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six-coinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
ホームページ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182
年齢 49歳
自己紹介 映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。

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201.  エンパイア・オブ・ザ・ウルフ
「エンパイア」を「バンパイア」と勘違いして、最初は狼人間と吸血鬼の話かと思った。映像の何ともいえない暗さ、ジトジトとした陰気さが、凄惨な殺人事件を一層不気味なものにする。いかにもフランスのサスペンスだ。ジャン=レノの渋い縁起は迫力あってなかなか良かったと思う。トルコの歴史的な背景を私はよく知らないが、麻薬の密輸仲間への裏切りや、結局のところ警察とヒロインとの関係性がどうだったのか、イマイチ良く理解できなかった。
[映画館(字幕)] 3点(2006-02-19 20:29:00)
202.  キング・アーサー(2004)
ある程度予想はしていたが、小さい頃読んだアーサー王の物語がとてもスケールが小さく見えてしまい、ハッキリ言って白けてしまった。ランスロットがハンサムなのに、アーサーはルー大柴そっくりに見えてしまい、この第一印象が頭から離れなかった。キーラ扮するヒロインの姿は美しくワイルドで魅力的で、物語の筋書きも決して悪くはないのだが、やはり規模の小ささが致命的であると思う。仮にも西欧最大の伝説ならば、やはり「トロイ」や「ロード・オブ・ザ・リング」並の地を覆う大軍とスケールで描かねば説得力に欠ける。「大スペクタクル」にはちょっと遠かったというのが正直な個人的感想。
3点(2004-07-27 00:13:28)
203.  パッション(2004)
まず一言、監督が何を言いたかったのか分からない。この映画はキリストの悲惨な殉職を描いたドキュメンタリー映画なのか?監督ギブソン自身は敬虔なクリスチャンだということだが、ならば彼が何を目的にこの映画を創り、映画に表現したかったのが何だったのか。タイトルのとおり全ての人を救済しようとしたキリストの受難を描きたかったのなら、単に凄惨な肉体的苦痛を被った部分をリアルに描いただけの底の浅い映画に見えてならない。聖書をちょっと読みかじった程度のクリスチャンではない私が言う資格はないのかもしれないが、聖人たるキリストを描きたいのならば、その死に様だけにスポットを当てるべきなのだろうか?キリストの受難とは、キリストが全ての人を救わんと一身に罪を負い十字架にかけられたというその意味とは、その凄惨な死に様だけに象徴されるような底の浅いものではないように思う。下のレビューにもある通り、世界中の多くの人々の聖人とされる人物をこのように描く必要がどこにあったのか理解できない。
3点(2004-05-03 01:47:16)(良:1票)
204.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
日本が世界に誇るジブリアニメのブランド、あの素晴らしい世界観も、宮崎駿のマスターベーションだから成りえた世界なのかもしれない。映画という商業主義の世界でも、彼の徹底したこだわりが完成させた芸術の世界、それが世代を超え、日本をはじめ世界中の共感を呼んだ。「田植え休み」なんて言葉も知らない私たちの世代が、「トトロ」の世界に共感する。ジブリ作品の特徴は、その世界観を表現する「ここまでやるか」と見る手を唸どに創り込まれた映像の圧倒的なクオリティと、その根底に流れる真摯で強烈なメッセージにあった。芸術とは、作家のマスターベーション=自己満足の世界に尽きると思う。……「ハウル」で急速に失速したジブリのブランド復興なるかと、僅かな期待を抱いて見に行ったが、予想以上の失望に終わった。「ハウル」以上にチグハグで尻切れトンボな筋書き、アニメのクオリティ以前に物語自体が盛り上がりも目的も起承転結もなく陳腐この上ない。息子はなぜ父親を手にかけなければならなかったのか、主人公が怯えていた「影」の姿は一体何だったのか、少女はなぜ竜に成り得たのか、かつて人とひとつであった「竜」が物語の中で何を意味していたのか。すべてがぼんやりと中途半端なままで、更に素人棒読みの台詞の中では、何の共感も感動も覚えることができなかった。……「千と千尋」までの、あの愚直なまでにこだわった作家の圧倒的な世界観はもはや見当たらず、公開前のあからさまな広告戦略に象徴される商業主義。マスターベーションの抜けきった商業映画は、もはや娯楽芸術ですらない。作者が息子であれ、ジブリブランドという極めて特殊なフィルターでお客は見に来る。これは筆舌に尽くしがたい大変な重圧であると思うが、たとえ何年もの時間はかかっても、それに恥じない作品を発表してもらいたい。……「もののけ姫」時代の、まるで油彩と見まがうばかりの素晴らしい画力に比べ、あまりに陳腐で粗雑な背景の作画は誠に残念だ。ラストの悪役はまるで二昔前のテレビアニメ並み、これを日本代表の芸術として海外で公開するのはいかがなものか。……この映画を最後に、ジブリアニメはもう映画館に観に行くことはないだろう。日本の誇るジャパニメーションの頂点も、遂にここまで失墜した。宮崎駿氏の世界は、やはり彼にしか創りえないものだったのだ。
[映画館(邦画)] 2点(2006-08-14 21:45:49)(良:2票)
205.  サウンド・オブ・サンダー
ジュラシックパークなんかに比べると恐竜のCGが安っぽく違和感ありありで、未来カーが走る街中の風景のCGは稚拙すぎて観るに耐えない。せめて歩く二人にピンが合っている時は背景をボカすくらいの手は入れてほしい。ストーリーは面白いが問題が安易に解決してしまうし、先が読めてしまって、イマイチ緊迫感が感じられなかった。過去の間違いを矯正して消えてしまったあの主人公は、存在が消滅してしまったのかな。自分自身が消滅してしまって、本当に問題の解決になったのか、どうもアタマがこんがらがる。
[映画館(字幕)] 2点(2006-03-26 02:23:01)
206.  エレニの旅
映像のスケールや美しさは今さら記すまでもない。一面に広げられたシーツ、草原に点在する寒々とした村、物語の象徴である灰色の港にたたずむパラソル、特に沈黙の中を進み行く人々の船の映像や雨の酒場などのシーンは近年の映画には比類がなく、ぞくぞくするほど荘厳な迫力を感じさせる。そして随所に作り手のこだわりが見え、愚直なまでに貫き通した一見短調にも思える「徹底的な引き」のカメラ。この映像の上に壮大なスケールで描かれる一大叙事詩の素晴らしさは理解できなくもない。ひとカケラの救いも見えない物語はこの映画の良さのひとつであるとして、この点数は正直に「私の感覚には合わない、退屈この上ない、面白さに欠ける映画であった」ということ。作り手のこだわりのひとつなのであろうが、表情をアップにしたヨリの映像は殆どなく、映像は美しいが動きと変化が薄い(もっとも、そんな安っぽい演出などこの映画には無用なものだ。この映画の個性は、あくまでも固定された引きのカメラで捉えた映像の展開にある)。物語の悲しさ、映像の美しさは理解できても、あまりに単調な映像と物語に長い上映時間が苦痛となり眠気を覚えるほどで、それが感動になることはなかった。素晴らしい映画だということは理解できても、面白さの価値観から感覚的に受け入れられない、そんな映画があるものだと改めて実感した。
[映画館(字幕)] 2点(2005-07-05 19:01:54)
207.  A.I. 《ネタバレ》 
ラストの宇宙人登場にもちょっとムリを感じたし、全体としてはあまり良い物語の出来とは感じられなかった。ただ、エゴむき出しの人間はよく表現できていて、スクリーンで観て良かったと思う。主役の男の子、あの「人間のようでいてどこか不自然な動き」をあそこまで違和感なくやってのける演技力には脱帽。あと、あの終わり方はずるい!映画の物語としては泣けなかったのに、あのエンディングのクマの動きで不覚にも涙ぐんでしまった(笑)。かわいそうなクマ!あわれな一人ぼっちのクマ!たったひとりの友達、主人公の男の子にも死なれてしまって、お前はこれから先いったいどうして生きていく!?
2点(2003-11-10 23:47:07)
208.  ブレイド3 《ネタバレ》 
1作目は東洋的なブレイドのアクションがカッコよく、吸血鬼戦争というストーリーもなかなかに面白く、並のアクション映画以上の展開性があって個人的には好きだった‥‥。2ではトーンダウンし、3で一気に巻き返しを期待したが、正直期待外れもいいところだった。敵である吸血鬼の最後の砦たるボスも弱すぎてインパクトに欠け、ストーリーに至ってはブツ切れ単刀直入すぎて展開の面白さも無し。ラストの戦いもあっさり成功し過ぎてイマイチ危機感というか盛り上がりに欠け、クライマックスの緊張感も無し。やっぱり1で終わっておくべき映画だったのかも知れない。人間相手の戦いでは、吸血鬼なら、殴る蹴るより先に、なぜ噛みつくことを考えないのか?特筆すべきはハンニバルの戦い、大男の吸血鬼相手に何で柔術技?ノゲイラばりに見事な腕ひしぎ逆十字からオモプラッタへの連続技には拍手。
[映画館(字幕)] 1点(2005-05-08 03:13:34)
209.  キル・ビル Vol.1(アメリカ版)
決してそれが悪いことではなく、この作品はタランティーノが彼のマスターベーションに徹し切った、それだけに意味がある映画。ここまでやりきった事は賞賛に値するかもしれない。おかしな日本語、ありえない料亭、日本刀持ち込みOKな飛行機、ドキュメンタリーでもないのでそんなものはパロディと思えば気にもならないし、それをおかしいと批評するのはナンセンス。冒頭のサイケデリックな色彩、オムニバス風のストーリー展開、途中にアニメを盛り込むあたり、凝った映像はさすがに奇才タランティーノ・・・・なのだが、私個人にはパロディーというには余りに映像が凄惨すぎに感じ、ちょっと好きにはなれない。過去の作品にあったような風流なバイオレンスは何処へやら、まるで人を斬る映像をいかに凝って撮るかばかりに執着したかのような場面の数々。マトリックスの監督兄弟が日本のアニメを実写でやることにこだわったように、この映画もヤクザとチャンバラがひたすら大好きな監督が自分自身で目一杯遊んでみせた、そんな作品だと感じた。好きな人と嫌いな人、大きく別れる映画ではないだろうか。
1点(2003-12-16 01:12:12)(良:2票)
210.  パール・ハーバー
アメリカ万歳、我こそ正義、戦争こそがアイデンティティーの歴史の浅い国が描いたあらゆる面で徹底的に歪曲された史実、日本人として悔しく不快極まりないな点が数々ある・・のだが、映画と言う芸術を観る時に偏見になってはいけないからとりあえずそれは「おいといて」。ドキュメンタリーでもないし必ずしも歴史を忠実に描く必要はない、そんな考えで歴史描写を度外視しても、とてもいい作品とは思えない。描きたかったのは、戦争の悲惨なのか、なんだか分からない尻軽な恋愛模様なのか?個人的にはとても前者とは思えず、男女の関係を描くために真珠湾に尾ひれを付けた程度の作品に観えてシラけてしまった。この作品のスポンサーに中国がついていたというのは本当だろうか?自国を絶対的な世界の基準と決めつけ、自国の利益のためには自分より遥かに古い歴史ある国の文化すら認めない。そんな視点が見えるようで恐ろしくも思えた。「セブン・イヤーズ~」などで中国の政府はアメリカに猛抗議をしましたが、日本政府もそんな姿勢があってもよさそうなものである。・・・やっぱりこの映画はどうしても単純に映画として楽しめない、いつも偏った視点で観てしまう・・・・。
0点(2003-11-14 01:25:02)(良:1票)
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