221. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
そうそう、僕らが小中学生の頃に見たスーパーヒーローのジャッキーはまさにこんな感じでした。プロジェクトA、スパルタンX、ポリスストーリーなど、何度TVで見てもワクワクドキドキ感を味わったものでした。およそ20年ぶりにその感覚が蘇りました。やはりジャッキーは偉大だなぁ。ここまで映画制作に命を賭け体を張る人って、後にも先にもジャッキー以上の人は存在しないでしょう。そんな誰もが当たり前のように知っていることを、今更ながらあらためて感じさせられる、往年の名作にも肩を並べるほどの傑作だったと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2005-08-31 01:50:34) |
222. アイドル・ハンズ
過去の名作ホラー映画から色々細かいところをパクッている感じがします。そもそも右手が悪霊に取り付かれて意思に反して動くという設定やそれと格闘する主人公の一幕は、死霊のはらわた2からのパクリのような…。でも総じて言えば面白かったです。スプラッタ系ではあるもののコメディに徹しているので、親も友人もたくさん死ぬ割には全然湿っぽさがない。あと、ヒロインの女の子が可愛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-28 23:53:25) |
223. いぬのえいが
オムニバス形式になっていて、正直、途中の閑話休題的コメディはどうでもいいんだけど、さすがにポチとマリモの話には泣けてしまいました。共通するテーマは、犬が人間よりも先に歳をとって逝ってしまうこと。それをストレートに描写した2つのエピソードは、そりゃずるいと言えばずるいんだけど、こうも健気な犬の表情をたくさん見せられると誰だって涙腺緩むって…。 [DVD(字幕)] 8点(2005-08-28 19:25:08) |
224. 許されざる者(1992)
現代社会の我々のモラル観で以ってこの映画の登場人物の行動や深層心理をあれこれ論じるのはナンセンスかもしれません。人間が人間を殺すことは道徳上最も非道であるという観念以上に、男としての義理を全うすることの方が重要な時代だったということなのでしょう。なので、単にこの映画は「イーストウッド、カッコいいぜ」という感想を抱ければ十分なんだと思います。…にしても、腕力は衰え、銃の腕はめっきり落ち、馬にもろくに乗れなくなった農家のジジイが、肝心の復讐シーンではよくやったもんだ。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-28 13:52:32) |
225. スターシップ・トゥルーパーズ2
そんなに酷評するほどでもないけど、前作のような垢抜けた面白さが無いのは事実。相変わらず何発も撃ち込まないと倒せないような弱いマシンガンで健気に頑張ってるんだね…ってところだけが前作を踏襲しているけど、後半のホラー・サスペンス風の展開は、もはやスターシップ・トゥルーパーズとは別物。嫌いじゃないんだけど、暗い。おまけに画面も暗い。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-27 22:43:57)(良:1票) |
226. 遊星からの物体X
下手に見つけ出そうとするから犠牲者が出るんです。血を熱であぶったりなんかするから、ヤツに外殻を打ち破られ死人が出るんです。そんなことしなきゃ、みんな長生きできるんです。寄生じゃないんです、同化なんです。みんなで仲良く同化されちゃえばいいじゃないかぁ。なんてのは冗談で、ほんとに何度観てもまた観たくなる映画。顔から足がぁ!背中からスパゲティがぁ! [DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 02:43:17)(笑:2票) |
227. テキサス・チェーンソー
(司会者)『さて第1問。レザーフェイスに追い詰められたあなたと友人。友人の必死のタックルによってレザーフェイスがチェーンソーを床に落としました。さて、あなたならどうする?①チェーンソーを拾って攻撃する。②チェーンソーには目もくれずに素手で攻撃する。』(エリン)『②ですか?』(司会者)『では第2問。外から鍵のかかる冷凍庫の中にレザーフェイスが取り残されています。さて、あなたならどうする?①鍵をかけてレザーフェイスを閉じ込める。②扉は開けっ放しにしてとにかく逃げる。』(エリン)『②かな?』(司会者)『では最後の問題。保安官の車を入手しました。この地獄から逃げ出すラストチャンスになるかもしれません。さて、あなたならどうする?①とにかく逃げることを優先する。②腹いせに悪徳保安官を轢いてみる。』(エリン)『やっぱ②でしょ?』・・・あのぉエリンさん、少しは頭を使いなさい! [DVD(字幕)] 7点(2005-08-24 01:56:26)(笑:2票) |
228. キャプテン・スーパーマーケット
ゾンビ映画界のロード・オブ・ザ・リング。前2作とは全くの別物なんだけど、これはこれで本当によく出来ている。ギャグは冴え渡りアクションシーンも爽快だ。それにしてもアッシュの職業がスーパーマーケットの店員だったというのは知らなかったなぁ…。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-21 19:00:16) |
229. 悪魔の毒々モンスター東京へ行く
スプラッターシーンがやや減ってお馬鹿コメディ度がアップした作りになっています。タイトルが示す通り中盤からは舞台を東京に移してストーリーが進むのですが、なんか日本(東京)の風物詩を外国人特有の勘違い(なのか狙ってハズしているのか)的な固定観念でもって次々紹介しているのがこれまたおかしい。一番おかしいのは、悪党を銭湯の熱湯で煮るシーン。野菜を丸ごとぶちこんでビーフシチューでも作るのかと思ってたら、「しゃぶしゃぶの出来上がり~」って、アンタ、しゃぶしゃぶに人参や玉ねぎは入れないだろ!(あ、入れてる家庭の方すみません) [DVD(字幕)] 4点(2005-08-21 02:47:18) |
230. 悪魔の毒々モンスター
有り得ないほどのお馬鹿映画。でもちゃんと楽しめます。グロシーンが多いのもよいし、殺し方もヴァリエーションに飛んでいて飽きない。こういうお馬鹿映画って80年代には腐るほど横行してたんだけど、最近ではめっきり見かけなくなってしまいましたね。この邦題のネーミングセンスもすごい。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-21 02:21:04) |
231. ジーパーズ 恐怖の都市伝説
ちょっと青春ロードムービーっぽくて笑える。何と言ってもあのダチが、憎めない愛すべきキャラで楽しませてくれる。敵さん結構弱いし(エンピツにやられるなよ…)、ホラーとしてはイマイチですけど。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-20 22:02:08) |
232. 悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス
TSUTAYAのトホホ映画コーナーに並んでいました。その中でも一際「トホホ」そうなものを選んで借りてみました。まさに「トホホ」そのものでした。僕の鑑賞履歴に加えたくないほどの代物でしたが、観ちゃった以上は記録しておかなければなりません。トホホ… [DVD(字幕)] 0点(2005-08-17 01:37:32)(笑:1票) |
233. ニュースの天才
題材としては面白かったですよ。ただもっと、捏造の事実が少しずつ明るみになり主人公が嘘を隠すために更に嘘を塗り固めるなどして追い込まれていく様を描くといったような、サスペンス風味に仕上げてくれた方が個人的には楽しめたかもしれない。実際に起こった事件に基づいている以上(本人も実在してますし)事実の脚色は出来なかったのかもしれませんけど、途中から明らかに狼狽し最後は泣き脅しするだけの主人公は、惨めったらしいだけで、映画の主人公としての魅力には乏しかったなと思います。(決してヘイデン君の演技が悪いわけではなく) [DVD(字幕)] 6点(2005-08-16 01:01:21) |
234. スーパーサイズ・ミー
1日3食マックだけで1ヶ月。そりゃ体壊すって(笑)。アメリカ人の肥満の原因の1つが栄養過多(それもマックをはじめとするファストフードを過剰に食することに起因する)であり、またマック食を続けると肥満になったり様々な体調不良を来たすのは事実だろう。だけど、それってマックの企業責任だけじゃないよね?と思ってしまう。いくらアメリカではファストフード店がひしめき合うように営業していようと、またスーパーサイズなる誰が考えても人間にとっての適量とは思えないような巨大サイズの商品がはびこっていようと、それを選択する・しない権利は国民の側にあるではないか。国から強制的に配給されている食材であるなら話は別だけど、こんなのはマックに限った話ではない。家のすぐそばに激ウマのラーメン屋が出来たからって毎食ラーメンばかり食せば体調に変調を来たすだろうし(ある意味マック以上にやばいと思う)、天然素材しか使わない健康志向のおにぎり屋さんでさえ、食生活の全てをこのおにぎりだけに依存すれば肥満にはならないかもしれないが何かしら栄養失調にはなるんじゃないだろうか。要は、それをするかしないかは我々消費者側に主導権があるということだ。にもかかわらず、米国人の大半が食生活のかなりの割合をファストフードに依存しているのは、それを選択している米国人自身に問題があるのだと思う。この映画でも、ちゃんとその点に対して警鐘を発していたという点ではポイントをわきまえていたと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-14 19:42:25)(良:1票) |
235. ラストエンペラー
1人の生涯を語るのに160分は短いかもしれないけど、観ている我々にはちょっと長い。中国の王朝を描いた映画らしく「出演者の数」「建築物の壮大さ」という意味でのスケール感は圧倒的で、ビジュアル的な面で芸術的価値の高い作品だとは思います。でも結局、幼少時から晩年までの断片的なエピソードの連続なので、全編を通しての盛り上がりに欠けると言うか溥儀という人物への感情移入も特に湧かないですね。一国の皇帝であり全ての国民から畏怖の念を抱かれた存在だった人物が、最期は何処にでもいる一庶民で終わったという事実に一抹の寂しさは感じますが。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-14 11:44:33) |
236. ゾンヴァイア/死霊大血戦
かなりのイカレ映画。序盤は犯罪サスペンス風の作りで途中からホラーにガラっと変わる展開は、フロム・ダスク・ティル・ドーンにインスパイアされたんでしょう。そういう目で観ると主人公も何処と無くジョージ・クルーニー風だ…。ストーリーもへったくれもない脚本なんですが、グロいシーンは結構多い。しかも、シニカルな笑いを含んだ見せ方をしている分、悪質さが増している。まあ、暇つぶし程度には楽しめました。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-13 22:17:08) |
237. ペット・セメタリー2
この映画、昔TVか何かで観たのをすっかり忘れていました。生き返った後のガスとの食卓シーンでマッシュポテトを口いっぱいに入れて笑うシーンで思い出しました。まあでも、その後の展開はさっぱり覚えていなくて、その程度の映画なんでしょう。普通には面白かったですけどね。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-13 22:05:13) |
238. ショーン・オブ・ザ・デッド
全然期待しないで観たら意外にも佳作でした。真っ当な状況判断が出来ない馬鹿連中が織り成すコメディ(主に乾いた笑い)が主体でありながら、ゾンビ映画の基本はしっかり押さえています。この主人公たちが「ナイト~」以後のゾンビ映画の中で最弱の部類に属するなら、ゾンビたちも同じく最弱の部類で、なので「温~い」印象はあるもののバランスは取れていました。たまにはこういうホラーも息抜きにはもってこいです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-09 02:55:26) |
239. 死霊の盆踊り
ここのサイトでワーストNo.1に燦然と輝く(しかも断トツで)作品とは一体どんな代物だろうかとずっと気になっていました。そして昨日池袋HMVで偶然にもDVDを見つけました。4935円とは随分値が張るなぁと思い悩んだ挙句、興味深々なジャケワークに惹かれ結局買ってしまいました。そして自分の目でこの作品を確かめるまでは、このサイトで0点や1点を付けている人たちはギャグでやってるんだろうと思っていましたが、完全に自分が間違っていたことに気づきました。この波長の狂った曲と踊りがラストまで延々と続くと悟ったとき、最後まで観終える自信が無くなりました。そしてどうすれば最後まで耐えられるかを考えた挙句、唯一思いついたのは自分も一緒に踊るというアイデアでした。踊りました。それはもう必死で踊りました。ようやくエンディングに辿り着いたとき、肉体的にも精神的にもへとへとに疲れ果てた自分がいました。そしてかつて味わったことがないほどの自己嫌悪に陥りました。ギャグではありません。正々堂々、誠心誠意、0点を献上させて頂きます。そして、金輪際、自分のような犠牲者が二度と現れないよう切に願います。 [DVD(字幕)] 0点(2005-08-09 00:11:49)(笑:15票) (良:2票) |
240. チルドレン・オブ・ザ・デッド
まあゾンビ映画としてはマジメに撮ってる方だと思いますが、怖くない、グロくない、盛り上がらない、の3拍子を兼ね備えてます。唯一冒頭でサヴィーニがゾンビと奮闘するシーンだけはなかなかクールですが、以後の展開は本当に地味。 [DVD(字幕)] 4点(2005-08-07 16:02:56) |