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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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221.  ジャングル・フィーバー
ヘヴィなテーマをトボけた調子で描いたあたりがいかにもスパイク・リー、という感じで私は好き。黒人同士でも「あんたは色が濃い」「薄い」とか、意外に部外者からはわからない軋轢みたいなものがあったり。タブーとされて封印されているレイシズムを敢えて真正面から捉えるというのは黒人監督にしか許されないみたいな部分が現実にある以上、こういう映画が出て来るというのは日本人からはちょっと想像しづらい衝撃だったと思う。スポーツや音楽で成功した黒人が絶対に語ろうとしないことを、スパイク・リーはきちんと語ろうとしている。成功した黒人としてウェズリー・スナイプスが封印しようとしている「過去」として登場するサミュエル・L・ジャクソン&ホール・ベリーが象徴するものは、黒人社会が抱える圧倒的な現実。アナベラ・シオラの女友達を通して監督が言わせる「黒人だけはやめたほうがいいわ」、表向きは撤廃された人種差別が現実には表面に出て来ない意識として定着している現実、そういうものを敢えてヒステリックな告発の形を取らずにコミカルにクールな視点で描いたこの映画が、アメリカ社会に向けて訴えていることの重みは大きい。ヒステリックに声高に訴えようとすればいくらでもできることを、シニカルにこういった作品で世に出して来るスパイク・リーにはかつてのウディ・アレンを思わせるものがある。アメリカ社会において今なお共存の道を模索し続ける黒人たちの声にならない声が聞こえて来る秀作。
9点(2004-01-03 13:14:11)
222.  パトリオット 《ネタバレ》 
「前説が長ぇなぁ」と思いながら観ていたらうっかり終わってしまって愕然とした。なんか壮大な戦争映画を期待してしまったせいか、ラストの銃撃戦もイマイチな感じ。せめて「ジャンヌ・ダルク」ぐらいのレベルを期待していたんだけど大コケ。たぶんリアリティを追及した結果この当時の戦闘自体はきちんと再現してるんだろうけど、結果的にアメリカが勝つことは誰にでもわかっている勝負なわけで、せめて絵的に盛り上げるぐらいはしてくれてもよかったんじゃないかと思う。鉄砲の音も「ぱん。ぱん。」とか言っててショボいし。だいたいアメリカ人なら喜んで当たり前のテーマなんだから、日本人が観て喜べというのが無理なのかも知れないが、イギリス人が徹頭徹尾冷酷で残虐、いかにヤツらがヒドかったかVSアメリカ人がいかに正しく勇敢で熱意に溢れていたか、という図式に終始していて肩入れできるモノが何もなかった。メル・ギブソンは家族を守るために闘った英雄だと言いたいのはわかるのだが、子供が7人はちょっと多すぎたんじゃないだろうか。物語に直接影響しない、ただ手を振るためだけに出て来る子供なんかは、メル・ギブソンの頑張れ父ちゃんムードを盛り上げる役にしか立っていないし、ムダに生活臭をあおった結果英雄がただのお父ちゃんになってしまった。3人ぐらいいれば充分だったような気がする。結果、息子夫婦だけ死んでしまったのに父ちゃんは後妻をみつけて幸せな家庭を再生するというオチも全然不条理だし納得が行かない。父ちゃん、家族のために命を投げ出せよぉ。と叫んでしまったのは私だけなんでしょうか。最近立て続けに観たアホ映画の中では最も脱力させられた作品でした。私にはやっぱり「アルマゲドン」の方が向いているらしい。
3点(2004-01-03 12:44:20)(良:2票)
223.  ブルース・オールマイティ
ジム・キャリーにこのままヒューマンドラマ専門役者になって欲しくない!と危機感を感じる身としては、彼が今でもこういう役を忘れずにいてくれることを定期的に示してくれるのは実にありがたい。「トゥルーマンショー」をやっても、「マジェスティック」をやっても、どこかでちゃんとスラップスティックを忘れずにいてくれるというのは、たぶん彼のファンに対する誠意の現われなんじゃないかという気がする。彼がハートフルなヒューマンコメディに出て来ても、どこからも「オスカーちょうだい」オーラが漂って来ないのはそのせいだろう。自分を有名にしたもの、ファンが彼に求めているものに忠実でいられるセレブは少ない。そういう意味で、私はジム・キャリーを全面的に支持する。この作品は彼の主演したコメディの中では特に突き抜けて優れているとは言えないが、それなりにジム・キャリーのハチャメチャコメディが健在であることは十二分に示した。だから個人的には合格点をあげたい。主人公はいい人なんかでは全然なく、利己的で、自己中心的で、ジェニファー・アニストン演じる恋人に愛想をつかされても仕方のない男。その彼を、悪気のないフツーのダメ男として等身大に描いたことで、キレ味は若干悪くなった。ドぎつい物は何もないが、正統派のコメディとして充分佳作の域には達していると思う。実はこういう普通のコメディって、ありそうでなかったりするので私は好き。楽しませていただきました。
7点(2004-01-03 12:35:04)
224.  英雄の条件
見どころはトミー・リー・ジョーンズとサミュエル・L・ジャクソンの全然なってない若作り。ウィリアム・フリードキンはディレクターズカンパニーを解散した時点で隠居した方が良かった。これ以上映画を作っていても恥の上塗りでしょう。ヘタにもがき続けなければ伝説の巨匠でいられたのに。
3点(2004-01-02 12:36:52)
225.  ふたりの男とひとりの女 《ネタバレ》 
ちょっとハートフル・コメディみたいな作品が続いて、ジム・キャリーってこのままロビン・ウィリアムスみたいな「幸せ配達人」になっちゃうの?という危機感を感じていた身としては、この映画のジム・キャリーには久々に彼の持ち味が感じられて嬉しかったです。レネーも可愛いし。ファレリー兄弟にしては毒気が抜け切っていてファンには物足りないところかも知れませんが、壁に飛び散るオシッコの微妙な色合いとかやっぱりすごいなぁと感じました。個人的にはこれまで観たファレリー兄弟の作品中では一番素直に笑うことが出来ましたので、やっと一般大衆とのバランスが取れて来たというところなのかな?という気がします。オチもお約束っぽいですがこれがなきゃ心暖まれないし、必要なオチだと感じました。ご家族で、というにはもう一つ毒気が抜け切らないですが、ジム・キャリーのファンにはお勧めできますね。
8点(2004-01-02 12:34:31)(良:1票)
226.  コン・エアー
のっけから盛り上がってしまったので最後まで持つのかな?と不安に感じたが激しく盛り上がり続けたのはご立派。もう後半、派手なら何でもいいみたいになっちゃってるのは感動的ですらありました。とにかく無駄にド派手。この映画のリアリティに言及する人があまり見られないのも頷けます。強烈な悪党軍団に立ち向かうのが絶対太刀打ちできそうにないジョン・キューザックっていうのもスゴイし、落としどころを一人で引き受けたブシェミのキレっぷりとか、まさか観るとは思わなかったマルコビッチの体育系アクションとか、クラクラ来るモノはいっぱいあります。何一つ得られるモノはないけど派手さはある。派手さ+ブシェミの異常者ぶりに8点献上。アメリカには精神異常者を病院に入れるという習慣はないのか。どう考えても責任能力ないでしょうあれは。
8点(2004-01-02 12:11:11)
227.  めぐり逢えたら
あまりにもリアリティに欠けるお話なので、ひたむきにファンタジーを求めるには良いんだろうけど、ノーラ・エフロンで主演がメグ・ライアンで、という条件から期待したものとはかけ離れた感じがしました。もうちょっと辛口でもいいんじゃないかと思いますが、まあ世間の期待したものがこれだったんでしょうね。出会ってみて、相手が著しくダサい人だったりしたらどうするんでしょう。そういう意味でもまあ、めでたしめでたしなワケですが。これ観ていったい何を感じろと言うのか。
5点(2004-01-01 12:36:18)(笑:1票)
228.  ベートーベン2
あくまでも前作の続編としての期待度には充分応えているんじゃないかと。前作にそれなりにコーフンして、「もっとベートーベンの活躍が見たいぞ」と思った人には楽しめる映画じゃないかと思います。そうでない人はわざわざ見ないと思うので、この点です。私はそれなりに楽しかったですが、単品としてこれをどうのとはあんまり思いません・・・
7点(2004-01-01 12:33:36)
229.  僕らはみんな生きている
日本映画の流れがやっと変わって来たな、と思えた作品。限られた中でもそれなりに予算が作れるようになって来た中で、費用対効果を正確に見つめられるようになった結果のこのスケール感だったと思います。真田広之という役者は本来スクリーンでこそ異様な輝きを見せる人で、この作品も劇場で観た人とTV画面で観た人とではかなり印象が変わって来るのではないでしょうか。シナリオも良く出来ており、テンポも良く、さりげなく打ち出される人生観も暑苦しくなく、娯楽作品としてかなりレベルの高い作品に仕上がりました。あくまでも劇場鑑賞を前提として、高い点をつけさせて戴きます。TV向きの作品ではないです。
9点(2004-01-01 12:25:42)
230.  フィラデルフィア
トム・ハンクスがコメディに見切りをつけて、オスカー獲得に向けて本格的に走り出した作品。ハナからそういう批判的な態度で見始めてしまったため、まったく主人公に肩入れできず、ちっとも楽しむことが出来なかった。扱っているテーマは重要な物だし、映画にして広く一般の人たちに認識させるべき問題ではあると思う。そういう意味での存在価値は高い作品だが、コメディアン時代のトム・ハンクスが好きで好きで大好きだったファンの一人としては正直、落胆したと言わざるを得ない。トム・ハンクスよ、ファンはあなたにオスカー俳優になってもらいたかったわけではないのだ。
6点(2004-01-01 12:17:01)
231.  ラスト・オブ・モヒカン
ダニエル・デイ・ルイスがいちいちバストアップで炎を背負って髪をなびかせているのが暑苦しかった。そういう彼が観たいぞ、というよっぽどのファンだけに向けて発信された作品だと思う。当時「D.D.ルイスかっこいいよね~。キャ~」という生半可なにわかファンノリで観に行った私はすっかりお腹いっぱいになってしまい、これを境に彼のことはどうでもよくなってしまったので、やっぱりあのファンサービスってちょっと逆効果だったんじゃないのかな、という気も少しする。たぶん「ラスト・サムライ」と同じでモヒカン族やネイティブ・アメリカンに詳しい人に言わせたらツッコミどころはいっぱいあるんじゃないかというニオイもプンプン漂ってるし、本当にコレでいいのかという思いは尽きない。まあそこまで考え込むほどの映画ではないような気もするが、テーマがテーマだっただけに真剣にやろうよ、という無念さは残る。
3点(2004-01-01 12:12:10)
232.  デーヴ
いかにもハリウッド的な胸キュン系のコメディって感じ。普通にそこそこ楽しめるんだけど、アイヴァン・ライトマンの強烈な笑いみたいなものを期待するとちょっとコケるかも。お約束通りのストーリーで、お約束通りの展開なのにそれなりに飽きずに見せてくれるところは職人芸と言って良い。リプリーとはまるで違った一面を見せてくれるシガニー・ウィーバーも、ヘンに「もう私はリプリーじゃないのよ」オーラを発してなくて素直にハマッた感じ。ラストはちゃんと胸キュンできるし、子供を使わずに胸キュンさせられるっていうのはやっぱり上手いんだと思います。なかなか良い映画でした。
9点(2004-01-01 12:07:11)
233.  プレタポルテ
腹黒いんだけど思いっきり笑えてしまった。何のために出て来たんだか誰にもわからないジュリア・ロバーツとか、設定だけで笑わせる手法はアルトマンならでは。言いたいこともココまで言えればスッキリするでしょ?と思える爽快感もあいまって、意地悪で腹黒い私としては気分スッキリ。でもアルトマンっていう人、つくづく敵に回したらおっかないです。ハリウッドセレブに信奉者が多いのは有名な話ですが、たぶんうっかり彼を敵に回しちゃうとどんな恐ろしいことになるかわかってるからついて行かざるを得ないんじゃないでしょうか。そういう意味では、政治手腕に長けてるのかも知れないですね。いや~腹黒いわこの人。
7点(2004-01-01 12:00:26)
234.  ノー・グッド・シングス
ボブ・ラフェルソンはちょっと目が悪くなったんじゃないですかね?元々その時代のスタンダードみたいな映像で普通に撮る人ではありましたが、いくらなんでも映像が安っぽすぎる。サミュエル・L・ジャクソンはハードボイルドの主人公にしてはみっともなさが欠けており、そのわりには着ている服が悪趣味で部屋の趣味は上品すぎ。ミラ・ジョボビッチの悪女ぶりも、もう一つ生々しさに欠けており不完全燃焼気味。役者は粒ぞろいで全員非常に良い味を出して頑張っているし、ストーリーもお膳立てとしては面白いし展開も悪くないはずなのに、映像のセンスと色柄ファッションでコケてしまった珍しい例だと思う。サミュエル・L・ジャクソンに紫のポロシャツ着せっぱなしだし、悪女は普通赤か黒を着るモノでしょう。写真が風で飛ばされるシーンなんか明らかにテグスで引っ張ってるのがミエミエだし、ビスタであんな安っぽい色合いのチープな絵づくりされたら誰だって観る気なくしてしまいますよね。それなりに見せ場はあるんですけど、映画としてはちょっと評価できるレベルじゃありませんでした。残念。
5点(2004-01-01 11:51:14)
235.  フル・フロンタル
敢えて体制側に与せずというスティーブン・ソダーバーグの心意気には敬意を表するが、映画を見馴れていない観客にはキツいだろう。非常に実験的な要素が強く、ジュリア・ロバーツやブラッド・ピットというビッグネームを出演させたことによって間違えてマスを動員してしまいかねないリスクは大きいと思う。BGMの少ないハンディカメラの映像、散文的な展開、劇中劇とそれを製作中の俳優たち、オンとオフの切り分けの難しい不親切な構成は単調で退屈だが、ちゃんとそれに続く展開の面白さを予感させている点は素晴らしい。あくまでも物語の先行きに興味が持てるかどうかにかかって来る運びだが、それなりにニヤリと笑える仕掛けも爆笑モノのネタもあり、通好みの作品としては評価できる。オスカーWノミネなど華やかな経歴が記憶に新しいスダーバーグが、敢えて巨匠になろうとせずに貧しい映画小僧だった頃の「やりたかったこと」を忘れずにいること自体は、未だかつて誰も実行できなかった偉業であると言えるが、残念ながらビッグネームに騙されて足を運んだ一部の観客に対しては完全に失望させてしまったとしか思えないため手放しで誉めちぎれない悲しさはある。劇場で観る以上、楽しさは他の観客と共有できた方が嬉しい。やっぱり大物スター不在のちょっと極端な実験映画として公開した方が、みんなが幸せになれたような気はする。
9点(2004-01-01 11:41:19)
236.  ファーゴ
ちょっと小金を手に入れようと企んだ小悪党が、不幸な偶然から泥沼にはまり込んで行くストーリーは比較的ありがちで語り尽くされて来たテーマと言えるが、天性の悪党顔でどこまでも情けなく突っ走り抜いたスティーブ・ブシェミのカール役はこれまでのダメ男達の中でも一見に値する存在と言えるのではないか。犯罪者の生い立ちや背景まで持ち出して役柄に奥行きを持たせる方向へ逃げず、あくまでも事件の中で見せる表情ひとつで人間性まで浮かび上がらせてしまったブシェミの力量には頭の下がるものがある。金持ちの舅と嫁、女房殺し(ここでは誘拐だが)で遺産を手にしようとする夫というこれまた描き尽くされたキャラクターを泣きの演技で引っ張り続けたウィリアム・H・メイシーの底力も見事。ここに登場するのが妊娠8ヶ月、ベタベタのサウス・ダコタ訛りで「ヤー、ヤー」を連発する中年の婦人警官フランシス・マクドーマンドで話が一挙に新しくなった。こういうドス黒くも高尚な笑いはコーエン兄弟の得意とするところだが、笑いのツボを観客の選択に委ねたところにこの映画の評価の高さが納得できる。名声に頼らない実力ある演技者たちの個性のせめぎ合いが、一歩間違えば実録犯罪シリーズ的なチープな内容を独特のテンションにまで押し上げている。日ごろ抑えた脇役に回ることの多い役者たちの技量が冴え渡る佳作。もちろんコーエン兄弟のこだわりの演出も忘れてはならないところだが。唯一マイク・ヤナギタの登場が余計に思えたので減点、これさえなければ完璧だったのに。
9点(2003-12-31 12:22:16)(良:2票)
237.  薔薇の素顔
ただのエロ映画にしては濡れ場が足りない気もする。「カッコーの巣の上で」で美少年役を演じていたブラッド・ダリフの近影を知らずに観たのであまりの驚きに気を失いかけた。これ観るんだったらAV観た方が建設的な気がする。
2点(2003-12-30 15:59:39)(笑:1票)
238.  ウルフ
ジャック・ニコルソンは腐りましたね。役づくりのためにちょっと体重を減らすぐらいの努力はあってもよかったんじゃないですか。頑張っても頑張ってもどうしようもなく空回っているジェームス・スペイダーのけなげさが痛かったです。マイク・ニコルズにモンスター映画を撮らせていいなんて誰が言ったんでしょう。
4点(2003-12-30 15:57:56)
239.  ナチュラル・ボーン・キラーズ
オリバー・ストーンが無理してベトナム戦争じゃない映画を作った!という点に多少点が甘くなっているような気もするが、ハズし方がさらに微妙にハズれて私には楽しく思えてしまった。タランティーノがカンカンに怒ったというけど、タランティーノはオリバー・ストーンの過去の作品をちゃんと観たんですかね?どういう監督か知ってれば、予想レベルはクリアしてると思うんですけど。アホ映画と言うにはシュールだし、シリアスだと思うにはアホらしいんですが、無茶な展開とジュリエット・ルイスの狂った目線が気にならない方にはお勧めできます。主に後半で活躍するロバート・ダウニーJr.のキレっぷりも個人的には大好きです。
7点(2003-12-30 15:56:09)
240.  男が女を愛する時(1994)
メグ・ライアンってハッピー顔なんですよね。したたかにも、不幸にも見えない彼女が、花形職業を目当てに結婚して、結婚生活の不幸からアルコールに依存して行くなんて無理がありすぎ。最近だとアンジェリーナ・ジョリーあたりにやらせたら、ヘンな説得力が出たシナリオかも知れない。まあこの頃ってメグ・ライアンが出てさえいれば何でも良かったんでしょう。メグ・ライアンが出てれば何でもいいや!って思えるぐらいのファンだったら楽しめるかも。
2点(2003-12-30 15:52:45)
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