の事故の際に、兄のピーター(クリス・オドネル)がとった行動を、非難し続ける。彼にとって、辛い決断だったはずだし、一番苦しんでいるのも彼だ。(ピーターは自分がとった行動は正しかったと主張しながらも、登山をやめた。それだけ彼は苦しんでいた。)アニ-はそんな兄を理解しない。腹が立った。そして、彼女は兄の制止を当然ながら聞かず、山に登り、リーダーであるトム(ニコラス・リー)が天候悪化の警告を受けて、登山を中止しようといった時に、自身の目標を達したいがために、「勇気ある撤退」を選ばず、ボーンに賛同した。プロの登山家として失格だ。そして、その身勝手さが、災いを招いた。だから、遭難者側には全く感情移入できず、それどころか「お前らなんか助からなくていい」とさえ思った。逆に、救助チーム側のほうが心配だった。そして、彼ら6人のうち、4人が犠牲になってしまった。アニ-が助かっても、全く嬉しくなかった。 6点(2001-11-02 15:20:23) |
217. タイタンズを忘れない
いい映画だったとは思う。だけど、もう少し深く黒人と白人の溝が埋まるまでを描いて欲しかった。それだけ人種差別というのは根強いし、複雑な問題だから。 6点(2001-11-01 14:33:33) |
218. プレッシャー/壊れた男
結構面白かった。でも、B級としか言いようのない、こういう映画に出るようになってしまったチャーリー・シーンを見ていると、悲しかった。 7点(2001-11-01 14:21:40) |
219. ペイ・フォワード/可能の王国
アイデアとしては面白い映画だし、伝えたい事はすごくわかった。だけど、かなり強引な演出(新品のジャガーをただで人にあげるって・・・。警官に追われている窃盗犯をかくまうのも、ペイ・フォワードのうちなのか?)と、観客の感動を狙いに狙ったことが見え見えのラストには、閉口した。 6点(2001-10-31 13:45:05) |
220. マスク・オブ・ゾロ
登場人物がそれぞれ深い背景を持っている割に、ストーリーが軽くて、アンバランスだった。でも、アクションはまずまず(お子様向けのような気もするが)だったしそれなりに楽しめた。 7点(2001-10-30 14:26:34)(良:1票) |