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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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301.  プレッジ
作品は一見、犯人探しをしているようでいて、実は一人の男の執念を克明に追った点が狙い。そして、この引退したベテラン刑事の長年の感による、思い込みあるいは妄想ともとれる執拗な捜査に対して、まったく予想外の結末が用意してある。果たして“あの人物”が犯人だったのだろうか?なんとも虚しい結末だが、ひとつの事件が人知の及ばないところで展開し、まったく予断を許さないものだと言う事を、S・ペンは言いたげだ。それにしてもこのことごとく予想をはぐらかせる演出力は、彼の監督としての力量を十分証明しているし、一種の強迫観念のように個人的な意地で犯人探しをする主人公を演じるJ・ニコルソンの主演男優賞級の好演もあり、本作はまったく無駄のない、サスペンス映画としては申し分のない出来となっている。
9点(2002-10-14 15:28:06)
302.  スウォーム
蜂の大群が襲ってきて村中がパニックになるという冗談のような御話を、豪華キャストを使って大真面目に撮ったアーウイン・アレン作品。いかにも取って付けたような添え物的な人間ドラマと、いくら大群といえども蜂が主役では大作映画としては面白くなりようがなく、同時期に公開された「ポセイドン・アドベンチャー2」という駄作と共に、アレンの監督としての才能の無さがモロに出てしまったような作品だった。
5点(2002-10-12 17:40:13)
303.  ハイ・クライムズ
どこか陰のある、悪く言えば陰気臭い顔立ちのJ・カヴィーゼル。最近(何故か)売れっ子の彼が被告人となり、上映時間をかなり残して無罪を勝ち取ったならば、やはりラストのどんでん返しは予測の範囲。信じていた、そして愛していた彼が○○だった・・・というのは、「白と黒のナイフ」という名作があるが、残念ながらそれ程の意外性やインパクトはない。ただ、手堅い演出と、アシュレイ・ジャッドの青アザのできた顔もまたチャーミングだったという印象は残った。
6点(2002-10-12 17:14:21)
304.  DRIVE
1時間ぐらいで終わりそうな話の内容を、無理矢理引っぱっているような印象を受ける作品だ。(そのひとつひとつのシーンのなんと長いことか。)しかも“ドライブ”というタイトルからはまったくかけ離れた展開をみせる。せっかくのキャラを集めたのに、偶然とは言え自らの進むべき道を次々と発見し、早々とフェイドアウトしてしまうのは余りにも勿体無いし、これでは堤真一と関わり合う必要性がないし、同乗する意味も薄れてしまう。さらに、仲間を裏切って金を持ち逃げした筧利夫に、彼らが最後まで会うことがないという設定にも不満が残る。結論を言えば、面白くもあり、面白くもなし。SABU監督作品は初見だが、場面場面で勝負する人のようで、このようなツッコミなど意に介していないのだろうけど・・・。
6点(2002-10-12 16:47:58)
305.  ウインドトーカーズ
敵を倒すことに躊躇していた彼らが、仲間が犠牲になってからと言うもの、突如、殺人マシーンに変貌してしまう怖さ。戦争映画・反戦映画につきもののイデオロギーなど、ここではスッ飛んでしまい、単なる戦場を舞台にしたアクション映画にしか見えてこないし、さらに苦悩するN・ケイジの姿などいかにも付け焼刃といった印象を受ける。が、そこはJ・ウー監督。さすがド派手なアクションと泣かせのツボは心得たもので、水準を越えるエンターテインメントに仕上がっている。本作の特徴とも言えるナバホ通信兵を演じたA・ビーチやR・ウィリーの起用が、どうやら功を奏したようだ。
6点(2002-10-12 15:57:41)
306.  トンネル(2001)
物語は東西のベルリンの壁ができる直前から始まり、やがてその壁を挟んでの脱出する側と阻止する側の攻防を克明に追っていく。残された家族を救出するためにトンネルを掘るという、共通の目的を持った人々の様々な思いが交差し、その人間模様が過不足なく描かれていく。その小気味よさ。そして多くの犠牲と障害に遭いながら、それでも生きていく希望を子供に託すラストは感動的ですらある。現代史の一断面を真正面から捉え、長尺で重苦しい内容でありながらも、ハリウッド製とはひと味違う、力の入った娯楽作に仕上げたローランド・ズゾ・リヒター監督の手腕は、高く評価されていい。
8点(2002-10-12 14:52:45)
307.  スクービー・ドゥー
全米で記録的大ヒットをしたほど、アメリカではお馴染みの人気作との事だが、さっぱり知名度の無い我々(少なくとも私個人)にとっては、“何故?”と思わずツッコみたくなるところばっかりで、まったく不可解な作品だと言える。要するに最初から最後まで一体どこがどう面白いのか、さっぱり意味の解らない作品なんですよネ。これほどコメントに困る作品もないのではないだろうか。(笑)
2点(2002-10-04 00:35:42)
308.  猫の恩返し
「もののけ」や「千尋」といった、いわゆるジブリ・イベント大作を見慣れてしまった為か、本作はなにやら“普通のアニメ”といった印象が強い。しかしアニメとは本来こういうモノなのではなかったか。我々はいつから作品に深いテーマ性や映像の美しさと言ったような完成度の高さを求めるようになったのだろうか。つくづくジブリ・アニメの功と罪というものを感じると共に、今後の方向性に一石を投じた作品のような気がする。
6点(2002-10-04 00:14:50)(良:2票)
309.  トータル・フィアーズ
いかにも大作っぽくて、緊迫感溢れるストーリーでありながら、画面からそれがさほど感じられないのは、やはり作り手側の“核”に対する認識の甘さと、フィル・アルデン・ロビンソン監督の演出の緩さによるものに他ならない。いくら広島・長崎に投下されたものより小さいとはいえ、車やヘリが砂嵐に遭った程度の描写では「恐怖」を感じようがないではないか。やはり核の破壊力とその後の凄惨な状況というものをしっかり描くべきで、被害者意識丸出しの「パール・ハーバー」では見事にそれをやってのけていたではないか。ひとつの都市が破壊されていても、そんな事がまるで無かったかのように、いとも簡単に仲直りの共同声明が発表され、それを恋人と遠くから眺めるB・アフレックのニヤけた顔・・・という、この何とも締まらない作品を象徴するかのようなエンディングではある。
6点(2002-09-23 23:26:44)
310.  チョコレート(2001)
自殺に追い遣ってしまうほど息子を嫌い、自分の幸せの為には父親を施設に放り込んでしまう事も厭わないという、かなり身勝手な人種差別主義の男。その彼が事もあろうに、これまた不幸を絵に描いたような黒人女性を愛してしまう。それはまるで心の空洞を埋め合わせするかのように。果たして彼は本当に彼女の事を愛しているのだろうか。映画はそのあたりの様々な“何故?”の描き込みが不足している為か、なにか釈然としない印象で感動するまでには至らない。しかしその作品的欠陥を主役の二人の熱演が補っているのがなによりの救いだ。男の素性を知ってしまったた彼女が、彼の差し出すスプーンを黙ってそっと口にする幕切れは、静かな余韻を残して秀逸。
7点(2002-09-23 18:18:22)
311.  バイオハザード(2001)
結論から言うと、予想以上に出来が良く、実に見応えのある作品となっている。単に日本が生んだ世界的人気ゲームの映画化という以上に、アイデアと技巧を凝らした、まさに力の入ったアクション映画となっていて、こういった作品にありがちな企画の安直さなど微塵も感じさせない。見せ場のひとつ、逃げ場のない通路でのレーザー攻撃で人体がスライスされるシーンは、見事な特殊効果で唖然としてしまうほど強烈なインパクトがあるし、ゾンビ化した人間たち以上にドーベルマンの襲撃シーンはさらに恐怖心を煽って、少々呆気ないものの新機軸としては面白く出来ている。さらなる展開が予想される終末観溢れるラストの視覚映像もなかなかのものだが、ただ前段の研究施設から地下鉄道での脱出のタイム・リミットのスリリングさが出ていないのが惜しい。
8点(2002-09-16 16:07:54)(良:1票)
312.  続・激突!/カージャック
映画の後半のワンシーンに、夕陽に向かって驀進するパトカーといった美しいショットがある。これと良く似たシーンに、後年のスピルバーグ作品「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のエンディングに描かれる、やはり夕陽に向かって疾走する馬群を連想してしまう。あたかもパトカーが主役であるかのような、そしてそれを馬に見立て西部劇を現代に置き換えたようなこのスピルバーグ劇場映画デビュー作は、家庭という秩序崩壊を扱ったハシリともなった異色のロード・ムービーだといえる。実話の映画化だったと記憶しているが、その賑々しさとブラックさはいかにも若き日のスピルバーグらしい才気を感じるし、まさにこれぞアメリカ映画だという印象をうける。ラスト、きらきら光る河原での逆光で捉えたシルエットの美しいシーンなど、名手ビルモス・ジグモンドのカメラが冴え渡る秀作。
8点(2002-09-16 15:21:40)
313.  海は見ていた
遊女の世界を描いた作品としては、よくありがちなストーリーで、とりたてて目新しさは感じられない。黒澤明の遺稿で初のラブ・ストーリーというだけで、果たしてなぜ今映画化したのか、大いに疑問の残る作品だと言える。江戸時代の深川に展開される人間ドラマに、どれほどの深い意味を持たせられたのだろうか。往年の活力を失った熊井啓の演出は上滑りをするばかりだ。クライマックスの豪雨のシーンはいかにも黒澤らしく豪快だが、そこで展開される作劇とのズレを感じるのは私だけだろうか。それにしても惚れっぽい娼婦役の遠野凪子は、大半のシーンが泣き顔ばかりで、ほとんど演技らしい演技をしていないのには困ったもので、さっぱり印象に残らない。むしろ少しも娼婦に見えない清水美砂の、相変わらずぶっ飛んだ存在が痛快で、このつまらない作品を救っている。
6点(2002-09-13 00:46:32)
314.  ル・ブレ
フイルム・ノワール的でいかにもフランス映画っぽいのはオープニング・シーンぐらいで、その後の展開はむしろマサラ・ムービー的デタラメぶり。しかし基本はコメディなんだろうけど、妙にシリアスな部分もあって、チョット不思議な感覚の作品でもある。例の大観覧車をぶっ壊すド派手なカーアクションは、ほとんど序盤だけで終わってしまい、凄まじいカーレースなどを期待する向きには肩透かしを食らってしまう。ポスターに騙されてはいけませんぞ。
6点(2002-09-13 00:05:48)
315.  RETURNER リターナー
ベースは「ターミネーター」を逆手にとったもので、後はご存知「マトリックス」「E.T.」「MI:2」等々(「異人たちとの夏」を彷彿とさせるシーンも・・・)、引用作品を挙げるとキリがないほど。“節操がない。”“オリジナリティがない。”と言われればそれまでだが、しかし、それらのヒット作のテイストが決して模倣ではなく、巧みなアレンジでドラマ及びアクションにしっかり生かされ、立派に自己主張している点で、実にしたたかな作品となっている。テンポの良い演出もさることながら、シャープでスピード感溢れるアクションと、VFXの完成度の高さには脱帽せざるを得ない。さらに、主役二人を喰ってしまいそうな岸谷五郎のキレっぷりが、作品をより魅力的なものにしている。作り手の頭の良さを痛切に感じさせる作品だと言える。
8点(2002-09-12 23:41:41)
316.  タイムマシン(2002)
過去・未来を問わず、一瞬にして自由に時間移動できる事は、まさに人間の究極の夢であり願望でもある。その驚異の体験をしているにもかかわらず、何故か主人公(G・ピアース)の表情は冷静そのもの。やはりここは、例えば「ジュラシック・パーク」で初めて恐竜に遭遇した時のL・ダーンの表情を見習うべきで、或いは「コンタクト」の異空間でのJ・フォスターの陶酔したような表情こそが本来の在るべき姿なのではないだろうか。この作品の最大の欠陥は、本来思い入れたっぷりに描くべきところを、まるでタイムマシンで次々と瞬間移動しているかのように、個々のエピソードと画像を流してしまっている点にある。「2001年宇宙の旅」での導入部からモノリスが登場するまでの、荒涼とした太古の自然をじっくりと収めた撮影の素晴らしさを思い浮かべてみれば、本作の(超)未来の自然描写などほとんど一瞬でしかないのは、上映時間の問題もあるのだろうが、S・ウエルズ氏は監督として余りにも拘りがなさ過ぎるのではないか。後半のご都合主義でつまらないドラマにウエイトをかけるよりも、前半にもう少し木目細かで丁寧な描写が欲しかったと思うのは私だけではない筈だ。「時間」をテーマにしている作品だが、どうやら映画そのものが時間のバランスを崩してしまったようだ。ただ、オリジナル版にオマージュを捧げたようなレトロなタイムマシンの美しさに魅せられ、敢えて評価を高くした。
7点(2002-09-09 00:48:36)
317.  es[エス](2001)
二週間の期限付きで高額の報酬で雇われた男たちの模擬実験による獄中体験。実話だとか。彼らは囚人側と看守側とに分けられるが、やがてこの監獄ゴッコで徐々に人間の本性が露わになっていく。そのプロセスが実に巧みで、まさに罪人と権力者との構図が明確となってからというもの、その人間性を否定するかのようにエスカレートする屈辱的な暴力描写に、我々観客は否応でも緊迫感・恐怖感を強いられることとなる。なぜ彼らはそこまで暴徒化したのだろうか。金に目が眩んだという弱みを持ったこの男たちが、なんとも哀しい。いつの時代にも通じる権力者としての快感と狂気を鋭く描いて、近年稀に見る上質のサスペンス映画だと言える。
9点(2002-09-07 23:22:00)
318.  陽はまた昇る(2002)
かつてマスコミを賑わしたビデオのβとVHSの熾烈な競争社会の裏話だが、脚色の良さと手堅い演出、そして温厚なキャラの西田敏行や、珍しく実直な役柄の渡辺謙らの好演もあって、決して刺々しい作品にはしていない点、好感が持てる。伝統ある東映お得意のこの集団人情話には、久々にホッとするような作品に出合ったという想いで一杯だ。
7点(2002-09-06 23:21:15)
319.  とらばいゆ
瀬戸朝香扮する麻美は気が強くて身勝手で、いくら仕事のためとは言え、周囲の意見にまったく聞く耳を持たない女流棋士。不調続きでランク落ちの危機に瀕し、優しく気遣う夫との関係もギクシャク状態。妙に優しくされる事がかえって彼女のイライラを募らせ、何かにつけ八つ当たりして、ほとんど意地を張っているとしか思えない気分を、瀬戸が巧みに演じる。それにしても彼女の妹ともども、自分の都合だけで生きているような女たちに対して、夫や恋人(元彼も含めて)といった、ここに登場する男たちのなんと優しいことか。夫の本当の優しさに気づき、やがて自我に目覚める主人公という定石通りに話は進むが、ひとつ間違えると嫌味で不愉快な作品になるところを、大谷健太郎監督の明るくテンポの良い演出と、出演者それぞれの好演で補っている。
7点(2002-08-26 00:36:31)
320.  マジェスティック(2001)
「ルークが還ってきた」と信じて疑わなかったローソンタウンの人々。いや、無理からでも信じたかったほど、若者たちを戦争にとられた町は失意の底にあったのだと言える。町の希望の星となったピートを、ルークだと信じて静かに息を引きとる父親を、本当の息子のように涙ながらに見取る彼。使用人ですらその正体に気づいていたのに、父親が気づいていなかった筈もない。彼は幸せに死んでいったのだろうか・・・。それはラストに映るふたりの写真がすべてを物語っているような気がする。そして映画がまさに娯楽の王様であったこの時代、悲しい歴史の側面がありながらも、夢や希望を失わなかった人々の思いに胸が熱くなる。主人公を演じるJ・キャリーの屈託のない明るい表情が、この作品に生命を吹き込んでいる。それほど本作での彼は素晴らしい。
8点(2002-08-25 17:34:44)
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