261. フロム・ヘル
阿片中毒でたいした捜査もせずに悩みまくっている主人公。そんな感じ。ひとつの売春グループしか狙われていないのだからどうにかせいよ…。事実はそうだったのかなぁ。 5点(2002-08-27 12:18:17) |
262. 千と千尋の神隠し
神様も含め「欲」に対する接し方で、いろいろ考えがめぐる作品でした。「欲」の恐さは、くされがみに間違われたものや、カオナシに特に感じました。千尋は成長というよりも最初から強い子だったという意見に賛成。逆に子供ならではの無垢さで「欲」に抗う事が出来て教えられるところがあった感じです。大人になると「欲」に弱くなるのだなぁ。生きていく上で「責任」が出てくるからなァ。油屋の俗っぽい嫌な感じを与える場面から、電車に乗り綺麗な海に転換させる場面いいですね。清々しい気持ちの解放感です。 7点(2002-08-27 12:06:31) |
263. アメリ
アメリの内なる世界を外に広め、人々に影響を及ぼしていく姿がとても可愛かったし、ある意味頼もしかったです。人ばかり気にして自分を変えていくだけの人が多い今の世の中、この無邪気な個性に引かれました。仕掛けられた謎解きも楽しかったです。久しぶりにフランス色のフランス映画を見た気持ちでした。一場面一場面、女性雑誌のグラビアに載せられるようなきれいな写真でしたね。アメリのファッションは最高。 7点(2002-08-16 09:55:15) |
264. 少林サッカー
楽しい~~~!これはもうなんと10点入れてしまう!どんなに楽しいテーマパークもこの映画には勝てないでしょう。笑って泣いているのか感動して泣いているのか分らなくなる。これを作れるチャウシンチー!天才!←演じる主人公のパワフルな素直さ大好き。饅頭屋の前で「ドミソミソ」と歌うあなただけでも10点! 10点(2002-08-07 04:38:04) |
265. 修羅雪姫(2001)
まだまだ日本のアクションも捨てたものではないですね。あとはストーリー。これはもう少しひねらないと・・。この監督はもっと何倍も予算をもらって作品を作る価値のある人に感じました。いつものままの釈有美子が急に強くなる作品も見たい。そういえばこの映画、キャラ設定がいかにもなんですよね。 6点(2002-07-17 02:36:32) |
266. ミート・ザ・ペアレンツ
登場人物の性格やコメディーの的がブレていてしまって、なにも残らぬストーリーとなってしまっていました。デニーロという人は、昔は脚本を吟選して芸術家肌だったと思うのですが、いい意味でも悪い意味でも好々爺になってしまいましたね。出てくる家がお洒落だなぁ、なんて全然違う事考えて見てしまいました。私は見ていないのですが「オースティンパワーズ」の監督だったのですね。この様子だと「オースティン~」も・・・。 3点(2002-07-14 10:54:46) |
267. ブロウ
飽きさせない軽快なテンポでした。娘の愛が欲しいと嘆くのは分かるけど、それなりの事し過ぎています。後半は麻薬中毒ならぬ麻薬密売の中毒になり、それから逃れられない男の悲劇と見ました。このような人は「これで最後」が何回も続きそう。それにしてもレイリオッタは変に良いですね。「グッドフェローズ」に似てる映画だなと思っていたら、あの映画も主演レイリオッタ。いつも瞳孔が開いてる。 7点(2002-07-09 10:14:39) |
268. 陰陽師
しかし魅力的。野村万斉、野村万斉、野村万斉、野村万斉。野村万斉満載の映画。言いたい事(特撮問題、伊藤英明問題、「オレたちひょうきん族」のセットではないか問題、蜜虫ルックス問題)はいっぱいあるけど、もういいでしょう・・・。失礼。 5点(2002-07-04 11:28:41) |
269. メメント
《ネタバレ》 《全体的にネタバレ》いつまでたっても真実を求められない。自分で自分をも操ってしまう利己的な人間の悲しさを感じました。しかしこの描き方だとあのラストも本物か?もう少し先まで描いたら客観性が出たはず。この監督は『エンゼルハート』に影響を受けてたのか~。これも自分オチといえばそうですものね。何回目かのシーンで隠してあった拳銃は、なぜすぐ取り出せたのか?後いろいろ気になる点が・・・。もう1回見なくては~。でも返さなければいけないし。辛い秀作。 8点(2002-07-02 09:20:03) |
270. バンディッツ(2001)
犯罪映画としても徹しきれず、コメディとしても弱く、余り引っかかりが少ない映画でした。悪い事をしてるのだから、預金は保険で守られてるとか家族と自然と仲良くなっていってるんだよと言い訳がましい描き方は好きではないです。たぶんコメディーとしての弱さがそう感じさせるのでしょう。最後『いっちょかもろう』とした仕掛けも軽度なトリックでした。いつも何か病気ではという心気症は面白かった。こんな傾向の人っているいる。私も。 5点(2002-06-11 14:03:44) |
271. ハリー・ポッターと賢者の石
雰囲気は大好きです。子供が子供なりの危機に遭い子供なりの努力をしてて可愛らしい。しかし映像と音のダイナミクスをもっと使うべきだと思うのですが、中途半端な使い方でした。ストーリーもこま切れで積み重なっていく高揚感がありません。最後はえこひいきですものね。家族で見れると言う事でプラス1点。 6点(2002-06-08 09:47:36) |
272. 五条霊戦記//GOJOE
どうも作品に重みがないな、と思っていたら登場人物たちの話し方に迫力がないのです。腹の底から出してないというかドスがきいてないというか。カメラは本当に動き過ぎで、位置関係がわかりづらくなるほどの落ち着きのなさ。殺陣の下手さ(スターウォーズでなく黒沢明!そうそう!)もあいまって、これも作品を軽くしてる。船木だけが重厚だった。 5点(2002-06-03 14:51:26) |
273. プルーフ・オブ・ライフ
緻密な交渉を期待していたのですけど、結局は数人で乗り込んで多勢を抑えるお決まりの簡単なアクションになってしまっていました。ランボーにまかせろ。人質のデビットモースが強気過ぎて悲壮感がわかなかった。ウイリアム・H・メイシーみたいな切なげなオジさんだったら「この人を助けて!」感がもっと出たでしょう。私は少し前、ラッセルクロウとデビットモースが同一人物だと思っていて、その時に見たら「あっ、別々のひとなんだあ!」とちっちゃい悲しい発見をしてたことでしょう。 5点(2002-06-03 14:05:32) |
274. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
これはこれは皆さんおそろいで好評ですな~。アニメでは久しぶりぶりに感動したぞ~。カーチャン、トーチャン、娘で5、6回見てしまったぶりぶり。子供の強制力強し。娘よ、チョコビーは買えないんだよ。たぶん。 7点(2002-05-26 04:43:08) |
275. キス・オブ・ザ・ドラゴン
せっかくのアクションなのに、どうもどうも見づらい。カメラが寄り過ぎていて、カット割りが多すぎるのだ。ジェットリーのアクションは素晴らしいのに、この監督は消してしまっていました。ジェットリー扮する刑事が頼る若い相棒(?)、後から撃たれて死んでしまう人なんですけど、あの人いいな~。 5点(2002-05-26 04:32:41) |
276. ムーラン・ルージュ(2001)
良く出来た美術、音楽、衣装、照明、踊り・・・・・・・・・なのですが安っぽいスートリーと浅薄な人物描写に心が乗れませんでした。行ったり来たりするだけのラブストーリーは何百回見た事か。「ロミオとジュリエット」を見た時のような退屈さをまた感じてしまいました。期待した分-1点。 5点(2002-05-21 01:05:33) |
277. GO(2001・行定勲監督作品)
良く出来た脚本と演出に、久しぶりに集中して見ました。主人公がベタに強かったり、ベタな恋愛(拒絶から仲直りのあたり)をしたのは気になりましたが、とにかく楽しいセリフが多くて筋運びがうまい。在日問題に対しても突っ込み過ぎず、生きのいいあんちゃんの叫びとして描いてる所が逆にリアルでした。ジョンイル君みたいな子を主人公にして描いても面白いものが出きるのでは。 9点(2002-05-14 00:40:45) |
278. キャッツ&ドッグス
なんといいますか楽しくないのですね。ワン。仕掛けは楽しめましたけど。ニャン。 4点(2002-05-04 01:10:44) |
279. ロミオ・マスト・ダイ
可愛らしい感じもする主人公で、思ったよりほのぼのとしていて肩張らず見れました。地に脚をつけず5人(6人でしたっけ?)蹴るなんてもう`踊り’。ブルースリー世代の私としては、彼にやらしてみたかったななんて思ってしまいます。格好の素材なのでは。でもブルースリーは実写。ワイヤーアクションでは笑ってしまう。 6点(2002-05-04 01:07:50) |
280. A.I.
評判があまり良くなかったので、期待せず見れたのでそこそこ見れました。相変わらずスピルバーグの映像と音楽はいいね~。愛情を受けられないロボットの悲劇というよりも、不完全に作られたロボットの悲劇という感じです。命令されたら髪を切ったり、恐怖を感じると錯乱してしまうロボットは困る。親子愛という題材は好きなので、強引ならストも「良かったね」なんてほのぼの見てしまいました。公開当初自腹で劇場に行ってたらもっとシビアな感想を書いていたでしょう。瞬きの件に関しては【ケイ・コ】さんに同感。 6点(2002-04-18 01:32:02) |