221. フレンチ・キス
私にとってはケビン・クラインは怪優の印象が強いので、本作ではちょっと「こつぶ」だった感じでちょっと不満。ま、映画のテイストに合わせたんでしょうけど。あんがい器用な人なんですね。・・ところで本作の監督ってローレンス・カスダンだったんですね。あの人の作る作品て、一貫性がないというか、何かしまりのない作品が多いですね。もう一つ、何を言いたいんだかわからない。これも何だかそんな感じはあります。ま、楽しいからいいんですけどね。 7点(2003-09-30 02:06:09) |
222. ボディガード(1992)
このころの2人はセクスィ~ということでは、2人ともダントツだったわけよ。このころはね。でもって「ボディーガード」だもん、ヒットしないわけがなかったっしょ。今見るとベタベタでわらっちゃうけどね。 6点(2003-09-30 01:48:32) |
223. トータル・リコール(1990)
いやはや、この内容のものを子どもに見せちゃあかんでしょ、と今なら思うが、これも小さかった息子(当時小3くらい)に見せちまった。反省。ストーリーは面白かったし、安っぽいのも嫌いじゃないけど、ギトギト感があそこまでだと、もう胸やけしちゃう。最後のほうは「もうかんべん」と思った。 6点(2003-09-30 01:32:42) |
224. ミザリー
今思うと、当時小6か中1だった息子に一緒に見せたのは、かわいそうだった・・^^;。今21になった彼は、「ミザリーは二度と見たくない」と言っています。ごめんよ~、かあちゃんも、ここまでこわい映画とは思わなかったんで。 7点(2003-09-30 01:15:42)(笑:2票) |
225. マスク(1994)
ジム・キャリーってやつぱり苦手。でも、やっぱり爆発的にヒットする映画には、それだけの理由(魅力)もあるなー、と思いました。CGは賛否両論なのかもしれませんが、あのCGによってかえって、ジム・キャリー自身がもっている「うっとおしさ」は薄まっていたのかも^^;? 6点(2003-09-30 01:01:52) |
226. Kids Return キッズ・リターン
「既視感」があって、つまらなかった。この種のストーリーは定番ですよ。 [映画館(字幕)] 5点(2003-09-30 00:57:22) |
227. 羊たちの沈黙
こわかったすよねー。でも単なる「恐怖モノ」じゃない。「心理」の描き方が秀逸なんですよね。だからこそ余計こわくなる。人の心理というものが面白くなる。こわさと面白さの相乗効果で、さらにこわくなる。 どこまでが演出の成果なのかは定かではないが、結果としてキャスティングこそ成功のカギだったことは疑う余地がない。名優2人が編み出す緊迫感に、ゾクゾクした。 8点(2003-09-30 00:08:19) |
228. ふたり(1991)
大林監督はインタビューなどで語りを聞くと、チョ~感動してしまうのですが、実際の作品を観ると、「あれ~(ーー;)っ?」となってしまう人。お人柄は大好きなんですが。 [映画館(字幕)] 5点(2003-09-28 21:51:34) |
229. ミッション:インポッシブル
うーん・・・。テレビ版をワクワクして見てた私は、その「ワクワク」を抱きつつ映画館にかけつけたんですけどねえ・・。いくら映画としてはそこそこ面白くても、「ちがうじゃん」と。そもそも、テレビ版には、トムに匹敵するようなメンバーって、いなかったしょ。これは「ミッションインポッシブル」じゃない、別モノですよね・・。あのなつかしき、そして誰をも魅了しないではいられないテーマソングに7点を。 7点(2003-09-26 22:13:01) |
230. ロミオ&ジュリエット
大胆な脚色だから、点差が開くのはまあ当然でしょうね。私はなかなかいいできだと思いますけど。どうしてかというと、原作のロミオ、ジュリエットの本来のキャラクターに2人がピッタリだから。このエピソードは忘れられがちですが、ロミオって元々別の子に入れ込んでいたのに、ジュリエットに会ったらコロッといっちゃったのよね。そういう、純情だけどかなりいきあたりばったりな男の子だし、でも女の子にうつつを抜かし続けてきたロミオに一目ぼれされちゃうくらいだから、ジュリエットはかなり早熟な性的魅力を持った女の子なわけですよ。ほらね、2人の個性そのままだと思う。それと、カップルのキャスティングって、理屈を超えた「バランス」がとても大事だと思うのね。微妙な個性の差によって、いいコンビにもいまいちにもなると思う。この2人の場合、「バランス」としかいいようのないものが、実に絶妙。ほんとにいい組み合わせだと思います。クレアってほんとにうまくてセクシーででも愛らしい、なかなか稀有な女優。「タイタニック」のヒロイン候補でもあったそうですね。彼女が演じていたら、レオとのラブシーンにもっとリアリティーが生まれ、もっとレオもひきたつステキな映画になっていたことでしょう。ほんとに惜しいことだったと思います。(ん? 「笑」票をもらったのは嬉しいが、大まじめに書いたんだけどなあ・・仮にもらえるとしたら「良」のほうだとばかり思っていた、私。ハハ、ズーズーしくて、シツレイしました) 7点(2003-09-26 15:22:21)(笑:1票) (良:2票) |
231. 青春デンデケデケデケ
うーん、いまいち。キャストはよかったと思うけど。50年代生れに言わせていただくと、微妙に60年代らしくないんですよ。髪型とか。風景もやけに今っぽかったし。演奏もねえ、シロウトなりのかわいい演奏、というんでもないと感じてしまいました。中途半端。高校生たちのバンドものの邦画といったら、「ロックよ、静かに流れよ」という名作があります。あれと比べちゃうとねー。あっちのほうが、くっさいんだけど、何か熱いのよ。こっちは熱が感じられない。 [ビデオ(邦画)] 6点(2003-09-25 19:32:25) |
232. クライング・ゲーム
ありきたりじゃない、独特な世界と、ドラマチックな展開がよかった。とてもノスタルジックな雰囲気と、きわめてこんにち的な主題のハーモニーが、実にスリリングな味を醸し出していたと思う。フォレスト・ウィテカーを初めて知った作品でもある。いい役者ですね。 7点(2003-09-24 20:29:10) |
233. マイ・ライフ(1993)
いわゆるお涙ちょうだいものを超えたすぱらしい点があるとは思えませんでした。主役の2人は好きです。 [映画館(字幕)] 5点(2003-09-24 20:21:13) |
234. ファイト・クラブ
【ぽちょむきん】さん、「精神的にR指定だよね」という表現、うまいッ! まさにそういう感じです。 ただひたすら、すごい、すごすぎる、と思いましたが、若い人が無防備にこれを見ることには弊害もあるのではないか、と、私はそれがコワカッタです。 そういう心がまえで観たほうがいいのでは、と思うけど、余計なおせっかいかな。 多くの人がそれを強調していますが、確かに単なる暴力映画というわけではないので、暴力もの苦手、という人こそ観てみたらよいのではないかと思います。 7点(2003-09-22 13:21:16) |
235. 十二夜(1996)
ヘレナ・ボナム・カーターって魅力的な役者ですね。本作のような古典ものも、彼女が出るだけでスパイシーな現代的味つけに変わるなあ、と感嘆。ほかの役者の個性、アンサンブルもよいし、また時代を微妙に変えたことによって、とてもチャーミングな「十二夜」に仕上がっています。双子の兄妹が、期待したほど似てなかったのはざんねんでしたが、でもそれぞれ魅力的な俳優さんだったので、十分楽しかったです。景色なども、いわゆるシェークスピアものを楽しむには欠かせない「様式」を感じさせるものでありながら、全体的にはちゃんと現代的テイストも感じさせるもので、その「バランス」がとてもよかったです。 7点(2003-09-22 13:07:58) |
236. ミュージック・フロム・アナザー・ルーム
なんか、ぬるーい感じで、映像的な魅力もないし、役者たちの演技もぜんぜんキレが感じられなかった。エピソードはどれも私好みのにおいがするのになあ・・ざんねん。 4点(2003-09-16 10:14:10) |
237. レ・ミゼラブル(1998)
まあまあでした。キャスティングの勝利ですかね。現代的解釈過ぎてちょっとおおあじ?という気もしないでもなかったけれど。それと、私も最後のニーソンの表情には「あれ?」と思った。あれはダメです。大事なシーンなのに、ぶちこわし。彼くらいの演技力のある人には、もっと深みのある表情を期待したかった。というわけで、6,5点。繰り上げて7点にしようかどうか迷ったけれど、6点、ということに。 6点(2003-09-15 23:14:12) |
238. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる
この映画もまた、あらすじやレビューを読んだだけじゃよくわかんない映画の1つですね。ただのおふざけじゃないし、背景には「キューバ危機」があるんだけど、でもやっぱりオバカ映画には違いない。やっぱりこれは見なくちゃわかんないっす。ある意味、「ニューシネマパラダイス」を越えてるかもしれないって言ったら、あの映画のファンは怒るかしら??? 7点(2003-09-13 17:55:06) |
239. 月はどっちに出ている
映画全体はすごくいい。 あれで、SEXシーンが暴力的でなかったら、9点。 日本映画のたいていの映画監督の描くSEXシーンて、乱暴すぎが多くて、マジ困る。 あれで女が感じるわけないっつーの! [ビデオ(邦画)] 5点(2003-09-13 17:31:19) |
240. 夢を生きた男/ザ・ベーブ
あれー? 平均点、低すぎないですか? 細部はあんまり覚えてないんですけど、単なる伝記ものにはなってなくて、いい映画だなーと思った記憶がありますよ。ベーブ役は「マチネー」や「パンチライン」に出ていたジョン・グッドマンだったんですね。〈追記:ベーブ・ルースはアメリカンドリームの象徴として、私のような野球オンチにさえ「偉人」として記憶に残っています。そういう思いの強かった中高年層には本作での人物像は納得いかなかったのかもしれないし、少し下の世代にはメジャーリーグも身近じゃないしベーブ・ルースに関する知識もないしで、面白くなかったのかもしれませんね。これだけメジャーリーグに日本人が進出して身近になった今、見てみたらどんな感想になるんでしょうねえ・・案外面白い、ということにもなるんじゃないかしら、とも思うけど、すでに13年も前の映画になってしまったですからねえ、感覚的にいかんせん古くなってしまったかしら? また見てみたいものです。〉 7点(2003-09-13 17:21:49) |