241. バグズ・ライフ
トイ・ストーリーの時には、ちょっと馴染めなかったCGアニメも、昆虫の世界だったからなのか、むしろその映像クオリティの高さを堪能してしまった。最後のNGシーン、私は好きです。 8点(2003-11-17 16:45:17) |
242. スリーピー・ホロウ
古典だけあって、物語自体に斬新さがないのは仕方ないとしても、脚本・演出共に、もうすこし練れてたらなぁ。 この監督独特の映像美とジョニーの愛らしさのほかは、観るべき点を見出せずちょっと残念。 悪くはないんだけどね。 5点(2003-11-17 15:00:31) |
243. ファイト・クラブ
「 肉体を痛めつけることでしか、己のアイデンティティーを認識し得ないほどの空虚」っての、まったくもって理解できない私にとっては、ちょっと苦痛な映画だった。まあ、リアルでスタイリッシュな映像美はさすがフィンチャー。他のバイオレンスものとは一線を画す作品だとは思うのだけれど、結末もいただけなく、この点数です。 6点(2003-11-17 14:27:29) |
244. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
あきらかに自分の世代がターゲットなのだと認知した瞬間に感じた「あざとさ」すら、ふっ飛ばしてしまうほどのノスタルジー。家族と共に鑑賞したのだか、万博について、シモンズについて、懐かしのギャグやアニメについて、喋りたくてたまらない。 東京の(東京ですよね?あれ。)下町の町並みには、ひろしならずとも「何だって、こんなに懐かしいんだ!」と叫びたくなる。 しかし満たしているのはおばさんの懐古趣味ばかりではない。 ギャグはもちろん、スリル満点のカーチェイスやアクションなど見所満載。しかも「未来を生きよ」とのメッセージもしっかりと込められている。う~ん、やるなぁ。ジャパニーズアニメ。 9点(2003-11-17 12:34:51) |
245. バックドラフト
友情、兄弟愛、恋愛、サスペンスと、てんこ盛りの要素をさすがロン・ハワードきちっとまとめています。とはいえ、ちょっと盛り込みすぎで散漫な印象も。私的には恋愛バナシなんかは、蛇足だったような気もします。しかしながら、「意志を持った火」をド迫力な映像にした、特殊効果・ハイロテクニックには脱帽。個人的には制服モノには弱いんで、きっちり感動させていただきました。 7点(2003-11-17 11:06:30) |
246. デッドゾーン
まるで主人公の心象風景のような寒々とした風景描写。望まずしてサイキックになってしまった彼の孤独と、一途な愛が丁寧に描かれている繊細な映画。クリストファー・ウォーケンの哀しい笑顔がいつまでも忘れられない。スティーブン・キングとデイヴィッド・クローネンバーグ両人の最高作品でしょう。 10点(2003-06-13 12:26:26) |
247. ロミオ&ジュリエット
シェイクスピアの原作通りの、高貴な悲恋を連想した方は立腹モノだと思いますが、バズ・ラーマン独特の演出は面白い。こてこての舞台装置、衣装、小物に至るまで手抜かりのないこだわりぶりは素晴らしい。基本的には出会いのシーンとプールでの別れのシーン、これだけで「美しい恋愛映画」としては充分だ。 7点(2003-06-13 11:54:07) |
248. アイズ ワイド シャット
素晴らしくエロチックだ。これほど感じてしまった映画は他にない。特に夫婦がベッドルームで繰り広げる会話(議論)。なんという生々しさ。即物的なファックシーンをご期待の向きには不評のようだが、このシーンだけで十二分に欲情できる。性の快楽さえconvenienceなご時世に、ラストのセリフは巨匠の最期のメッセージとして痛烈だ。ことによると私はキューブリックの中で、この作品が1番好きかも知れない。 10点(2003-06-10 14:33:57) |
249. フォレスト・ガンプ/一期一会
素晴らしいストーリーにリアリズムなど要らない、と言い切ってしまいたくなる名作。追い風も向かい風もかわりなく、愛して身に受けるフォレストの生き方は、ある意味人間のあるべき姿を示しているようにも思う。一方ジェニーの抗う姿もまた人間そのもの。冒頭の羽のシーンと「ダン中尉は、神様と仲直りしたんだと思う」この短く深い台詞。これだけでも充分すぎるくらい映画的。CGの使い方、音楽、そして映画界の至宝トム・ハンクスの演技も素晴らしいの一言だ。 9点(2003-06-10 13:30:40)(良:2票) |
250. 青春デンデケデケデケ
これは素晴らしい。躍動感あふれる画面いっぱいに、青春時代のしょっぱさみたいなものが詰まっている。甘くなりすぎないのはドキュメンタリータッチな画に仕上げたせいだろうか。大林監督の最高作と言ってさしつかえないのでは。 9点(2003-06-08 19:07:26) |
251. 突撃(1957)
この映画、キューブリックの(せっかくの)毒気をカーク・ダグラスらしさが消しているようでやや残念でもあるが、決してベタなヒロイズムや浅はかな感動モノになっていない。その独特のカメラワークと冷ややかな視点はこの頃から異彩を放っている。軍法裁判のシーンでは怒りで体が震えた。 7点(2003-06-08 12:51:32) |
252. 現金に体を張れ
周到な犯行を、絶妙な構成の時間軸で見せる手腕は絶品。痛快なまでのラストシーンも印象的。誰が観ても楽しめる小難しくないキューブリック作品。哲学的なものよりこうした作品の方がより彼の非凡な才が際立つように思う。 9点(2003-06-08 12:39:14) |
253. 2001年宇宙の旅
なんとも冗長で傲慢。大風呂敷広げておいて抽象的な結末。この映画をキューブリックは神の視点で描いていることは間違いのないところだと思うが、やはり、彼は人間なのだ。原作や、数多の解説を読むたび、私のこの映画に対する評価は低くなる。時代背景を考えれば、その独創性は賞賛に値するが、端的に言って眠い。つまらない。 3点(2003-06-08 12:19:05) |
254. グレムリン
映画館で観て、結構怖かった印象が。。。ギズモのぬいぐるみ買っちゃったけど。 6点(2003-06-06 19:15:09) |
255. 私は貝になりたい(1959)
日本の戦争映画の中でも本作と「明日」は、血なまぐさいシーンも爆薬の匂いもしないのに、へたなホラーよりよほど恐ろしい名作として心に残っている(明日はテレビドラマ版を鑑賞)。所ジョージのリメイクドラマも悪くはなかったが、白黒映像の中のフランキー堺の名演には戦慄した。 8点(2003-06-06 19:06:43) |
256. マッドマックス
仁侠ですのう。 5点(2003-06-06 18:35:21) |
257. ナインハーフ
当時、この映画にはまりまくっていた先輩に強く勧められ鑑賞。なんでも彼女は映画館に10回以上行ったとか…。「何故なんだ!」という疑問は今も消えない。 2点(2003-06-06 18:15:55)(笑:1票) |
258. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
公開当時のインパクトは凄まじかった。特にあの石球が落下してくるシーンなどは、映画史に残る名シーンでしょう。さらにジョン・ウィリアムズは凄すぎる。レイダース・マーチを歌えば、いつもの帰り道だって冒険の旅になるってなもんで。 8点(2003-06-06 17:53:19) |
259. リトル・マーメイド(1989)
アリエルのキャラクターがかわいいし、音楽も素晴らしい。特にunder the seaは映像ともぴったりマッチしていて楽しい。アンデルセンの原作はとても好きなのですが、これは別の物語としてアリでしょう。最後のシーンでホロリとするパパ達も多いのでは? 8点(2003-06-06 17:21:28) |
260. ハチ公物語(1987)
これは反則だ。どう転んでも誰が観ても泣くに違いない。実際地上波で放送された時の娘の号泣ぶりには、家族全員が心配した。映画としての冷静な評価などどうでもよい。犬は実に愛情深い人間の友人だ。ところで私は山城シンゴが嫌いだ。 6点(2003-06-06 14:33:56) |