201. ロッキー・ザ・ファイナル
《ネタバレ》 前評判高かった分、ハードル上げすぎたのかなぁ? 父親の栄光の影に苦悩する息子を奮い立たせるロッキーの姿は良かったですが、 正直、良かったのは、このシーンだけで、 他が、な~~~~んか薄い。 取り上げればヒロイン親子一つとっても、ポーリーが仕事を辞めてくるくだりも、現役チャンピオンと戦うことになるくだりも、 もう少し映画を盛り上げるスパイスとして生かせそうなのに、 そこをアッサリ通り過ぎてしまうし、 やっぱり1作目とpart2の出来が奇跡だったんだと再認識させられた。 シリーズとしてはpart4よりも下かな。個人的に。 さすがに3と5には勝ってるとは思うけど。 [地上波(吹替)] 6点(2011-08-18 22:48:14) |
202. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 特別なんてことないなんて思いながら、 よくよく考えればこれアメリカ人が撮ったんだと考えると、凄い。 でも、作品的にどうかといえば評価はやっぱり迷うところ。 栗林中将や西中佐のような柔軟な思考をもった上官って、本当にいたんかいな? とか、今までの日本兵の描かれ方では、なかなか思えないのだけど、 一応、実際に掘り起こされた手紙を元に描かれたストーリーだしなぁ。 でもやっぱり奇麗事を並べたかのようにも見える。どうなんでしょう? もっと勉強して見ないとこの映画の凄さはわからないのかも。 [地上波(吹替)] 7点(2011-08-18 22:39:40) |
203. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 小説の映画化ということですが、 映画の為にあるような原作というか、映画向きのストーリーという印象。 これ書いた人は究極の「匂いフェチ」なんだろうか? なんてことを思いながら鑑賞。 もう少しローラへの感情移入の部分が丁寧に作れば良かったのになぁ。 ラストで殺人を犯しまくった主人公がただ公開処刑されるのではなく、 違う結末へ持っていったのが、ただのサスペンスとは違うのだけど、 強引っちゃあ強引なラストだったと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2011-08-13 23:26:57) |
204. モンスター(2003)
《ネタバレ》 これはなかなかの作品でした。 たまたま「スィートノベンバー」を最近観ていたので、 シャーリーズ・セロンの女優魂というか鬼気迫る熱演も、通常より倍に感じてしまったのもあるせいか。 クリスティーナ・リッチの役どころのレズビアンのキャラクター性も、 非常に「うざったい」出来上がりになっていますが、 観客にそう思わせた時点で脚本と女優の勝利なのです。 [地上波(吹替)] 7点(2011-07-15 22:21:44) |
205. ポワゾン
《ネタバレ》 正直、設定から何から何までありえない話。 吹き替えの声優へったくそだなぁ~と思ってたら菊川怜だった。 草刈正雄のバンデラスは違和感なかったのにね。 ラストは正直あざといですね。とても評価できません。 あれは大どんでん返しではなく、ただの裏切り。 [地上波(吹替)] 4点(2011-07-14 23:52:36) |
206. スウィート・ノベンバー
《ネタバレ》 正直、このなんてことないラブコメに癖のある作品に出演し続けているキアヌが出てることに違和感がありましたが、 話が進むに連れて結局、癖のある作品だったな、みたいな(笑。 内容としては、どうなんでしょうね?どっちに転んでも自分好みではないかな。 序盤のドタバタラブコメで進んでも、本作のように終盤いきなり悲劇盛り込まれても。 ストーリーの仕掛けが、あまりピンと来なかった。 [地上波(吹替)] 4点(2011-06-27 23:16:12) |
207. ブタがいた教室
《ネタバレ》 ちょっとどう評価してよいのか困る作品。 映画として見れば、なんかドキュメンタリーっぽく粗い編集で 「命あるものを頂くという意味」という根底のテーマがわかりやすいから、なんとかついていけているだけで、映画自体の出来は正直悪いと思う。 実話ベースらしいのですが、どこまで脚色したのでしょう? まぁ、色々考えさせられるんですよ。 自分達の飼っていた豚を食うが善か、食わぬが善か。 子供達にその選択を迫るのは正直、酷で、酷だからこそ命の意味について真剣に考えるというテーマがあるわけなんだけど、 ちょっと許せない部分があって、 妻夫木聡演じる先生は、あんな大胆な命題を子供達につきつけて置きながら本人がブレにブレるんですよね。 こんな教育をするな、とは言わない。でも、一歩間違えれば子供達にトラウマを与えかねない、この方法は絶対に大人はブレてはいけないのだ。 どれだけの批判を浴びようが、子供達から何の支持も一切もらえなかろうが、絶対ブレてはいけない。 ところが、この先生はブレにブレて下級生まで巻き込む始末。 正直、立派な教育だとは思えなかったな。脚色の部分だとしてもOK出しては行けない脚本だと思う。 あと、卒業を間近に控えて多数決で丁度半分に割れるなんて、 やはり、この先生の器では抱えきれていない教育方法だったのではないか? そんなことを考えていたから、 最後のトラックを追いかけるスローモーションのシーンは妙にしらけてしまった。 [地上波(邦画)] 4点(2011-06-20 23:33:47)(良:1票) |
208. ゴーストバスターズ2
《ネタバレ》 良い意味でも悪い意味でも1作目と、あまり変わらない感じ。 まぁ、そこはポジティブに受け取りましょう。 前作より唯一、良かったと思う点は、一応ボスキャラ的なゴーストを置いたことで、 ストーリーがわかりやすくなったというか、スッキリした感じになったことでしょうか。 それにしてもシガニー・ウィーバーが強張った表情になると、そのままゴースト倒してしまうのではないか、と別の感情もあったり。 [地上波(吹替)] 6点(2011-06-13 23:17:20) |
209. 蟹工船(2009)
《ネタバレ》 ん~~~。原作がなんかメディアに取り上げられて勢いでリメイクの映画まで作ってしまいましたが、ちょっとなんだろうな。 もっと泥臭くて、重ッ苦しい描写が主となると思いきや、 かなりコント臭いやり取り随所に見られた。 が、正直この空気感というか、原作の持つ閉塞感というか、 全然マッチせず不協和音が最後まで響いた。 終盤ようやくらしい展開にはなるが、時既に遅しじゃないだろうか?いくらなんでも。 [DVD(邦画)] 4点(2011-06-12 23:01:48) |
210. HERO(2002)
《ネタバレ》 中国の伝説、要するに昔話的なものを映像化。ということなのでしょうか。 それにしても壮大なスケールで、弓矢の所とかスクリーンで観たら凄かったんだろうな、と思った。 女優陣二人も良かったしトニー・レオンも良かった。 ストーリーに関しては2転3転はするんだけど、大きな伏線や仕掛けがあるわけではないので、映像のスケールの大きさに正直負けてる気が個人的にはしました。 中国史に詳しいと、もっと面白く観られるのでしょうか? その辺詳しい人解説プリーズ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-12 14:54:21) |
211. ゴーストバスターズ(1984)
84年製作という点で多少、目を瞑らなければならないのですが、 まぁ、深夜でやっていたので再見しました。 子供の頃に何度か観た作品ではありますが、 あえて、今見直す価値があるかというとそこまでワクワクはしなかった。 リメイクしたら意外と当たりそうなテーマかもしれない。 CGとか、そういう面でい言うと。 でもマシュマロマンは、あのチャッチさが売りと言えば売りなんだよな。 [地上波(吹替)] 6点(2011-06-05 20:12:40) |
212. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 面白い映画、好きな映画は何度でも観る。 映画なんて一回観れば充分さ。 いろいろなタイプの人が映画に対してスタンスというものがあると思いますが、 この作品に関しては、明らかに後者向きなのであって。 大オチを知ってしまうと、初見で観た衝撃は、もう超えられない。 まぁ、そんな作品があっても良いと思います。 見事な伏線。見事な回収。 ただ、僕は名作というのは何度でも観たくなる。 なんて思っている前者なのです。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-03 22:34:39) |
213. 恋愛小説家
《ネタバレ》 恋愛小説家なんて甘ったるそうな邦題がついていたせいで、 観る気すら無くしてたのですが、 機会があり鑑賞。 いやはや、この何のセンスのかけらのない邦題を付けた人の罪はでかい。 単に恋愛模様を描く映画というよりは、完全にヒューマンを描いた映画。 恋愛なんて、付録のようなものか。 ジャック・ニコルソンは言うまでも無く、ヘレン・ハントも当たり役過ぎたということなのでしょうか? [DVD(吹替)] 8点(2011-06-03 22:23:13) |
214. いつか眠りにつく前に
《ネタバレ》 死を前に朦朧とする老婆と、その娘達。 それに絡ましての回想の物語。 という感じの映画ですが、2つの物語は接点があるようでない。 娘が妊娠してて、恋人に不安で打ち明けられない。 っていう、話が、なんだかよくわからんうちに決心していたり。 部分部分を切り取れば、なかなか文学的な要素もあるのですが、 2つのストーリーを描くのならば、2つを絡ます仕掛け的なものがあればなぁ、というのが率直な感想。 メリル・ストリープの娘をお披露目しただけってだけの印象。 それにしても特殊メイクか、っていうくらい似てる親子だなぁ。 [地上波(吹替)] 5点(2011-05-31 22:25:42) |
215. 地球が静止する日
ん~~~・・・。 正直、つまらんですね。ハイ。 前半は、面白くなりそうな感じでしたが、どんどん失速していきました。 子供もただウザイだけで、物語において重要な役どころでしたが、 まぁ、ただウザイだけでした。 映像だけは皮肉なほどやたら美しかったので、ちょい甘めで4点。といったところでしょう。 [地上波(吹替)] 4点(2011-05-29 22:05:50) |
216. フロム・ヘル
《ネタバレ》 脚本自体は良く出来てるというか。 切り裂きジャックの黒幕はフリーメイソンだとか、なかなか興味深い話ではあるんですが、全体的に物足りない感じ。 あんまり主人公の予知夢の設定も役に立ってないし。 娼婦が次々と殺されていくのであらば、出てくる女優全部ひん剥くくらいの気概が欲しいところ。というのは言い過ぎですが、無意味なヌードシーンは反対派の自分ですが、 この映画にはもっとヌードシーンが必要と思いました。 ヒロインであろうが、多少、歳イっている娼婦の面々であろうが、 虐殺だけを描くより、そっち方面も描かないとなんかパッとしない感が、ず~っと観ててありました。 一言で要約するなら『あ~あ・・・。女の裸が観たい。』 [地上波(吹替)] 6点(2011-05-24 23:28:56) |
217. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
正直、「スリル満載のアドベンチャー!!」を雰囲気だけで作った印象。 これといってドキドキもワクワクもしないし、なんでこんなに受けたのか理解できない。 この手の雰囲気だけの映画が、爆発的なヒットをしてしまうせいで、 「こんな映画、特に面白いとも思わないな。俺って特別な感性の持ち主なのかも」 と勘違いする凡人が増えるんだろうな。 ええ。もちろん自分の話ですよw [地上波(吹替)] 6点(2011-05-24 00:51:50) |
218. 恋の門
《ネタバレ》 なんかゴチャゴチャした話というか展開だなぁ、と思っていたら漫画原作なんですね。 恋の門というタイトルから、なんか普通のラブストーリーかと思っていたら、 どんどんぶっ飛んだ展開というか、恋の話がしたいのか、腐女子の話がしたいのかなんて思っていたら漫画の話に流れていった。なるべくしてなったというより、行き当たりばったりな感じで。 小島聖はこれくらいぶっ飛んだキャラというか世界の方がしっくりくるんだなぁ。 普通の世界を描いた作品ではいつも浮いていたけどね。 [地上波(邦画)] 5点(2011-05-16 11:00:29) |
219. 幸せのちから
実話モノらしいので、あまりとやかく言うのは野暮なんでしょうけど、 それにしても地味な話だった。 実話系を映画にしたとはいえ、教訓も共感もなかったし。 なんか「不幸のどん底まで落ちても未来を信じていこう感」が、ちょっと押し付けがましいです。 [地上波(邦画)] 4点(2011-05-16 07:36:23) |
220. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 後付3部作も、今作で終わり。 結局オリジナルエピソードⅣ~Ⅵの方がパワーがあるというか、 完成したストーリーだったのに、なんかエピソードⅠ~Ⅲって、 構想として最初からあったと言う割りに、補足感も後付感も拭いきれなかった印象。 ダースベーダーも、なんかよくわからんうちにダークサイドへ堕ちて行っちゃうし。 3作費やしたんだから、ここが一番丁寧に描かなきゃいかんのじゃないかなぁ? とはいえ、映像の凄さたるや他の追随を許さない。 なんだかんだいってSFXのパイオニア。つまらんわけがない。 [地上波(吹替)] 7点(2011-05-08 23:17:18) |