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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2517
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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2501.  ナトゥ
んー、「ウリナリ」のファン向け以外の何物でもなくって、しかもファンにとってもツラい出来で、番組終了後には、その存在自体がかな~りキビしい映画です。インドを舞台にしていますが、画面を彩るのは声優が吹き替えてるインド人と、たどたどしい日本語な中国人ケディ、台湾人ビビアン、韓国人ハン&ジニー、舌が回ってない南原に、俳優として最低必要なモノを持っていない天野、無理矢理登場する意味なしなウリナリオールスターズ。そして、アクションシーンもミュージカルシーンもキチンと撮れない大森一樹演出。インド映画界に全面的に協力してもらっているのに、それが勿体無いような「インディ・ジョーンズ」スタイルの、もーカビ生えまくりのストーリー構成、かなりダメダメ。イベントかなんかで上映する分にはいいでしょうけれど、映画館でお金取っちゃマズいでしょ、ってレベルのものでした。それにしても大森監督、映画人としてのプライドないのかなぁ・・・。ちなみにケディはたまにテレビに出てるみたいですよ。
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-14 22:26:32)
2502.  積木くずし
まるでホラー映画で、娘になんかヘンなものが取り憑いて、それを親が祓う、みたいな展開は「根本的なところで間違ってるんじゃないの?この親にしても、この映画の脚本家にしても、娘を人間として理解しようとする姿勢はないんじゃないの?」って思いました。不良や家庭内暴力は、本来の娘の姿じゃなくて、邪悪な作用によって変容したモノ、というスタンスじゃ、理解なんて生まれるワケはなくって、それも含めてあんたの娘なんだよ、って言いたかった感じ。テレビシリーズ以上に商業主義の興味本位優先で作られていて、悪趣味以外の何物でもなくて、寄ってたかって食い物にされちゃったんだなぁ、と。本当に悪魔が棲み憑いているのは、誰なのかな?
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-11 22:48:00)
2503.  さよならジュピター 《ネタバレ》 
革新的な特撮!のハズが、どう苦労して目をごまかしても、やっぱり指先大にしか見えないシャトルとか、がたがたごとごと音立てそうなマスクのズレ。えーと、この映像で「2001年」を越える、そうおっしゃるので?と思ったのも束の間、映画はシンプルなストーリーラインに、どうでもいいようなジャマくさいプロットをたくさんぶら下げ始めて迷走、スクリーン上に展開するドリフのコントみたいな映像の行進に呆然としているうちに、マーク・パンサーがお姉ちゃんに「そげなこと言うでなか!」と叱られユーミンが流れてくる・・・。うーん、ツッコミの数で「2001年」を越えるという意味でしたか。
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-05 20:40:47)(良:1票)
2504.  最終絶叫計画
あんまり笑えないおバカ映画というのは数ありますが、見終わって生きているのも嫌になるくらいに最悪の気分にさせてくれるおバカ映画というのも珍しいです。小学生レベルのおバカ、というのが好きな私ですが、さすがにコレはもう全然。作っている人達自身がバカでしょ?みたいな感じ。バカをコントロールする能力ないもん。物語は「スクリーム」と「ラストサマー」をベースに、そこから大してヒネってないものだから退屈、下ネタは、やり過ぎで笑えないどころかヒキまくりレベル、と。ここに出てくる下品な映像を喜んじゃうくらい、アメリカの笑いってヒドいコトになってるんでしょうかねぇ? ところで、ラストシーンの「ファイナル・デスティネーション」ネタは、パロディを先に見る事になってしまいましたねぇ。
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-04 13:09:33)
2505.  銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー
じゃ、奇数に合わせて、と。えーと、映画として評価できるレベルのモノじゃないですねぇ。短かすぎですし、物語も起承転結の起だけ。これで金取っていいの?と。プロモ映像で上映時間水増しされても、余計に印象が悪くなるばかり。今の時代に前の映画版を否定してまで(鉄郎の年が原作続きなワケで)「999」を復活させる意味、できそこないの映画を無理に上映する意味が一体どこにあったのか、ちっとも理解できませんでした。幻影にしがみついて商売するのはみっともないですよ、と。
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-01 15:22:52)
2506.  CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997)
映画が始まる前に場内に流れていた、新しいアレンジの主題歌のセンスからして、ちょとヤバいかも、みたいな感じがしてたんですけど、本編はヤバいどころの騒ぎじゃなかったですね・・・。なーに?あの、にゃおーん、ってポーズ・・・。なんで「カッコいい」を狙ってくれないですかあ?なんで「ダサい」ですかあ?「ダサカッコいい」狙って大ハズししましたかあ? 原作に対しても女優に対しても愛が感じられず、内輪で悪フザケ、という印象しかありませんでした。ここまでのハズれ具合というのは、そう出来るモンじゃないですから、そういう意味では貴重な映画なのかもしれ・・・ないわけもなく・・・。
[映画館(字幕)] 1点(2003-12-01 12:54:08)
2507.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
マイケル・ベイ監督の映画って、どうしてこう余計な枝葉が多いんでしょう?ごくシンプルな本筋に、ごってごてに余分なエピソードくっつけて飾り立てるのがお得意のご様子。この映画の場合、始末に負えないのは、その余分なエピソードが、ひたすらバカが巻き起こすバカ話ばかりだという事。見ていてイライラするだけなんですけど。で、その上で取って付けたようなお涙頂戴ネタ。あれでいい映画と評価されるならば、世の中の映画、みんなあの方式を採用すればいいですよね。「北京原人」が最後にウパー!言いながら身を投げ出す。「シベ超」で閣下が「さらば!」とか言いながら自爆する。「さよならジュピター」で主人公が自分の・・・あ、これはそのまんまか。死を描いて感動させる映画がダメ、というのではなくて、死というものを道具にしちゃイカン、と思う私なのでした。
[映画館(字幕)] 1点(2003-11-23 21:15:20)(笑:1票) (良:4票)
2508.  MISTY(1997)
わざわざ屋久島までロケに出かけて、人工丸出しのワザとらしいキラキラ照明を施しちゃうセンスがステキ。だったらスタジオにボール紙で作ったセット組んだ方がよっぽどいい、という単純な事実にさえ気付かない天然なスタッフさん達。キャビアとかトリュフとか、豪華な素材を与えられて、カップラーメンにトッピングしてみました、みたいなセンスのこの映画、「邦画には未来なんてないんだ」というガンコなまでの主張が感じられます。
[映画館(字幕)] 1点(2003-11-22 15:44:44)(笑:1票)
2509.  模倣犯
森田監督が時代の先を行ってやるぜ~、と思いつつ、思いっきりダサくなっちゃってるのがハッキリ見て取れて、痛々しいです。中学生の撮った映画みたいに「アイタタタ~」って感じで、見ていてこっちが恥かしくなっちゃって「やめて~」って。中居くん側の感覚か、山崎さん側の感覚か、どちらかをスッパリ切って整理したら、幾分マシになったと思うのですが。あと、爆笑問題の部分は全く不要かと。そうそう、この映画を有楽町の映画館で見ていて、津田寛治が小池栄子を・・・のところで震度4の地震がやってきて「あわわわ~」。なので映画に集中していない時間があった事を書いておかねばなりますまい。もっとも、集中していたら、点数上がったかというと、それは絶対ナイと断言できますが。
[映画館(字幕)] 1点(2003-11-21 13:38:11)
2510.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》 
 これまでアタシちゃんは山崎貴って人を幾らか評価してたわ。いえ、擁護してた、ってカンジかしら? オンチな映画を作る人だけど、まあ、いいところもあるじゃない?大目に見てあげてもいいんじゃない?って。昨日見たばかりの『アルキメデスの大戦』だってオンチなところはあるけれど良かったし。  だけどこの映画を見て、本っ当にっ、心の底からっ!大嫌いになったわ。見終ってからずーっとイライラムカムカし続けよ。   冒頭からしばし続くヘンな演出とダイジェストっぷりに「なんてオンチな映画なのかしら?」って思ったら、そこは夢だったので、ああ、そういうコト、って思ったらそこから先もずっとダイジェスト。延々オンチ(ブツ切れな展開で感情移入もへったくれもあったモンじゃなくて)な状態で、だけど『ドラクエV』をプレイした事がある人ならば色々と脳内補完できますよ、って作りで、だからそういう志の低い映画なりの楽しみ方はできたのね。ビアンカ(アスティ似)とフローラのクダリなんかね。  音楽なんかもブツ切れだし、『V』の曲だけじゃなくて『VI』や『III』『IV』の曲も使っちゃうし。ブツ切れ展開には曲が合ってない状況が多いし。『序曲』の使い方酷過ぎだし。   だけどそんなオンチな酷さっぷりもクライマックスの馬鹿馬鹿しさには霞むわ。  これは『ドラゴンクエストV』の映画化ではなくて、『ドラゴンクエスト』の映画でもなくて、スーパーファミコンソフト『ドラゴンクエストV』についてのメタ映画。  そんなモン、『世界一受けたい授業』でヘラヘラと自慢しながら見せときゃいいのよ!ってモノを本編で見せちゃうワケ。  ゲームって所詮は作り物だけどイイもんですよね~、ってそんな誰もが判りきったコトを本編で語るなっての、バカ! ちなみにこの映画はCGで作られてるんですけどね、映画なんて全部作りモノなんですけどね、でもイイもんですよね~、って「山崎貴、お前如きに『ドラクエ』とCGアニメと映画を破壊する権利なんてあるのか?馬鹿野郎!!」って怒りに燃えながら新ピカを後にするハメになったわ。   山崎貴はクズでゲスな大馬鹿野郎、これからはその大前提でこの人の映画を見なくちゃならなくなったわ・・・  【追記】  ドラクエファンがこんなのドラクエじゃない!って感情的になってるレビュー、程度の話ではなくて(アタシ自身、実は『ドラクエV』はそんなに好きじゃない)、もっとずっと深刻な問題なので少し補足しとくわ。   クライマックスで突如、ここまで全部VRでした、ってのは夢オチの亜種、タブーよね。でも、問題は『ドラクエ』世界だけに留まってないの。   「今まで見てきたパパスの死やビアンカやフローラへの想いや冒険は、全部ニセモノですよ、作り物ですよ、だけど」っていう、その「だけど」の部分が全く上手く機能してない、上手く描けていないどころか、他の総ての創作までをも侵蝕して否定する状態になっちゃってる。    わざわざCGのコリジョン外してテクスチャ外して、ツルツルのポリゴン見せて、これが映像の真実でござい、ってモノを見せて、そこからそれでもこの世界は素晴らしい、ってモノまで復活させられてないの。キャラや作品世界を殺してしまったの。  それどころか世のゲーム、CGアニメーションは全部こういうモノなんですよ、って他作品まで全部(そう、ディズニーやピクサー、DWA、イルミネーションなんかね)巻き込んだ上で大失敗コイてるの。    それは映画やその他の映像作品総ての虚構性までをも内包しちゃってるワケね。つまり『ドラクエ』を軽視するだけじゃなく、ゲーム全体、CGアニメーション全体、映画というメディア全体、映像作品全体の虚構性を1つの作品の中で無責任に暴いた上で、その責任を取らないままで終わらせちゃってる。  もう山崎貴の稚気の成せる技、で済ませていいレベルじゃないのよね。   個人的には山崎貴=ROBOT=白組の積極的拒絶ってのをしてかないとダメだと思えてきたわ。  【追記2】  思ったんだけど、コレ『レゴ®ムービー』の出来損ないね。山崎貴にオリジナリティとか無いし。だけど愛のある無しの差は大きいわ。
[映画館(邦画)] 0点(2019-08-02 17:36:31)(良:4票)
2511.  傷物語Ⅰ 鉄血篇 《ネタバレ》 
 前半、様々なイメージがコラージュされてゆく部分は、それによってモザイク状に作品を構成してゆくのかと思わせましたが、あくまでとっ散らかったままで、後半になると今の日本のアニメの悪癖である声優の長セリフで世界を説明するという毎度のパターンによってあっさりと覆されてしまいます。  となるとそのコラージュはただの独りよがりな遊び程度のものなのかと。それとて前世紀末の『エヴァ』とか『serial experiments lain』とかを思わせるばかりで。赤塚不二夫風や『鉄人28号』もただのパロディ以上のものではないようで。   キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのキャラは面白いと思います。四肢を切断されて瀕死状態でありながらあくまで高ビー(死語)、だけど実は脆い、って。最初の姿はあまり見られないままにすぐ縮んじゃいますが。   さて、最大の問題は映画として成立していない点。主人公が自分の命を捨てる覚悟をしてまでヴァンパイアを救う事によって始まる物語は、ヴァンパイアの手足を奪った存在について語り始め、ダラダラとテンポダウンして退屈になってきた、と思ったところでぷっつりと終わります。起承転結の承の途中でなんの盛り上がりも起伏もないところで唐突に切れて終了となります。あとは続編を見ろ、と。  これで映画として成立する、お金を取っていい商品だと思った人間は馬鹿というか自己欺瞞の世界に陥ってませんかね?  上映時間64分、特別料金1500円。これまでもシリーズものの、1作では完結しない短めアニメを劇場で公開するパターンはありました。でもそれらは一応1作でも見られる程度にはまとめられていました。これはそこまで到達していません。見どころらしい見どころも殆どなく、物語の流れもなく、映画として〆るための工夫すらなく、ぷっつりと。  それ、なんかカッコいいとか、オレってスゲーとか思いながらやったんですかねぇ。お金払って見てる側からすると何かとっても、みっともない映画っていう感じで。点数なんかあげられるシロモノじゃありません。   アニメファンはいつまでもこういうアニメを認めてちゃダメなんじゃないでしょうか。お金を取る以上、ちゃんとした勝負をしましょうよ、って。入場者特典で釣れば中身なんてどんなモンでも構わないなんて思うような連中をこれ以上増長させちゃいけません。色々な人が不幸になるだけ。
[映画館(邦画)] 0点(2016-01-25 20:50:46)
2512.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 
 前作よりは楽しめました。   前作を見ている事によって、予め、どういう作品世界なのかを理解しているがゆえの楽しめ方なのかもしれません。ですが前作に比べてヘンにカッコつけた感じは軽減されましたし、笑いにウェイトを置いていた点も良かったと思います。   ストーリーは読めるものの(もちろん犯人までは読めませんが、この部分はきっとミスリードなんだろうな、って)、前作のような繋がり悪くてエピソードがブツ切れな感じは軽減され(それでも前作同様、エピソードと舞台の飛び飛び感自体はしっかと残っておりますが)、流れに乗って見る事ができました。   大泉洋は毎度のキャラって感じですし、ヒロインはもう少し若い人が良かったのではないかと思いますが(でも、そうするとゴリの年齢との整合性が取れなくなってしまうのでツラいところではあります)、松田龍平の飄々とした感じは、『舟を編む』での作り過ぎゆえの気持ち悪さに比べて数段魅力的なキャラに映りました。  シリーズを重ねる事で生まれる面白味のようなものが出てきたんじゃないかな。   じゃあなんでこの点数なのかと言うと。  この映画では脱原発を思想の暴力として描いています。脱原発という大きな題目のために人間性を犠牲にする人、犯罪に走る大量の人々(ヤクザと同列に扱っています)を登場させています。  それはこの映画が発信した一つの思想なのでしょう。そして私はそれを容認する事はできません。ゆえに全面的に否定させて頂きます。   もうそれって映画としての出来云々以前の問題なんですよね。娯楽映画にそんな思想を盛り込んだ事には悪意すら感じますが、まさかこの映画が描いたようにこの映画自体のバックに何らかの力が働いていたりするのでしょうか? そう疑ってしまえるだけでも、本来それを批判した筈のこの脚本は大失敗していると思うのですよ。
[映画館(邦画)] 0点(2013-05-19 00:22:51)
2513.  スーパー! 《ネタバレ》 
『キック・アス』によく似た設定ですが、予告編を見た限りではアレよりは面白そう、って思いました。でも、結局はアレと同じ。『ウォッチメン』や『ダークナイト』とも同じ。いやいや、全然違うダロ!ってツッコミ入れられるかもしれませんが、ヒーローものに姿を借りて正義と悪と暴力についてグダグダこねくりまわす映画って点ではどれも一緒ですわ。エレン・ペイジ扮する無自覚な残虐ヒロイン、ボルティに訪れる結末は『キック・アス』のヒット・ガールに対する皮肉のようにも映ります。だけど「やってる事、一緒だって!」ってツッコミ入れたくなるような感じで。自分達の嗜虐趣味を正当化するように理屈付けて言い訳してるような映画、もうウンザリ。いや、言い訳してるだけならまだしも、露悪的に観客側にぐいぐいと押し付けてる状態ですから始末に負えません。全くイケてない状態のエレン・ペイジだからこその魅力を見せておいた上で、思いっきり落としてみせて「どうだ」って、そういう悪趣味につきあう気はないんですってば。まあ、どういう劇場で上映されるかを知った時点で色々と感づくべきではありました。
[映画館(字幕)] 0点(2011-07-31 14:44:04)(良:1票)
2514.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
あのロボットのデザインじゃバランスを崩すとか以前に元々バランス取れなくて二足歩行なんぞできないのは誰が見たって判りますわな。ともだちの正体は、えーと、一体ダレだっけ?みたいな。それはともかく。クズとかクソとかひと言で片付けちゃっていいレベルですが(そもそも私は映画に対してそういう表現をしないワケですが)、一応。色々な過去の創作物のデザインを流用し、そこに何らかの世代なり時代なりに対するテーゼ、或いはアンチテーゼを込めて画面に叩き付けているのか?と思いましたよ、1作目時点で。完結編まで進んで、それが単なる文化に対する冒涜だったと知って大変に腹立たしい思いです。結局ここにあったのは自らは何も生み出せず、安易なフェイクだけで構成された、リアリズムの欠片もない自己満足の世界。思いつきのように刹那的にエピソードが展開するのは連載マンガを起点としているがゆえのダメさ加減と理解するとして、イメージの貧困さを先達の文化を穢してまで補う厚かましさには呆れ返ります。映画は最後、エンドクレジット後に長々と主役に無駄なケリを付けさせておりますが、この作品を世に出してしまった人間達は文化を穢した責任をどう取れるっていうんでしょう? 私にではなく観客にでもなく、日本の文化を形作った人々に謝れ!馬鹿もん。
[映画館(邦画)] 0点(2009-09-01 19:47:25)
2515.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
ジャッキー・アール・ヘイリーって、あの『がんばれ!ベアーズ』のケリー? マジで? って、それだけがこの映画を見たことの動機。近年のアメコミ映画に冷たい私ですし見る気もなかったんですけどね。後半になって素顔が出てきて、ああ『特訓中』の頃の、なんかおっさん顔になったケリーのまんまだ、って。さて、映画の方は、普通に評価すりゃ4点ってとこですが、これまでオタクなりに生きてきた私として、半端な評価をするべきではないと思いました。オタクのフェティズムを自虐的に描いてみせた(この映画のタテマエの部分なんざ、『Mr.インクレディブル』と『ミステリー・メン』見てりゃ十分事足ります)悪趣味な映画。「結局お前らこういうのが好きなんだろ?」って? やめてくれ、自分はそっち側のオタクじゃねえよ。ヒーローを「殺す」のならばオタク同士のオナニーショーでやっててくれ。世界を巻き込むな。これまでオタクを看板にぶら下げて生きている以上、同類が自爆テロを起こしたこの映画を全否定する事こそが自分のあり方なのだな、と思います。この映画を世にタレ流したクソオタどもに対して、ある意味敬意を表して栄えある0点を。
[映画館(字幕)] 0点(2009-03-31 19:27:48)
2516.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 
見続けるのが苦痛でした。恐いとかじゃなくて、ダラダラした映像にひたすらイライラするばかり。映画(なのかぁ?コレ)らしい要素がスッポリ欠落しまくってるじゃないですか。まるでプライベートビデオのような映像からは、主役二人の人間的魅力って全く伝わってこなくて、そんな二人が大変な事になっても、どうも事象を傍観している状態以上にはならなくて。演技しててもドラマになってない映像ばっかり。それに細かいカット割りや、物語に全く関係のない沢山のカットの意味が一体どこにあるのやら。短い上映時間でありながら、半分くらいは無駄な映像としか思えませんでした。確かに海に放り出されたら、そりゃ恐いでしょうけれど、その恐さを一本の映画として昇華するにはあまりに要素が不足した一発芸状態。全く知らない人の新婚旅行ビデオくらいになーんの感情も湧かなくて、見終わって、こんなモノが映画として公開されていいのかいなぁ、とほほほほ、とすっかりしょぼ~い気分になっちゃいました。
[DVD(字幕)] 0点(2006-06-21 00:37:45)
2517.  弟切草
最初の方で、延々とビデオを撮りながら意味なく「へへ・・・うへへ」と笑ってる兄ちゃんは、どっか病院で診て貰った方がいいと思います。あなたがこの映画の中でいちばん恐いです。それと、館の中の単調な移動を延々無意味に映し続ける監督も。あ、それから女優をキレイに撮ってあげる、という基本的な職業意識が欠如しちゃってるのもダメです。メイクなりライティングなりで、お肌の荒れは隠してあげて下さい。デジタル撮りも手伝って、「荒れております!」って強調しちゃってるみたいな感じです。デジタル撮りなら現場で幾らでも確認できる筈でしょ? まずは、普通に見られるレベルのモノって、どんなものなのかを勉強してから、お金を取るようにしましょう。映画は、渋谷駅前の大型ビジョンにタレ流すような誰も見てない映像とは違う、という事を学ばねばなりません。
[映画館(字幕)] 0点(2003-11-28 21:58:10)(笑:1票) (良:1票)
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