2261. 暴走特急
全体的に安っぽい雰囲気なんだが、まあそれなりに楽しめる。 6点(2004-02-16 01:23:04) |
2262. 戦場にかける橋
20年前の中学生の頃に観てラストが印象的なのを覚えていましたが、BSで再見しました。斉藤とニコルソンの信頼関係の構築物語と記憶していたのですが、思ったよりもそれらの描写はあまりなく、日欧のマネジメントスタイルの違いを見せつけられた気がします。根性主義で単なる人員投入しか考えない日本軍に対し、指示命令系統の明確化・部下のモチベーション管理等の組織化を行い、目的に対して、納期・品質・レイバーコストを徹底管理し、プロジェクトを実現する英国スタイルに対し、最終的に斉藤は何も言えなくなってしまう。斉藤の死に際も無残であっけなく、見せ場も何もあったもんじゃない。これは結局は日本をバカにした作品ですね。これに比べれば、「ラストサムライ」は進歩したなあと思います。 6点(2004-02-15 23:46:57) |
2263. 陽のあたる坂道(1958)
屈折した心を持つ各々の登場人物が次第に素直になっていく心理や過程を上手く描いている原作・脚本もすばらしいし、なんといっても裕次郎の存在感が爽やかさをもたらす。 8点(2004-02-15 15:38:53) |
2264. 道(1954)
さんざん自分勝手な事しててきたザンパノが、最後で急に泣き崩れ、後悔するのがなんか唐突でついていけませんでした。 ちょっと昔を思い出し、ホロリと涙を流す程度でよいのでは?と思いますが。 4点(2004-02-15 14:30:35)(良:1票) |
2265. テルマ&ルイーズ
退屈な主婦2人組が男遊びをしながら、犯罪を繰り返していく中で開放されていくという映画なのだが、理解を示す刑事もわけわからんし、「オイオイいいのかよ?」という突っ込みが多少あり、ロードムービーなのでなんとなく最後まで見てしまうという程度。 女2人の犯罪モノとしては「バウンド」の方が潔くて面白いかな? 4点(2004-02-14 14:26:47) |
2266. てなもんや商社/萬福貿易商社
「あなたの夢はなんですか?」ってイキナリ聞かれてもねえ。ほのぼのとちょっと前向きになれる映画。 5点(2004-02-14 06:10:49) |
2267. 失楽園
こういう作品が話題になったって事は、まだまだ世間体(会社や家庭)に縛られて不自由極まりない生活を送っている人が大勢いるって事だろうか??癌で死ぬ人が言ってるように、人間皆老いぼれてくたばる、人生一度きりだからやりたいようにやらなきゃだめだって事でしょう。もうちょっと2人の心理描写があると社会テーマ性がでて、よい作品になったと思うんだが・・・。 4点(2004-02-14 05:12:28) |
2268. カーリー・スー
展開はかなりベタですが、安心して観られるハートフルコメディーです。 7点(2004-02-14 03:22:43) |
2269. ブリキの太鼓
ファンタジーかと思って観たのですが、全然違ってた。途中、戦争を子供の肉体を借りて茶化すコメディーなのかなあと思ってたけどそうでもないし。なんだか訳わかりませんでした。 3点(2004-02-14 02:58:47) |
2270. トッツィー
これ「ふぞろいの林檎たち」の中で手塚里美が「トッツィーも見たいし」って言うセリフがあって妙に印象に残っている。自分が変われば廻りも変わる。変わる事でチャンスをつかめる。だけど、自分を偽ってまでの無茶な変化は自分へのストレスも大きい。無茶な手段で目的を達成しても長続きしないもんなんだなと思いました。 7点(2004-02-13 05:14:48) |
2271. 太陽に灼かれて
ストーリーが平坦で、インパクトに欠ける。最後都合よく気球があがるところはギャクかと思った。 3点(2004-02-13 02:47:44) |
2272. 赤い橋の下のぬるい水
会社が倒産し再就職も決まらず、妻子に離婚される中年男を役所が好演。 世間の常識どおりに生きてきたが、保障されてると信じていたものすべてが 自分の勝手な思い込みだった事に気がつく。 浮浪者に「宝探し」を頼まれ、田舎の漁村に向かう。 そこで不思議な女(宝)と出会い、漁師として生活していく事で 自分自身を取り戻す。 役所と北村の会話で心に残るものが多い。特に 「脳みそが沸騰するまで考えろ。 自分の幸福の事を自分の頭で考える事を自由って言うんだ。 でも最後が神様が決めるんだ。」が印象に残る。 本作は「宝は人それぞれでいろんな所にある。常識にとらわれず自由に生きよ」 というメッセージだと思いました。 8点(2004-02-12 15:26:34) |
2273. うつつ UTUTU
佐藤浩市が次第に疑心暗鬼になって追い詰められていく過程が面白い。大塚の妻役もよい。夫婦なんてちょっとした誤解や勘違いで簡単に崩壊していくもんだなあと思った。宮沢はミスキャストだな。 6点(2004-02-12 13:33:36) |
2274. フリージャック
1991年から2009年にタイムスリップ。この微妙な期間がなんとも言えない。18年後ってどうなんだろう?って思ってしまった。2009年に貿易センタービルが健在なのが感慨深い。ストーリーもなかなかで結構楽しめました。 6点(2004-02-12 06:05:04) |
2275. オータム・イン・ニューヨーク
命の大切さに目覚めて孫を可愛がるのはいいんだけどまだ48だろー? 2点(2004-02-12 04:55:23) |
2276. 夢を生きた男/ザ・ベーブ
ベーブ・ルース。その名を知らぬ者はいないだろう。だが、どういう人物なのか知らない人も多いのでは?この作品で、まさに古き良きアメリカのヒーローを堪能できる。昔こういう人がいたから今の大リーグがあるという事を皆に知って欲しい。今のスポーツ選手は能力だけでなく、人間性を問われる事も多いので、もうこういうスター選手は出てこないだろなあというのが残念です。 8点(2004-02-12 03:33:44) |
2277. 靴をなくした天使
一応マスコミ批判の体裁をとっているのだが、設定がありきたりでなく楽しめる。このような誤解系ムービーはオチへの期待が高まって、見ていてグイグイ引き込まれていく。最後息子に語りかける「世の中ウソだらけだ。だから好きなウソを信じて生きていけ」はひとつの処世術なのでは?笑いもあるしラストのオチも好き。 9点(2004-02-12 02:07:43) |
2278. Z
「ダラスの熱い日」と続けてみた。どちらも実話をベースに脚色を加えた暗殺モノ政治サスペンスだが、ダラスの方がやや上かな。ストーリーはまあまあ楽しめるのはずなのに、モンタン以外の役者陣の存在感が皆薄いので、彼が死んでからは作品の軸が定まらず、ちょっと退屈する。 5点(2004-02-12 01:48:44) |
2279. マン・オン・ザ・ムーン
アンディ・カウフマンを知らないという事もありますが、主人公の生き方に共感できず楽しめませんでした。ジムキャリーの演技は凄いと思いますが。 4点(2004-02-11 17:09:42) |
2280. この森で、天使はバスを降りた
刑務所あがりという設定でレ・ミゼラブル系の映画なのかな?と思ったらいきなりパーシーがカミングアウトしたので、オヤっと思った。(最後まで疑われるところは多少似てなくもないですが)これは「母性愛」がテーマかなあと思いました。ここにはいろんな母子が登場する。過去に流産で我が子を殺し、子供が生めない事を悔やむパーシー。(彼女は州の歴史である先住民の赤ん坊が溺死する話に母親が出てこないのが納得がいかない。)可愛い赤ん坊を育てるシェルビー。ヒーローである息子を戦場に送ったが(ベトナムで病んだと思われる)戻ってきた息子を陰ながら面倒を見るハナ。(パーシーはハナに向かって「生きてるだけマシよ」!と言い放つ)パーシーが命を賭けてハナの息子を救おうとしたのは、ハナの母性に共感したからではないだろうか?そして最後に息子のために応募してきて町にやってくるクレア。各々のいろんな形をした我が子への愛情が盛り込まれていると思いました。女性向けの映画ですね。 7点(2004-02-11 05:04:14)(良:3票) |