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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1207
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年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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241.  ゴーストランドの惨劇 《ネタバレ》 
うーん。重篤な事件に巻き込まれたホラー作家志望の女の子ベスの作る、目の前の現実から逃げるための妄想ストーリーがちょいちょいはさみ込まれていました。しかし、ワタシはその上でもう一つ別のフェーズ(妄想あるいは現実)があって進んでいる物語なのだろうと想像しながら見てましたので、終幕の時には、え、これでと思ってしまいました。もうちょっと、別な見方があったのでしょうか?バイオレンスなシーンも一辺倒で、怖いというより「ああコレは痛そうだな」、と。
[インターネット(字幕)] 2点(2021-02-06 23:07:54)
242.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 
これは好きですね。それはひとえに、犯人役のジョイス・ヴァン・パタンがカッコいいから。■一方、コロンボはまるで、金田一耕助よろしく、昔の愛憎事件のこと掘り返したりして、確証もなく犯人揺さぶるネタに使ったりしてひどいヤツだよ。■①受話器が外れてないとおかしいと気付かせておいて(一安心させて)、まんまと電気を切ってしまうくだり、②カバンに目を向けさせて、実は灰皿(バックル)への反応を見てたくだりとか、好きでした。■40年以上前の作品ですが、他の出演者はともかく、コロンボ本人のキャラクターは古びないなあと思っています。だから、散髪に行ったらいきなり古臭くなってびっくりしました。■脚本家が、犯人もやっている珍しい(?)回。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2021-02-03 21:06:19)
243.  見えない恐怖 《ネタバレ》 
なるほど。一家3人が殺されたお屋敷に帰ってきたにもかかわらず、目の不自由な主人公が死体に気がつかないってところがピーク。それ以降、この聡明な主人公がどうやって、ならず者と戦うのかと思いきや、そうはいかないのですね。確かに、それは無理筋でもあるが。舞台が広がったとたん、物語が散漫になった気がします。若い頃の大竹しのぶを彷彿させるミア・ファローがうまいなという感想を最後まで超えませんでした。
[DVD(字幕)] 4点(2021-01-29 18:01:37)
244.  刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> 《ネタバレ》 
「どこでも、私が顔を出すと、皆さん調子がおかしくなっちゃう。」とコロンボ警部が言うわけです。それ、ホントによくわかるわ。■とにかくよく喋る犯人なワケです。コロンボじゃなくとも怪しいと思うよ。こんなに喋って、いったいどんだけ後ろめたいんだ。それをまたコロンボが、太鼓持ちよろしく、どんどん持ち上げるもんだから、ずーっと墓穴掘っている人を眺めているようなイヤなドラマ運びでした。しかし、そんな気の毒な有り様と、やがて明らかになる気の毒な動機と最後涙目になっている犯人。物語初めの「同情される殺人者」の役っていう伏線をまんまと回収したなって、そこは上手かったと思いますよ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-01-26 20:28:29)(良:1票)
245.  競輪上人行状記 《ネタバレ》 
ああ、イヤだ。頑迷な父親、考えるのを放棄した嫂、犬の肉を出す焼き鳥屋、貧乏、ギャンブル、ノミ屋。物語が悪い方向に転がりっぱなしだ。ATG映画みたいだ。ラストシーンは、なるほどこの映画はこういう風に落とすのねとちょっと感心するのだけれど、それもそれまでただただ陰鬱な物語を見せられてたからで。ちっともコメディじゃないじゃんと言いたいのと、もしかしてこれがコメディとして捉えられていた世の中があったのかという迷いがあったり。うーん、日曜日の夜に見るもんじゃなかったですよ。【追記】これは、どうしようもない巡り合わせになったときには、墜ちて落ちて落ちきってから立ち上がれというような、坂口安吾の堕落論的なお話なんだなと思い至りました。それであったら、なおさらちゃんとコメディにしてもらわないと。ラストシーンの小沢昭一的なトコロがやっぱり輝いてたと思いますので。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-01-24 21:48:10)
246.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
戦争を止めるためには軍神アレスを仕留めなければならないって妄想が膨らみすぎて、その行動を妨げようとする勢力(ドイツ軍)に対しては、まったく容赦がないってなんかおかしくない?無敵のように強くて、美しくっていろんなことを知っているんだけど、幼稚。子供設定ならいざ知らず(ハンガー・ゲームの主人公がそうでした)、いくら育ちが特殊(女性しかいない島で、プリンセス)だったとしても。無垢が魅力なんだと思いますが、大人の女性がこんなだとなあ。ものすごくバランスの崩れたものをみているような気持ちになりました。ルーデンドルフ総監を倒して、何かに気づいたようでしたが、それから先はもう、それまで積み上げてきたテクニカルな戦い方を捨てたドカンボカン。まあ、オラには、わからなかったですよ。
[DVD(字幕)] 3点(2021-01-22 17:36:44)(良:1票)
247.  権力に告ぐ 《ネタバレ》 
渥美清みたいな主人公が、植木等のようなバイタリティで難局を乗り切る話なんだけど、コメディではない(シリアス)。…、なんかしっくりこない。とにかく、主人公のヤン検事がいいんですよ。昔、同級生にこんな正義漢がいたようなあというような。また、最後までセクハラ疑惑を気にしていたのねというところも。まあ、面白かったです。しかし、係争中の裁判に関わる事案なのに、やっぱ韓国の人は血が濃いよなあと思いました。作中アメリカ人に「韓国人は理不尽な主張が得意だからね」と言わせるとかなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-17 23:37:06)
248.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 
再見。本作視聴後、先日見た「NRAが破産申請」というニュースを改めて確認したところ、NRAの財務内容には問題なく、何やら政治的な戦略があってのことらしいとのこと。本作の頃より、もっと事態はもっとこじれているような感じがします。アメリカの銃による死亡者も、いろんな統計がありますが、発表当時(11,127人)より(増えていても)減っていることはなさそうです。恐怖が疑心暗鬼を呼び、それにより社会が分断され続けている。コロナ禍ではそれが更にひどくなっている。ワタシも作中一番まともだったのは、マリリン・マンソンだと思います。コロンバインの街の人に話すとしたら何を言いたい、とムーアに聞かれた彼の言葉がシビれる。「何もだ。黙って彼らの話を聞く。それが大事だ。」
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-01-17 22:44:44)
249.  ザ・ファブル 《ネタバレ》 
あれ…、これは面白いんじゃないか。オープニングの、流れるような殺陣シーン。ものすごいスピードで情報処理が行われている演出。ワタシ、ついてはいけませんでしたが納得感はあるやり方です。それとなんと言っても、岡田准一氏演じるファブルのキャラクターがスゴい好き。ゴルゴ13を全体に小さくしたような猫舌・猫背のおっさん(40)。かっこいいのか、かっこ悪いのか。かわいいのか、気持ち悪いのか。原作未読で、この先読まないことに決めましたので、ワタシのファブルは岡田准一のみ。次回作も楽しみにしています。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-01-10 14:12:08)
250.  ミッドナイト・エクスプレス(1978)
六角精児さんが、20代の頃から繰り返してみて元気付けられている(毎日新聞 2020年11月17日)という本作。ラストシーンに元気付けられるとのことなのだが、本作で元気づけられるという六角氏に計り知れない奥行きを感じる。
[DVD(字幕)] 5点(2021-01-09 18:24:47)
251.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 《ネタバレ》 
これは、いかがなものか。闘牛士としての誇りが動機だったという皮肉を描きたかったのだろうとは思いますが、逆に言えば、それしか趣向のない脚本ですもんね、犯行は雑だし、にわかに罪を認めちゃうし。脚本家に丸投げされたコロンボが、無理矢理お話のつじつまを合わせているような本作でした。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2021-01-09 09:05:51)
252.  ハッピー・デス・デイ 2U 《ネタバレ》 
前作は、油断して見たらあら面白いじゃんという作品でした。心して見始めるからハードルが高くなるのは、パート2の宿命です。彼女がループして生還した世界では、周囲の人には彼女の話は「とんでもない妄想」のはずなのに、そのたびごとに協力する友人たちが人が良すぎて、作品のまとまりというか、前提を壊しているようにも見える。ただし、前作視聴から9ヶ月間放っておいたのは失敗でした。続けて見てれば、もう少し面白かったと思います。そこは本当にもったいないことをしたと思っています。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-01-03 18:09:55)
253.  透明人間(2020) 《ネタバレ》 
うーん。結構な大立ち回りをするにもかかわらず、彼女以外の人には気配(空気の動き、立ち振る舞いの物音)を感じさせないというのであれば、最終的にはホントに彼女の妄想だった(あのスーツも含めて)ということかと思いましたが、そうではないのですね。オチもそうすっきりするものではありませんでした。はっきりとエイドリアンがボロを出すところを見てからの展開だったらよかったのですが。当方、簡単な観客なので。
[DVD(字幕)] 4点(2021-01-02 14:12:54)
254.  なぜ君は総理大臣になれないのか 《ネタバレ》 
例の、桜を見る会・前夜祭についての国会質問(令和2年2月17日)。まるで、大きな風呂敷をきれいに畳むが如く、丁寧で美しい小川淳也議員の国会質問を見て、本作に辿り着きました。本作を視聴して、なんと応援しがいのある小川議員なんだと思う。明朗で明晰。屈託がなく頭がいい。ワタシ、本来こういう人が苦手なんですけど、なんかそういうヒガミの対象にならないんですよ。家族にこれだけ応援されている人は本物です。井出教授の応援演説もすごい。暗雲立ち込めるなか、光が差し、そしてまた暗雲すら味方につけるかのよう。泣けるドキュメンタリー。32歳の初陣の輝きに泣いたし、小池禍(希望の党ブーム)の逆風を戦い抜いたところで泣いた。視聴後、タイトルの趣が変わる。視聴前は「疑問文」、つまり「あなたが総理大臣になれない理由はなんですか」なんだけど、視聴後は「詠嘆文」になります。「君のような人こそ総理大臣になるべきなのに、ああ、なぜなれないのか」。オレ、これ書いてる今、どうにかしちゃってるかなとも思うんですが、これは10点だ。【231223変更】10→9点。最近は、「だから君は総理大臣になれないんだ」。
[インターネット(邦画)] 9点(2021-01-01 22:01:47)(良:2票)
255.  柳生一族の陰謀 《ネタバレ》 
豪華なのはわかるが、それが押し付けがましい。登場人物が全員、直球勝負。軟投派がいないんだ。だから、味が単調。なので、ワタシには昭和の結婚式の引き菓子のようでした。歌舞伎が楽しめるような素養があれば面白いのかも知れません。
[DVD(邦画)] 2点(2020-12-24 22:07:36)
256.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 《ネタバレ》 
ラストシーンの冗談の日本語訳がテキトー過ぎて、なんだかコロンボが物語の最後に気の利いたことを言おうとして、スベってるみたいになってて気の毒でした。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2020-12-23 22:43:14)
257.  ペガサス/飛馳人生 《ネタバレ》 
うーん。なんだろうなあ。例えていうなら、昭和の少年雑誌で早々に連載が終わってしまったC級レース漫画を、なぜか現代の技術で実写化に成功してしまったような感じ。だから、基本的にはつまらないんだけど、妙な感じでオカシイところがあるんですよね。「朱春娟(チュンジュエン)のおかげだ」というところで、不覚にも笑ってしまった。一体誰なんだよ。なんか、取るに足らない面白さとでもいうのかなあ。破綻してるけど、憎めない。不思議な映画だったなあ。どうしても2点だとは思うんだけどね。
[DVD(吹替)] 2点(2020-12-18 20:45:58)
258.  グリーンブック 《ネタバレ》 
物語後半、どんどん打ち解けちゃって、すっかりいい話みたいになっちゃうんですけど(そこがいいとも思っていますが)、前半の世慣れたイタリア人と、何か屈託のある天才黒人ピアニストのギスギスしたパートも好きでした。太陽のような主人公(イタリア人)に照らされて、静かに輝く孤独なピアニストが何を企んで南へ演奏旅行に旅立ったんだろうとワクワクしていました。ミュージカルよりも音楽がキモ(ドン・シャーリーの才能)の作品なんじゃないかと思いますので、いいスピーカーのついたシステムでの視聴をおすすめします。トニーの奥さん、かわいかったぁ。手紙を読むシーンや「あ、お父さん、帰ってきた」のシーンが好き。【追記】なすさん、ありがとうございました。元々はそう言ってたんですね。しかし、そうなると字幕翻訳は二次創作ともいえるものですね。賛否あって然るべきかもしれませんが、この翻訳も私は好きですよ。
[DVD(字幕)] 7点(2020-12-06 22:59:47)(良:1票)
259.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
■全国民が固唾をのんで見守った、あの日、あそこで起こっていたこと。とても知りたい気持ちはある。しかしそれは、こんな風に脚色された、センチメンタルなのではなく、硬派な事実だけを知りたいんだ。■あの事故のことを描くのであるなら、事故以前の原子力政策と、事故後の世論の日和見を描かないと、50人の壮絶な絶望は伝わらないんじゃないだろうか?■あの事故は、終わっていない。■復興五輪のためのプロパガンダとして作られた作品が、コロナ禍により早々にその役割を終えた。見ていて、悲しくなりました。
[DVD(邦画)] 2点(2020-12-04 10:46:31)(良:1票)
260.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 《ネタバレ》 
犯人自身が目撃者って話の持っていき方はすごい好き。なので終幕の鮮やかさはあリます。しかし、医者でしか使えない薬物を使って、催眠術で遠隔殺人って、精神科医である犯人のこと、脚本家がバカにしすぎてないですか。ボーデン医師に「(あなたに)殺人事件について質問しているんですよ!」とキッパリ言ったコロンボは地味にカッコ良かったです。【追記】狐狸庵先生って言ってるみたいじゃなかったですか?
[地上波(吹替)] 6点(2020-11-27 20:00:44)
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